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誰かに称賛されたくて命を懸けているのではない

どうしてもそうせずにはいられなかっただけ

その瞬間に選んだことが 自分の魂の叫びだっただけ

そうだろう みんな

 

シリーズ完結後に出た、鬼滅の刃ファンブック第2弾。

最終決戦までを踏まえた隊士たちの情報などが描かれています。

巻頭は「鬼滅奇譚百景~増補改訂版~」として、炭治郎をメインにストーリーを振り返るカラーページ。増補改訂版とある通り、雑誌付録か何かの加筆版っぽいですね。

 

メインキャラごとに「大正コソコソ噂話」が掲載されていて、新鮮な情報もありました。

下弦の伍だった累は、入れ替わりの血戦に興味が無かったから下位にいただけで、実際は下弦の壱・弐くらいの実力があったとか。

実は、青い彼岸花を見た事があるキャラクターが居たというのも驚きましたね……。割と無惨惜しい所まで迫ってた説あるな。

 

柱相関言行録として、それぞれの柱に対してどんな印象を持っているかとか、全体的な打ち解け率が書かれていましたが……。

「柱になって日が浅いのと記憶障害があったため」と注意書きのある無一郎ですら40%あるのに、見事に30%で最低記録を叩きだしてる水柱さんは本当にもう……。これは嫌われてますわ……。

 

単行本未収録の「煉獄零話」、「年始番外編」などもありますが。

特別書き下ろしの「炭治郎の近況報告書」も良かったですねー。最終決戦後、実家に戻った炭治郎たち。

「善逸伝」はやっぱり彼らしい改竄が入っていたとかで。意見を求められてビシバシ指摘入れる炭治郎は強い。「全てが極端で偏っている」の、読んでないけど分かるわぁ……。なんで全79巻もあるんだ、善逸伝……。