「俺は…まだ…生きてるぞ…!!」
「炭治郎を殺したければ まず俺を倒せ…!!」
苛烈さを増す上弦の参戦。
無尽蔵に続く鬼の体力に、義勇と炭治郎の2人掛かりでも押される展開。
柱と、柱から「柱に届くと言っても過言ではない」と評価された隊士を以てしても、負けないとか、上弦怖いわ……
そして戦いの中で炭治郎が覚醒。義勇のピンチを救い、上弦の首を斬った。
途中で馬鹿正直に叫ぶ辺りは、どこまでも炭治郎だなぁ、と言う感じでしたが。
無限列車の時、力が足りなかった彼がここまで強くなったんだな、と感慨深かった。
彼が意識を失った後、彼を庇おうと前に立った義勇。託されたものを後に繋ごうとする彼の姿は、鬼殺隊を支える柱そのもので、格好良かった。ほとんどモノローグで、炭治郎も失神してるので、誰にも伝わらないんだよなぁ、コレ。惜しい。
そこからアカザの過去回想に入るわけですが……いや、救いがない。重い。これまでの彼の行いが許されるわけではないですが、それにしたって。
おまけに、長くなりすぎるからと割愛されたこぼれ話でしんどさを増してくのが、もう本当に……ここで止まれて、良かったねと言いたい。
辛くも戦いを制したものの、2人は疲労困憊で失神。
場面は、上弦の弐と相対しているカナヲに移ります。彼女の戦う姿が初めて描かれたわけですが。当代の柱の中で唯一の継子なだけあるといいますか。
師の遺したアドバイスを活かし、戦っている姿も見事ですし……「貴方 なんのために生まれてきたの?」って言う場面とか迫力あって怖かった。
上弦相手に舌戦でも負けてないとか凄いわー。