気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

楽園コミックス

あにいもうと

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この恋のゴールはどこにあるんだろう

それがどこでも怖くないし

いま 他の恋ならいらない

 

妹から兄への気持ち。

少女から少女への気持ち。

男女間でのエピソードなどなど。

さまざまな恋…というか愛について描かれております。

 

2Pだけでしたが「夜をとめないで」のアフターが入っていて嬉しかったですねぇ。

幸薄いのは変わらないようですが……変な形になっていたとはいえプロポーズしてもらってましたし。

 

収録作だと「間違ってる恋」の二人の歪さが好きかなぁ。

笑顔ではなく、怒ってる顔、悲しそうな顔が好きだと言う少女。

束縛したい、とか他の人には渡したくないという欲求がある。「大好きなんだよ。だけど、かわいそうなあなたが好きなんだ」と心中で呟いてますが。

相手の男子も悲しそうな顔が好きだとか零してますし、割れ鍋に綴じ蓋な感じでお似合いなんじゃないかな……

 

あとは表題作の「あにいもうと」。

本編よりアフターの方が微笑ましくて好きですね。

兄の事が大切で……でも他の人と結婚して、子どもまで出来て。

学生のうちに「おばさん」になってしまった少女。「おばさん」と呼ばれたくないから子供を教育しに行く、という辺りが微笑ましい。

 

あにいもうと
ハルミチヒロ
白泉社
2016-12-22



夜にとろける 1

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「いやいや 俺愛されてるなぁと思って」

「………… そうだよ」

「うん俺も純香ちゃんのこと好きー」

「…知ってる」

 

糖度たっぷりの恋愛コミック「あまあま」を書いた作者さんの新作。

3シリーズくらいをまとめて収録されています。

「制服の恋人」、「こいはやみ」、「夜にとろける」で3組のカップルが描かれています。

 

最初に収録されている「制服の恋人」は『あまあま』内で描かれていた「好きな人になりました」サイドの妹の愛ちゃんと先生の話。

先生の顔を見切れる構図にするのが毎度大変だそうです。

愛ちゃんは普段から積極的に動いてますが、いざ反撃されるとすぐ顔赤くしてる辺り可愛いですねー。

 

「こいはやみ」は仲良し6人組の中で結ばれた1組の話。

男子3人、女子3人の仲良しグループだったけれど、カップルが出来たことでちょっと関係が変わった部分もあって。

他の4人も付き合いだした二人の事が好きで。自分の好きな人が他の人と付き合って悔しい。けれど相手の事もよく知っているから反対も出来ない。

 

そうして自分の想いを飲み込めるあたり、強い良い子ですなぁ。いい友人に恵まれている。

勝ち目のない想いを燻らせている二人もいましたが。残り4人の関係がどう変化するのかにちょっと興味ありますな……

付き合いだした二人が甘味処「一条」に行ってるみたいな話があったので世界つながってるなぁ……と。

 

「夜にとろける」はバイト先で知り合った二人の話。

大学生男子と高校生女子。母校が同じで、文化祭に遊びに行ったりもしています。

この二人のエピソードは同人誌に収録されていたものも再録されているようで、嬉しいですねー。そっちまでは追い切れてなかったので。

このカップルが一番甘いですかね。「こいはやみ」は付き合いだした二人より友人たちの描写がメインですし。

イチャイチャして、不安になる場面もあって、でも日々を楽しんでいる。幸せそうで何よりですな。

 

微熱空間1

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「私たち 今姉弟っぽいかなぁ」

「どうだろうなー…」

 

親の再婚によって、同い年の姉弟となった二人の話。

お互い「弟ができる」「姉が出来る」と聞いていたため、印象の違いに困惑したり。

そもそも、同年代の異性と上手く交流できず。

進んだと思ったら、同じだけ戻ってしまったり。

 

いやぁ、いい感じにもどかしいですなぁ。

下手に年齢が近すぎるから、距離感を上手く計れてない。

一方で、長い間一人でいた親が再婚すること自体は、めでたいと思っているもんだから難しいよなぁ。

 

今のところは、亜麻音の方がしっかり家族であろうとしてる感じ。

……というか男子に対しての警戒心が、実は薄いというか。親友も不安になるだろうなぁ……

逆に直耶の方は、家族とか姉としてではなく、異性として見て心乱れている様子がありありで。

コレが恋へ発展していくのだとしたら、自覚するのは直耶のが早そうですが。

亜麻音がその時どういう反応をするのかが今から楽しみではあります。

 


ディアティア4 トゥハート

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「好きだ 好きだな…」

だからこそ こんなに苦しくなってる

 

新学期になって、色々と変化も出てきてます。

睦子と葉月は同じクラスになって、クラス発表の場で会った少女と友達になり。

サバサバしてるというか、初対面から睦子にモテる先輩に告白された人? って聞いて来たり、どこまで行ったのか、と聞いたりしてますし。

 

成田も進級して進路を考える時期に。

二人の関係はいつまで続くのか。どこまで踏み込めるのか。

付き合いが長くなってきた以上、そういう悩みとかも出てきまして。

イチャイチャはしてますが、微妙に距離感測り兼ねてる感じ。

 

でも、お互い思いは募らせてるので、なんていうか見ててじれったい。

睦子は卒業して会える時間がどうしたって減ってしまうことを実感したときに涙してましたし。

家に問題を抱えていたはずの成田の方にしろ、なにかにつけ睦子のことばかり考えてますし。

次で完結になりそうとのことで。今回みたいにじれったいのも嫌いじゃないですが、もっと砂糖吐きそうなくらい甘いオチにならないかなぁ、とか思ったり。

どうせならハッピーエンドの方がいいですし。

 

あまあま4

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「だって俺美咲の彼氏だよ?」
「こーゆう時頼ってくれなくてどーすんのさ」


タイトル通りどこまでも甘かったお話、これにて完結。
WEB増刊の方でまた別の作品書いたりしているので、そっちの方コミック化されないかなぁ、とか思いますが。
まぁ、でも楽園本誌の方でも次回19号から新連載始まるそうなので、楽しみに待つとします。

本編は、いつも通りの甘さというか。
高梨たちに付き合っていることを打ち明けたこともあり、4人での絡みが増えた印象。
…宮本にときめいた高梨はなんか、未だちょっと混乱していましたけど。
神崎さんの方が割と強かなので、うまく手綱握ってくれるでしょう。

強かさでいえば合間合間で描かれていた神崎妹の方が、相当か。
なんだかんだで、家庭教師の先生落としているわけだし。
彼女の場合は、素質もあるけど歳の差という不安があったからああやって押せ押せだったんじゃなかろうか。

最後には、周囲に知れ渡る結果となっていましたが。
どのカップルも幸せそうなんで、見ているだけでお腹いっぱいになりそうです。
うん、とりあえず末永く爆発してしまえ。

あまあま4
志摩時緒
白泉社
2015-08-31

あなただけ宝石

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「先生 この台詞素敵ですね」
(略)
「・・・ああこの台詞 これは・・・」
(略)
(本当はあなたに言いたかった台詞なのよ)


表題の「あんただけ宝石」という姉弟ものが中編で、短編が9話収録。
5話が百合系統で、それ以外は兄弟姉妹の話。
最後は……金魚が書きたかったそうですよ。
仙石さんの頭の中は割とカオスな気がします。

短編の「日向で咲いて」とか「白、またはピンク」当たりが好みでしたねー。
打ち明けられずにもどかしい距離を保っているぐらいが、読みやすくていいです。
BLGL近親と少数派だったり、禁忌とされるような関係が多いですので、短編で終わらせておくのが綺麗な気がします。
ストーリーになると、やっぱり一般的でないという枷があって、もどかしさが全体に漂いますからねぇ。
短編で短く読むんだったら、こういうエピソードはいい雰囲気だなぁと思えるので。

表題の「あなただけ宝石」の姉弟も、間違っているかも、と思いながら止まれずにいたりするわけで。
一度姉は恋人ができたけれど、関係を進めることはできず。
結局は、元の位置にきて、もう戻れないように変化していって。
なんてところで終わるんだ、とは少し思いましたが。この後どんどん転げ落ちていくだけな気もするので、あそこで終わっておいて正解かなぁ。
落ちていった果て、って言うのも見てみたいような気もしましたけれど。


花はニセモノ

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「ええと 女になっても 俺はおれなんだけど……」
「・・・駄目?」

異色のBL。
同性愛者の男性の恋人が、初詣の翌日、なぜか女になっていて。
神様の悪戯。女になった方の服をすべて女物に変えたりと芸は細かい。
世界は「最初から彼は女だった」ということに書き換えられていて。
男だった時の記憶があるのは、恋人だった二人だけ。

同性愛者だったこともあって、何とも言えない距離感になっていますが。
男側も、恋人だった相手がいきなり異性になったせいで困惑していましたが。
当然ですけど、突然性別が変わってしまった女側にしたって、悩みは尽きないわけで。
「会う度 見られる度に うとまれていく気がする」。

書店バイトしている男二人の会話がありましたが。
書店員としてはちょっと反応してしまった。
……分冊のD社はちゃんと刊行されてますって最後まで。A社が不定期なだけで。うん。

やっぱりこの作家さんの描く、微妙な距離感が好みですね。
ジャンルとしてBLは苦手なんですが。
割とスルスル読めた。全体的に、甘さよりももどかしさが立つ展開なので、好みは分かれるだろうなぁ。


夜をとめないで

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私はただ 傷付けて 傷付けて
同じ想いをしてわかってほしかっただけ
あの日の私は あんたと同じに 傷つく心があったんだよって

楽園に掲載されていた短編6本と、巻末にちょろっとおまけまんががついてます。
表題作の「夜を止めないで」と「シャンプーリンスコンディショナー」が好きですね。

「夜を止めないで」。
出張でいった先の支社で評判がよいから、とそのまま転勤先になると告げられたサラリーマン。
本社でずっと頑張ってきたのに。そんな重要なことを電話でいうか、と落ち込んでいるところ、変な女に声をかけられて。
女一人旅で怪しさがあったからか、旅館に泊めてもらえない。お金なら払うから、一緒にいい宿泊まりませんか、と変な誘いを受けて。
割とやけくそだから、誘いに乗っちゃうあたりが何とも。同病相憐れむとはまた違いますが。
落ち込んでいたから。お互いの傷を慰め合って。

「仮初の花」。
整形美人になった女性の話。かつてブスと罵られた過去から見た目重視に思考がいって。
性格の悪さをアピールするときもあって、周囲の評判悪かったりするようですが。
過去が過去だから、恨まれるのも嫌われるのも慣れている、と割り切っていて。
かなりまた歪になっていて辛い。幸せになれればいいのに。かなり危うい。

「はかなごと」。
百合。とはいっても、はっきり付き合っている訳じゃなくて。
ここの二人もだいぶ歪んでいるなぁ。
どうせいつか男の事を好きになるんじゃないか、と不安な思いを抱いて揺れる話。

「たゆた」。
死んでしまった青年の話。
彼女にさよならを言おうと枕元に立ってみたら、彼女にはなぜか彼の姿が見えてしまって。
そこから離れられずに、ずるずると、彼女と日々を過ごしている幽霊の話。
まぁ、ああいう結末になるのは見えてましたが、なんとなくもの悲しい。

「シャンプーリンスコンディショナー」。
彼女の浮気現場に遭遇してしまって。彼女の使っていたシャンプーの香りがトラウマになった佐々木。
ふてくされて酔っぱらっていた飲み会で、同じシャンプーを使っている名取と出会って。
「若くて元気で前向きで…だから この年でひどく傷付くと 治りが遅いんだって事がわからないんだろう」。



ディアティア3 ダーリング

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「いつの間にかすごく好きになってて・・・」
「一緒にいるのがすごく楽しくて すごく嬉しくて」
「そういう気持ちも 先輩がいなかったらきっとなかったから よかったです」

順調にバカップルになっていっているなぁ、とニヤニヤ。
いいところで切れていたので、終わりかなぁ、と思っていたらあとがきで4巻も出るとのこと。
楽園が年3回刊行とゆったり仕様なので先は長いですが楽しみです。

表紙絵でもマフラーしている通り、季節は冬。
イベントとしてクリスマスとかあったり、初もうで行ったりと楽しそうですねー。
成田の天然たらしっぷりがまた切れ味増しているような。
でもそれに負けないくらい睦子の方も甘くなっていっているから釣り合いとれているのかなぁ。

成田とよく行動しているしゃも。
てっきり友人なのかと思っていましたが、彼からすれば「まだ成田は友達じゃない」。
境にあるのは、しゃもが引いたラインでもあるし、成田が踏み込めなかったラインでもあった。
まぁ、晴れてちゃんと友人になれたようですし、少しずつ成田の周辺がにぎやかになっていっているのはいいですね。家庭に爆弾があるんだから、他のところで幸せがあってもいいじゃないかという感じで。

他には、成田と睦子が二人で試験勉強したり。
お互いに変に意識してしまって、真面目にやろうとして、できなくて。
クリスマスのプレゼント選びと、その後のデート模様。
もうなんか爆発すればいいのにとか通り越して甘い感じが。


あまあま3

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ぞんざいに扱ってごめんなさい
でもその気もないのに付き合うのも違うと思ったから
彼らの勇気にならって
――いざ


安定して甘いというか。色々と今回もイベントがあります。
文化祭では昨年の経験があったので、祐司と美咲が委員長・副委員長を務めて活動してますし。
文化祭実行委員会では、祐司が委員長になって、副委員長の美咲に指示されてビシバシ働かされていました。
副委員長の方が委員長っぽいとか思われてましたが、まさしく。
そんなときでも美咲は「他人に支持するより祐司にする方が楽しい」とか思っているし。
この二人は本当に高めで安定しているなぁ・・・

借りた傘の扱いで混乱している高梨君も少し見習えばいいんじゃないのかな。
晴れた日に持ってきても荷物になるし、雨の日はすでにもってるから邪魔だし・・・と考えたみたいですが。
別に晴れた日に持ってきて、家まで送ってそこで返せばいいんじゃないんだろうか。
結局、学校の無い日に家まで届けてそのままデートと言うコースに入っていたのでうん、まぁお幸せに。
神崎さんの妹が登場して、なんか少し彼女の恋愛模様も描かれていましたけど。
またこうやって少しずつ描かれるカップル増えていくんだろうか。

修学旅行で、一緒に居たいからと同じコースにいく決断をしてますが。
そうなる気はしていたというか、そうなるだろうとしか思っていなかった。
いつまでも隠しているのか、と祐司に言われて美咲は悩んでいますけど。
旅行先でついに神崎と高梨に以前から付き合っていたという事実を打ち明ける。
先代の文化祭の委員長にもばれてたみたいだし、オープンになっていくのかなぁ。

美咲が神崎さんに打ち明ける場面は、安心して見れましたけど。
そのあと、受け入れてくれて、距離が近づいたようですし。
祐二が仲良くなった女子二人に圧倒されてました。
ただ・・・高梨くんは少し落ち着け。
そしてその周囲の「理解のある友人」たちも少し落ち着け。

巻末の書下ろし。
祐司と美咲の過去のエピソード。
アドレスを聞いたのも美咲ですし、連絡を取ったのも美咲。
結構意識しているんだなぁ、という感じがいいですね。
「ぼっちな僕ら~」でも書かれてましたけど「とりあえず」で付き合ってないからなぁ、この作者さんのキャラクターたち。
修学旅行でも美咲と一緒にいたいからとコース変更してますが、いいの?ときかれて「大人になったらまた一緒に行けばいいし」みたいなこと言ってますし。先を考えているのが。
まぁ、そのくらい覚悟あるから、思いっきりイチャイチャできてるんじゃないでしょうか。

 
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