気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

電撃コミック系列

一度だけでも、後悔してます。

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「…………お願いを聞いてくださったらどうにかしますよ」

(えっ)

「聞きます!!! なんでもします!!」

 

家賃滞納中の24歳の住人と、しっかりものの19歳の大家さんによる百合漫画。

歳上の方が、仕事を辞めて家賃滞納したという負い目があって、年下の子の方が強いのがいいですね。割とグイグイ来るし。グイグイ来る後輩概念……?

最近は百合姫以外にも百合ネタの漫画増えてきましたよね。売れてるのかしら。

滞納した分、身体で払ってくださいと年下に迫られるのは中々新鮮。

 

歳上の小塚さん、部屋散らかってるし、料理も目玉焼きしか作れないというし、よく一人暮らしで来てたな、と言う気分にもなりますが……

それ以上に、彼女の置かれた境遇が辛い。好きなことを仕事にして、上手くいかなくて挫折して。だから仕事を辞めた。

好きなこと仕事にすると、頑張れますよね。でも、好きだからこそ辛いんですよね。

分かる、分かるよ。涙を流した一コマがどうしようもなく胸に刺さる。

 

大家さんとの接触によって、気分前向きになったみたいですし、幸せになってほしいなぁと切に願います。

小塚さん好きで、迫ってる大家さんが要所で可愛くて癒されますね。裏表紙側のカバー裏とか特に可愛かった。



やがて君になる8

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「私侑が好き!」

 

よくこの時間に生徒会室入れたな、というのは野暮ですが。

七海は侑を呼びだして。思わず駆けだして先についてる侑が可愛い。

でもそこで「話せることってまだあるのかな」とか思うあたり、まだ思考がマイナスよりで。はたして、ここからどうするのかと思ったら。

吹っ切って想いを自覚した七海先輩が強かった。凄いなぁ、勢いがある。

 

約束を破ったと、沈んでいる侑の好きなところを上げて。あの頃と同じじゃなくても好きだと言ってくれた。

そうして真っ向からぶつかってくれたから、侑も答えを返せたんですよね。

 

「わたしは 先輩がわたしの特別だって決めました」

ついにここまで来たか、と。長かったような短かったような。

あぁ、でも辿り着いたんだよな。二人は、大切なものをしっかり見つけたんだ。

いざ付き合い始めたら、七海が先輩ぶって、侑が「恋人」って言葉を使いたがるとかこれまでとは違う顔が見えたのも良かった。

 

あとは、修学旅行で七海に告白して振られてしまった佐伯先輩。

彼女もまたいいキャラでした。侑の教室に乗り込んで「よく伸びる……」ってやってるコマが笑えて好き。

その後連れ立って生徒会室に来た二人を見て、挙動不審になってる七海先輩が可愛い。

 

最終話で数年後のエピソードを入れてくれたのも、ポイント高い。

高校時代の人の前で七海先輩って呼んでる侑とか。「侑私の事「七海先輩」だって」と笑う七海が楽しそうです。……これ雑誌の時は燈子先輩になってたんだよなー確か。普段書籍化時の修正とかあまり気にしないんですが、コレは雑誌で見た時に気になってたので気付いてしまった。

閑話休題。時が流れて、変わったものがあって、変わらないものがあって。

良いお話をよんだなぁ、と余韻に浸れる魅力的な完結巻でした。

 


やがて君になる7

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(誰も彼もが上手くはいかないんだろうけど)

(それでも幸せな舞台がいいなあ)

 

侑が告白したことで、ギクシャクする二人。

劇団に通う七海は、未熟な自分を受け入れてくれる新しい居場所を見つけて……けれどそれを寂しく感じていた。

侑の方は、どうして踏み込んだのか。「好き」ってなんだったのかグルグルしてて。「いいか もう」と思う場面が悲しい。

 

佐伯先輩とカフェ店主の都さんの関係が、不思議な距離感で良いですよねぇ。

人気店の偵察に行って、色々と話をして。帰宅したところを先生に見つかって叱られているオチが付くのにも笑ってしまった。

 

そして、その微妙な距離感のまま、二年生は修学旅行の時期で。

佐伯先輩が、ここに至って行動を起こすことを決めて。

「あなたは私の好きなあなたでいてくれるだろうっていう信頼の言葉 かな」という好きの解釈が、結構好みですね。

一方で先輩が居ない状態で侑も迷っていて。槇くんという相談できる相手が居たのは僥倖でした。彼の哲学も結構好きです。よくもそこまで割り切れるな。そういう性分なんでしょうけど。

 

そして、旅先で佐伯先輩の告白を受けて。

考えて答えを出した七海先輩が、戻ってきたときに、真っ先に侑を呼んで。

駆けだす二人の行く先に幸あれ。


やがて君になる6

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「先輩のものですよ」

 

ついに始まる生徒会劇。『君しか知らない』。

記憶を失くした少女の物語。

クラスメイト、弟、恋人。

見舞いに来てくれる人々から想像される「自分」は、全く別人のように思えて。

記憶がない「私」は、いったい誰になればいいのだろう……と言う迷いと、選択の物語です。

 

いやぁ、他の仕事を抱えた状態で、よくもまぁここまで詰め込んだというか。

こういっては何ですが、思った以上にちゃんと劇をしていて驚いた。

「人は誰かにはなれません あなたはあなたにしかなれない」。

劇中で侑が、七海に対していう言葉。もちろん演じている「台詞」なわけですが。

事情を知らない状態で、侑と相談しながらとはいえ、これを書けるこよみが凄いわー。

 

OBの方の通っている劇団の演出をしている人が見に来ていて。

七海をスカウトする一幕もありましたが。良い方向の変化になってくれればいいな、と応援したくなりました。

その場では考えさせてくださいと言ったものの、体験入団もしてるようですしねー。

 

侑に知らせていなかったのは、彼女らしくないかなぁ、とちょっと思いましたが。彼女も変わっているってことですよね。

そして、七海が変わるという事は。変わりゆく七海の想いを注がれ続けてきた、侑も変わるということでもあって。

最後ついに侑が七海に踏み込んで……関係が、壊れてしまった。単行本の最後に置くエピソードとして相応しいけど容赦ない……。


やがて君になる5

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「もらったものを無かったことに しないでください」

 

脚本を変えるべく打ち合わせをする、侑とこよみ。

引っかかっていた部分を侑の指摘で自覚して、悔しがっている彼女には創作者の資質があると思う。

最初、よく通っているカフェの一日が描かれて、その後の話で、それぞれの会話とかに補足が入るのは構成が上手いなぁと感じた。

 

姉の影を追って、彼女ができなかった劇をやろうと思った。

そうしたら……自分はどこに行くのだろう。

そんな迷いの中にいる七海を侑が遊びに誘って。表紙にある、水族館デートですね。

楽しそうで何より。小ネタでぬいぐるみを手に力説してる侑に和んだ。

 

結末を変えた後の佐伯先輩と侑の会話が良いですねぇ。

変化を望んで行動した侑の事を、佐伯先輩が指示してくれた場面。

なんで、という彼女の問には応えなかったけれど……その後示された、彼女の矜持がすごい。学生でよくもそこまで、自分を律する事が出来るなぁと感心してしまう。



やがて君になる4

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「ばか」

「先輩のばーか」

 

ついに台本が完成。

もっとも、作者のこよみはまだ結末に迷っているようですけど。

小ネタの「大変なんだよタイトル考えるの」「へー」「大変なんだよ」に笑った。

うん、大変だよね……

 

台本が出来たこともあって、練習をしようという話になって。

合宿用の設備があるそうで、生徒会室が奥まったところにあるのといい、割と大きい学校ですよねココ。

事前に使用許可を取るべく動いている辺り、七海先輩が本気だ。

 

中学時代、ソフトボール部に引き込んだ友人と侑のやり取りが良いですねー。

当然ですが、高校以外にも彼女たちの居場所はあって。それぞれの関係があるんですよねぇ。

「一回ぐらいおまえがいっぱいいっぱいになってるところ見たかったんだ」を口にして「それがソフトじゃなかったのはちょっと悔しいけど」を胸に秘められる菜月ちゃんは良い子ですね。

 

そして始まった合宿、色々な思いを抱えながらも女子三人が姦しくて楽しそうで何よりです。

カバー裏の男子部屋2人の「女子部屋は楽しそう」の想像が温度差あって笑えた。

OBの方の指導もあって、割と順調に練習は進んでいってますが……

姉の影を追っている七海は、姉を知るOBに「似ていない」と言われて揺れて。

その姿を見た侑は、こよみに脚本を変えようと提案する。やっぱり侑は強いなぁ、と思います。


やがて君になる3

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「ほんと燈子って…」

「厄介よね」

「…同感です」

 

結局侑も劇に協力する事になって。

小説を書いている友人に、脚本をお願いする運びに。

他のメンバーの前でも名前呼びをするようになって。

踏み込んで、自分から名前で呼ばせたのに照れてる燈子先輩が可愛かったです。

 

七海の友人である佐伯先輩も結構重要な役ですよねぇ。

テストでいつも1位と2位。一緒に過ごしてきた時間と、秘めていた想いがある。

側に居る為に隠し続けている彼女も、結構したたかだと思います。彼女自身は、隠しごとを卑怯と感じている部分もあるみたいですけど。

彼女の抱えているものを、相談できる相手がいるのは良いことです。

休息に七海と親しくなっている侑と、それでもちゃんと交流できるあたりも、外面が良いと言えばそれまでですけど。彼女の中で筋が通ってる感じがして好ましい。

 

幕間とか、話の間にある小ネタが毎度可愛くて好きです。

今回で言うと、侑の姉と連絡先を交換して、侑の寝顔写真をゲットして悶えてたあと、「待ち受けにしたい」と思ってる部分とかが良かった。

 


やがて君になる2

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「……小糸さんは もうちょっと警戒したほうがいいと思う」

「……そうですね七海先輩にはちょっと気を付けますね」

「私には! しなくていいけど!」

 

七海が生徒会長となり、新体制がスタート。

平時は穏やかなものですが、行事の際は忙しくなるとか。

そんな中で、七年前に途絶えてしまった生徒会の劇を復活させたいと、七海が提案して。

即座に「やりましょう」とはならず、保留されて。

 

最後、侑と七海が二人生徒会室に残ってキスをしてる辺り、距離が近いというか、侑の方はまだ自分の想いも定まっていないのに受け入れているのが、度量が深いというか。

その場面をたまたま目撃してしまった、槇くん。

気になっていたのもあるでしょうけど、侑と対面して問いただせる辺り肝が太いな彼。

それを秘密にしてくれる相手で良かったですね、ホント。

 

以前書店で働いていたので、幕間の深読み書店が楽しかった。

実際定期購読してるわけじゃないけど、いつも買ってるよなぁ、って傾向とかあったりしますし。

その後は試験が近いのもあって、生徒会は休止。七海と侑は一緒に勉強をすることに。先輩が侑をとても好きなんだな、と言うのが見えて楽しい。

 

試験が開けて、劇をどうするか、という話が出て。七海が隠していた事情をしって。

侑は劇をやめませんか、と言って。それでも七海は止まらなかった。

そこで、止まらずに「ほんとは寂しいくせに」と言える辺り侑も強いよなぁ。

変わりたいと思う少女と、変わってほしくないと願う少女。

いずれ来る破綻が約束されていて、怖いなぁ、とちょっと思いました。



やがて君になる1

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「でもわたしには 特別って気持ちがわからないんです」

 

電子版で購入してました。感想書いてなかったので、読み直しー。

アニメ化もした百合漫画。電撃NEXTはカバー裏も収録してくれてていいですねー。

「あれはそんなに可愛くないからいい」って言うやりとりが笑えて好きです。

 

高校に進学して、未だ部活を決めていなかった少女、小糸侑。

彼女は先生に、生徒会を見学してみないかと声をかけられて。

選挙が近いとか言われて、上手く使われてると思いながらも足を運ぶ辺り律儀。

そこで侑は、七海燈子というカッコイイ女性と出会った。

 

何回も告白されて、けれどそれを断り続けている先輩。「誰に告白されても付き合うつもりがない」と言う彼女に、侑は悩みを相談して。

その結果、七海先輩に彼女は一目置かれる事に。まぁ、「特別って気持ちが分からない」と言う侑の物差しに惹かれた、感じですが。

そこで「だって私君のこと好きになりそう」と言える辺り、七海先輩は人たらしというか。

 

5月にあるという生徒会選挙で、候補と推薦者として一緒に行動する事も増えて。

特別を見つけて真っ直ぐぶつかっていく七海が眩しいし、それだけの想いをぶつけられても揺れない侑の迷いもしっかり描いてます。総じていい感じの青春してるなぁ、と言う感じ。



魔法使いの印刷所3

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「特約店と大型書店が売れ筋を独占して取次が送り付けてくるのは扱いに困るいらない本ばかり…」

「商人レベルの実績上げようにも…」

「必要な本を勝手に減数されたらうりようがないだろ!!!!!」

 

無限迷宮メロンズ、実際に迷路の絵描かれてるのには笑った。

相変わらずのネタ度で、スラスラ読めるのが楽しいです。

よくかけたな、って思うネタもありますけど。実際、スエイの編纂長が登場する話では、上の人がちょい迷ったとかなんとか。

 

遂にミカが山本さんと遭遇してましたが、異世界で店を構えて生きてる辺りお互いしぶといな……

冒頭に引用した、山本さんの叫び、わかるわぁ……元書店員のトラウマが刺激された。

実績がないと配本が少なくて、注文してもすぐには来なくて、発売日ブースト掛けられず遅れて入荷した新刊で実売伸ばすの骨ですよ……

マジケも好評を博し、変な人が入り込んだりもするようですが、対策頑張ってくださいお疲れ様です……


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ちゃか

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