気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

まんがタイムKRコミックス

7時間目の音符 1

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「葉平はもうちょっと米くんを見習うべきだと思う」
「そーすると女の子とっかえひっかえしだすよ」
「それは困る」
「あずみこそそーいうの葉平に言ってやればいいのに」
「え?」

吹奏楽部の先輩後輩な、冴木あずみと吉野葉平。
2人は恋人同士だけど、彼女は人前で呼び捨てにすると恥ずかしいと言うような距離感。
これ、最終巻になると結構吹っ切れてるんですけどね。

あらすじにありますけど、甘酸っぱさと恥ずかしさ満載のイチャラブコメディー。
『あまあま』とかでも思ったことですけど、糖度高めの作品が多くて、息抜きには良いですねー。
学校説明会の演奏したり、デートしたり、とイベントをこなしていく。
で、新入部員の勧誘を始めようか、っていう所まで。
作中での時間が進んでいくんですけど、それぞれはイベントごとでぶつ切りな感じですかね。
なんか重大な事件が起きて巻き込まれるとか、そういうストーリー性のあるイベントは起こらなくて、もう終始いちゃいちゃしているだけの話。
甘い恋愛話が詠みたい人にはお勧め。

デートイベントで自分たちのことでいっぱいいっぱいになって、買い物袋をどっかに忘れてきているところとか。
彼氏が来ていた上着を羽織って残っていた熱を感じているところとか。
彼女の方が、結構乙女な感じでいいですね。
冒頭に挙げた、会話の時も「それは困る」って言っているときの表情が、照れているとかじゃなくて、素に返ってるんだなーって表情で、いい感じですねー。
葉平はその内爆発すればいいのに。

夜森の国のソラニ 3

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「飲み込んでは勿体ないぞ! 伝えてこその言葉だろう」
「え?」
「そうした遠慮が人と人を遠ざける 本音をぶつけることを恐れてはならないよ 対話してこそ絆が深まるというものだ」

ヤギの郵便屋がちょっと格好いいと思ったら……この後、
「ついでに言うと私はドMだ!! さあ好きなだけののしりたまえ!!」
とか言い出すからなぁ。オチまで自分でつけなくとも。
ソラニには 「絆より溝を深めたい」 とか思われてましたよ、貴方。
……誰が上手い事を言えと。

シリーズ完結刊。
イラストが綺麗で、カラーイラストも結構ふんだんに使っていて気に入っているシリーズだったんですけど、完結してしまいちょっと残念。

起きたくない人間が迷いこむ、夢の世界、「夜森」。
なんのかんの日々を楽しく過ごしている中で、少しずついつものメンバーが「起き」はじめる。
かつて「夜森」の隣にいた「昼森」も色々と思うところはあるようで。
起きていく人、そして隣にいて向き合ってくれたソラニに影響されて、「夜森」も変化していく。

郵便屋のヤギが言葉の大切さについて教える話。
昼森の満たされぬ欲を指摘する夜市の話。
夜森で開かれた花見の宴、そこで交流する人々と、赤衣と王子の話。
王子と狼人が決着をつける話。
赤衣の過去の話。
王子の過去と、赤衣の覚悟の話。
突如現れた夜市の手伝いによって明かされるソラニの記憶の話。
名前を思い出したソラニと夜森の過去の話。
夜森が昼森と向かいあう話。
夜明けを迎えた森で、皆が仲良く交流する、最後の話。

画が綺麗で、その世界からしてアレですね、童話のような世界。
ただ、ここは、辛いことがあって逃げてきた人が行き着く場所だから。
柔らかくて、綺麗なイラストで描かれる世界ではあるけど、優しいだけじゃないんですよね。起きる人は、その逃げ出したことと向き合っていくんだから、きっとこれは成長の話だったんじゃないかと。
……まぁ、重大な悩み抱えてる人もいれば、一部出会い系サイトの支払い請求から逃げてきたような人まで混じってて千差万別ですけど。そういうごった煮のような要素もこの世界の魅力を作っていると思います。
臆病な人々が、一歩を踏み出せるようになるまでのお話。
うん、結構好きでしたよ。もう少し続いてほしかったかなー。

ふたりの恋愛書架  2

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「…好きになった理由があったとしても 好きでいることに理由は必要ですか?」
「俺も最初はさびしくて本を読み始めました。…でも」
「好きでいるうちに理由でさえちっぽけなものになるんだって 俺は思ってます」
(略)
「…そうだな」
「好きなものは好きだから…仕方ないことだな」


シリーズ完結刊。
結構面白かったと思いますよ。
画が所々でちょっと微妙に想えるところもありましたけど。
絵柄というよりは、全体的な雰囲気が気に入っています。
ただ、お互い家族に問題を抱えていて、歪になった二人が、より添っている、とそういう構成であるからには、佳奈子の家族だけではなく、秋生の問題にも触れてほしかったかなぁ。

俺にはまだ愛なんてよくわからない

そんなことを想いつつも、佳奈子の事を想える秋生は良い人ですね。
しかし、「愛なんてわからない」と言いつつも、しっかりと締めるところは締めているといいますか。
・・・父親相手に啖呵切れるあたり、自覚していないだけで、もうそれは愛と言ってもいいのではないかと。 

佳奈子さんの父親は愛に生きて、妻を亡くしたときに娘を手放してしまった。
父親自身は「自分の世界から追い出した」と言って佳奈子の先輩は「愛とやらにとり憑かれた男」と評していましたけど。
共感はしたくない類の、どうしようもない親であることは確かでしょうね。
6冊目に出てきたおじいさんが「男としては共感できる部分もあった」と言っていました。
ただ一人を愛し、喪ったことを受け入れきれなかった。なるほど確かに、ある意味では愛に生きてるんでしょう。
そこで立ち止まってしまっただけで。
愛した相手は亡くしたが、残った娘だけは護らないとと決心すると、これは良い父親であれたのかなぁ。
全く違う話ですけど、年下に誑かされて負けてしまうのは血筋なのか、父も佳奈子さんも。

「何度でも開いてしまう 読んでしまう本」
「あなたは私にとって――いつまでもそういうものなんです」


佳奈子さんの母親の哲学と言いますか、好きな人観といいますか。
結構いいなぁ、と思いましたけど。
自分が読書家というか活字中毒じみているような存在で、愛着の有る本もいくつかあるので、何となくわかるように思いますが。
ふと、手持無沙汰になった時。何となく息抜きしたいとき、ちょっと手を伸ばしてしまう本っていうのはいくつかあります。
系統が違う本だってあるんですけど、なんとなく、手放せないというか、手に取ってしまう。
そういう大切なものであったと言うのは、わかりました。
なんのかんの言いつつ、佳奈子さんの両親はお似合いで、だからこそ片方が欠けたときに全部壊れちゃたんですね。
そこから生じた歪さがこの物語を構成している。
人間だれしも完璧に、美しくはあれないと思いますけど。
そういう歪さが結構好きでしたよ。
ま、最初にも書きましたが、佳奈子さんサイドの話しかなかったのは少し残念ですけど。


ふたりの恋愛書架 1

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「我々は本というものにとり憑かれた被害者だよ」
(略)
「吐き出せない願いと思いを表現し消化する方法を我々は本に求める」

わりと気に入りました。
本が好きな二人の恋物語。
家を出て行った父親の残した古書店を始めたばかりの女性、佳奈子。
読んだ本の全て語句からページまで全て記憶する少年、秋生。 
家庭環境などで歪な部分を持った二人の交流がなかなか。
とりあえず秋生の特殊能力がほしい。

佳奈子の方が年上で、「自分が欲しているものをくれる相手」だと認識した秋生と距離を詰める。
というか、どっちも本とばかり向き合っててコミュニケーション能力かけてるから、あちこち突飛。
いきなり結婚を申し込まれようとは、彼も想像していなかった事でしょう。

「あんたが好きになったひとが 言った言葉をあんたは信じられないわけ?」


秋生、本の虫として生きてきた割には、周りにいい友人がいますね。
坂本さんは、秋生の友人というよりは、その友人である太一の友人なんですけどね。
「恋する伊藤君しか知らない」って言ってますし。
深い付き合いじゃなくても、こうしてアドバイスしてくれるあたり坂本さんいい人。

 特別編1冊目のエピソードで、秋生が「この装丁は2刷・・・いや紙の触感からすると初版か」みたいに判断しているんですが、何しているのこの人。
本が好きってレベルじゃないっていうか、微妙に怖い。
本の語句全て覚えている、っていう記憶力からすれば普通なのかもしれませんけど。
 

愛しの花凛

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あの日までは 花凛は俺にとって花みたいな存在だった

でも今は 花より可憐で 前よりずっと近くにいて

この気持ちを言葉にするのなら――

恥ずかしくて声には出せないけど

愛しい なんじゃないかな と思う

 

きららフォワードで連載している恋愛もの。

遊園地で花の世話のバイトをしている主人公花ケ崎豊は、20歳の男子。

高校卒業後、実家に帰って家業を継ぐ予定だったが、ふと思い立ち遊園地でバイト中。

その遊園地には「めるんちゃん」というマスコット役の女の子がいて、遊園地側がピックアップし一般投票を経ているからか、普通に可愛い子が務めている。

そんな「めるんちゃん」役の女の子に、憧れのアイドルを見るような思いを抱いていた。

見ているだけで幸せだと思っていたが、ある日、縁ができてそれから少しずつ会話をしていくようになる。

 

じんわり進んでいくような感じがいいですねー。

主人公はうじうじしていますけど、「めるん」役の花凛が結構行動力ある方なので、バランスとれているんじゃないでしょうか。

あとはキャラの表情がいい感じですかね。

主人公の同期の掃除担当の奴のいらだっているオーラとか。

花凛の炊飯器の話が出たときの花凛の顔とかも結構面白かった。

結構花凛が表情豊かで、コロコロ変わっているようなんで、いいんじゃないかと。

主人公の方が、うじうじしていて、こう視点が下になっているような、落ち込んだ表情が多い分対比として輝いて見える。

 

とりあえず序章、知り合いじゃなかった二人が、知り合いになっていく過程が今回は描かれています。

開始時に恋人で、ただひたすらに甘い恋愛話っていうのも嫌いじゃないですけど、こういう段階を踏んでいく話もまた面白いものです。


 

はじおつ。4

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「――何も言えなかった」
「俺は勇気を出せなかった」

掲載している最初の話と最後の話から。
カッコつけてますが、口にしたセリフと言うよりは、モノローグみたいなもので。
微妙にすれ違っているんですよね、この二人。
お似合いなんだから、もう少し勇気をもって踏み込んでいけばいいのに、と思いますけど。
恋愛要素ある漫画は、こういうもどかしさもまた楽しみの一つなんで、どう動いていくかを期待しつつまちますが。

相変わらず、裏表紙とカバー裏には心理テスト。端的にキャラまとめてて面白いと思います。
本編では、「度胸試し」で始めた関係だったはずなのに、本当に好きになってしまい、始まりの想いを伝えようとする向日葵の葛藤が中心。

あとしれっと乙木君はバカップルですよね。うん。
友人思いの良い奴のようですが、天然にはかなわないようでSTEP21の「芦原ァ――!!!!」と叫んでる様に思わず笑った。さてはて、本当のことを伝えたその後はどうなっていくんですかねー。

1~3巻の感想はぼちぼち気が向いたら載せますかねー。


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