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「皮肉だな。真意を問うつもりが、試されているのは私であったか……そうかレーレーン。其方がそんな事を…………」

 

大始祖の手によって、四種族が封印された。

人々は長い戦いの終焉、ひと時の勝利を噛み締めていましたが……

機鋼種と遭遇し、この終わり方を認められないカイが行動を開始。

五番目の墓所の存在。人類も、いずれ封印されるのではないか、という主張。

それは間違ってはいないものの、証拠もなく。ジャンヌ達は様子を見たいというスタンス。

 

もどかしさを感じるやり取りでしたが、石化していた為に難を逃れたアルフレイヤをバルムンクが発見して。

回収にジャンヌ達を足を運んでみたら、神の御使いを名乗る極楽鳥の襲撃を受けることとなって。

ことここに至って存在を隠さなくなってきましたねぇ。人類が居ようが、容赦なくアルフレイヤ倒そうと攻撃してきましたし。

                                                                                                                        

まぁ、極楽鳥が現れてくれたおかげで、危機が思ったよりも近くに迫っているという事がわかって。ジャンヌやバルムンク達の協力を得られるようになったのは大きい。

そこだけは感謝してもいいよ、極楽鳥。大始祖の、神の使いという点で信用はさっぱりないけど。

大始祖たちに出し抜かれ、四種族は封じられた。けれど、カイがこれまでに積み重ねて来たものが無駄にはならず、アルフレイヤと協力体制を取れる切っ掛けとなったのも嬉しかったですね。

カイの思い描く未来へ繋がる第一歩となりそうでしたし。

 

……問題は、追い込まれた人類が足掻いている間に、当然ながら大始祖も、当代のシドたちも動いているってことですよ。

特に、アスラソラカ! 何する気だ一体……!!

8巻が冬予定ということで、待ち遠しいです。