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「ふふっ、先生、そうでしょう? だったら……先生が憧れて目指した道は……決して無意味じゃなかったんですよ。素晴らしく価値があった道なんです」

 

イグナイト卿の反乱を辛くも撃退したものの、敵の攻め手は止まず。

王都を落とされただけならまだしも、手口がエグい。蘇った英雄、剣姫エリエーテが守護する戦力や城壁を斬り捨てて、死者の兵団に襲わせて戦力補充とか鬼かよ。

“正義”のジャティスが暗躍して、敵の拠点や下位の構成員をつぶしていたそうなので、今回の騒動を超えさえすれば、長き戦いに終止符が打てそうですけど。

 

敵の次の標的はフェジテ。

残存兵力を集めて、力を合わせて対抗策を練っているパートは面白かったです。

一方で、敵の計画が最終段階に進んだことでセリカが記憶を取り戻して行動を開始。

手紙を残し、グレンたちに別れを告げる事に。

大切な家族と守るべき生徒たち。その狭間で揺れ動いていたグレンが、想像以上に教師になっていたな……と言う感じで胸が熱くなりましたね。

 

最後には、成長した生徒たちに背中を押されてセリカの下へ向かって。

しかしそこに《大導師》フェロード=ぺリフが現れて。彼の仕込みが明らかになっていましたが……。

アリシア3世が気付いた、かの王家に仕込まれていた呪いの話とか。彼の行動のアレコレだとかが明かされましたが。随分と、おぞましい敵だな……。

禁忌教典の事なんかも情報が出てきましたが、規模が大きすぎて呑み込めてない。

打つ手がなく一旦は逃げる事となっていましたが。ついにそこの情報が出てくるのか、と言う感じで次が楽しみになる感じでしたね。本当にクライマックスって感じだ……。