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「は、はか、謀ったんですか、わたしを……!?」

 

最愛の女性の命と引き換えに生き延びてしまったラミ。

偶々立ち寄った街で彼は、エイネの後輩である神子キトリー・シリーと出会う。

彼女は、神子としてのスペックはあれど、それを使いこなせていなかったため……ラミを師と仰ぎその教えを受けることに。

しかしまぁこのキトリー、神子として選ばれたスペックあるのに概ねポンコツというか。朗らか脳筋ガールというか。

 

作中で師と競争して、女子力の勝利だと叫んでましたが。女子力とはと聞かれて、

「それはもう体力腕力脚力その他諸々の総合力ですよ、師匠!」

「完全に物理じゃねえか……」

と言われるくらいには筋力に全振りというか。初代神子を、これが神子で本当にいいんですかと問い詰めたい気分。

 

まぁ、ラミが「救世を諦めさせようとしている」のに対し「絶対にあきらめない」と分かっているキトリーという組み合わせはアリだったのでは。
キトリーが間に居るおかげで、アウリも話を聞いてくれてる部分あるでしょうし。

簡単に真意を語らないラミが最初にアウリと出会ってたら……戦争になってたろ……

いやアウリもアウリで、あの詠唱は卑怯というか。彼女もかなりひねくれてる感じがしてますけどね。