気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

感想(女性向けライトノベル)

没落令嬢の異国結婚録

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「だから――リェン・ファ、ありがとう」

 

没落寸前、名ばかり貴族の令嬢レイファ。

彼女は金髪碧眼が幸運を呼ぶという占い師の託宣を信じた、異国の婦人に買われて。

すわ珍品扱いが待っているのかと思いきや。

レイファを買った夫人の息子であり、当主でもあるシン・ユーが、一族が人買いをしたなぞ表に出せるはずがない、と反発。

最終的に、シン・ユーの妻とすることで落着。奥様は結構反発してましたけどね……

 

シン・ユーの妻となるとは言っても、異国の言葉も文化も分からず、一先ずは家の中で勉強して。

名のある家ではあったけれど、使用人の人々も優しくレイファを迎え入れてくれて。

結婚に当たって名をリェン・ファに変えたり、異国の地ならではの慣習などもあって大変そうですけど……

 

リェン・ファ、自身を繊細だと言いますが、割とタフですよね。

繊細さがみじんもないとまでは言いませんが。シン・ユーが咳をしていて辛そうだから、蜂蜜の飴を作ってみたり。薬膳の勉強をしたり。

シン・ユーも彼女の努力に気付いて、少しずつ親密になっていくのがいい感じです。


わたしの幸せな結婚二

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「私に寄りかかればいい、美世。もっと、本心を言え。わがままになれ。そうしたら全部、受け止めてやれる」

 

美世が、清霞に追いつきたいと勉強を始めて。

信用できるというのもあるんでしょうが、そこで教師役に姉を連れてくるあたり清霞も過保護だ。

婚約者候補を追い返してばかりだった清霞が、ついに相手を定めたとあって一時噂にもなっていたようですしね。

 

二人の交流はとても初々しくて、美世が少しずつ変わってきているとはいえ、まだまだ自分に自信がないのが、勿体なく思えますが…

そういきなり変われるものでもない、か。「家族とは、何なのですか」という彼女の悩みは、切実でこちらの胸にも刺さるようでした。

 

じっくりと距離を縮めている2人を見れれば満足ではあったんですが。

周囲がそれを許してくれず。特に、美世の血。薄刃の異能に絡んだ暗闘は正直気持ちのいいものではなかったですねー。

いや一読者としては、薄刃家関係の伏線を回収してくれたのは嬉しかったですけど、それはそれ。

だから、最後の方に「はらわたが煮えくり返っておるのだよ」と言ってくれるキャラがいてよかったです。ああいう人が上に立ってくれれば、今後は安泰でしょう。



ぼんくら陰陽師の鬼嫁五

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「生憎、夫が迎えに来てくれるので、有料でも、出ていきます」

 

いろんな事情が重なり、笑の保護者代わりに二泊三日の旅行に行くことに。

高倉家恒例の家族旅行が、両親の都合がつかなくなったとかなんとか。

芹が旅行に出た裏側で、ぼんくら夫は北御門ゆかりの寺に預けられている三枝大典の下を訪れていて。

過去の事件については特に話はしないが、最近は明るい表情も見せるようになってきたとか。暗示じみた仕掛けの可能性も示唆されてきな臭い。

 

芹は道中、父親の墓参りに行ったり親戚や墓参に来ていた父親の知人から、自分の知らない父の姿を聞いたりしていましたが。

いろいろと見えている類の人だったようで、苦労していた模様。

芹の幼少期、祈里が見えていた時期は同じように思われて、預かった親戚はちょっと対応に苦慮していたみたいだなんて話まであって。

 

両親を亡くした子供が、見えない友達と話してるとなれば、まぁ、心配にはなるでしょうけど。最初からいなかったと、全否定から入るのもなぁ……

親戚と若干距離があるのも、仕方ないと思ってしまった。

それはそれとして、駆け落ち同然だったとか、母方の親戚の行動とか、芹の両親についても謎が深まった感じがしますね。

 

親戚がやっている食堂に立ち寄ったところ、廃墟研究会のメンバーと出会って。

話を聞いた笑が興味を持ってしまったため、同行。

そしてそこで厄ネタに出会うわけですが。本間先輩の引きが強くて笑う。

しかも北御門に思う所ある相手の仕込みのようで、この後どうなるか気になって仕方がない。なんでこういう時に本家の当主がいないの! 頑張って来て。



浅草鬼嫁日記六 あやかし夫婦は今ひとたび降臨する。

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「何もかも、何もかもお前を殺すために備えて来たことだ、ミクズ」

 

あやかしを商売道具とする「狩人」。

スイや浅草の組合長など知り合いが攫われて黙っている真紀達ではなく。

陰陽局とも協力して奪還作戦を実行する事に。

人間に転生した大妖怪、茨木真紀。彼女は注目を集めている“商品”で。

だからこそ囮になる、という作戦を立ててましたが。身体は人間なのに、無茶しようとするな……

 

幸いにして、叶先生から許可が出て由理が協力してくれたから何とかなりましたが。

真紀に変じた由理が敵に捕まって。その反応を元に拠点を補足して紛れ込んでました。

オークション形式で割と大物が参加していたりするのもおっかないというか。

闇は深いわー。いつぞやのぬらりひょんとかもいましたしね。

 

捕まってしまったスイも、事前に色々と備えていたあたりは流石ですねー。

ついに酒呑童子と茨木童子その配下も集ったのは中々熱い展開でした。ま、敵になった輩も居るんですがそれはそれ。

ミクズ側も中々人材揃ってるなぁ、と言いますか。

 

ライの真実に関しては、正直予想外。最後、叶先生が訳知り顔で答え合わせをしていましたが、そこまで分かっていたならもうちょっと何か……

いや、式神二体派遣してくれてるから、何もしてないわけじゃないんですけどね。

馨の嘘について聞かされた真紀がこの後どうするのか、が肝になりそうです。

ここでいつもの大雑把さを発揮しないように祈りたい。さすがにないか。

 



わたしの幸せな結婚

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「美世さま。泣くことは、悪いことではありません」

(略)

「むしろ涙を我慢して、お気持ちをため込んでしまうほうが、よほど悪いのですよ」

 

ガンガンオンラインでコミカライズが掲載されていて、そちらで気になったので小説も購入。

名家に生まれたものの、母が早くに亡くなり、後妻と異母妹に虐げられていた美世。

特殊な力でしか倒せない怪異が出る世界で、異能持ち故に栄えた家柄で、美世は異能を発現しなかったため父も彼女を重視せず。

彼女に味方した使用人は追いやられ、一般的な令嬢とはかけ離れた生活を送る毎日。

 

そして父親は、彼女を政略結婚の駒として使うことにして。

相手は、婚約者候補が三日と持たず逃げ出したという悪評の持ち主。

美世が朝食を作った時なんか毒を疑ったりして、酷い事言ってきましたが。……後に「言い方がきつかった」と自覚できるあたり、人付き合い苦手なだけだよな清霞……。

美世がこれまでの候補とは違う部分が気になり、不快感もなく、様子見をすることに。

 

通いの使用人であるゆり江の手伝いをしたりして、段々と認められていくのがほっとしますね。

清霞が美世を気にして、優しくしていく様子がとても微笑ましい。

彼女の母が特殊な血筋だったがゆえに、欲しがっている連中が横やりを入れて来たりもしてましたが……

美世も強くなって、譲れないことを主張できるようになったのが、本当に良かった。



ぼんくら陰陽師の鬼嫁4

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「わたしねえ……お義母さん大好き」

 

ぼんくらながらも陰陽師としての活動をしている皇臥。

退魔の式神が祈里だけでは心もとない。……というか、祈里は芹至上主義だから、皇臥を見捨てる可能性が捨てきれない。

故に新しい十二神将を作ろうか、と考えているようですが。動物形態をシマエナガにしようとして既存の式神たちに散々言われている場面には笑ってしまった。

一時の流行で、形を決めるな! と。ここまで思考がハッキリしている式神を作れる辺り、こっち方面に秀でてるって言うのは確かなんですねぇ。

 

得意先の紹介で、出張祈祷に出かけて。

それ自体は問題なく終わったものの、突然の雨による土砂崩れで、帰路を塞がれ近くの宿で一泊する事に。

そこでは、霊的なトラブルが起きていて、解決の為に降霊会を行わんとしていて。

鳴り物入りの術師には、見鬼の才を感じず……怪しんでいたりしました。さらには、その主催に元北御門の門人も居て、もやもやする場面もありましたが。

                                                                                                                              

知人を見つけてまとわりついている護里が可愛かった。

史緒佳との関係もなんだかんだ良好ではありましたが……かつて、同じように可愛がられていた相手と遭遇して。色々と感情を揺さぶられていたようですが。

あらすじからすると、もう少しギスギスするかと思いましたが、最終的には協力して問題を解決していましたねぇ。

 

史緒佳と芹の関係にも変化がありそうというか……化粧してない芹のために試供品を集めてくれてたり、と史緒佳もなんだかんだ芹に甘い。

ここの嫁姑はどっちも不器用で、見ていて微笑ましい。嫁姑は良いですが……夫はもうちょっと頑張れ。服装を褒めようとすれば式神に先を越され、嫁の大好き発言は姑に向けられて……

ちゃんと依頼を受けるようになって、当主らしくはなったかもしれませんが。もうちょっと夫としてな、うん。



浅草鬼嫁日記五 あやかし夫婦は眷属たちに愛を歌う。

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『寂しい。寂しい。あなたを絶対に許さない』

 

2月。バレンタインの季節、という事で。

真紀は馨にあげる分や、義理で配っている分など色々作ってました。

馨は、漫画家になっていたかつての部下二人のアシスタントをやったり、日々充実しているようでした。

 

スイの仕事に真紀がついて行った部分の話が今回一番印象に残ってますね。

囚われた人魚とそれを買った主人の交流の話。

そしてそこからミカが気付いた、真紀との別れの可能性。あやかしの人間の寿命の差。その辺りはどうしようもない問題で、だからこそ割り切るのも難しいですよねぇ。

 

晴明がまた不穏な予言をしてきました。

馨の嘘が明らかになるにはまだ時間がかかるが、そのトリガーとなる出会いが待っている、と。「大切なものを失いたくなければ、かつての絆を手繰り寄せるといい」、とか。

あの人も何してるのかよくわかりませんな。式神をあちこちに動かして、何かをしてる風ではありますが。

 

更には、浅草の結界に綻びがあるとか、妖怪を攫って行く事件が増えているとか怪しい気配も強く。

スイに危険が迫る状況となり……あーあ、って感じですが。いや、シリアスな状況ではありますけど。身内に手を出されて真紀が黙っているはずもないし。

誘拐犯どもにはぜひ痛い目を見てもらいたいところです。最後、気になる出会いもありましたし、馨の嘘が暴かれる日も近づいてるのかなぁ。





浅草鬼嫁日記四 あやかし夫婦は君の名前をまだ知らない。

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「はあああああ。真紀さんがいよいよ神の為せる領域に足を踏み入れやがった。あああ、恐ろしや恐ろしや」

「馨、それがあんたの鬼嫁よ」

 

真紀の嘘が明らかとなって。

馨と真紀の距離がこれまで以上に近づいた感じがするとか。

真実を知ったことで馨の方の覚悟が決まったようで、安心感がありますねぇ。

これまでは真紀の攻めにタジタジな雰囲気でしたが。「今世でも結婚する予定だし」という発言に「そうだな」と迷わず返答してたからなぁ。

お熱いことで。

 

二人の関係が安定したと思えば、別のところで問題が生じていて。

前回最後に触れられていた、由里彦の嘘。それに妹の若葉が気付いて。

彼女も、霊感がある子だったようで、冬の浅草で怪異の起こす事件に巻き込まれて。

兄の秘密を知りたい、と彼女の方から踏み込んでいったともいえますが。

 

友人の嘘を知っても、困っている彼を迷わず助けにいける二人が格好いい。

しかし、嘘が明らかになったことで、かなり変化が出たというか……若葉にとってはかなり辛い結末になってしまった感じですねぇ。

なにやら引っかかっている部分もあるようですし、色々と勝手に決めて行動してしまった由利彦はもう一度彼らと向き合うべきなのでは。

……居場所をスパッと代償に差し出してしまったから、中々難しいかもしれませんが。

 

さて、この後は馨の本人も自覚していない嘘と、今回触れられていた津場木家の呪いの件とかが関わってくるんでしょうかねぇ。




浅草鬼嫁日記三 あやかし夫婦は、もう一度恋をする

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「身をもって思い知れ、お前の罪を。茨姫の、真実を」

 

2巻の終わりに赴任してきた教師、叶。

かれの放つ霊力は安倍晴明のもので。

記憶すら保持している彼は、三人の前に現れ、「なぜお前達は、嘘をついているんだ?」と三人がそれぞれ前世にまつわる嘘を吐いていることを指摘して。

 

嘘について自覚があるのは由理彦と、真紀で。

馨に関してはそんな「嘘」をついている自覚もなく、二人が「嘘」をついているのも信じたくない、という感じで。

そんな爆弾を放り込まれた状態で、修学旅行で京都に向かう事となり、ギクシャクした状態ではありますが。

 

京都でも、あやかし関連のもめ事が起こっていて。

あやかし時代の知り合いが行方不明になっていたり、真紀の元部下、凛音が暗躍していたりしていますが。

その中で、まず真紀の「嘘」が明らかになっていましたが。

これはまた重いな……よくもまぁ、これだけの思いを隠したまま、馨と接し続けていたなと感服した。

それはもう周囲から夫婦と言われるような距離感で、傍にいるでしょう。彼女にはそうするだけの積み重ねが、願いがあったんだから。

 

凛音が、馨が真紀の嘘に対し戸惑っている様子を見て怒ってくれたのが良かったですね。そのまま一発くらい殴っておけば良かったのに。

まぁ、事情を知ったことで目が覚めて、真紀の元へ駆けだしたんだから、終わり良ければ総て良し、ってことになりますかねぇ。

そして最後、叶と由理彦がだいぶ不穏な会話をしていたというか……由理彦の嘘って、おいそういう事なの……? 



浅草鬼嫁日記二 あやかし夫婦は青春を謳歌する

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「今度真紀ちゃんを一人にしたら、俺は絶対に君を、許さないからね」

 

人とあやかしが共に住まう街、浅草。

馨が真紀の住んでいるアパートに移り住むことになって。

もう本当に夫婦みたいな距離感での付き合いですよねぇ。

 

元茨木童子であることが前回のいざこざで、陰陽局あたりにもばれてしまって。

事件を起こした、という事で真紀の眷属の御影の行動に制限をかけたいという要求が来て。

御影がちゃんと自分の行いにけじめをつけて、その上で真紀にも配慮したあたり良い子だなぁ。

 

そして学校では学園祭が行われることに。

文化部の見せ場となる場所だけど……展示を行う所が多く、集客力のあるエリアにおいても仕方ないと生徒会判断が下されて。

それに反発して文化部が連合を組んで企画を練り直す、と。行動力があるというか、なんだかんだ

 

そこで「うちのかっぱ知りませんか」というテーマにあなるのが、謎というかネタに走ってる感じはしますが。まぁここまでぶっ飛んでる方が話題にはなりますかねー。

悪妖が入り込んで騒動になりかけましたけど、馨が結界を張り、真紀が正気に引き戻して決着。

かつての眷属が裏で糸を引いているのが分かったり、因縁の相手が教師として赴任してきたりと、まだ騒動が起きそうですけど、どうなりますかね。



プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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