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今は少しでも遠くに逃げる事を考える。

こうして私は、マイホームを追われることになった。

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

読み始めた時にはWEB未読だったんですが。気になったので、つい最新話まで読んじゃいました。WEBの方はクライマックス直前、と言う感じでいいタイミングだったのかな。

そもそもBOOKWALKERでコミカライズセールしててそっちから入ったんですが、コミックと小説では印象変わりますね。

 

転生するシーンとかイラスト付きだと大仰ですけど、書籍版4行ですからね。かなり圧縮されてる。

あと、書籍版だと別視点のエピソードが増えていて、世界観が補強されてる感じがしますね。コミック1巻で蜘蛛子追ってきた冒険者たちの幕間とかもありますし。

 

蜘蛛子の一人称視点のノリが微妙に合わなくて、コミカライズ先に読んでて良かったなーという感じ。アレで展開かキャラとか把握できてなかったら挫折したかも。慣れちゃえば面白いんですけどね。

 

普通に授業を受けていた学生と先生が、何がしかの異変に巻き込まれてクラス単位で転生。その中で、ダンジョン内の蜘蛛のモンスターとして目覚め、弱肉強食の世界で生き延びる事を誓った子の話ですね。

スモールレッサータラテクㇳという、ダンジョン内でも最弱に近い種族画こそ会ったものの、異世界知識入りの頭脳があれば罠を張ったり色々と工夫できるわけで。

強敵相手に勝利をおさめレベルアップしたり、勝てない相手を見極めて逃げたり。ダンジョンの過酷さに手を抜いてないのは良かったです。