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「大丈夫よ。……みんな分かってる。あたしも分かってる。だから何があっても誇りなさい」

 

2巻と対になる、第3巻。

前回は暑苦しい男たちの戦いが描かれていましたが……剣を手にした女たちだって、同じくらい暑いんだと。戦うためにここに居るんだ、という事が描かれていました。

後書きによれば、相当な難産だったようですけどねー。

帯の文句は「かわいいよりも、強いと言って。」。口絵にはその後に続く一文がありますね。

 

強い部分もあるし、弱い部分もある。人によっては逃げ出してしまうことや、目を逸らしてしまう事だってある。

けれど今、彼女たちはここにいるのだ。戦って、間違って、傷付いて。

そうして立ち止まったときに、見えていなかったものに気が付いた。そして、気が付いた後にはもう止まらなかった。

それぞれが前に進むために動いて、足掻いて。励まされたり、背中を押したり。

 

後書きで語られた、3巻のテーマ2つを真摯に描いてくれたと思います。未熟で青臭い青春模様は、とても輝いてる。

そして章間では、悠が部長となった後の8月の大会の様子が少しずつ描かれていました。うん、新しい形で戦う姿は格好良かったですよ。

4巻書けるかは不明瞭な感じみたいでしたが。もしかけたらそれが最後になる予定だとか。個人的には、続きを期待したいですが、さて。