気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

まんがタイムKRコミックス

うらら迷路帖7

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「私がそう選ぶこと 誰にも文句はつけさせない!!」

 

お化けの正体、迷路帖の秘密を知ってしまった千矢たち。

禁忌を犯したことで呪われたうららの証、黒いアザが現れてしまって。

黒塗りにされた記述、語られぬ一番占の存在。

千矢の両親のこと。彼女の眼の力。

 

これまで描かれた全てが集約していく流れは圧巻でした。

無茶をした弟子を叱咤し、手を貸してくれる師匠たちの縁もまたいいものでしたし。

時江が語る、彼女の幼少期。千矢の母と切磋琢磨した時代のエピソードが、綺麗で泣きそうになってしまった。

 

その後、千矢の父親の過去、母の過去と畳みかけられて駄目でしたけど。情報が、情報が多い…

感情をいいように振り回されてましたね…赤い瞳。占力によらない千里眼。

見たくないモノすら見えてしまって、先の事も予想がつく。ただし、千里眼を持つ相手のことは見えない。母と父の出会いは、運命だったのでしょう。過去編の連続に涙腺をボコボコ殴られてました…切ない…

 

大勢の人に助けられて、呪われた母の下へ辿り着き、自分のあり様を定めて叫んだ千矢が本当に眩しかった。

最後、成長した千矢たちの姿が描かれた最終回は、美しかったし、彼女達らしさがあって楽しい結末で良かったです。



うらら迷路帖6

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「…さすがだ千矢 本当に立派なうららになったんだな」

 

掲載誌が休載して、どうなるかと思ってましたが。

移籍連載して、コミックの続きが出てくれて本当にほっとしてます。

相変わらずの綺麗なイラストで心が安らぎます。やっぱりこの人の絵柄好きだなぁ。

冒頭の「お嬢さん お手をどうぞ」のうらら時代の佐久隊長とか。なるほどこれはお客が逃げる。

モテモテなのに、それを上手く活かせてないあたり佐久隊長だなぁ、という安心感が。

 

試験を乗り越えて、八番占までなった千矢たち。

見習い最後の番地である八番占。七番まで上がると、うららとして仕事が出来るようになる。

その前段階となる、店舗運営の修行。見習い修行の場であるがため、料金が安く設定されていて、予算の少ないお客に人気だそうで。

うっかりすると借金抱える怖い修行でもあるようですけど。

 

そうして八番占で店をやっている中で、お客さんが来たり、5人組の絆がまた深まったりと賑やかで楽しい日々を過ごしていましたが。

千矢の育ての親、セツが訪れた事で彼女たちは迷路帖の秘密を知る事に。

いやはや、かなり予想外の情報も出てきたと言いますか。かなり不穏な気配が漂い始めて怖い。



うらら迷路帖5

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「ただ道半ばで雲が立ち込めているような…なにか悩み事があるんじゃないですか?」

「わ……私――――」

「こういう相談をずっとニナ先生とか椿先生にやってほしかった…!」

(師匠達の立場がどんどん危うくなっていく…)

 

千矢は夢さぐりの術とくろう占いを行ったことで、寝込んでしまって。

ついてに椿先生が普通に風邪ひいて寝込んだりしていたので、看病する場面からスタート。

仲良し4人組に加わった形の臣が上手く馴染んできててほっとしました。

 

臣が探している人と、千矢の母親が同じらしい、という情報。

誰も聞いたことがないくろう占いと情報が明らかになっているのか、謎が増えているのか何とも言いにくい感じではありますが。

時間は変わらずに流れ続けて。八番占になるための試験も間近の時期に。

 

そこで5人は一度、棗屋と巽屋に戻ることに。

成長した姿を師匠に見せつつ、初心に帰り試験に臨むことに。

ノノが姉と向き合って、ニナの夢を応援する一幕もありました。仲良くていいですよね、あの姉妹。

そして巽屋にも行ってましたが、「私を驚かせようなんて百万年早いので…逆にびっくりさせてみました」とか言うあたり変わらないな時江さん……

 

学園祭を兼ねた昇格試験。

入場客は一人一枚金貨を渡されていて、占に満足してくれればうららに渡してくれる。

それを十枚集める事、という条件で。

千矢は九枚まで集めたところで、難易度高い少女に狙いを定め付きまとっていました。

彼女なりにうららに真摯に向き合った結果、少女を満足させなくてはならない、と。千矢も成長目覚ましいなぁ。

掲載誌が休刊となってしまいましたが、この後どうなるのかなぁ。気になります。



うらら迷路帖4

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「こなせなかったら退学とか言うんでしょ どーせ」

「まさかぁ」

「その場合皆さんの師匠を解雇します 皆さんのせいで大切な師匠が路頭に迷います」

「なおえぐい」

 

アニメ絶賛放送中のシリーズ。

相変わらずワイワイ楽しそうな日々を過ごしてますねぇ。

巻頭がカラーだったんですが、そこでやるのが「千矢の前髪が伸びすぎているから、寝ている間にこっそり切る」ために行動する4人の話ですからね。

臣も参加している辺りノリいいな、彼女。そして千矢、起きたら短くなっていた前髪への感想が「生え変わったのかな」ってこの野性児め……

 

4人組と臣は九番占の寮で五人部屋を割り振られて。

そこで臣の過去とかも語られてますが……好きな言葉が富と名声と権力。

最高難度の夢占を修めているのは「寝ながら占えるなんて一石二鳥」というもので。

自由だな……

 

そして、この間の試験がチーム戦のはずなのに一人で合格していたのは……

「じゃあチーム作ってー」という流れにうまく乗れず、一人で参加する羽目になったとか。

それで合格できてしまうあたり、実力は確かなんでしょうが。

千矢たちという友人が出来たし、これから存分に仲良くしてくれるといいですね。

 

事務員の先生がかなりえぐかったり、佐久隊長の意外な過去が明らかになったり。

椿先生の友人だったようですが、かなり気心の知れた仲のようで。

「ちゃんと授業やってるのか?」「本当か? 正直に吐け 嘘ついたら逮捕するぞ」とか言い出す辺りは笑ってしまいました。

最後、臣の夢さぐりの術で、千矢の夢に入り込んで「くろう」について調べようとか色々してますが……まだ、真実は見えず。

千矢の母親の事とか、明らかになるのはいつですかねぇ。



うらら迷路帖3

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「言わばここにいる全員が競い合う宿敵同士…」

「今日に限っては弟子だろうと娘だろうと一切関係ありません」

「全員公平に厳粛にぶっ潰すつもりでいきます」

「安心できない!!」

 

九番占へ昇格するための試験に挑むことになった四人。

まだまだ能力的に至らぬところも多いけれど、支え合って進む姿には和みます。

試験官は持ち回り制で今回は巽屋の主人……紺の母親だったわけですが。

公平にぶっ潰しに行くって試験官が公言していいのか……

 

八番占への試験からは個人戦に変わるようですが。

千矢の占いは占いといか野性の勘的なところがあるからなぁ……

今回、「くろう」が出てきたことで占いの効果発揮してましたが……

母親が「裏切りのうらら」とかいう気になる情報とかも出てきましたし、謎が深まるばかりだなぁ。

 

そして、なんとか昇格試験を突破して、活動拠点が九番地にある学校へ変わり。

新キャラが登場したりしました。気になるのは、同じ試験を突破してきた一匹狼の臣でしょうか。

なんか思わせぶりな態度取ってますし。……どこか千矢に通じる雰囲気を感じますが。

どこでも寝るあたりとか。変わった子ですなぁ。4人と今後交流が増えてきそうですし、こっちはこっちで気になるところです。
しかし、アニメ化決定かぁ。このキャラたちは好きですけど、アニメにして映えるかというと……千矢の謎とか未だ明らかになってない部分も多いし、モヤモヤする終わりになりそうな予感も。

 

うらら迷路帖2

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「紺の夢は紺のものだよ」

「誰にも奪わせたりしないから一人で諦めたりしないで」

 

カラーページがいつもの4人と佐久隊長とその部下たちの騒がしい日常でちょっと和んだ。

甘いのが苦手で甘味処でカレー頼んでましたが、性格的には甘くとくに千矢の面倒を見て振り回されている姿を見るとお疲れ様です、と労いたくなりますなぁ。

 

1巻の最後、不思議な黒い獣を目撃した千矢。

酔っぱらって暴走した結果、不思議なものを見て眠りについた千矢は、その後丸一日眠り続けていたとか。

友人も心配しているようですし、さすがに佐久にも注意されて。

……ただ、酒飲んで寝こけてたからか、元気印の千矢は寝込んでしまい、看病をすることに。なんだかんだ、仲良い4人組ですねぇ。

 

最後の試練の時も、お互い助け合ってどうにかゴールしたようなものですし。

下手にこの形を崩さずに、彼女たちならではの占というものを見つけてほしいような。

しかし、二番占という最高峰に近い占い師であっても千矢の探し物については占えないとか、どうにも不安要素もありますなぁ。

どうして千矢の保護者は、この街に向かうように言ったんだろうか。秘密が明らかになる時を楽しみにしてます。

 

ぼっちな僕らの恋愛事情 2

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「ね はじめ」
「なに」
「明日は何でケンカするのか楽しみだね」


ぼっちじゃなくなったからもう用はないぜ!
とばかりに、2巻で完結。

はじめのヘタレっぷりが光るお話でありました。
嫌いじゃないんですけど、どうせならもうちょっといろいろ描いてほしかったなぁ、と思います。
ちとせサイドの家庭環境について、とか。
付き合うまで引っ張ったんだから、付き合ってからのエピソードをもうちょっと提供してくれてもよかったんじゃないでしょうか。

結局、クラス全員恋人がいるという桃色時空が形成されたわけですが。
あそこまで行くと、伝説になってるんじゃないのかなぁ。
その内あのクラスの人間を拝むと恋人ができる何て迷信めいた噂が流れたりすると面白いのに、とか。

はじめが失言して、ちとせ怒らせてというのが黄金パターンになってましたが。
付き合うようになって、その湿原のフォローも自分でやるようになってたのが成長したなぁ、と。
ちとせも、はじめの失言癖についてはわかっているから気兼ねなく正面から言い合いしてる部分もあるみたいですけど。
付き合ってからも、なんだかんだ変わらず、今まで通りで。
けど、お似合いに見えるいい関係を気付けたようで、よかったんじゃないですかねー。 
結末としては嫌いじゃないんですけど、物足りない。惜しい。


はじおつ。5

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「今は芦原さんよりお前の気持ちだろ」
「結局お前自身はどう思ってどう感じて それでどうしたいんだ」


最終巻。
ついに真実を打ち明けるエピソードが描かれます。
例え最初が嘘であっても、積み重ねてきた時間に嘘はない。
迷いはしたけど、最後は無事にハッピーエンド。

真実を打ち明けられた時、甲斐は、思わずごめんと一言のこし立ち去ってしまう。
一方で、向日葵の方は、雨の中たちつくし、不幸の連鎖を引き起こす。
携帯水没で連絡とれなくなるし、濡れて帰宅し、心の弱りもあってか風邪で寝込む。
そういったすれ違いがありますが。
でも、どちらにも励ましてくれたり、背中押してくれる友人がいるのはいいことですよね。

やえのエピソードも欲しかったなぁ、とか後日談も見たかったなぁ、とかそういう気持ちもありますが。
いい終わりではあったと思います。


ぼっちな僕らの恋愛事情1

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「誰かを好きかどうかなんて他人が決めることじゃないから私はちとせちゃんの気持ちを断定しないけど」
「自分で考えて良いと思う方に決めちゃえば良いんじゃないかな」


休みが明けたら、クラス全員恋人ができていて。
恋愛的に「ぼっち」になってしまったはじめと、そんなタイミングで転校してきたちとせ。
不器用な二人が交流していく話。

クラスメイトの恋愛話とか、キスしているシーンに遭遇したりとか。
この教室の空気はかなり甘そうだなぁ、とか思いますけども。
カバー裏のそれぞれのカップルのおまけ話がなかなか良かった。
隠れオタクな女子と、オープンにしている男子。
幼馴染のクラス委員長・副委員長のカップル。

今までの作品が基本的に付き合っている状態からスタートだったので、付き合う前の話で1冊あるのは初か。
まぁ、相変わらずあちこち甘いんですが。

はじめが不器用にもほどがあるというか。
ちとせの気持ちを確かめるにしても、時と場所を考えようよ。
でも、それを受けて仕返しとばかりに同じようなシチュエーションで伝え返すちとせも根性あるなぁ、といいますか。

 

7時間目の音符4

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「自信がないなら 自身がつくまで 二人で頑張れば良いし」
「私は葉平と同じ目標に進めるなら怖くないよ」


完結巻。
受験と他のカップルの話題が入ったから、あずさたちメインカップルの話題が少なめなのが残念。
いや、一線超えるとかイベントはあるんですが。
もう1~2巻出して糖度たっぷりな場面が視たかった。
3カップル描くのはちょっと欲張りすぎだったかなぁ、と思うんですよ。
『あまあま』みたいに1組の話題を追っかけてくれる方が好きかなぁ。
いや、こっちも好きなんですが、比較として。
『あまあま』も2組いて、1組ずつ別の話となっているだけなんですけどね。
だから、男同士で話しているシーンとかあるし。

閑話休題。
明日面接だっていうのに、しれっと家であっているあずみと洋平とか、もう安定しすぎていて。
踏み込むかどうかで葛藤していますが。
うん、 ここまで行くと爆ぜろ云々より、好きにすればいいじゃないみたいな感じになってくる。

葉平に突っ込まれていたけど、学業とバイトと恋愛とを充実させていた米君が結構高スペック。
推薦もらえるくらい内申よかったみたいですし。
恋多かった癖に一途でちゃんと勉強できるとか本当にもうなんだかなー。
見舞いに行ったときに料理も作って、気遣いもできて。
うん、優良物件?

あずみと葉平がそれぞれにお互いのことをしっかり考えているのはよかったんじゃないですかねー。
他のカップルでいえば、鶴ちゃんの友人が結構ぐいぐい押してましたね。
うん、それぐらいしないと進展なかっただろうし。
ま、糖度高くて、幸せそうだなーという雰囲気味わえるのでそれなりに好きですよ、この漫画。

 
プロフィール

ちゃか

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