気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

その他

失格から始める成り上がり魔導師道! THE COMIC1

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「いいぜアークス 俺がお前を一人前の魔導師にしてやる」

 

コミカライズ作品。

魔導師の家系であるレイセフト家に生まれたアークス。

しかし彼は、その家系に求められる魔力量に満たず……両親から迫害されていた。

妹だけは唯一味方してくれていたが……彼女がアークスに近寄ることを両親は認めず、近づくとアークスが叩かれる始末。

 

当主夫妻がそんな態度だから使用人からの扱いも悪く……。

そんなある日、アークスは別の世界で生きた男の記憶を垣間見る。あくまで夢を通して異世界での暮らし・常識を垣間見ただけで、人格はアークスのまま。

彼は、そこで得た知識も活用しつつ、魔導師として大成した伯父を頼ることで成長を図ることにして。

 

必要な知識は与えてもらえることになったものの、やはり魔力量というのはネックで。

アークスは最適な魔力運用を知るために、魔力量を図るアイテムを求めたが未だ実現されていない代物だった。

けれど、彼は運命のめぐりあわせもあってそのひな形を作ることに成功して。

その過程で、お忍びっぽいお嬢様と交友を結んだりとかもしてますが、まぁテンポよくサクサク進んで行ってましたね。

最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。@COMIC2

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「ソラありがとう あなたのおかげで生き延びた」

 

5話~8話と番外編、書きおろし小説「残念、逃げられた!」を収録。

負傷してしまった箇所をソラに覆われたアイビー。食事の時と同じ泡が出ていて、「ソラは人を食べるらしい」と思っていたら……ソラが不意に離れて。

離れる時コロコロ転がっていくの可愛いですよね。そしてその後腕を見たら、怪我が治っていた。ソラが青ポーションみたいな効果を発揮できるの、一人旅しているアイビーからすると結構ありがたいですよね。

 

有機物も無機物も食べられたりだとか。劣化ポーションを餌として食べているけど、それでは説明がつかないほどきれいに怪我が治っていることとか。ソラ関連では疑問が尽きないけれど、頼れる旅の仲間がいるのは良いですよねぇ。

親に見捨てられての一人旅だったのが、ソラといることで笑顔が見られるし、心の余裕もでてる気がする。

 

旅を続けて町かと思うくらい立派な門のあるラトメ村に辿り着いたアイビー。

ラトミ村から来たと伝えたら、あの村で何かがあったようで子供の一人旅というのを抜いても、やたら心配されて。

テントを買おうかと思っていたタイミングで、自警団の隊長さんが声をかけてくれたり、お店を紹介してくれたりして。その後、トラブルに巻き込まれたときも自警団がしっかり機能して、いちゃもんつけてきた馬鹿を捕まえてくれたし。安定している村だな、と思いましたね。

「なにか買うのか?」って声かけられてビクウッってなった後ドキドキして涙目になってるデフォルメアイビーが可愛かったです。

 

その後、アイビーが森に入った時ソラがひとりで跳ねだして。行った先には傷ついた魔物が居た。アダンダラ、と呼ばれるあったら死ぬと言われ恐れられている魔物でしたが……。

ソラに治療されたのをわかっているのか、アイビーには妙に懐いて。

デカい猫が懐いてくるの、可愛いですよね。アイビーのために狩りをしてきて獲物分けたりしてるの、絵面は微笑ましい。アダンダラという魔物の脅威を知ってる人は驚くでしょうが……。

番外編で狩りの実演してもらってるのも可愛かったのでヨシ!

現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで!3

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「冒険には辿り着くべき景色が必要です お嬢様…蒐集の竜よ」

「貴女様の辿り着きたい景色は?」

 

異世界において竜とは隔絶した存在として、畏怖される存在である。

生命の到達点でもある竜のツガイとして選ばれることは、大変な栄誉であり全てを約束されたも同然だった。

「この世界のヒトの魂に刻まられた絶対的な概念」が龍という神聖で絶対的な存在に関する事象のようですが……ナルヒトは、ダンジョンの現れた現代地球を生きた異世界人だからなぁ……。

 

そういったこの世界の常識に縛られない存在でもある、というのが一つ。

……さらにいうなれば、ナルヒトは与えられるだけのぬるま湯を良しとするような怠惰な性格ではなかった、というのも一つ。

蒐集竜は、知らずのうちにナルヒトの地雷を踏んで、だから彼は反発した。

絶対強者である竜とその傍に侍る爺さんを相手取っても、言葉を止めることはしなかった。自身が死に近づく可能性があるとしても、縛られることを良しとせず……自分の心情をぶちまけた。

その言葉は、内心を読める蒐集竜に考えていることと口にしていることが一緒だと認められるほどで。それが分かってしまうから、自分が好ましく思った相手に「嫌い」と言われたことにあれだけのショックを受けたんでしょうねぇ……。

 

はじめての感情に戸惑ってる蒐集竜ことアリス、可愛いですよねぇ。

後表紙にも登場しているメイド長」のファラン、料理を褒められてウキウキしてるのも可愛かった。「お目が高いです 友人さま」のコマで素早くナルヒトに近づいてからのキラキラしてると評された次のページの表情とか良かった。

あと電子版でもカバー裏見られて嬉しかったんですが、ベルナルさんを評したアリスの言葉にすっごいびっくりしたんですが!? WEB版未だに読めてないんですが、そっちでは出てた情報だったりするのだろうか。読みにいかなきゃ……(積読の山を見ながら)。



賢者の弟子を名乗る賢者 THE COMIC3

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「そのままストックしておけばいずれ起きる戦争できっと役に立つには違いないじゃろう……が」

「必要ない 潰してしまえ」

「そんなものなくても軍勢には軍勢の戦い方がある」

 

死者と対話できる鏡への案内、という依頼は無事に達成。

そして九賢者ソウルハウルの手がかりを求めて、最深部に踏み込んだ帰り道。

なぜかそこそこ高位の悪魔が現れて。エカルラートカリヨンのメンバーも振るえるレベルの相手を軽くあしらったのはお見事でした。

仙術のリハビリをしつつ、トドメは自分の得意とする召喚術で刺したのもこだわりの戦いぶりでしたね……。それだけ余裕があったというコトでしょう。

 

そうやって帰還したら、街でゾンビが暴れる騒ぎが起きていて。

ヴァルキリーシスターズを召喚して対処することに。対処できる数を増やせますし。不在の間に世間的な地位が下がった召喚術を広めようと、アピールがくどくなりがちですが、まぁ実際使いこなせれば強いですからね。

 

元凶の魔力のサンプルを採取しつつも、不穏すぎる魔力は必要ないと破壊するのも自分の力への自信を感じて良い。

事件前後の縁を通じて、エカルラートカリヨンの団長セロとの縁も出来て。プレイヤーである彼とメタ的な部分も踏まえて情報交換できる機会が得られたのはありがたかったですねぇ。



賢者の弟子を名乗る賢者 THE COMIC2

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「わしが守ればいいだけの話じゃろう」

 

ソロモンの依頼を果たすために移動中、ガレットが運転中の馬車が何かを轢いて……。

ミラはついにやったか、と教習所通いをもっと強く推すべきだったと後悔してましたが。

実際には轢いたのはゾンビで、犠牲者が増えたわけではないのはよかった。

しかし、人を襲わず襲われても無抵抗。陽の届かないダンジョン以外では夜にしか動き回らないハズが、日中でも事故が起きるなど、不審なところが多い出来事ではありましたが。

 

ソロモンからの招待状を携え、Cランク冒険者にジャンプアップしたミラ。

街中で出会った少年の頼みを聞いて、難所のダンジョンへと挑む事を決意していましたが。

そのことを聞いた良心的な冒険者ギルド・エカルラートカリヨンのメンバーがフォローに同行してくれることになって。

まぁミラの戦力的には不要な心配でしたが、善意からの申し出であったし、傍から見ても少年少女に見える2人での行動には制限がかかる可能性もあったから、助けられた部分もあるか。

 

ゲーム時代には嗅覚の再現が無かったから、と油断してゾンビとかが登場するダンジョンに突撃して異臭に悩まされる場面とかもありましたし。

まだまだミラには今の常識が足りてない部分もありましたしね。……まぁ、対策足りてないなら召喚術で頼れる相手を呼び出して蹴散らしてもらうっていう手段が使えるからこそ、ではありますが。

召喚術のトップではあれど、仙術も収めていて自分も動けるタイプなのが強すぎるんだよな……。

賢者の弟子を名乗る賢者 THE COMIC1

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「ん……プレイヤーが死んだという話はまだ聞いたことはない」

「でも僕個人の見解では多分 死は死だと思う」

 

マイナーなオンラインゲームだったハズの「アーク・アースオンライン」。

多くのゲーマーを虜にして、プレイヤー達は自分の国を作ったり満喫していたようですけれど……。

ある日突然プレイヤー達は使っていたプレイヤーキャラクターの姿で、そのゲーム世界に引き込まれることとなった。

 

魔法王国アルカイトで、九賢者と呼ばれる一人の「軍勢のダンブルフ」もその一人であったが……。

彼は理想の「お爺ちゃんキャラ」を作ってプレイしていたが、その巻き込まれる日の直前に、課金アイテムの化粧箱で「理想の少女キャラ」を作って遊んでいたところで寝落ち。

そこで転移現象に巻き込まれたため、彼は九賢者の実力を持つ謎の少女という立ち位置になってしまった。

 

ダンブルフ以前にも多くのプレイヤーがこの世界にやってきていて、色々と体制が整っていたこともあって、彼は割とすんなり馴染むことができていました。

AIではなくリアルに思考するようになったNPCへの対応は、自分なりにやっていましたが。ゲーム時代とは違うフレンドリストの見方とか、助けられる情報は多かった

……それはまぁ「ゲームが現実になった世界」への適応であって、「予期せず女性になってしまった」ことへの適応ではありませんでしたが……。

 

賢者ダンブルフの弟子ミラという名を名乗り、アルカイト王国の王である友人ソロモンからの依頼を受けて、同僚である九賢者を探すために旅をすることが決まって。

その過程で、不審な動きをしてる魔物の討伐とか、賢者が居ないことで停滞していた技術方面の教授とか色々やってるので、スペック高いんですよねぇ。

うっかり美少女になって落ち込んでる面白お爺ちゃんRPキャラなのに……。

俺の死亡フラグが留まるところを知らない1

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「彼らを助ける方法があるとでも?」

「ある とは言い切れないな だが試すだけの価値はあるぞ」

 

世界の破滅を目論む陰謀を主人公が止めるために戦う王道RPG『ブレイブハート』。

その世界の悪役ハロルド・ストークスに転生してしまったのが、この物語の主人公です。

彼は前世の記憶があるため、日本人的な倫理観とか優しさを持っているわけですが……世界の修正力とでもいうべきか、彼の口から出てくる言葉はハロルドRPとして出力されることになって。

 

最初からして、悪徳貴族ストークス家の領主……ハロルドの父母が使用人を殺そうとしている鬱イベントの始まりで。

口が悪い彼ではありますがそれをなんとか回避しようと動くことになって。

使用人の中から、ハロルドという縛りがある主人公がそれでも誰かを救おうとしているのを察して協力してくれる人が現れてきたのは良かったですね。

 

原作知識を用いて積極的に悲劇を回避させようとするハロルドではありますが。

彼の態度や元々の評判、年齢的にまだ子供であり両親の管理下にあることなどもあって、ハロルドの手が届く範囲には限りがあるんですよねぇ。

とはいえ、本来死ぬ運命にあったヒロインの母を救ったりしてるので、成果もあげているんですが……。世界の修正力というものがあるのなら、悪役である自分の死も避けられないのではないか、という悩みが付いて回る事にもなるんですよね。

イベントシーンとか、勝手に言葉が口を突いて出るみたいですし。彼の与えた影響がどこまでいくのかが楽しみではあります。……WEB、不定期に更新はされているんですが不定期なので……。


サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女のかくしごと2

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「…動くお金がびっくりするほど大きいのにびっくりするほど管理が杜撰でびっくりしました」

 

人ごみを避けていたら、護衛対象の王子と鉢合わせて。

さらにそのタイミングで鉢植えが落ちてくるちうトラブルまで発生してしまって……そのことで事件の共犯なのではないか、と疑われたモニカは犯人探しの役割を振られることに。

慣れない場所で困惑しつつも、得意の計算で犯人探しは爆速で解決してるのスペックの高さが伺えるエピソードで良かったですね。

肉球ぷにぷにでセラピーしてるモニカとネロの構図、可愛くて好き。

 

自分が犯人を暴いたことで、極刑になる可能性にゾクッってなってたモニカでしたが……そのあと、問題のある会計報告書を見て間違いを指摘。

チェックを王子に依頼されたことで、自分の好きなものに触れられるとウキウキし始めてるの、分かりやすいよなぁ……。

小リスとか小動物に例えられるのも正直良くわかる。

 

数字への才覚を見出され、不正によって飛ばされた前任者の代わりに会計を任されることになったモニカ。

護衛任務的にはありがたい配置ですけれど、対人コミュニケーション能力が低いモニカ的にはハードルがどんどんあがっていますね。

就任を決められたときに衝撃が大きすぎて倒れたのも無理ないね……。

 


サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと1

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「あとな 無駄を楽しむのがいいんだ」

『人生は無駄だらけだならばその無駄を大いに楽しもうではないか』

「ってダスティン・ギュンターも小説に書いてたぞ」

 

コミカライズ作品。

過去二回だけ現れた黒竜という大災害。過去に会では街が複数消え、王国は半壊状態になったとされているとか。

……これ振り返ってみると、複数の街が消える災害が2回もあって、その間に他の竜による災害も起きていただろうに、よくもまぁ王国存続してるなって、別のところに感心してしまった。

 

今回黒竜が現れたケルベック伯爵領のウォーガン山脈。

ケルベック伯爵家、そんな災害を前にしても兵士を連れて戦いに赴く当主と、屋敷に留まり続けて民よりも先に逃げることをしなかったお嬢様たちとで、覚悟が決まっていて良いですよね。

そんな絶望的な状況を救ってくれたのが、王国の誇る魔術師集団「七賢人」の一人である、沈黙の魔女モニカ・エヴァレットだった。

 

人の身でありながら唯一詠唱せずに魔法を使える、無詠唱魔法の使い手でありスペックは飛びぬけているんですが……。

その実態は、数字には強いけれど対人能力は低い引きこもり少女であった。

そんな彼女に同僚の七賢人、結界の魔術師ルイス・ミラーが学園に潜入して王子を護衛する、という任務の協力を半ば強制的に強いてくることになって。

 

第一王派のルイスに第二王子の護衛を任せた。そのためにつくった魔法具が不自然な形で壊れた、などなど。不審な点が多いため、「人見知りであからさまに不審な少女なんて護衛にしないだろう」という裏をかいた作戦ではあったようですが。

説得力を増すために、モニカによって救われたケルベック伯爵家の協力を取り付けていたりするあたり、仕事は早いですよねルイス……あくどいけど。

悪役令嬢ごっこを楽しんでるイザベラ、実に楽しそうで良かった。

新しいゲーム始めました。@COMIC1

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「って我どこかに連れてかれてる!?」

「このまま持ち帰ろうと思って」

「役目があるといっておろう!」

 

コミカライズ作品。

高度なAINPCに搭載した自由度の高いVRMMOゲームを舞台にした作品。そのゲームの名は『異世界』とシンプルなものでしたが、作り込みはかなりのもので。

隠し要素として「世界の謎」というものがあって、必要な条件を満たすと特殊な報酬を貰えるが、事前に答えを知ってしまうと報酬を貰える資格を失う、みたいな制限が掛けられていたりして。

そういう検知技術がしれっと導入されているあたり、いろんな技術が発展していてそれを押しまず注ぎ込んでるなぁって言うのが分かる。

 

主人公のキャラネーム・ホムラは昔からのゲーム友達と一緒にプレイすることにして。

仲間内でワイワイプレイを楽しみつつ、それぞれソロでプレイする時間もとっており……ホムラは一人で動いている時にやたらと世界の謎だったり、隠し要素を拾い上げていって。

運営本部のキャラクター、黒影にABCと書かれている手抜きデザインでしたが、運営側もびっくりするような展開を、早々に引き当てていったの、笑えるんですよね。

彼と契約することになった獣、白のコミカルさもコミカライズでより伝わりやすくなっていて良かった。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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