気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

富士見L文庫

ぼんくら陰陽師の鬼嫁4

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「わたしねえ……お義母さん大好き」

 

ぼんくらながらも陰陽師としての活動をしている皇臥。

退魔の式神が祈里だけでは心もとない。……というか、祈里は芹至上主義だから、皇臥を見捨てる可能性が捨てきれない。

故に新しい十二神将を作ろうか、と考えているようですが。動物形態をシマエナガにしようとして既存の式神たちに散々言われている場面には笑ってしまった。

一時の流行で、形を決めるな! と。ここまで思考がハッキリしている式神を作れる辺り、こっち方面に秀でてるって言うのは確かなんですねぇ。

 

得意先の紹介で、出張祈祷に出かけて。

それ自体は問題なく終わったものの、突然の雨による土砂崩れで、帰路を塞がれ近くの宿で一泊する事に。

そこでは、霊的なトラブルが起きていて、解決の為に降霊会を行わんとしていて。

鳴り物入りの術師には、見鬼の才を感じず……怪しんでいたりしました。さらには、その主催に元北御門の門人も居て、もやもやする場面もありましたが。

                                                                                                                              

知人を見つけてまとわりついている護里が可愛かった。

史緒佳との関係もなんだかんだ良好ではありましたが……かつて、同じように可愛がられていた相手と遭遇して。色々と感情を揺さぶられていたようですが。

あらすじからすると、もう少しギスギスするかと思いましたが、最終的には協力して問題を解決していましたねぇ。

 

史緒佳と芹の関係にも変化がありそうというか……化粧してない芹のために試供品を集めてくれてたり、と史緒佳もなんだかんだ芹に甘い。

ここの嫁姑はどっちも不器用で、見ていて微笑ましい。嫁姑は良いですが……夫はもうちょっと頑張れ。服装を褒めようとすれば式神に先を越され、嫁の大好き発言は姑に向けられて……

ちゃんと依頼を受けるようになって、当主らしくはなったかもしれませんが。もうちょっと夫としてな、うん。



浅草鬼嫁日記五 あやかし夫婦は眷属たちに愛を歌う。

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『寂しい。寂しい。あなたを絶対に許さない』

 

2月。バレンタインの季節、という事で。

真紀は馨にあげる分や、義理で配っている分など色々作ってました。

馨は、漫画家になっていたかつての部下二人のアシスタントをやったり、日々充実しているようでした。

 

スイの仕事に真紀がついて行った部分の話が今回一番印象に残ってますね。

囚われた人魚とそれを買った主人の交流の話。

そしてそこからミカが気付いた、真紀との別れの可能性。あやかしの人間の寿命の差。その辺りはどうしようもない問題で、だからこそ割り切るのも難しいですよねぇ。

 

晴明がまた不穏な予言をしてきました。

馨の嘘が明らかになるにはまだ時間がかかるが、そのトリガーとなる出会いが待っている、と。「大切なものを失いたくなければ、かつての絆を手繰り寄せるといい」、とか。

あの人も何してるのかよくわかりませんな。式神をあちこちに動かして、何かをしてる風ではありますが。

 

更には、浅草の結界に綻びがあるとか、妖怪を攫って行く事件が増えているとか怪しい気配も強く。

スイに危険が迫る状況となり……あーあ、って感じですが。いや、シリアスな状況ではありますけど。身内に手を出されて真紀が黙っているはずもないし。

誘拐犯どもにはぜひ痛い目を見てもらいたいところです。最後、気になる出会いもありましたし、馨の嘘が暴かれる日も近づいてるのかなぁ。





浅草鬼嫁日記四 あやかし夫婦は君の名前をまだ知らない。

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「はあああああ。真紀さんがいよいよ神の為せる領域に足を踏み入れやがった。あああ、恐ろしや恐ろしや」

「馨、それがあんたの鬼嫁よ」

 

真紀の嘘が明らかとなって。

馨と真紀の距離がこれまで以上に近づいた感じがするとか。

真実を知ったことで馨の方の覚悟が決まったようで、安心感がありますねぇ。

これまでは真紀の攻めにタジタジな雰囲気でしたが。「今世でも結婚する予定だし」という発言に「そうだな」と迷わず返答してたからなぁ。

お熱いことで。

 

二人の関係が安定したと思えば、別のところで問題が生じていて。

前回最後に触れられていた、由里彦の嘘。それに妹の若葉が気付いて。

彼女も、霊感がある子だったようで、冬の浅草で怪異の起こす事件に巻き込まれて。

兄の秘密を知りたい、と彼女の方から踏み込んでいったともいえますが。

 

友人の嘘を知っても、困っている彼を迷わず助けにいける二人が格好いい。

しかし、嘘が明らかになったことで、かなり変化が出たというか……若葉にとってはかなり辛い結末になってしまった感じですねぇ。

なにやら引っかかっている部分もあるようですし、色々と勝手に決めて行動してしまった由利彦はもう一度彼らと向き合うべきなのでは。

……居場所をスパッと代償に差し出してしまったから、中々難しいかもしれませんが。

 

さて、この後は馨の本人も自覚していない嘘と、今回触れられていた津場木家の呪いの件とかが関わってくるんでしょうかねぇ。




浅草鬼嫁日記三 あやかし夫婦は、もう一度恋をする

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「身をもって思い知れ、お前の罪を。茨姫の、真実を」

 

2巻の終わりに赴任してきた教師、叶。

かれの放つ霊力は安倍晴明のもので。

記憶すら保持している彼は、三人の前に現れ、「なぜお前達は、嘘をついているんだ?」と三人がそれぞれ前世にまつわる嘘を吐いていることを指摘して。

 

嘘について自覚があるのは由理彦と、真紀で。

馨に関してはそんな「嘘」をついている自覚もなく、二人が「嘘」をついているのも信じたくない、という感じで。

そんな爆弾を放り込まれた状態で、修学旅行で京都に向かう事となり、ギクシャクした状態ではありますが。

 

京都でも、あやかし関連のもめ事が起こっていて。

あやかし時代の知り合いが行方不明になっていたり、真紀の元部下、凛音が暗躍していたりしていますが。

その中で、まず真紀の「嘘」が明らかになっていましたが。

これはまた重いな……よくもまぁ、これだけの思いを隠したまま、馨と接し続けていたなと感服した。

それはもう周囲から夫婦と言われるような距離感で、傍にいるでしょう。彼女にはそうするだけの積み重ねが、願いがあったんだから。

 

凛音が、馨が真紀の嘘に対し戸惑っている様子を見て怒ってくれたのが良かったですね。そのまま一発くらい殴っておけば良かったのに。

まぁ、事情を知ったことで目が覚めて、真紀の元へ駆けだしたんだから、終わり良ければ総て良し、ってことになりますかねぇ。

そして最後、叶と由理彦がだいぶ不穏な会話をしていたというか……由理彦の嘘って、おいそういう事なの……? 



浅草鬼嫁日記二 あやかし夫婦は青春を謳歌する

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「今度真紀ちゃんを一人にしたら、俺は絶対に君を、許さないからね」

 

人とあやかしが共に住まう街、浅草。

馨が真紀の住んでいるアパートに移り住むことになって。

もう本当に夫婦みたいな距離感での付き合いですよねぇ。

 

元茨木童子であることが前回のいざこざで、陰陽局あたりにもばれてしまって。

事件を起こした、という事で真紀の眷属の御影の行動に制限をかけたいという要求が来て。

御影がちゃんと自分の行いにけじめをつけて、その上で真紀にも配慮したあたり良い子だなぁ。

 

そして学校では学園祭が行われることに。

文化部の見せ場となる場所だけど……展示を行う所が多く、集客力のあるエリアにおいても仕方ないと生徒会判断が下されて。

それに反発して文化部が連合を組んで企画を練り直す、と。行動力があるというか、なんだかんだ

 

そこで「うちのかっぱ知りませんか」というテーマにあなるのが、謎というかネタに走ってる感じはしますが。まぁここまでぶっ飛んでる方が話題にはなりますかねー。

悪妖が入り込んで騒動になりかけましたけど、馨が結界を張り、真紀が正気に引き戻して決着。

かつての眷属が裏で糸を引いているのが分かったり、因縁の相手が教師として赴任してきたりと、まだ騒動が起きそうですけど、どうなりますかね。



ぼんくら陰陽師の鬼嫁3

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「――……たけひとは、せりさまのてきなのですか?」

 

ぼんくら陰陽師、あれでちゃんと当主だったんだなぁ、と……いい加減、本家の嫁の披露をしろ、と分家筋の親戚がやってきて実感しました。

この叔父さん、姑とかなり相性が良くないみたいで。まさかの嫁姑コンビが結成。

なんだかんだ言って、この嫁と姑も仲いいよな……敵の敵は味方、というほど元の関係悪いわけでもないですが、そんな雰囲気で。

姑があまり酷いいやがらせするタイプではないって言うのと、芹の度量が大きいのが良くハマってる感じ。

 

それと同時に、またある以来が持ち込まれて。

本間先輩が持ち込んだ、いわくつきの白無垢。何でも色々とトラブルを招くとかで。

芹がまた災難に見舞われていましたが、彼女もなんだかんだタフだよなぁ。

そしてまだ未熟な本家当主の嫁にグチグチ行っていた分家の人間に、護里が敵なのか、と迫った場面は笑った。

祈里の影響ガッツリ受けてるじゃないですかー。

 

まぁでも武人叔父さん、嫌いじゃないですよ。

姑と一緒で、悪人になり切れないというか。概ね正論ですし。いくらか感情的な部分も混ざってますが、助力するといったらしっかり守ってくれるし。

「何を、嫁にさせとるんだ、ぼんくら家長!」と叫んだ場面とか、愉快な一面も見れましたし。やはり本職からしても「なし」な手だったんだな……

何とか今回の問題も解決出来てましたが……トラブルを仕込んだ黒幕も居るようですし……それを祈里が知っている、という時点でなんか厄ネタの予感しかしませんけど、どうなるやら。



浅草鬼嫁日記 あやかし夫婦は今世こそ幸せになりたい。

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「持つべきものは働き者の夫。時代が変わってもその点は何一つ変わらないわね」

「誰が夫だ? 誰が、誰の夫だ? 寝言は寝て言え」

 

浅草在住で、当地のグルメを愛する女子高生茨木真紀。

彼女は前世の記憶……鬼の姫として生きたそれを、生まれ変わった今も保持していて。

今世は人間としてではあるけれど、あやかしの世界に関わったり、トラブルがあるとそれに対応したりしている日々。

前世の夫や友人、あやかしとして生き続けてきた顔なじみ等々。色々な縁が重なりながら日々を過ごしております。

 

前世の夫こと天酒馨は、あやかし絡みのネタに今世でも首を突っ込んでいく真紀に苦言を呈したり「夫ではない」と関係を否定したりしてますが……

なんのかんので付き合いが良い、というか。なんだかんだ言いつつ起こしに行ったり、ご飯を買い与えたりしている時点で大甘ですよね……

 

浅草でのんびりと日々を過ごしておりましたが……

前世と今世、二度の生の中で積み重ねてきた柵などから、状況は変化していって。

真紀の前世が茨木童子だった、という事実は浅草の中では知られていましたが、余り外には漏れていなかった。

けれど今回の騒動で、あちこちに漏れたでしょうし……そもそも、この騒動を巻き起こした黒幕の影みたいなものも見えて、中々に不穏そうですが。

あの夫婦がそろっているならば、支え合って上手く乗り越えていってくれるんじゃないですかねぇ。

 



ぼんくら陰陽師の鬼嫁2

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「ね? うちの末っ子は、デキた奴っしょ、奥方? あれでも、大将の最新の式神なんでね。性格は悪くてもデキはかなりのものなんすよ」

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「うん、そうだね。いい子だって思う」

 

家事で済むところを失い、陰陽師と契約結婚をした野崎芹。

まぁ、最初にそういうものとして割り切ってるから、いい感じに北御門の家に馴染んでる感じがしますけどね。

式神たちとも仲良しで、いい雰囲気です。

別の場所で修行していたという見鬼に特化した式神朱雀の錦が戻ってきて。

 

利害関係が一致した契約とはいえ、結婚した以上は北御門の関係者に結婚のお披露目をしなくてはならない、なんて話があったり。

芹の大学の友人たちが旦那さんに興味を示したり、と今後面白くなりそうなネタもまかれていましたが。

今回のメインは、悪霊に憑かれたという依頼への対処。

持ち込んだのが芹の大学の友人、という事もあり外聞も気にして皇臥は対応に動くことに。

 

そうして動く中で祈里の危うさ、何かも出てきてましたが。

まぁ、なんだかんだで玄武の双子は可愛いから良し。北御門の家に戻り、芹たちの傍にいられるようになった今なら、これ以上歪まないでしょうし、より良い方向に変わっていけるんじゃないかなぁ。

退魔の祈里と見鬼の錦が居たから、悪霊がらみっぽい依頼にも臨んだってことですが……芹に渡してた最終手段が、本当最終手段すぎてもう……

アレは酷い(褒めてる)。芹が怒ったのも無理はない。

けど、その発想に惹かれ弟子が出来るかもしれないという、人生何がどう転ぶか分かりませんな……

 

ぼんくら陰陽師の鬼嫁

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「わかった、結婚する」

出逢って十数分。浪漫も風情も情緒もない無味乾燥なプロポーズはこうして受諾される。

(略)

「それでは……我が家にご案内しよう、我が花嫁」

 

何かと不幸に見舞われる体質の野崎芹。

ついには住居が火災に見舞われ、家なき子に。築年数が長く、ボロかったため家賃が安かった。

この機に建て替えて、その場合は優先的に部屋を貸してくれる……と大家さんは言ってくれたが、直近でバイトも首になり、経済的に見通しが立たず断念。

 

公園で黄昏ていた彼女は、通りすがりの陰陽師に唆されて、その手を取ることに。

いやまぁ、唆されてってのは語弊ありますけど。ちゃんと交渉して、条件に納得した上で契約しているわけですし。

……まぁ、相手が陰陽師だと明かしていなかったのは確かなので、ちょっと騙されていたのは確かですけどね。

それでもメリット・デメリットを計算して受け入れる辺り芹もいい根性してます。

 

ビジネスライクなスタートを切った二人の関係ですが、これが中々いい感じにはまっていて。

会話の調子なんかもそうですし、読んでいて楽しい二人ですね。

陰陽師と言うだけあって式神を連れているんですが、彼ら彼女らもまた個性があっていいです。可愛い。

 

芹の夫となった北御門皇臥。

彼は本来家を継ぐ予定のなかった次男で、才能が偏っているとか。

特にお祓いなんかは苦手ジャンルとかで。……家を絶やすわけにもいかず当主をやっているというけど、それは大変だろうなぁ、という感じですが。

今回は何とか、呪詛系の依頼を解決できましたし、手札も増えましたが、いつもこう上手くいくとは限らないだろうし、先行きはちょっと不安。

ただ、この夫婦の関係は好みだったので、次にも期待。

 

 

プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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