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「こういうこと言うのもなんだけど、あんたってどこか歪だよね」

 

母子家庭で育った主人公、真壁静流。

しかし交通事故で母が亡くなり……彼の前に、父親が現れて「一緒に暮らさないか」と提案される。

道ならぬ恋ではあったそうですが、父親の本妻も亡くなっていて、娘さんと二人暮らしになっていたとかで。

 

寄る辺を失くしてしまったこともあり、静流は1か月ほどその提案に乗らせてもらうことに。その娘さんが同じ学校に通う先輩で、おまけに容姿から人気のある人物であったのは、運が良いやら悪いやら。

ま、静流は何も悪い事してないんですけどね。概ね父親が悪い。

あらすじを見るに、同棲する事となった異母姉の紫苑先輩がメインのようですが(実際、今回は家族問題がテーマなので間違ってはない)。

 

……ヒロインは、以前から静流にアピールかけてる瀧浪先輩の方ですよね。表紙も彼女だし。

静流と(彼が渋々だったとはいえ)デートの約束取り付けたり、迷っている時に助力したりで、良い活躍してると思うんですけど。

なかなかアピールが実を結んでないようなので、今後も頑張ってほしい。

 

やたらと静流と仲が良く、理解度も高い奏多先輩って言うダークホースも居ますが。

彼女は彼女で謎が多いというか。静流とどういう関係なんでしょうね。

過去の評判はかなり悪かったものの今は図書室の常連だそうですし。とりあえず、静流が唯一買っているという時代小説作家さんの正体ではあると思うんですが。

それはそれで繋がりが読めないんだよなぁ……

 

番外編では、過去作から『佐伯さん』が登場。

というか彼女達が経営しているカフェが近くにあり、今作のキャラ達が不定期に訪れているような距離感のようで。

番外編でもBOOKWALKER限定書き下ろしSSでも、佐伯さん(旧姓)が楽しそうで何より、って感じでした。