
「各自 気を引きしめたまえ」
「我らの将と合流するまで 死なないように」
2巻までで原作1巻のエピソードが終了して、ここから、第2部の開始ですねー。
隣国シャンドリスが動き出したり、サンクワール国内でも、騎士登用試験を開始したりと色々動いています。
しかし、どんどんキャラが多くなっていくなぁ。原作はコレの比じゃないですけど。
巻頭、もう(生活状況的に)あとがない状態のセルフィーが、あれだけ大荷物抱えていた状態から、レインの気配察して抜刀しているんですよね。
実際に登用試験にも合格していますし、セルフィーって若さの割には結構スペック高めなのかなーと再認識。
レインのかつての知り合いガサラムも配下に加わり陣営が厚くなっていきますね。
「見るからに頑固そうな熊まがいの中年だなんて聞いてないぞレニィィィ!!」
「見るからに頑固そうな熊まがいの中年がお待ちだと聞いたら将軍にげるでしょう」
「おうよ!!」
っていうレニとのやりとりには笑った。
で、王女様のお披露目パレードをやって、お約束のように暗殺者の襲撃。
……コミック開始した時点から数えても、レインに関与した密偵・暗殺者で命落としているのって、もう三ケタに乗ってるんじゃないかなー。ユーリは幸運だったね。
そしてサフィール上将軍が国の乗っ取りをもくろんでうごきだしますが、すげー小物。いやー上将軍がこれだけ小物で、王様も愚王で、よくこの国今まで持っていましたね。
サフィールが小物な分だけ、ラルファスの格好よさが際立っていい感じ。
あと、地味にギュンターもいいキャラで好きなんですよねー。
カバー裏のラルファスが……哀れと言うか、本当に日ごろからレインの無茶ぶりに付き合わされているのに、お疲れ様です。