空の時雨
涙の流れるのを時雨にたとえたことば。
タイトル通り、雨にまつわる言葉をあつめた時点になっています。
いろいろ間にコラムも挟まっているので、読み物としても決してつまらないものでもない。
割とこういう雑学系というか辞典系は好きです。
五月雨、時雨ぐらいは名前は知っていますが、しかし実際どんな雨なのかと聞かれると困ることでもあるわけで。
いろいろ参考になる部分はありました。
沖縄の方言も乗っているあたり芸が細かいというか。
なんとなく聞いたことあるものもあれば、全く聞いたことのないものもあって新鮮ではありました。
たとえば、空に三廊下。
雨降るか、晴れるか、曇るかあいまいな天気の時に使う。
「降ろうか」「照ろうか」「曇ろうか」の三つの廊下があるという言葉・・・だとか。
こんな美しい表現聞いたことないんですが、という発見があったりもするので、なかなか読んで勉強にはなります。表現を学んで、いざ使いこなせるかというと、さて、どうですかねぇ・・・