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「私に寄りかかればいい、美世。もっと、本心を言え。わがままになれ。そうしたら全部、受け止めてやれる」

 

美世が、清霞に追いつきたいと勉強を始めて。

信用できるというのもあるんでしょうが、そこで教師役に姉を連れてくるあたり清霞も過保護だ。

婚約者候補を追い返してばかりだった清霞が、ついに相手を定めたとあって一時噂にもなっていたようですしね。

 

二人の交流はとても初々しくて、美世が少しずつ変わってきているとはいえ、まだまだ自分に自信がないのが、勿体なく思えますが…

そういきなり変われるものでもない、か。「家族とは、何なのですか」という彼女の悩みは、切実でこちらの胸にも刺さるようでした。

 

じっくりと距離を縮めている2人を見れれば満足ではあったんですが。

周囲がそれを許してくれず。特に、美世の血。薄刃の異能に絡んだ暗闘は正直気持ちのいいものではなかったですねー。

いや一読者としては、薄刃家関係の伏線を回収してくれたのは嬉しかったですけど、それはそれ。

だから、最後の方に「はらわたが煮えくり返っておるのだよ」と言ってくれるキャラがいてよかったです。ああいう人が上に立ってくれれば、今後は安泰でしょう。