気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

講談社

ポーション頼みで生き延びます!

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「だから私は大丈夫だよ」

「笑ってお別れねって」

 

なろうの異世界転生モノのコミカライズ。

原作は未読ですが、タイトル通りの展開が待ってる作品ですね。

転生チートでポーション作成能力を貰って、原価ゼロの薬を売りさばいて楽をしようとおもった。

 

神様のミスで死んで、保護できたのは魂だけ。

肉体の死を覆すのはさらに大きな不具合につながりかねないので、異世界に送ることになる。

そんな神様の話を聞いて、チート能力のほかに家族と友人に夢を通じて別れを告げる、という願いを告げたのは珍しいかなと思います。

 

神様と交渉して色々と能力を勝ち取っていたものの。

異種交流って、難しいよね……というのを突き付けられることに。

魔法やハンター(冒険者)などがいる、創作によくある異世界だと思いきや。

転生チートで獲得したような、即座に傷をいやすポーションなんてものは存在していなかった。

……稀少すぎる能力を持つ者は狙われる。そう考えて逃げようとした少女を即座に確保しようとした領主様は良い耳を持ってらっしゃる、というところか。

うまくあしらわれて逃げられてるわけですから、目は悪かったみたいですけど。

計算違いもあってカオル自身もそこまで視野広いわけではないですが。囲われそうになっても脱出する手立てを作ったり、野宿を厭わなかったり割とタフなのでどうとでも生き延びるタイプだなと思いました。

俺だけ入れる隠しダンジョン~こっそり鍛えて世界最強~

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「ありがとうエマ」

 

魔窟と呼ばれる存在が数多存在する世界。

その中には未発見のモノもあり、「隠しダンジョン」と呼ばれてるとか。

……なんで魔窟と言った直後にダンジョンに変わるんですかね……

あちこちツッコミを入れたくなって、私には合いませんでしたね。

ただ、ノリは軽くテンポよく進むので読みやすい作品ではあるかと。

 

平民が功績を上げる事で認められる「準男爵」という最下級の貴族家に生まれたノル。

仕事が決まった者の、上位の貴族にそれを横取りされて。

今後の進路について悩んでいた時、幼馴染の少女から耳寄りな情報がもたらされる。

 

彼が持つ「大賢者」という、「世界のあらゆることを教えてくれる」と言う、ユニークスキルについて。

使用時に死んだほうがマシと思えるほどの頭痛に襲われるため、これまでノルには使う事がなかった。

幼馴染曰く、かつてそのスキルを持っていた大賢者は使用後に頭痛を覚えたら妻たちにキスをしてもらっていたとかで。……賢者タイムとかけてるのかそれ……?

でも、実際にキスしてみるとか、もうとっとと結婚すれば、というような感じ。

 

強くなって、英雄学校と呼ばれる場所で新たな進路にめどをつける。

その為に、隠しダンジョンにもぐる、と。実際に行った先で出会いに恵まれ、特殊なスキルを授かることに。

性欲・食欲・物欲などを満たすことで得られる、幸福度を代償に効果を発揮するスキルを得たため、実力アップと欲望充実を兼ねた生活がスタートします。

試験を突破して入学資金を稼いだところで1巻は終了。

シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~ エキスパンションパス2

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「「負けイベント」でもねぇのに諦める?」

「未攻略のゲームで手を抜くなんて」

「ナンセンスだろ!!」

 

週刊連載だとコミックペースが早いな……あっという間に発売となった2巻。

しかしイラストが付くと、「鳥面半裸マーキングと首輪付き~喋る兎を添えて~」は反則的な画だな……インパクトしかない。

喋る兎が可愛いからって話しかけた初心者二人は、素直に凄い。

 

まぁゲームだから、変わった装備の人もいるだろうと割り切れる部分ではあるか。その後、盗撮してアップしてしまったのはいただけませんけど。

ただ、掲示板回の演出は上手くて、流れるように多くのプレイヤーが連れてるのが面白かった。

「喋る兎」を連れた、リュカオーンの呪い持ち。そりゃ、未だ一人も最強種を倒せてない状況だったら注目されるよなぁ、という感じ。

 

エムルと言う強力なサポーターを得て、フィールドボスを超えて次の街へ。

そこでPKを含む上位プレイヤーに追いつかれて戦闘に。ペンシルゴンがとても楽しそうで何よりですね……。

鉛筆王朝とか、見ている分には楽しそうだけど巻き込まれたくはない。

最大火力が連れて「会いに来て良かった」してる場面、本当に生き生きとしてましたしね……。

その前の、「全然見つからないですぅ」してるヒロインちゃんも可愛かったです。コミカライズして良かったぁ。

ヴォ―パルコロッセオの「パラサイトテンタクル」の初出時のコマがコミカルで笑えて好き。楽しいコマが多いので永遠に語れそうですね……。

 

巻末には描き下ろしの「敗北者は明日を恐れない」。

原作でも登場している、VRアイドル笹原エイトがリアルで知人と飲み会をする愚痴イベント。まぁ、実利あるゲームイベントと被ったのはしゃーない。

飲み会回楽しかったので、たまに出て欲しいな。

 

エキスパンションパス付属小説の方は、「巨人殺しの第一筆」。

ルビはビギニング・ペンシルということで、そのままアーサー・ペンシルゴンのシャンフロデビューと、PKスタートした下りの話ですね。

PKクラン「阿修羅会」を結成する流れと、それに敵対するプレイヤーも盛り込まれていて満足度の高い短編でした。

白聖女と黒牧師7

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「ローレンからしかもらえないものをもらっていると」

「何時だって私は安心するんです」

 

相変わらず聖女様とローレンが可愛くていいですねぇ。

いつまでも変わらなそうにも見えて、ヘーゼリッタが心配をしたくなる気持ちも良くわかる。

それでもまぁ、色々とイベントを重ねていって、お互いに意識する機会が増えてきているのが分かるので見ていて楽しい。

7巻かけて二歩くらいしか進んでない疑惑もありますが、既にゴール目前に居る感じもしますし、多少足踏みしても問題ないと思います。

 

無事に課題を達成し、ローレンたちの住む街に戻ってきたヘーゼリッタ。

こんかいは教会に暮らすのではなく、街に部屋を借りたとかで引越しの準備をしたり。

彼女達の部屋に遊びに行ったりとかもしていましたが。

聖女様が一人で街に出た結果として、なぜかウェイトレスとしてお手伝いをすることになってたのには少し笑った。

 

でも、衣装チェンジして働いてる彼女は新鮮だったので正直グッジョブ。

ローレンが居ないと、スイッチ切り替わって完璧聖女になりますが、彼の視線を意識する途端ポンコツになってしまうギャップも含めて可愛くて良い。

巻末のおまけでローレンのウェイター姿も披露されてましたし。お互い新鮮さを感じてたのは微笑ましいというかなんというか。

 

住んでる人が居ない筈なのに、音がするという物件。

そこを調査しに言った時、元々体調不良だったのも相まって聖女様が寝込んでましたが。

その後、ローレンとの接触が増えたので、体調崩した組には申し訳ないけど美味しいイベントだったな……。

 

あと占い師さん、意外と重要人物だった……? レストラン回での口の軽さとか合わせて、結構愉快なキャラで好きなんですが。

今回も助けてくれましたし、まぁ、悪い人ではないと思いますが、立ち位置が読めないのは怖いなぁ。

シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~1 エキスパンションパス

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「今は無理でもいつか俺が…」

「必ずお前を倒すからな…!!」

 

小説家になろうで連載中の作品『シャングリラ・フロンティア』、そのコミカライズ……なんですが。

小説本編の書籍化を経ずに、いきなりコミカライズして。その上、アプリとかではなく、週刊マガジン本誌でも連載している異色の作品ですね。

WEB版には最近になって手を出したのですが、面白さにハマって最新話まで一気に読みましたね……

 

舞台は、フルダイブ型VRゲームが主流となった近未来。

副題に「クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす」ある通り、主人公の陽務楽郎は主に「クソゲー」と言われる、バグ山盛りだったりキャラに難があったりするゲームを愛するゲーマーであった。

 

特別「クソゲー」と評判なゲームをクリアし、軽く燃え尽きていた彼に、行きつけのゲーム店店長が「逆に神ゲーやってみたら」と勧めて。

WEB版だと自分から手に取ってるんですよね。ヒロインの玲の登場も後ろの回だったりするので、コミカライズにあたってうまく見せ方を変えてる感じがします。

 

フルダイブ型VRゲーが発展した世界であっても、更に五世代先なんて噂が出るくらい先進的なゲーム。それこそが、『シャングリラ・フロンティア』。

クソゲーとはいえ数多のゲームをクリアしてきた経験は、神ゲーで遺憾なく発揮されて。

開始位置がランダムスタートで、速攻でモンスターと戦う羽目になっても適応して、始まりの街に立ち寄らずにフィールドボスに挑んだり、中々ピーキーな立ち回りしてますね。

 

元々がクソゲーマーなせいで「バグらずにプレイ出来て凄い!」とか、感性が毒されてるのが笑えます。

自由に暴れまわる中で彼は、このゲームにおける目標を見いだして。それに向かって走ることを決意するわけですが。

序盤も丁寧に描いてくれているので、この調子でコミカライズ進んでいってほしいですねー。

 

エキスパンションパスは、俗に言う特装版ですね。

ヒロインのPC、サイガ-0が「最高火力」と呼ばれる称号を勝ち取るまでが描かれる、書き下ろし小説が収録されています。

厳密にはエピソード前編~後編は週刊マガジン連載時にも掲載されてて、その後ろに番外編が書き下ろされてる形。

番外編で、最前線の廃人ゲーマーたちの楽しそうな準備を見てるのも中々楽しかったです。

 

「人外魔境」という、WEB本編など読んでる人から外道トリオとか言われる三人が『ベルセルク・オンライン・パッション』でバトル面白エピソードも書き下ろされていて、満足度の高い1冊でした。

 

本編とは関係ないですけど、電子版でも特装版だしてくれるのは正直ありがたいですねー。

収納スペース問題はかなり切実なので……。

英霊剣豪七番勝負3

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「死ぬ気で生き残って見せるから ね」

 

アーチャー・インフェルノ、アフター。

武蔵ちゃんと立香織がボロボロで、本当に辛くも勝ちを拾った、というのが伝わってくる。

次の話の最初のページ、戦いでバイタルが乱れたらしく、カルデア側が大慌てしていたのが伝わってきて好き。

周囲のサーヴァントとスタッフの方が魂でそうじゃないですか……心配で空気が澱んでる。

 

遊郭に帰還した後の、日常風景も愛おしいんだよなぁ。

とは言え、やすらぎの時間は長くは続かず、次なる英霊剣豪が動き出す。

アサシン・パライソ。

「剣豪」と言いつつ忍者で、手口は口寄せと割となんでもありですよね。まぁ衆合地獄とか鬼ですしね。今更か。

 

忍と相対するにあたって、忍者のサーヴァントである小太郎が合流できていたのは心強いですね。

手勢を付けて相手の存在を見つけ、真名看破にも一役買っていますし。頼りになることこの上ない。

 

裏で蠢いている敵の拠点に、単身踏み込んだアヴェンジャーの見開きとか迫力あって好きですねー。

8話裏のカルデアのエピソードも良いですよねー。下総の清姫が暴走するところこそあれど、貴き身として抑えるところを抑えているのに対して、カルデアの清姫は相変わらず暴走してるギャップが笑える。


白聖女と黒牧師6

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「……夢 今 夢をみていた気がします」

「……そうですね」

「全然そうじゃないのにねえ」

 

まだまだヘーゼリッタの家にお世話になっている聖女様とローレン。

ローレンの学友である女性、カミラさんが男性陣が出かけたタイミングで押しかけて来て。

女子会がスタート。聖女という事は伏せているので、ヘーゼリッタがフォローしなくては、と意気込んでましたが。

またアベルの無謀センサーに引っかかってるのに笑った。なんだそのセンサーは。

 

セシリアを可愛がりに来たというカミラ。ローレンの過去話を餌に、セシリアから情報を引き出そうとするあたりは策士。……まぁ、なにもないんですけど……

「本当のことなので」の4コマ目、涙目になってるデフォルメセシリアと、沈んでるヘーゼリッタが可愛かった。

買い出しにいった男性陣がネコグッズ買って帰ってきたのは和む。エリック、猫好きなのかー。

 

聖女のこととか、彼女たちの与える加護についてとかの情報もはっきり出ましたねー。

神の啓示を受けた女性で、いつの時代も各地にいたとか。聖女の起こす奇跡の一つが加護で、他者や者を守る願いの作用だとか。

ローレン、聖女の側にいるのに加護に疎くてちょっと笑った。いや笑い事じゃないんですけど。亡きフレデリカ聖女みたいな事例も見られるわけですからね……

とはいえ、そんな彼だからこそ、セシリアが尊重されているわけで。悩ましい。

 

ヘーゼリッタの故郷でのエピソードも随分長くなった気がしますが、ついに帰還する事に。

アベルとヘーゼリッタも長くローレンたちの教会に居候していましたが、拠点はこっちなので、お別れになるかと思いきや……

うん。ああいう我儘の発露は好きだなぁ。それを受け入れてくれるお兄さんも素敵。

久しぶりに二人だけで教会に居る時間も出来ましたが、これまで以上にお互いを意識するようになっていて、もどかしいにも程がある。もう早く付き合わないかしら。

 

想像の中でも、居ない筈の二人から圧を喰らってるローレン君はもっと頑張れ。

その前のパーティーでセシリア処理堕ちさせていた件もあるので、はい。

「どうしてこんなになるまで放置してたの?」という友人の発言に笑った。いや、二人が来た時点で割と既にそうだったので……

今回も全体的に可愛いエピソード多かったです。和むわー。


虚構推理2

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「違う むしろ逆か」

 

鋼人七瀬を追っていた岩永は、九郎の別れた恋人である紗季さんと遭遇。

一度は煙にまこうとしたものの、紗季さんは警察官で見過ごすわけにも行かず、さらには九郎君関係者とあって、紗季さんの住居にて二人で情報交換をすることに。

「今の彼女」宣言されて思わず叩いてしまったとはいえ、鋼人七瀬と戦った時の怪我をちゃんと手当てしてくれる当たりは面倒見がいいですねー。

 

岩永の九郎コレクション、見事に仏頂面というか顔が死んでいて、ちょっと笑ってしまった。

良くめげないな岩永……メンタルが強い。

紗季さんも五年も付き合った相手だけに、振り切れていないものの、異質な者への畏れはぬぐい切れなかったんだなぁというのが良く伝わってくる。

 

岩永と九郎以上に、この女子二人相性最悪っぽいですけど、傍から見ている分にはちょっと楽しいな。真面目に考察するときはちゃんとしてますしね。

……九郎君絡みでは、どっちも譲らない部分ありますが。距離を置いて眺めたい感じだ……

 

スキャンダルに追われ市内で死んだアイドル、七瀬かりん。

暴れまわる鋼人七瀬は彼女の亡霊と思われていますが……かなり作り物っぽいと、紗季さんの知り合いは疑っていて。常識的に考えれば、彼の方が正しいからなぁ……

普通は幽霊が事件を起こしているなんて、考えないでしょう。

 

岩永、紗季さんに頼み事するのは癪でも、個人的な確執抜きにできるところは偉い。……あずかり知らぬところで九郎とばったり会われたくないって考えも、含んでましたけどねー。

 

実際、情報共有しようとしたらまたしても鋼人が現れて、なぜか市内に入っていた九郎と鉢合わせてましたし。

そして、ついに九郎が食べたという「妖怪変化」について明らかになりますが……

いやはや狂気の産物と言うほかない。それを長年追求し、片鱗だけでも掴み取っている辺りは凄まじい。



虚構推理1

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「どうか われらの知恵の神になってくださいまし」

 

ある事情から通院中、見舞に来ていた青年に一目ぼれした岩永琴子。

しかし、彼には結婚を約束した相手が居て……様子を窺っていた所、どうやら彼女と別れたらしいと分かり、告白の為に近づく。

ナースの方々を味方につけてるのが強い。いいのかそれで。個人情報とは……

 

二年前の出来事を克明に覚えて、アプローチする行動力が凄い。

相手の九郎君には「君は見かけによらず直接的だな」とか「二年も待っていたのは粘着的だけど」とか言われてました。君は君で歯に衣着せないな九郎君。

なぜ婚約者と別れたのか。その話を岩永が追及したところ、出て来た単語が河童。

妖怪と遭遇し、九郎自身の事情を知ってしまったがために、離れる事となった。

 

ほとんど初対面の相手に正直に話す必要もないですけど、ちゃっかりフェイク入れて誤魔化そうとする当たり九郎君強かですよね。

ただ、岩永がそれに誤魔化される器じゃなかったのだけが誤算なだけで。

彼女自身もまた妖に関わる、特殊な事情を抱えていて。……秘密を共有できる相手と言う意味ではお似合いな気がしますけど。

打算的な提案をしてくる岩永の愉快なところは嫌いじゃないです。

 

出会いのエピソードを描き、2話ではもう2年半が経過しているんだから展開がスピーディ。

2人の住んでいる街からは遠く離れた都市で起きた、妖怪変化の引き起こした事件の話に移っていきます。

鋼人七瀬。このエピソードだけは小説で読みましたが、中々いい感じにコミカライズされてると思います。オカルト要素ありの、「ミステリと同じものでできている」作品。お楽しみあれ。


キノの旅 the beautiful world 2

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「これからどうするのさ キノ」

「さあね どうしようか」

「どうしようか悩み続けようか」

 

シオミヤイルカ版キノの旅コミカライズ。

「多数決の国」、「平和な国」が収録。プロローグ・エピローグは「砂漠の真ん中で」。おまけで「森の中で.c」が載ってます。

原作でもかなり初期のネタですよねー。懐かしい。

 

砂漠で雨に降られて、笑い続けるキノから始まって、その旅路が描かれていくわけですが。

「多数決の国」は、革命が起き多数決で全てを決めるようになった国の辿った結末について。十年でよくもまぁ、と言う感じ。

城壁はあるが門番はおらず、門も空いている。さらに、都市には人影も無く……たまたま出くわした人物から事情を聴く話。

 

道中で多くの墓標を見て、生存者はいないだろうと思っても「一つの国に三日」と言うルールを守ったために、人と出会えた。

「それくらいがちょうどいいんだって」と言う、話を守っているのが良いんですよね……

 

次に訪れたのは「平和な国」。

こちらは、誰にも出会えないなんてことはなく、多くの人々に歓迎されてましたが……道中でキノとエルメスは多くのミイラを見つけて。

この国と、もう一つの国が得た欺瞞の平和は、人の業を煮詰めた感じで物語のネタとしては好き。的にされた方からすれば、たまったものではないでしょうけど。

 


プロフィール

ちゃか

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