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「きっと、本当に綺麗なもの、大切なものというのはそういうものなんだよ。傷だらけになっても、傷痕すらも綺麗なものにできるんだ」

 

BOOKWALKER読み放題。以前読んだことがあって、懐かしくなったので再読

高校に進学し、西周ミオとクラスメイトになった相坂カズヤ。

彼女はその美貌と、手首にあるリストカットの痕跡を隠さないことから、異質な存在として注目を集めていた。

いじめを受けるとかではなく、距離を測りかねているというのが正しいかな。

 

それでも美人なのは間違いがなく、告白されることも多かったようですけど。基本的にはバッサリ切り捨てられていて。

カズヤも彼女に告白して……なぜかOKを貰えて。

とは言え、付き合ったからと言って即座に何かが変わるわけでも無くて、隣に座って本を読むだけの時間を過ごしたりしてるだけでしたが。

 

少しずつ相手の事を知って、距離が近づいて行って。どうしてミオがリストカットをしているのかとか、そういう問題について知っていくわけですが。

後半の問題解決部分に関しては、少し好みから外れますかねー。嫌いなわけでもないですが。

 

それでも評価高いのは、カズヤの考え方とかが好きなのと、作家さんの文章が合ってるのか読みやすかったからです。

冒頭で引用したカズヤの台詞、その前振りとして語られた「妹が大切にしている人形」の話が好きなんですよ。