気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

感想(同人誌・画集など)

カワイイ恋は着飾らない

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「服には私の好きをたーくさん詰め込んでるんです!」

「その服を守ったのは 大した事なんです!」

 

SNSで発表していたマンガ連載のまとめ。

あとがきで、「毎回咲心ちゃんの作画コスト高いし、作画ミスも起きる」的なこと書かれていて、服がきらびやかな子だからむべなるかな……。

ナンパされている女の子を逃がしたことで、ナンパ男に絡まれることになってしまった咲心ちゃん。怒った男に飲み物かけられそうになったところを、別の男性に庇ってもらって。

 

服の染み抜きだけしたら、名乗りもせずスッと去ってしまった青年と会いたくて同じ場所うろつく咲心ちゃん可愛いなぁ。

その青年・夕晴くんも流れるように「可愛い服の人」とか言うんですけど、それを自分でリメイクしてるそうですし、こだわりが強いんだよなぁ咲心ちゃん。

3話「連絡先交換」の時の笑顔も良かったし、自分の武器を理解している子は強い。

 

夕晴くんもちょっと色々抱えて良そうな子ですけど、「そうなんですね~」で流して次の話題に行ける咲心ちゃん良い子ですねぇ。

天然夕晴くんと、お喋り咲心ちゃんの交流はとても微笑ましいです。

川上作品ガイド+オススメ指南「25th」 Remember from 1996

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ナルガ「歴史が出来たと思えばいいわ。古きは古きとして伝え、新しきは新しきとして語る。伝えることと、語ることの差を理解すれば、大丈夫よ」

 

『都市シリーズ』や『終わりのクロニクル』、『境界線上のホライゾン』などを執筆されている川上稔先生本人が、「川上作品について」まとめた同人誌。

『境界線上のホライゾン』のキャラクターたちがアイコン付きで会話していく、カクヨムでの連載中の『川上稔がフリースタイルで何かやってます。』とかでも描かれている、チャット会話形式の解説本ですね。

 

メイン解説はアデーレとナルゼ。「すべての作品が一つの長大な時間軸の上に存在する」という川上作品の特徴から、「どの作品から読むべきか」というアドバイス。

今では入手が難しくなっている作品もありますが、各シリーズの解説などが載っているのでどういう世界観なんだろうと触れる入門編としては良いのでは。

 

作品の設定として「同一世界観」モノであり、時間軸が異なり、他作品との用語的な繋がりについて考えたりする楽しみも出来るけれど、「現役作品や興味を持ったものから読むと良い」という発言が作者頒布物から見られるのは良いですねー。

昔からの御約束・定番に則ったものもあるわけではないから、気楽にしてほしいって発信してもらえるのはありがたいですよ。入る抵抗感薄れるだろうし。……それはそれとしてコアな読者は考察楽しめる余地もありますしね。

 

作中の時系列的には「FORTH」→「AHEAD」→「EDGE」→「GENESIS」→「OBSTACLE」→「CITY」→「LINKS」だけど、刊行順としては「CITY」→「AHEAD」→「FORTH」→「GENESIS」→「OBSTACLE」→「EDGE」→「LINKS」って感じで一致してないのもポイントですか。

 

私のオススメとしては現代舞台で描いている「FORTH」世界の『連射王』と『パワーワードのラブコメがハッピーエンドで五本入り』ですかねぇ。後者はそもそも電子限定ですし『連射王』も紙版は絶版らしいですが、今だと電子で触れやすい作品なので。良い時代ですね~。

境ホラのキャラなので、他シリーズについて語るときのアデーレは「どんな内容なんです?」って聞いてるのに、境ホラの時は「しらばっくれて言いますけど」って枕についてるの笑う。

 

好きな作品である、もう一つの電子限定短編集『パワーワードの尊い話がハッピーエンドで五本入り』がどの時代に属するのか、とかも分かって個人的には満足度の高い一冊でした。見開き6P(つまり12P)という短さでしたが楽しかったです。

私は最近、新刊ちょっと積読の山に埋めちゃってるので、ボチボチ消化していきたいところですねぇ。

妹が一日一回しか目を合わせてくれない。【同人版】3

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「この世界で、お兄さんのこと…お兄さんと呼べるのは…妹のわたしだけですからね…。」

 

はじめてのコスプレエピソードを収録。

2のころに母に裁縫を教わって、兄が好きな魔法少女アニメの衣装を作ってみた、というのが始まりだったみたいですね。

そして兄もストレートに誉め言葉をぶつけてきて、妹ちゃん「可愛いって家われてしまったぁー」って赤面して照れてるの可愛かったですね。

というか、これまで気になっていた妹ちゃんの衣装来歴って、全て自作なのか……? 布代やらなんやら馬鹿にならないと思いますが、それはそれでどうなってるんだ。

 

新キャラとして、従妹が登場。

久しぶりの再会で兄に抱き着いてきたりするし、彼女はジーっと見つめてくるして、義妹ちゃんが「えぇえええ!」って驚愕してるの、愉快だった。

従妹のマナちゃん、兄相手でなくてもひっつき癖があり、妹ちゃんも近づいて行ったり、コスプレの約束をしたりしてるし、コミュ強者だ……。

 

巻末の各種イラスト、1P目の着崩れ浴衣姿? どっちかというと花魁衣装に近い印象ですけど、白い髪と赤い服は色見の違いが生えて良いですねー。めっちゃ着崩れてて、目を合わせがたいですが。

マフラーしてる「…いってきます」ってシーンとかも可愛くて良かった。

妹が一日一回しか目を合わせてくれない。【同人版】2

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「責任問題です! これは責任問題になりましたよ!」

「責任?」

 

相変わらずコスプレして、一日一回だけ目を合わせてくる妹ちゃん。

2巻冒頭はウェディングドレススタートで、こういう服本当にどこから調達しているんだ。ちゃんとブーケとかの小物までそろってるし。

コスプレメインすぎて、兄から「今日、カレーうどんだから着替えな」とか言われているのちょっと笑った。

 

その次、花魁だったりして芸風が広いというか。白髪妹ちゃんが花魁衣装着ているの、カラーだとなかなか威力あって良かったですねぇ。可愛い。

……まぁシチュエーションがいきなり「見受けの話が……」とか言って展開早いんですけど。妹ちゃん、面白すぎるな。

他には猫耳メイド姿だったり、幼少期の約束とかだったりがあって微笑ましいですねぇ。

赤い糸のことどっちも覚えているの、仲が良いなぁ……。

神絵師と付き合いたい! #1

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「だから! その重みを受け取って伝説になるんだろ?」

 

コレーダさんのことを実直に慕っているユーミくん、微笑ましいなぁ。

女性陣との交流を目撃されたせいで、大曲ヤマトという入学直後に同じクラスに元カノ3人誕生させたという無類の女好きに絡まれることになって。

……そのわずかな期間で振られてるヤマトくんもヤマトくんだけど、噂を聞きつつも付き合った3人目の相手もなかなかの行動力だよなぁ……とはちょっと思った。

ユーミ君にだる絡みしてるヤマトくんを見ると、まぁ確かに振られるだろうなって感じではありました。はい。

 

エルカちゃんと同じ学校ってことで、ユーミ君、コレーダさんとの絡みよりエルカちゃんだったりヤマトくんとの絡みのが序盤は多かったですね。

エルカちゃんの友人である少女まゆがユーミ君に気がありそうだったり、初イベント参加で強気すぎる値段設定にしたりしてるエルカを慰めるイベントを経験してたり、ユーミ君はコーレダさん一途だけど、横槍は入ってきそうな雰囲気がある。

 

コレーダさん的には年下の男の子とみだりに交流してもなぁ……って感じで、努めて距離を取ろうとしてるみたいではありましたけど。

ユーミ君、コレーダさんと一緒にいると幸せだけど、自分なんかが付き合えるはずもないってことで歪んだ情を抱き始めたので、どうなるやらって感じだ。

 

後ろ半分が「~エロ漫画家VSグラドル編~」として別キャラたちの恋模様を収録。

エロ漫画家のカドマ相手に猛烈アピールしてくるグラドルの少女みくてゃの話なんですが……。カドマ、過去に女性関係のトラウマがあったのと、初期みくから地雷臭を感じ取って距離を取ろうとしてるのは賢い。

でも、なんだかんだで交流が続き、付き合うことになるのがいいんですよ。みくもちゃんとカドマの事好きですからね……。

エフェクトメイジ魔法工房2

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「――勝てっ! カディア!!」

 
カディアがアランに弟子入りする原因となった『竜追い』の魔法競技。

魔法で作った竜を、飛行魔法を作った人が追いその逆鱗を打つ、というもので。アランは見世物嫌いではあったけれど、下地となるのが自分が過去に作った飛行魔法で……。

それを『作り直す』過程で自分の主義にあわない「悪趣味な魔法」にならないように口を出す、という建前であったわけです。

それ以外に若くしてエフェクトメイジという地位にある身として、弟子を育てるべきとかも言われてましたか。

 

『竜追い』を再生することは、戦争からの復興を示すパレードの一環でもあって。

……国が戦後に向かっていく中でも、どうしたって過去にとらわれてしまう人もいるでしょうねぇ、という重さがあった。

アランもまた悪夢にうなされて、亡き師匠の夢を見たりしてましたし。

 

そんな中、本番で使われるのがアランの師が作った『虹織りの竜』であることが判明。

それはかつてアランが師匠の後を継いで完成させ、敵対した魔族に致命的な損害を与えた『虹織りの竜巻』に繋げるものでもあったようで……。

師を尊敬するアランは、自分の魔法では叶わないから降りるといって。魔法の兵器としての醜さを口にするあたり、大分傷が深い。

カディアの過去も明らかになりましたが、アレを見てなお美しさを信じられるタフさは、凄いと思いましたね。

 

彼女がアランに当たりが強い時あるのは、かつての恩を返したいという願いもあったようですし。

実際の『竜追い』競技を見たことで、アランが自分のトラウマと向き合うことが出来たのは良かったですけど……。この流れ、いくらかは教官の思惑絡んでそうですけど、荒療治だとは思いましたねぇ……。

いやまぁ、復興の象徴として『竜追い』の開催を決定したのは国の上層部でしょうし、せっかくだからと範囲を拡大しただけとも言えるでしょうけど。

 

後日譚で、工房をついでから引きこもって停滞していたアランが、保管していた資料の整理とかを始めて、前に進み始めたのが良かったですね……。

まぁ綺麗な魔法への忌避感が薄れたとはいえ、効率主義なところも変わらずに残っていて、「魔力本位主義」とか言ってたのはちょっと笑えた。



エフェクトメイジ魔法工房1

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(気づいてないわけないだろ そんなこと

 でも教えたら 絶対 お前が)

「無理をするって知ってたから…」

 

魔法の『強さ』が『美しさ』によって決まる世界。

メインキャラとなるのは、そんな世界で魔法の製作を生業とする『魔法職人(エフェクトメイジ)』であるアランと、彼に押しかけ弟子入りした少女カディア。

アランは魔法の実用性を求める合理的な判断を見せ、魔法が好きという情熱だけで帰るカディアに度々苦言を呈している、というような関係。

 

魔法の効果がその見た目で変わる、という設定を活かすために要所がカラーイラストになっているのがこだわりを感じますね。

カディアの『弱い』風魔法は青色で、アランがアップグレードしたものは緑色。ではどうして風魔法は緑色だと格が上がるのか。そうした部分にもしっかり設定があるので、読んでいて楽しかったです。

ちゃんと例外もあって、目的に合わせた調整が必要だというのもエフェクトメイジという仕事についての理解が深まるので、1話目から良い展開になってるなぁと思いました。

 

アランは合理的であろうとしていますけど、世話になった教官に呼ばれて学院に顔を出した時とか、生徒の未熟さに我慢ならずついつい声かけてましたし。そんなだから学院長にちょろいとか思われるんだぞ……。

自身と違う方向を見ているカディアを、なんだかんだで面倒見ているし、お人よしな面もあるんですよねぇ。

今はそうやってワイワイと日常を送れるようになったみたいですが。折に触れ「戦争」関連の単語が出てくるし、アランの師匠も亡くなっているしで闇も深いんですが……。

 

カディア、アランのファンだけど自分の流儀があるから意見ガンガン出してくるんですよねぇ。ただそれだけファンであるなら、鱗粉のエフェクトについて追及するとき「アラン先生は本当は気付いていたんじゃないですか」的な言い回しをしても良かったのでは。「見抜けなかった」と彼を下げる発言をするのは違和感ではありました。

……まぁ戦争を生き延びた世代ではあれど、カディアでも19歳とかだし若さゆえに間違うこともあるよね……アランはアランで大分こじらせてる感がありますが、この歪な師弟関係がどうなっていくのか楽しみです。

 

番外編の『秘伝の砂魔法を修復しよう!』は、アランのエフェクトメイジとしての才能を感じる話でしたね。本編は時にシリアスが混じるけど、前書きにあったとおりゆるい番外編になってて、これはこれで楽しかった。

依頼持ち込まれてるのに「バカの家系なの」って言っちゃうアランよ……。いやでも、秘伝の魔術式の継承に失敗して魔術式半分になっちゃった! はバカの所業でしょ……もうちょっと早く依頼出せなかったのか。

……戦争があったのもあって先送りされてそうだなぁ、と自分で思いました。実際には祖父の遺言によるものだったみたいですけどね。

相談の流れで回答だしちゃうアランの優秀さに驚いたし……正式な契約前に解決したから諸々の手続き面倒がってるのにはちゃんとして、って思いました。

神絵師と付き合いたい! #0

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「「神絵師」って名称ちょっと苦手だったんだけど 言われると嬉しいね

 えへへ 私ももっと頑張らなきゃ」

 

絵が上手い人の総称としての「神絵師」。

某イベントに参加し、コレーダという美人女性神絵師と出会った主人公のユーミ。

お近づきになりたいけど、今の自分には何もない……ならば自分も神絵師となって近づく機会を得よう! と思い立って、ある程度成果を上げてるの凄い。

男子高校生ながら絵師の打ち上げに参加して。飲み会とかにも招いてもらえるくらいの活動はしてるみたいですし。

 

酔っぱらって癖に忠実になったコレーダさんを見ても、「本質も素敵……」ってなってる当たり、大分盲目にはなってる。

酒の席ということもあって年長者たちが、赤裸々な恋愛トークをぶっちゃけたりもしてましたが。

他の人からのサポートもあって、コレーダさんに認知されることに。知らん子からライバル扱いになってて、恋は1ミリも進展してないけどなにもないよりは、ね。

 

ユーミ君も学校で1番になったりする自信はあるけれど、絵を描く人とずっと戦っていきたいから、「高校生」って枠を超えていきたいと考えているのも良いですよね。

結果出したせいで、同じ学校の絵に自信があるちょっと痛い女子エルカちゃんに絡まれるきっかけになったりもしてましたが……。

 

中盤からはユーミくんとコレーダさんたちとは違うカップルのお話を収録。

『恋は大抵「こいつオレの事すきなんかなあ?」から始まる』とか、好きです。

ゲーム会社に絵が上手い後輩女子が入ってきて、イラストチェックの担当としてつくことになった先輩の話。彼女の距離感に親しみを覚えていたところ、彼氏っぽい人と歩いているのを目撃してしまって……。彼女が気付いて、「あれは弟!」って走って説明に来てくれたの、可愛かった。恋じゃん。

 

他には『神絵師と付き合ってみた♡♡』。人見知りな神絵師と付き合っている女性イラストレーターが、「神絵師の彼女」として受付嬢の様に扱われて少しづつモヤモヤを溜めて言って……。

そんなとき参加したイベントで売り子の応援を頼めた人が女性で……嫉妬から離れてしまった女性の話。なんだかんだ西沢先生の作品、イチャついてるカップルが多いけど、失恋に繋がっていくのは寂しかったですけどまぁありそうなお話でもありましたね。

だからかフィクションというのを強調するために、具体的なキャラ名をつけずに記号になっているのは面白いと思いました。

 

『ひねくれジジイを救いたい』。アニメ化まで言った絵師が、周囲から刺々しい言葉を向けられるようになって擦れてしまって……。

若い女性イラストレーターに、人間不信気味な指摘と、荒んだ結果フォロワー数重視の言葉を吐いた彼に、「あなたを超えます」と言われて。

実際に成し遂げた女性と、それを認めて少しだけ甘くなった青年のやりとりが結構好き。



カルネアデス スターターブック

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「見逃してくれたら、感謝しますからぁ!」

 

MF文庫Jから発売中の『カルネアデス』の発売前に発行された、スターターブック。

あらすじと用語集、大きいサイズでキャラの立ち絵とその設定について簡単に知ることができる、本当に入門用の1冊って感じですね。

いやぁrurudo先生のイラスト大きいサイズで見られるの良いなぁ。メインのエルとイヴのデザイン好きですし、ノア様も可愛い。

 

でも個人的にはオッドアイのメイド2人組のシアンが一番デザイン的には好きですねぇー。

キャラ相関図も乗っていて、エルからのメイド2人への認識が「武器を向けるな」だったし、門番的な役割も持っているらしいから立ち位置としては厄介そうな気配を感じますが……。

 

そして作者と絵師さんのスペシャル対談も収録。

元々はrurudo先生が描かれていたオリジナルキャラクターを、綾里先生が膨らませてバディものとして仕上げたそうで、いやぁ本編読む前に良い1冊ではありました。

書き下ろし短編『つまり、それは開幕の前』として、エルがイヴを追跡する前の、任務を振られる様子を描いたSSが収録されてて、本編が楽しみになる展開でしたね。

西沢5ミリ短編集 元カノに幻想を抱くなバーカ

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「私にはドキドキするんだ?」

 

表題作「元カノに幻想を抱くなバーカ」は、14歳のころにレズって噂を聞いた町野さんにキスをした早見ゆうか。

罪悪感から付き合ったけど自然消滅し……大学入学後に再会することになったわけですが。純朴な少女っぽかった町野さんはかなりイメチェンしていて、むしろ今度は向こうからキスして来たりして。不思議な縁が結ばれることになる話。

「町野さん何でそんなビジュアルに?」という2コマ漫画の町野さん可愛かったですね。

 

あとは『他人のセックスを想像するな』って同名同人誌に収録されていた、レズバレしたことで敵視してきた相手を、そっちの道に落とした女子の話。

『オタク♡キモ♡♡♡』は、学生時代に書いていた漫画をカースト上位の相手にみつかって……そこで褒められた経験から、漫画家になでまった主人公とかつての約束の結果そこまで到達した相手、どっちも重くて良かった。

その後のエピソードで、「自分たちの出会いを元ネタに漫画にしましょうよ」と提案してきたのに赤面してる担当さん可愛かった。

 

あとは短編集なので短めの話がいくつか収録されてます。

長髪で目元隠してるしおりちゃんが、なぜか可愛い女ことりいなに絡まれ続ける「これだからかわいい女は」シリーズ、2人の関係が微笑ましくて好き。

大学時代っぽい「今日も知らない人に告白された」という1Pが特に可愛かった。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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