「なあ諸君 仲間はずれはよくない」
「砲兵隊とも仲良く遊ぼうではないか」
大隊編成の任務を任されたターニャ。
最前線にたち、撤退は最後という地獄のツアーへようこそ! と上にいい顔をしつつ現場の人間を振るい落とそうとしたが失敗。
「これに勝る募集広告はない!」というターニャとレルゲンのすれ違いっぷりに笑う。
副官に少尉になったヴィーシャが据えられて、かなり気を遣われた人事。
募集が大量に来たせいで追い込まれて、一次試験はともかく、それ以降はかなり過酷な試練を課してましたけどね。悪鬼か鬼神の類しか残れないだろうが、とか考えてましたけど、思いつくあたりアナタも相当なのでは……
それで生き残って大隊を編成できてしまったのが、幸運だったのか不運だったのかは、わかりませんがね……
精鋭に鍛え上げられた結果として、前線送りが確定ですし。いやまぁ、元々そういう構想の大隊ですが。
新たにダキアが侵攻してきたという情報まで入って、綱渡りの上でなりたってたんだな帝国という感じ。