ico_grade6_3

「……また、助けられちゃったわ」

 

白ちゃんが弱体化して、介護されながらの旅。

スキルが使えなくなっただけならまだしも、ステータスの補助まで切れてるのが痛い。

弱った彼女の頭を撫でまわしてる人形蜘蛛のイラストは可愛かったですねー。

 

しかし、このエピソード読んで思ったのは、最初の頃こそ蜘蛛子視点のノリがつかめなくてちょっと読みにくいなーと思ってたはずが、いつの間にかそのノリに適合していたという部分ですね。

更に言うと、白ちゃんがなんだかんだいいつつテンション上げて暴走してる展開が好きだったんだなぁ、と言う感じで。弱体化してる白ちゃんも好きですけど、ブレーキかかってるように思えたのが惜しかった。

 

本編の合間にはソフィア視点の血シリーズと、ロナント視点のRシリーズ。それに加えてゴブリンに転生した男子生徒視点の「鬼」シリーズが開始。

転生得点で特殊なスキルを持っていたために、村の助けになれていた。けれど、それによって人に目を付けられて、家族は殺されて……。

 

怒スキルを成長させていってしまったのも、納得してしまう。

妹の件とか、WEB版では直截的に書かれていた部分が、称号とか各キャラの反応とかで示唆されているけど、ちょっとぼかされている感じ? まぁ普通に察せる範囲だと思いますけど。

 

しかし、読者視点だと事情がわかりますけど。怒りに任せて進化して、人に仇名す魔物と化した彼に討伐隊が向かうのは避けられぬ事で。

ソフィアちゃんの不幸とはまた別方向に、後味が悪いというかビターな感じですねぇ。

蜘蛛型モンスターに転生して弱肉強食の世界に叩き込まれた白ちゃんと合わせて不幸三姉弟だ!

……事故で。あるいはポティマスによって謀殺されて、せっかく転生したのに成長すらで居なかった転生者もいるので、不幸自慢大会をすることに、意味はないですけどね……。