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「では、やるぞ。あれは俺たちの命を懸けて倒すべき敵だ」

 

大きい風呂が欲しい、というリリスからの要望と、部下の慰労、直近の配下たちの状況等を踏まえて、大浴場を建設する事を決めたザガン。

いやぁ、相変わらずの行動力と言いますか。なんで魔王が風呂工事してんの……? ザガン自身は生まれもあって、あまりそう言った生活習慣に興味がなく、リリス筆頭に配下たちから意見を聞いて、できるだけいいものを作ろうとしてる辺りは凄い。

生活に直結している分、以前の釣り竿よりは活用できる範囲広いよ! いや、あの釣り竿も使えはするんだろうけど、ザガンの拠点森の中じゃないですか……

 

黒花とラーファエル、ネフィとオリアスの事情。黒花とシャックス、ネフィとザガンの関係。そうした、ちょっとこじれかけていた問題を、見事に溶かしたといいますか。

先を見ればきりはないんでしょうけど、ザガン達の陣営がまた一つ幸せに近づいたような気がして、心温まるエピソードが多かったですね。

 

ただ、穏やかなばかりで済むはずもなく。

ビフロンスとシアカーンの同盟は、更なる一手を打つために、もう一つ魔王の刻印を求め始めるし。

ザガンが探し求めていた、マルク絡みの情報やザガンの両親に纏わる話なんかも漏れ聞こえて来て。まだまだ断片的で、全体像は見えませんが……

 

最長老と呼ばれた、前魔王のマルコシアスが関与した戦いの規模の大きさに震える。

ついに姿を現した敵の姿と、ザガンの領地に懲りずに踏み込んできたビフロンスが残した言葉が、不穏で仕方がない。

一番衝撃を受けたのは最後の挿絵があった場面ですけどね。正直途中から怪しいとは思っていましたけど、本当にやるとは……容赦ないですね。

『この先の戦い』とは何を意味するのか。ザガンは、配下たちを守れるのか。彼の活躍に期待したい。