「気にしてるのはそこですか? どこの乙女ですか?」
積読。ギルとの婚約が決まり、準備が着々と進んでいます。
確保した傀儡術師たちの拠点も設け、彼らへの教育も始まっているようです。
まぁ、最初は神官連れていたとはいえ、事故物件の除霊から入ってましたけど。
これまでもルゼは結構器用に傀儡術を使っていましたが、実際制御能力トップクラスみたいですねー。
彼女を苦戦させた組織のメンバーでも、皿をまとめて動かすのには難儀するとか。
ルゼと同じ、物を苦くする魔力持ちはいましたけどね。発現しやすいのか? 苦味魔力。
少しずつ勉強して、それぞれに未来を思い描けるようになったのには、安心しましたねー。良い庇護者を見つけたね、本当に。
聖女様の侍女であるウィシュニアの恋の話とかもありましたが。
メインは、地下で開催される王族の会議に合わせて足を運んで顔合わせをする流れになったところでしょうか。
またしてもギルが誘拐される羽目になってました。なんだこの王子様。普通そういう誘拐される役回りってお姫様だろ……まぁ、騎士モードのルゼが、割り切りまくった格好いい子だから仕方ないですね……