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「君にここまで言わせるものが何なのか、俺は知らない。初対面の俺がそこに踏み込んでいいのかもわからない。だから俺にできるのは、こんなもんだ」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

5巻で登場した『アンティーク』を回収している2人組と、改めて対峙することとなる巻。

1章「嫉妬」~3章「未来」まで、全てあの2人組にまつわる続きもの。

 

相手と自分の能力を交換する『入替人形』に頼ってしまった姉妹の話から始まります。

相変わらず『アンティーク』に頼った人には、不運が訪れる結末となっていましたが……『アンティーク』なんてなくても、あの家は歪んでいたから、別の形で破たんしていたようにも思える。

 

まずは、2人組の少女の事情が明かされて。

そこから片割れの少年の方の目的が判明するわけですが。

彼は彼で『アンティーク』……というか理想に振り回されまくったんだなぁ、という感じで。

どうせ理想なら、都和子さんが言った甘い考えの方が好きですね。いばらの道ですけど。

 

4章の「過去」だけは、いつも通り刻也と咲の話ですが。

2人の出会うきっかけとなったエピソードで、これまでの微笑ましさとは違う、中々に重い展開になっていました。

次が最終巻ということもあって、それに向けた準備をしている感じ。