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「ソラ・クラインセルト、兵にかける言葉はないのか?」

(略)

「無い」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。WEB既読。

冒頭に、サニア視点のエピソード「九歳少女の悩み事」が収録。

信者が離れる一方のガイストや、負い目を感じて距離のあるシャリナとサニアが、昔みたいに話が出来るように、少しだけ協力する話。

ソラも素直じゃないというか。言い訳ばっかり上手くなるな、君。

それをしっかり理解しているラゼットっていう側付がいるから、平気か。一人でやろうとはしてないもんな。

 

ソラも順調に歳を重ねていますが……六歳にして、隣接する領地の領主に近づいて、商売の交渉を纏めてしまうとか、中身を踏まえても中々の実績ですよね……

同じ年数生きたとしても出来る気はしない。合算するとソラのが歳上なんですよねぇ。

次の章では七歳にして、他家の子息と決闘を起こすことになってますし。

 

騒動から逃れられない星の下に生まれたのね……

いやまぁ、この決闘に関しては、あまりにも評判が悪いクラインセルト領に対して因縁をつけてきた、相手側の方が問題なんですが。

ソラが口八丁で逃れられそうだったのに、王太子の横やりまで入ったら逃げられませんよねぇ。王家も、脂豚とまで呼ばれるソラの実父に対しては思う所があるようでしたが。

喧嘩を吹っ掛けてきたチャフにしたって、理想が先に立つ子どもだし、余計な茶々いれてくれるなよ……と読者視点では思ってしまう。

まぁ、ソラみたいなイレギュラーを計算に入れろ、というのも酷な話ですけどね。
決闘への準備と、決闘自体はシリーズ中でも結構好きなエピソードでたまに読み返してました。