気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

講談社

英霊剣豪七番勝負3

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「死ぬ気で生き残って見せるから ね」

 

アーチャー・インフェルノ、アフター。

武蔵ちゃんと立香織がボロボロで、本当に辛くも勝ちを拾った、というのが伝わってくる。

次の話の最初のページ、戦いでバイタルが乱れたらしく、カルデア側が大慌てしていたのが伝わってきて好き。

周囲のサーヴァントとスタッフの方が魂でそうじゃないですか……心配で空気が澱んでる。

 

遊郭に帰還した後の、日常風景も愛おしいんだよなぁ。

とは言え、やすらぎの時間は長くは続かず、次なる英霊剣豪が動き出す。

アサシン・パライソ。

「剣豪」と言いつつ忍者で、手口は口寄せと割となんでもありですよね。まぁ衆合地獄とか鬼ですしね。今更か。

 

忍と相対するにあたって、忍者のサーヴァントである小太郎が合流できていたのは心強いですね。

手勢を付けて相手の存在を見つけ、真名看破にも一役買っていますし。頼りになることこの上ない。

 

裏で蠢いている敵の拠点に、単身踏み込んだアヴェンジャーの見開きとか迫力あって好きですねー。

8話裏のカルデアのエピソードも良いですよねー。下総の清姫が暴走するところこそあれど、貴き身として抑えるところを抑えているのに対して、カルデアの清姫は相変わらず暴走してるギャップが笑える。


白聖女と黒牧師6

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「……夢 今 夢をみていた気がします」

「……そうですね」

「全然そうじゃないのにねえ」

 

まだまだヘーゼリッタの家にお世話になっている聖女様とローレン。

ローレンの学友である女性、カミラさんが男性陣が出かけたタイミングで押しかけて来て。

女子会がスタート。聖女という事は伏せているので、ヘーゼリッタがフォローしなくては、と意気込んでましたが。

またアベルの無謀センサーに引っかかってるのに笑った。なんだそのセンサーは。

 

セシリアを可愛がりに来たというカミラ。ローレンの過去話を餌に、セシリアから情報を引き出そうとするあたりは策士。……まぁ、なにもないんですけど……

「本当のことなので」の4コマ目、涙目になってるデフォルメセシリアと、沈んでるヘーゼリッタが可愛かった。

買い出しにいった男性陣がネコグッズ買って帰ってきたのは和む。エリック、猫好きなのかー。

 

聖女のこととか、彼女たちの与える加護についてとかの情報もはっきり出ましたねー。

神の啓示を受けた女性で、いつの時代も各地にいたとか。聖女の起こす奇跡の一つが加護で、他者や者を守る願いの作用だとか。

ローレン、聖女の側にいるのに加護に疎くてちょっと笑った。いや笑い事じゃないんですけど。亡きフレデリカ聖女みたいな事例も見られるわけですからね……

とはいえ、そんな彼だからこそ、セシリアが尊重されているわけで。悩ましい。

 

ヘーゼリッタの故郷でのエピソードも随分長くなった気がしますが、ついに帰還する事に。

アベルとヘーゼリッタも長くローレンたちの教会に居候していましたが、拠点はこっちなので、お別れになるかと思いきや……

うん。ああいう我儘の発露は好きだなぁ。それを受け入れてくれるお兄さんも素敵。

久しぶりに二人だけで教会に居る時間も出来ましたが、これまで以上にお互いを意識するようになっていて、もどかしいにも程がある。もう早く付き合わないかしら。

 

想像の中でも、居ない筈の二人から圧を喰らってるローレン君はもっと頑張れ。

その前のパーティーでセシリア処理堕ちさせていた件もあるので、はい。

「どうしてこんなになるまで放置してたの?」という友人の発言に笑った。いや、二人が来た時点で割と既にそうだったので……

今回も全体的に可愛いエピソード多かったです。和むわー。


虚構推理2

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「違う むしろ逆か」

 

鋼人七瀬を追っていた岩永は、九郎の別れた恋人である紗季さんと遭遇。

一度は煙にまこうとしたものの、紗季さんは警察官で見過ごすわけにも行かず、さらには九郎君関係者とあって、紗季さんの住居にて二人で情報交換をすることに。

「今の彼女」宣言されて思わず叩いてしまったとはいえ、鋼人七瀬と戦った時の怪我をちゃんと手当てしてくれる当たりは面倒見がいいですねー。

 

岩永の九郎コレクション、見事に仏頂面というか顔が死んでいて、ちょっと笑ってしまった。

良くめげないな岩永……メンタルが強い。

紗季さんも五年も付き合った相手だけに、振り切れていないものの、異質な者への畏れはぬぐい切れなかったんだなぁというのが良く伝わってくる。

 

岩永と九郎以上に、この女子二人相性最悪っぽいですけど、傍から見ている分にはちょっと楽しいな。真面目に考察するときはちゃんとしてますしね。

……九郎君絡みでは、どっちも譲らない部分ありますが。距離を置いて眺めたい感じだ……

 

スキャンダルに追われ市内で死んだアイドル、七瀬かりん。

暴れまわる鋼人七瀬は彼女の亡霊と思われていますが……かなり作り物っぽいと、紗季さんの知り合いは疑っていて。常識的に考えれば、彼の方が正しいからなぁ……

普通は幽霊が事件を起こしているなんて、考えないでしょう。

 

岩永、紗季さんに頼み事するのは癪でも、個人的な確執抜きにできるところは偉い。……あずかり知らぬところで九郎とばったり会われたくないって考えも、含んでましたけどねー。

 

実際、情報共有しようとしたらまたしても鋼人が現れて、なぜか市内に入っていた九郎と鉢合わせてましたし。

そして、ついに九郎が食べたという「妖怪変化」について明らかになりますが……

いやはや狂気の産物と言うほかない。それを長年追求し、片鱗だけでも掴み取っている辺りは凄まじい。



虚構推理1

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「どうか われらの知恵の神になってくださいまし」

 

ある事情から通院中、見舞に来ていた青年に一目ぼれした岩永琴子。

しかし、彼には結婚を約束した相手が居て……様子を窺っていた所、どうやら彼女と別れたらしいと分かり、告白の為に近づく。

ナースの方々を味方につけてるのが強い。いいのかそれで。個人情報とは……

 

二年前の出来事を克明に覚えて、アプローチする行動力が凄い。

相手の九郎君には「君は見かけによらず直接的だな」とか「二年も待っていたのは粘着的だけど」とか言われてました。君は君で歯に衣着せないな九郎君。

なぜ婚約者と別れたのか。その話を岩永が追及したところ、出て来た単語が河童。

妖怪と遭遇し、九郎自身の事情を知ってしまったがために、離れる事となった。

 

ほとんど初対面の相手に正直に話す必要もないですけど、ちゃっかりフェイク入れて誤魔化そうとする当たり九郎君強かですよね。

ただ、岩永がそれに誤魔化される器じゃなかったのだけが誤算なだけで。

彼女自身もまた妖に関わる、特殊な事情を抱えていて。……秘密を共有できる相手と言う意味ではお似合いな気がしますけど。

打算的な提案をしてくる岩永の愉快なところは嫌いじゃないです。

 

出会いのエピソードを描き、2話ではもう2年半が経過しているんだから展開がスピーディ。

2人の住んでいる街からは遠く離れた都市で起きた、妖怪変化の引き起こした事件の話に移っていきます。

鋼人七瀬。このエピソードだけは小説で読みましたが、中々いい感じにコミカライズされてると思います。オカルト要素ありの、「ミステリと同じものでできている」作品。お楽しみあれ。


キノの旅 the beautiful world 2

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「これからどうするのさ キノ」

「さあね どうしようか」

「どうしようか悩み続けようか」

 

シオミヤイルカ版キノの旅コミカライズ。

「多数決の国」、「平和な国」が収録。プロローグ・エピローグは「砂漠の真ん中で」。おまけで「森の中で.c」が載ってます。

原作でもかなり初期のネタですよねー。懐かしい。

 

砂漠で雨に降られて、笑い続けるキノから始まって、その旅路が描かれていくわけですが。

「多数決の国」は、革命が起き多数決で全てを決めるようになった国の辿った結末について。十年でよくもまぁ、と言う感じ。

城壁はあるが門番はおらず、門も空いている。さらに、都市には人影も無く……たまたま出くわした人物から事情を聴く話。

 

道中で多くの墓標を見て、生存者はいないだろうと思っても「一つの国に三日」と言うルールを守ったために、人と出会えた。

「それくらいがちょうどいいんだって」と言う、話を守っているのが良いんですよね……

 

次に訪れたのは「平和な国」。

こちらは、誰にも出会えないなんてことはなく、多くの人々に歓迎されてましたが……道中でキノとエルメスは多くのミイラを見つけて。

この国と、もう一つの国が得た欺瞞の平和は、人の業を煮詰めた感じで物語のネタとしては好き。的にされた方からすれば、たまったものではないでしょうけど。

 


マテリアル・パズル~神無き世界の魔法使い~4

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「きっと俺達の下にやってきてくれる……!!」

「そう信じています」

 

守護神デュデュマが吸収されてしまった事で、大地はみるみる内に荒廃して。

いやぁ、惨憺たる有様ですね。最終決戦に負けた後を描くとこうなるのか……

そんな中でもミカゲを筆頭に諦めずに戦い続けているキャラが居るのはいいですねー。

命七乱月に必要な「七人」を探して旅をするミカゲ。

彼は、女神の三十指の中でも魔人と呼ばれるジャンクーアの子供たちに目をつけて捜索。

 

親に言われたからと言って、危険な場所で健やかに育っている子供たちよ……

いや、妹の方は父が盗んできたグリ・ムリ・アの研究成果によって命を繋いでいるようですけど。それにしたって逞しいな……

生存能力・身体能力は高くても勉強が苦手なのは、まぁ、兄妹しかいなければ教材もないしな……リキは、うん頑張ってたよ。

 

グリ・ムリ・アが亡くなったのを知ってなお、女神の信奉者たちが変わらず動いているのもおっかない。もっと沈め。油断しろ。

いや、油断している隙にジャンクーアが忍び込んだから、警戒を強化した部分もありそうですけどね……というかジャンクーアはジャンクーアで何してるんだ。出会って2秒で裏切ったって。

妹の方は右手ドリルで、兄の方は左手に手甲装備して戦うのが、対の設計な感じで良かった。

 

あと今回驚いたのは、伍式隊に所属していたクインベルが、三十指に属してることか。あの時目的としていた神獣狩を果たして、成果を上げている辺り空恐ろしいんですけど。

オマケに使う魔法が焦天回廊って、オイオイ……



マテリアル・パズル~神無き世界の魔法使い~3

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「俺を動かしちまった時点で!!!」

「大誤算かましてんだよ!!!!!」

 

1節が終了し、第2節がスタート。

とは言っても、第1節終了から第2節スタート部分は回想というかダイジェスト的で、かなり巻いてたなぁ、という印象。

実際2節そのものも2話で終わってましたしねー。

 

本気を出したバレットによって、ヤトイデカは蹂躙されて。

最後に反撃をしていましたが、それすらも織り込み済で、足を切って乗り切ってる辺り凄いわ。

伍式隊のニニの方にも魔法を残し、そちらの方は効果を発揮してましたが。あそこで見捨てない辺り、人がいいなぁ。

 

そして第二節、決戦の終幕。コルクマリーの行動によって、渾沌と化した状況で、相変わらずアダラパタが楽しそうだなぁ……

命七乱月が発動してましたが、アレも謎が多いですよねー。アダラパタがなんか知ってそうですけど、教えてくれないだろうなぁ。

辛くも命を拾ったミカゲが出会ったのがニニというが、巡り合わせの妙というか。復活してるのを見るとちょっとほっとした。




マテリアル・パズル~神無き世界の魔法使い~2

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「光栄に思え 俺の本気を引き出せたことをな」

 

王を人質に取られて、過激なことはしないだろう、という思い込みをついた襲撃。

……いやぁ、アクア筆頭に止まらなかっただけとも言いますが。実際それがうまくハマって混乱させられてるんだから、結果オーライ。

そして敵を捕虜にとってましたが……イルチ、口軽いな。笑うわ。チョロイ。

味方も「こうどなわじゅつ」に動揺してませんか、アレ。目が点ですよ。

若い頃のシュダンが描かれていたり、楽しいなぁ。

 

そして神獣伍式隊の背景も明かされて。元は小国の騎士団だったが、三大神器に滅ぼされて。生き残りが復讐の為に結成したとか。

このまま真面目モードで行くのかなと思ったら、オイーモゴッデスが降臨して。いや、おい。マジかよ、って素で声が出た。

一瞬で薙ぎ払われてオチまで完璧でしたね……

 

剣仙の弟子という触れ込みの相手を、武で圧倒する辺りプリセラは相変わらず。

出来る事が限られている分、他の二人よりも現時点で完成に近づいているのかな。本編と比べると、まだ甘い部分もありますが。

伍式隊の仲間割れがかなりスケールの大きい事になっていましたが。窮地に、本気のバレットの活躍が見られて、ちょっと感激した。まだ上があったのか……



マテリアル・パズル~神無き世界の魔法使い~1

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「見せてやるよ!!

「本物の魔の力ってやつをな!!」

 

いやぁ、懐かしいなぁ。ゼロクロイツはリアルタイムで読んでいたはず。

本編の記憶薄れてるんで、その内読み返したいですねー。

……新章刊行されてるのには、最近気づいたんですけど。情報感度が悪い……

 

冒頭に本編『マテリアル・パズル』と『ゼロクロイツ』の宣伝が入ってからの第四章。

最初に描かれる1節は、なんと過去編。

最盛期のメモリア国王バレットと、彼と出会った当初の、まだそれぞれの戦い方を極めて居ないティト達の冒険譚。

 

いや、国王がそんな行動派でいいのかとは思いましたが。そんな彼だからこそ、ティト達と絆を育めたのかなぁと思います。いや、捕まった時あっさり「逃げる準備」とか言って見捨ててましたけど。アレも信頼ですよね、うん。

しかしバレット王、強いな。グリンのように血統によって魔法を扱える。おまけにそれが「三千大千世界」だって言うんだから。

 

実際、それをよく活用して戦っていましたけれど、敵も無策で暴れていたわけではなく。一時は彼を捕縛してのけるんだから見事なもんです。

まぁ、その実内部に裏切り者抱えていたり、面倒な気配がしますけどね。さて、どう決着するやら。

真面目なシナリオの裏でオイーモゴッデスとかやってるのがこの作品らしさだよなぁ。緩急の付け方が凄い。

 



白聖女と黒牧師5

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「えへへ 大事にします」

 

雑誌『マガジンR』で連載していましたが、隔月刊だったのが月刊になったみたいです。ただし、紙媒体は休刊して電子のみになったみたいですけどねー。

最近こういうの増えてきてますねぇ。単行本派なので、大きな影響はないのですが。

 

さておき。スタートはいつもの教会。

動物に触れらないからと、猫の写真集を真剣に見ているローレン。

本人は真剣なんでしょうけど、ちょっと笑える。いや、猫可愛いですからね。触れないのは本当に残念でならない。

 

とはいえローレン自身の問題というか、ローレンに惹かれてやってくる「何か」の影響なので、セシリアが聖女パワーで一時的に追い払ったら触れた模様。

初体験に興奮しているローレンが可愛かったです。いや、手を握られて照れてたり、その後撃沈させられている聖女様も中々でしたけどね。この二人は可愛いなぁ、もう。

次の話で、髪を結われる聖女様、最初は照れて逃げたものの、理性と欲の天秤で欲が勝つ、自分の欲に正直な所好きです。

 

猫エピソードの後に、猫耳聖女を妄想しているヘーゼリッタも、わりと二人に毒されてきているというか。馴染んできてる。

……馴染み切っていましたけど、そういえばアベルもヘーゼリッタも別の街の住人ですよね。諸事情で二人が言い合いしている場面でローレンが「この人たちはいつ帰ってくれるんだろう」って目のハイライト消えてるのが面白かった。

折しも牧師たちの会合があるとかで、それまで聖女様の世話にかこつけて行っていなかったローレンも、流石に顔を出さないといけなくなって。

 

会場がヘーゼリッタ達の住む、西の街。ローレンの同期や、過保護なヘーゼリッタの兄などの新顔も出て来て、少しずつ世界が広がってきましたねー。

かつて聖女を信仰するあまり、人として扱わせず死なせてしまった街。故に、そこではセシリアを聖女と呼ぶのは控えようという事になって。…直前でローレンに言うあたりヘーゼリッタも強かです。

 

そして、彼女がかつて出会った聖女の話が語られて。

ローレンの周囲に優しい人ばかりで温かい世界だからこそ忘れがちですけど。

こういう寂しく切ないエピソードも、当然のようにあるんですよね……

ローレンたちは違う、幸せな可能性を掴んでほしいものですが。今のままなら大丈夫かな?

まぁ、ローレンが激しく鈍いせいで、関係が進展するのに多大な時間が掛かりそうなところだけが難点ですが。ローレン同期の新キャラにグイグイ来るタイプが居たので、いい感じに刺激してほしい所。

今回も満喫しました。亡くなった聖女関連の話は少し痛かったですけど、概ね平和で、暖かい。

 


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ちゃか

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