気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

このライトノベルがすごい!文庫

まのわ3 魔物倒す・能力奪う・私強くなる

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「アレは仕方ないよ」
そう風音が慰めるが、弓花はうながれたままだった。ジンライはかける言葉すら見つけられなかった。
弓花はパワーアップデビューに失敗したのだ。


小説家になろうの書籍化。
WEB版と比べると、ちょこちょこ内容変わったり新規エピソードは言ったりしているそうです。
WEB版ちょっとは読んでいるんですが、ちょうど今回収録分あたりまでしか読めてないので、「WEB版より早くお目見えになっている」らしいナオキくんとか誰これ状態。
いや、書籍版しか追ってない人と同じラインなんですけど。
原作読んでないわけじゃないし、その内全部読みたいところです。

さて、本編ですが。
色々とトラブルを解決したり、巨大猫の仲間が増えたりしている一行。
けれどいきなり、ミンシアナ王国の女王から手紙が届いて。
あらすじではぼかしてるのに帯でネタバレしているから、アレですけど。
「ゆっこ姉」。
大昔に流れ着き、痕跡だけを残して遠くへ去ってしまった「タツヨシ」と同じ風音たちの仲間。
やはり、こちらに流された時間には差が生じていて、その間に女王にまでなってしまっている訳なんですが。

ゆっこ姉との交流で、弓花も、神殿に入ることができるんじゃないかという話になって。
実際に入りこめて、アーティファクトも手に入ったわけですが。
召喚できる英雄がアレだとなぁ……パワーアップデビューに失敗しても、こう、場を和ませるネタ度は上がってるよ弓花……それがアピールポイントになるかは別として。
仲間との再会イベントよりも残念英霊の方がインパクト強いってどうなんだ。
笑ってしまった時点でこっちの負けか。

あとは、タツヨシがどんな異世界生活を送っていたのか、という番外編も掲載されてますね。
一人だけで、どれだけ大変な日々を送っていたのかと思いきや、彼意外と一番チートなんじゃないだろうか。
アレだけ追い込まれた状態で、後世に名を残すまでになったんだから、運とか流れもあったような気がしますが相当だよなぁ……


Vermillion 朱き強弓のエトランジェ2

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「オレに、それができるなら。だからが救えるなら。オレはそれをやるべきだ。できるだけの力があるのに、見なかったことにして、尻尾を巻いて逃げるのは、それは、――」
(略)
「それは――『人でなし』のすることだよ」


小説家になろうの書籍化作品。
ゲームにそっくりな異世界に転移してしまったケイとアイリーン。
城郭都市には無事に辿り着いたものの、そこから先に進む足が無く。
流浪の旅人である彼らは信用がなく、それゆえにあちこちで足元を見られているんですよねぇ。
そのあたりはやたら現実的です。

チートで無双するわけでもなく、英雄とたたえられるわけでもなく。
彼らは必死に、今を生きている。
それだけに危険には怯えたり、見捨てておけぬと踏み込んだりするわけですが。
その辺のさじ加減は割といい感じなんじゃないですかねぇ。
モンスターを相手に戦うのではなく、暗躍している裏の人間を傷付ける流れはアイリーンにとっても衝撃の強いものだったと思いますが。

ケイに対してまっすぐから意見を述べた姿は、格好いいものだと思いましたよ。
まぁ、ケイはこの状況に適応せざるを得なかったというか、前回アイリーンのために無茶をした時からちょっとタガが外れたような状態だったと思います。
それを何とかアイリーンが引き戻したような印象。
上手く二人でバランスがとれているんじゃないですかねぇ。

巻き込まれてしまった少女、リリー。
……あの最後の台詞は、正直なんかこわいんですけど。
普通に甘味求めてるならいいですけど、あれ変なもの混ざってましたし。
平穏に暮らせるといいんですがねぇ……


まのわ 魔物倒す・能力奪う・私強くなる 2

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「手をつないでおけば転ばないと思うし」
(略)
「これなら迷わずに連れていけるから」

アルゴ山脈で目的を果たした風音。
無事に帰還して、道中に残っていたオーガを狩ったりして、「鬼殺し姫」とかあだ名がついてますが。
女二人で気ままに旅しながら現代に戻る方法を探していくのかと思いきや。
最初にパーティーに加わったのが爺さんとか誰得なんだ。
その次に同行することになったのがお姫様とか。
まぁ、現場に居合わせて巻き込まれることになったというのが正しいんですけど。

風音が一家に一台レベルで便利な存在になっていってますが。
彼女いるだけで旅がどれだけ楽になることか。
できることは多いしゲームの経験もあって知識もそこそこあるし。
何とかできるんじゃないかなぁ、と思っていたらアレですよ。
まさか過去同じようにやってきた仲間がいて、帰ることができなかったという事実が明らかになるとは。
アレは大分ダメージ大きいよなぁ。
神殿で死体を見つけた、という時点で、プレイヤーの死については意識が言っていたと思いますが。
知らなかった相手と、実際に友人だった相手とでは受ける痛みも重さも変わってくるでしょうし。

他のプレイヤーと思しき面々の情報もいくつか出てましたが。
大体、一人でいるみたいなんですよね。
それを思うと、風音たちが合流できたのは奇跡的な確率なんじゃないだろうか。
プレイヤーたちをこっちに引き込んだ何か、あるいは誰かの思惑が働いているのかもしれませんけど。
……風音の黒歴史については……うん、触れずにいるのが優しさなんじゃないかな。


Vermillion 朱き強弓のエトランジェ

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『……ありがと。助けてくれて』


小説家になろうの書籍化。
MMORPGもので、異世界召喚というテンプレ使用。
ゲームをプレイしていたら濃霧が発生しているエリアがあって、突っ込んでみたら、状況が変化していた。
弓使いのケイと、忍者プレイをしていたアンドレイの二人は、ゲーム世界に酷似した異世界へと迷い込んでしまっていた。

ゲーム自体も、結構容赦ない仕様というか。
死ぬと所持品その場に全ドロップだというんだからPKが横行しているとか何とか。
リアル志向で、世界は作りこんであるから人気なようで。
ベテランは死亡時のことも織り込んで、普段は少しランクの落ちる量産品で装備を賄ったりしている設定だとか。

異世界に来てどうしようか、と迷っていたら襲撃を受けて。
まぁ、PCというよりは異世界の原住民たちなんですけど。原住民の山賊。
二人とも廃人プレイヤーなので、こっちの世界の住人と比べると、スペックとしてはかなり高位にあるんですけど、それでも異世界に来たばかりでちょっと視野狭くなって痛手を追う。
それが毒矢だったもんだから、ヒロインが中盤ずっと寝込んでいるという展開に。

主人公が容赦なさを発揮するあたり、割り切ってしまうあたりも淡白な感じはあります。
あちこちで微妙な雰囲気作りながらも、まぁ、それなりに読める形にまとまっているのは評価できるんじゃないかと。
WEB発作品のなかには、結構読者選ぶのあるからなぁ。
是は是でしれっと人死ぬし、主人公の攻撃の威力高すぎて死体すごいことになっているして何とも言えない部分ありますけど。
とりあえず読了後に、WEBの最新話まで読む程度には気に入りました。

完全な余談ですが、最近、ストックが少ない作品の書籍化が増えていて、それはどうなんだろうかとか思うんですが。
書籍化に感化されて、更新再開してくれる作品とかはまだいいんですけどねー。
更新停滞しないことを祈ります。


まのわ 魔物倒す・能力奪う・私強くなる

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「それじゃあ、改めて、よろしくね風音」
「こっちこそ頼りにしてるからね弓花」

小説家になろう作品の書籍化。
タイトルがなんか地雷っぽかったので、なろうサイトでこういうタイトルの作品があるとは知ってたんですが、手を出してませんでしたが……
もっと早く読んでいればよかったかなぁ、と思う程度には楽しんだ。
まぁ、なろう作品だなぁ、っていうテイストが残っているので、好みはわかれる部分もあると思いますが。

異世界モノ、ですかね。
ゲームと酷似した世界に唐突に迷い込んでしまった少女風音。
初期エリアに配置されているダンジョンの近くで目覚めた彼女は、たまたまその遺跡に来ていた冒険者……自分と同じく、なぜかこの世界に飛ばされてきていた親友弓花と出会う。
弓花曰く、彼女は一週間ほど前に気が付いたら近隣にある町にいた、という。
また、この世界はゲームと同じ部分もあるが……ゲーム時代から優に千年は経過し、様々なモノが変化している世界でもあるとのこと。
そんな世界で、彼女たちは今を生き、変えるための方法を探すため、冒険者として行動する選択をする、と。
テンプレと言えばそれまでですがねー。ま、調理方法間違えて、味がしないなんてことにはなっていない部分は評価していいかと。
メインが女子二人っていう構成は珍しいんじゃないですかね。
そもそもラノベで女子主人公っていうのがあまり多くないかと思いますが。

タイトル読めばすぐにわかる通り、「魔物を倒すことで能力を奪い自分を強化する」能力を持っている少女が主人公。
そのスキルを主人公が持っていることで、割とさっくりレベル上がったり力付けたりで進行が淡々としているのは、まーこういう作品と思えばなんとか。

すごい勢いで力をつけていくし、異世界に来ているというのに、この巻ではそこまで不幸な目に遭わないし、出会う人皆好感が持てる人物っていうのは、ちょっと出来すぎかなぁ、という感じもあります。
まぁ、異世界に意味も分からず放り込まれている時点で不幸な状態からスタート切っていると思えば……許せるのかなぁ。どうなんだろう。
加筆も多少ありますが、購入考えている方はWEB見て判断を推奨。


スクールライブ・オンライン2

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「だから降伏しろって? フザケるな」
譲れないものがある。《紺碧の海》(ディープブルー)にだって、それがあるのかもしれない。だけど等しく《心の欠片》(フラグメンツ)にも《迷子天使》(ロストエンジェル)にもあるんだ。こんな下種な手段で簡単に屈するわけにはいかない。
「残念だ。少なくとも、君はこういうことには手を貸さないと思ってた」

ギルドを結成した主人公たち。
とはいっても、それぞれのステータスやらスキルやらはあってもまだ三人の零細ギルド。
現在の学園の在り方をどうにかしたい、という意気込みは買いますがどうやって、ここから手を広げていくのかと思っていたんですが。
まさかさっそく城主ギルドを目指して行動していくことになろうとは。
その中で、主人公が掲げた理念というか理想というか。かなり大変な道のりだとは思いますが、なるほどそれを成し遂げられたら大したものだし、現状の改革になるというのは納得。

前回あそこまで鬱屈していたやつと同じキャラなのかと思うほど積極的に。
迷子天使との同盟のシーンでは、瀧先輩に焚き付けられるだけだった彼が、自分で判断を下して、ギルドマスターらしいところを見せていましたし。
攻城戦イベントでも、中々いい感じの見せ場がありましたしねー。

しかしまぁ、城主ギルドの一つとして活動している《紺碧の海》。
城主が入れ替わっている、変動のある城。
権力にしがみつこうと汚い手を打ってくるのはなんだかなぁ、という感じですけど。
本当に改革が必要になってくる感じでしょう、コレ。
「楽しみながら学ぶ」がコンセプトじゃなかったんだろうか、って思いますが。
さて、最後。城主ギルドについた彼らに届いた顧問からのメール。
何やら主人公が行動を起こした原因につながりそうなものですが、顧問は何を知っているか。気になりますねー。


スクールライブ・オンライン

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「それがたとえ、バーチャルで得た物だとしても、仲間と過ごした時間は、みんなで共有する財産、何物にも代え難い宝物だと僕は思うんです。そして、ぼくたちは、いつしか手に入れるんです。卒業して、社会に出てからも変わらず胸に抱き続ける心を。僕は、そういう心を作り上げていくギルドにしていきたいと考えています。だから――」
だから僕はこう名付ける。
「〈心の欠片〉(フラグメンツ)――それが僕の作るギルドの名前です」


「楽しみながら学ぶ」をコンセプトに授業にゲームを取り込んだ学校が舞台。
通常の授業も行っており、ステータスは成績によって左右されたり、テストで好成績を収めた人にはボーナスがついたりと、ゲームとリンクしている設定。
最初のころは、学校でゲームをさせるなんて、と言われていたが、その初期の学生たちがゲームによってチームワークを学んだりして、実際にいい大学行ったり、評価される仕事についたりと実績を積み上げてきたようで。
そうした積み重ねによって、今ではゲームを取り入れた教育は受け入れられて、評価されている・・・

けれど、「実績を上げた卒業生はゲームでも結果を出していた」というものが「ゲームでの評価を稼ぐことで、卒業後の実績につながる」という方向にいつしかすり替わってしまっていて。
その為、学校ではレベル至上主義、上位のギルドが絶対というような雰囲気ができてしまった。
主人公は、純粋にゲームを楽しみたい人間で、現在の「レベル上げのためのレベル上げ」とでも言うべき、効率重視の状況を嫌って、ソロで活動していた。

ゲームと言うだけあって、「特定モンスターを一定数倒す」とかで取得できるレコードシステムなんかもあったりします。まぁ、レコードを取得して得られるポイントの活用方法がない、未実装に近いシステムではあるんですが。
ゲームなんだから、もうちょっとやり込む人いてもいいじゃないとか思うんですが。
同時に学校の評価でもあるわけで、寄り道をできる人もそういうないのか。

中盤までは主人公のテンションが低めで鬱屈してばっかりなので、楽しさが足りませんが。
途中で挟まっているアップデートにより状況が一変。
ソロで活動していた彼にも仲間ができたり、「つまらない」と思いながらも何もしていなかった主人公が行動を起こすようになったりと楽しめる展開になっていきます。
ちょいとアップデートが都合よすぎる気もしましたが、まぁそれなりには面白かった。


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