「私は、護堂さんにどこまでもついていきます。委員会のみなさんがあの人に害が及ぶような要請をされても、応えることはできません。あの人が委員会と距離を置こうと決心されるのなら、私もそれに従います。そのことをお忘れなきようお願いします!」
日本の魔術界事情なんかも少し書かれてましたな。
万里谷たちがただの巫女ではなく媛巫女と言われているあたりとか、組織における立ち位置とか。
この間まで海外に引っ張って行かれていたので、今回の舞台は日本です。
新たな媛巫女、清秋院恵那が登場。
彼女は、ご老公という上役たちの意志に従って、エリカたちを排除しようと動き出して。
まぁ、単純にそのままやられるエリカではありませんが。
一方でリリアナは視野が狭くなっていたため、ちょっと厳しく言われてましたが……その辺は当然か。
王様一人存在するだけでも、パワーバランス壊せる凄いキャラだからなぁ、その扱いには細心の注意祓わなきゃならないわけで。
万里谷がサポート要員なので、日本サイドからも戦えるメンバーを護堂のハーレムに加入するという組織の陰謀が……
あながち間違っていないのがなぁ。
この巻で護堂もついに最後の化身を発動。十の化身すべて使えるようになってしまったわけですが。
……あちこちで再戦フラグ建ててるから、コレまた厄介ごと引き起こす引鉄になるよなぁ。