WEB小説に浮気してたら、ブログ更新用のストックが切れました!!(アホ)
なので、最近読んでたWEB小説からオススメを紹介する記事を書きました。

とりあえず10作ほどピックアップしてます。
タイトルにWEB版へのリンクがあるのと、書籍化してるものは書籍のリンクも貼ってあります。
詳細は下記。

1、『フシノカミ
辺境にある寒村で生まれた農民の子、アッシュ。
彼には前世のものと思しき、便利な生活の記憶があって。
文字すら読めなかった少年が学び、本を読めるようになり、その知識を活用して、かつてあった便利な生活を取り戻そうと奮闘する話。

知識を伝える「本」を大事にしているのが、本好きとしては嬉しいですね。
そして彼の行動によって、彼に手を貸してくれる周囲の人にも恩恵が与えられ、仲間の環が広まっていく様子は痛快ですらあります。




こちらも異世界転生モノ。
タイトルにある通り、化学知識を駆使して魔術をアレンジして、海水から塩を作ったり、砂からガラス瓶作ったり。
双子の弟や幼馴染たちにも知識を伝えて、強固な絆でつながっている彼らの在り方は微笑ましくて好きです。

書籍版に、主人公は「種を蒔いている」という表現があるのですが。
それはかなり正鵠を射ていると思うんですよね。
その関係で、序盤は知識を広めて仲間を増やすステップ。学校や道場で知識と経験を深める感じの描写が多くなります。
成長してできる範囲が広まっていくのが楽しいんですよね。




異世界転生モノ。名前に恥じぬ、世知辛い展開が続きます。
主人公は農奴の子で、早くに両親を亡くし死に近い場所で働いていた。
成人するまで何とか生き延びたものの、そうすると税金が増えるから鉱山に売り払われる事になって。そこに向かう道中、魔物に襲われて……

何とか逃げ延びても、奴隷は街に入れてもらえず。門の外に作られた「廃棄街」に転がり込んで。
最下級の冒険者になって魔物と戦って日銭を稼ごうとするも、力量は貧弱で。序盤は特に沈みがちですね。

ただ、漫画版になるとタイトルが『餓死転生 ~奴隷少年は魔物を喰らって覚醒す!~』に変わってるらしくて。
全く特殊能力が無いわけでもないんですよね。それが発揮されるのは、物語が進んでからなだけで。
身体を鍛え、特殊能力によって底上げして、装備も整えて仲間も増やす。条件が整ってからは、そこそこ安心して読めます。
主人公のスペックは高いものの最強モノではなく、それなのに強大な敵とばかり遭遇するので都度ハラハラしますがね……。




日本でそれなりに満ち足りた生活をしていた筈の「俺」。
しかし気が付いたら異世界に孤児の幼女として転生していた
異世界転生モノにTS要素が混ざってるんですが、1話時点で8歳な主人公は既にそれを受け入れているので、あまりTS要素意識しないですね。
一人称が「俺」で変わらないくらい?

剣や魔法、ダンジョンがある世界。
ここでは「聖貨」という物が存在していて、それを集める事で様々な恩恵を賜ることが出来る。
身も蓋もない言い方すると、コイン集めるとガチャ回してスキルやアイテムゲットできるんですよね!

予期せぬタイミングで聖貨を手にした主人公は、このまま孤児院に居ても鉱山や娼館に売られるだけだ、と脱走を決意。
逃げ延びた先で貴族令嬢と出会い、彼女の庇護を得て世界をのびのびと生きる話ですね。
ダンジョン探索して聖貨を得たり。得たスキルで、貴族間の交渉の手助けをしたり。
良好な協力関係を構築して、彼女たちのやり取りを見ているのが楽しい作品。


タイトル通り乙女ゲーモノですね。
主人公のラゼはゲーム知識が無く、そもそもゲームにおいては名前も示唆されなかった存在で。
……多分、前世の記憶を得た事で生き延びただけで、本来は本編前に死んでいた有象無象のキャラだったんでしょう。

彼女は前世の記憶がある事で、十五歳にして軍人として地位を確立し部下を持つほどになっていた。
ある日、上司から「学園に通い皇子を筆頭として子息子女を見守れ」という任務が下って。
そこで彼女は乙女ゲームの事も知っている転生者と出会い、破滅の未来を回避しようと奮闘します。

スペックが高いので、大凡は対処できるんですけど、イベントを再現しようとする強制力でもあるのか介入した事で歪むこともあって。
別の転生者の影もあったりして、中々大変そうですね。
ラゼは軍人として完成されすぎていましたが、同年代の友人が出来たことで、角が丸くなった感じがしますね。
いや、元々学園にもうまく溶け込んでいましたし、ツンツンしてるタイプでもないですけど。……いい方向に成長しているのが感じられる。
秘密がばれたくないな、と思うくらいに大切になってるの、いいですよね。


書籍化・コミカライズ化も発表された作品。
神様の手によって、地球の全人類から無作為に選ばれた1000人が異世界に送り込まれることになって。
1000人はポイントを割り振ってスキルを獲得し、異世界を生き延びようとする。地球に残った人類は、神様の手によってそれを「配信」として見ることが出来る。

主人公のヒカルは、本来はその1000人の抽選から漏れた人間でした。
選ばれてしまった幼馴染を気遣って、転移当日に会いに行ったら「当選者を殺せば、その権利を奪える」と誤解した輩に幼馴染もろとも殺されてしまって。
……死の間際に、彼は再抽選によって転移の権利を得てしまった。

地球では、そんな彼の事を「幼馴染を殺して権利を奪った卑怯者」とする噂が流れて。
転移者にメッセージを送れる機能が実装された時に、それを突き付けられたヒカルは、傷付き世界を閉ざしてしまった。
辛うじて生きているだけだった彼が、良い出会いを経て少しずつ外と交流していく流れは、涙が出そうになりましたね。
どうしても序盤に暗くなりがちな描写が多いので、苦手な人は注意、かなぁ。
1章完結してから読んだので、心が痛む程度で済みましたが、更新毎に読んでたら序盤の悪意でちょっと手が止まってたかもしれない。


完結済。気が付いたら異世界に居たトール。
冒険者になり帰還の術を探して、旅を続けていたが手掛かりは全く見つからず。
十年目を迎える日に、帰還を諦めこの世界で生きていくことを決めた。
そんな彼の下に、厄介事に巻き込まれている双子の姉妹の護衛依頼が転がり込んできて。

その出会いから始まる、三人の旅が賑やかで楽しくて好きです。
双子はある事情から地球の知識を持っていて。冒険者やりつつ商品開発したりしてるの良いですよね。
「科学実験のお時間です!」って手を合わせて唱和する双子、可愛い。(紹介記事で後半の章のネタをだすな)。


VRMMOモノですね。ネームドのキャラに女性が多く、メインの二人もお互いを大事にしまくってるガールズラブタグ付きの作品でもあります。
そして主人公のナナは、現実の肉体のスペックがステータス付与されたゲームのアバターよりも秀でてる特異体質でもあって。
つまり、VRMMOリアルチート百合? 中々の性癖のごった煮感。

ただ、主人公が「力こそパワー」な感じで、爽快感は抜群ですね。
鬼人という力重視の種族でキャラメイクして、「鬼に金棒」とばかりに打撃武器(実際最初に購入したのも金棒)を選択して。
モンスターを躊躇いなく撲殺していく様を配信してるんだから、「撲殺鬼娘」の異名を頂戴するのも頷ける。


転生・転移モノばっかり紹介してましたが、これは普通のハイファンタジー。本編完結済みで、書籍化予定もあるそうです。

この世界には魔法があり、使うためには詠唱が必須だった。しかし、主人公のモニカ・エヴァレットは人見知りで人前では上手くしゃべれない。
そのため詠唱も上手く出来ずにいて……そんな彼女が編み出したのが「無詠唱魔術」。
彼女にしか扱えぬ特殊技能で、それをもって魔術師のトップ七賢人に選ばれるまでになった。

地位を得ても人見知りはそのままでしたが。
ある日、学園に通う第二王子を本人にばれないように護衛してほしい、という依頼が下って。
コミュ障ポンコツな少女が、右往左往しながら学園で奮闘する話です。
友人が出来たり、貴族の抱える闇を知ることになったり。
章を経るごとにモニカが成長していって、よりよい未来に辿り着こうと行動を起こせるまでになったのは胸が温かくなりましたね。


これだけ短編ですね。
別視点の『ロシア語でデレてるけど全然気付かない隣の氷室君』と後日譚の『ロシア語でだけデレ合う氷室君とアーリャさん』が投稿されているシリーズものではありますが。
ロシア語でデレてくるアーリャと、ロシア語が分かるのでそのデレに全力で殴られている氷室君の微笑ましいラブコメです。

書籍化も決定してるんですよね。今月末~来月頭辺りにスニーカー文庫から発売予定。
絵師さんも好きな人なので、ちょっと楽しみにしてる作品。
長編(書籍)化するにあたって、セルフ換骨奪胎して主人公もヒロインも別キャラにする思い切りの良さを発揮してるので、短編は別軸の話になっていますが可愛さには偽りなし。
この方の短編、ユニークなのが多くて気に入ってるんですよねー。