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「世の中の人間すべてが、おまえみたいに割り切った考えができれば、もう少し苦労は減ったんだろうがな」

 

オルヴィエト達は動きを止めず。

各国の拠点を破壊し、神巫を襲撃し割と好き放題に動いてますね。

そして、事態を重く見たアーマッドの王は、自国の首脳陣に隠された真実を打ち明けて。

 

神巫に刻まれるコントラートについての真実。

そこからさらに踏み込んだ、アーマッドの隠していた歴史。

いやはや、人の業の深さを感じる話ですね。ありえない、とはとても言えない絶妙な塩梅です。

本来は知るはずのないその秘密すらオルヴィエトは知ってる可能性がある。

だからこそ、口封じに次は殺さなくてはならない、という非情な判断を下せる辺りもいいですねぇ。王様結構好きです。

 

ディーの過去についても明らかになっていましたけど。

リヒテルナッハの抱えていた秘密。過去の、火事の本当の原因。

そうした真実を突き付けられても、戦う事を選んだ彼の覚悟に敬意を。

 

黒鋼の魔紋修復士12 (ファミ通文庫)
嬉野 秋彦
KADOKAWA/エンターブレイン
2015-04-30