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「私が 一番最初におかえりって言いたいの」

ダーウィンズゲームのGMから、助けを求めるメールが来たカナメ。
その誘いに乗ることにした彼は、こちら側の世界のGMと接触する。
護衛官に任じられるのを利用する事に。

幸いにして、こちら側のGMである皇ククリとの縁が出来ていたのも大きいですね。
……対面するまで伏せられていたことではありますが。
話が通じるって言うのは本当素晴らしいことですよね。
ククリが抱えていた情報を聞いたり、カナメたちの嘆願を聞いてもらったり。
異能を鍛える手助けまでしてもらってましたし、こちら側に来たのも悪い事ばかりじゃなかったなーと言う印象が強い。

カナメたちを帰すのは、不可能ではないが条件を整える必要があって。
三か月かかると言われてたので、もうしばらく修行パートするのかと思ったら意外とさっくり時間飛びましたね。
こちら側の世界も一枚岩じゃなくて、王を崇める国家を蛮族とみなすような外国勢力も工作を働いたりしていたようですけど。
看板だけが立派だったな、と言う感じですかね……もうちょっと頑張れよ。
「いくらなんでも過剰戦力だろコレェ!」という内心の叫びが、もう笑えて仕方がない。
実際過剰戦力ですけどね。元の世界トップクランの戦闘メンバーとかですし。

さっくりカナメは帰還に成功しましたが。
他のメンバーが取り残され、一人渋谷に放り出されるというのは予想外。
レーベンズのゲーム不参加組とか無事ですかねぇ。あの像たちに、大分手酷くやられたみたいですけど。