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「…女装すれば良いのでは…?」

「良くないよ!?」

 

元はTwitter連載の4コマコミック。

コミケとかのイベントで、ある程度まとめたものを刊行されたりしていたシリーズですね。今だと同人誌版の最新巻は5巻かな?

作者さんの方針としては、WEB公開版だけで楽しんでもらえるものを描いて、同人誌版はもっと二人の話を見たい人へ向けての「+α」のものだそうで。

 

単行本化に当たっては、これまでに同人誌版買ってくれた人への感謝と配慮を込めて、原則「WEB公開+描きおろし」になるそうです。展開上必要なコマは引用するみたいですが。

今回も半分(20Pくらい)は描きおろしですし、それもカラー収録。さらにほぼすべてのページに、目元・口元などの微修正が入ってるらしくで、作業量想像しただけでくらっと来た。

同人誌版で揃えたい人向けに、単行本化に合わせて重版したりと精力的に発信されてて尊敬する。

 

さて、前置きが長くなりましたが本編について。

オンラインゲームで知り合った男女。好きなゲームキャラの話題も通じる、話しやすい相手ということで、オフ会をしようという事になって。

男性PCを使っていた男子が苦手な女子と、女子PCを使ってネカマプレイをしていた男子。

 

対面したときに女子の方が大分ショックを受けてましたが、それでも解散とならずに一応会話を続ける辺りは優しいというか。

変な勧誘とか引っかからないようにね……みたいな気分になりましたが。まぁ、薫も人柄は良いし。そもそも家に帰れば「娘に近づく男絶対なぎ倒すマン」な父親いるから、ガードは硬いし。同好の士は貴重なので、語り合えてうれしかったという前提があるから平気か。

 

とはいえ、そこで話は終わらず。母に女友達を連れてくると言ってしまった手前、引き下がる事も出来ず。

薫が女装すれば良いのでは?! という錯乱した発想に至り、実行してしまう辺りは二人とも凄い。

その後もリアルでの交流が続いて、ゲーセン行ったりカフェ行ったりと楽しそう。「ふて寝するアルマジロのポーズ」とか、別れの挨拶の時に離れて「君のお父上が御在宅の場合速やかに避難するためだよ」とかコミカルな絵が好き。

 

描き下ろしの花見回も良かった。楽しみにしている七海の為に工夫している薫は良い子。

電子描き下ろしは1P4コマで「譲れない好物」。七海ご両親の話。好きな物に妥協は出来ませんよね! 撤退を選んだ七海たちは賢明です。

カバー裏にも4コマ収録していて、七海たちの髪型アレンジ。カオリちゃん可愛いな。「何か腹立ってきたわ」という七海の発言に思わずうなずいてしまった。