気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

ヒーロー文庫

第六皇女殿下は黒騎士様の花嫁様

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「この身は殿下の剣となり盾となり、殿下の御身を生涯お守りいたします」

 

隣国の学院に留学している、第六皇女ヴィクトリア。

戦争の気配を感じた彼女を救出に来たのは、黒騎士と呼ばれる第七師団の団長アレクシスだった。

争い自体は短期間で終わったようですが、武勲を上げた彼に降嫁させる話を父から聞かされることに。

 

齢十七になろうとしているのに、見た目が十歳くらいにしか見えないヴィクトリア。

一方で、黒騎士はその体格と風貌から若い令嬢から逃げられるという経歴の持ち主で。

美女と野獣……というにはヴィクトリアの方に迫力が足りないというか。いや、彼女目鼻立ち整っているし、成長すれば美女になるのは間違いないですけど。

現状だと子連れの軍人に見えてしまうのは致命的なバグでは……うーん、割とお似合いなんですけどね。

 

まぁ、ヴィクトリア自身も成長していない自分の体格に思う所はあるようで不満を零す場面もあったりしましたが。

アレクシスは彼女の内面に、為政者の顔に惹かれているから、その辺は問題ないと思います。

ただまぁ、色恋の甘さよりは実務的な話題が多くなりがちなのは、今後に期待というところでしょうか。

 

友好の証として来訪した隣国の王女が、チャームの魔法をばらまいて不和を起こす場面が多かったり。「姫様をアッシーに使った挙げ句」とか、砕けた言葉遣いが散見されるのには、ちょっと引っかかったので残念。



理想のヒモ生活12

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「ですが、確実に言えることは、何らかの技術もしくは知識を真剣に会得した貴方は、それを行っていない貴方よりも、有利な未来を引き寄せられるということです」

 

木造帆船での長い航海。安全の保障が無い危険な旅路ですが……

フレア姫たちは何とか無事に北大陸に到着。

途中無人島にて休息をとり、ゼンジロウが魔法で一時帰省して支援物資を持ってくるなんて反則技を披露したりもしてましたが。

 

その後も順調に航海は続き、北大陸の中でも協会勢力の影響が少ないというポモージエ港に停泊することとなって。

そこでポモージエに騎士団が攻め込もうとしている、という情報を得て、面倒事に巻き込まれるあたり、厄ネタ引き寄せてるのは誰なのやら。

 

今回はたまたま立ち寄った港で、騒動の情報を得て、領主に報告したこと。奇襲を警戒するために港が封鎖されたことが噛み合って、本当に巻き込まれた感じですけどね。

騎士団の襲撃自体は、情報を得て奇襲を潰せた時点で問題なく対処できていましたが。

火薬を用いた武器を扱う傭兵や、北大陸の王族などが絡んで、今後に尾を引きそう。

あの王女様が出てこなかったら、もうちょっと逃げられた気もしますけど。

この街に残っていたからこそ、傭兵の武器の情報を得られた、という面もあるので。とりあえず大損は避けられたかなーという感じ。

次こそ、フレア姫の父親との対面になりそうで、ゼンジロウファイト―。

理想のヒモ生活 12 (ヒーロー文庫)
渡辺 恒彦
主婦の友社
2019-04-30


異世界食堂5

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「あら? 弱いと何か問題があるのですか?」

 

アニメ化もしていたシリーズの新刊。

WEBの更新頻度減少してしまって残念におもってますが、新刊出てくれたのは嬉しいですね。

おまけに巻末にBD特典の短編が収録されてるのもラッキー。最近こうやって特典の再録してくれるので、円盤買った方々には申し訳ない気持ちもあるけど、正直有難いですねー。

全部は追い切れないので……

 

ドヨウの営業日。

扉の看板を、あちら側の文字に変えてました。

それによって新しいお客様が来たりしてました。

開店時から店主が代替わりしたように、どんどん『ねこや』も変化していくんですよね。

そういう流れに逆らわないというか、上手く乗りこなしているような雰囲気が好きです。

 

所属国家、種族ごちゃまぜの闇鍋みたいな店ですが。

諍いを起こさなければ構わない、という懐の深さもあるので料理の味を少しでも持って帰ろうとする人達とか、他国の情報収集に使う「カルボナーラ」みたいな人もいるみたいで。

……情報収集と言いつつ、リラックスできる食事楽しんでますよねー。ねこやの魔力か。

 

シャリーフの恋模様が順調に進みそうなのが何より、ですかねー。

国家間の事となると中々難しそうですが。本気度会いを占めすために貴重な魔道具を持って行ったのも功を奏したのでしょうが。



薬屋のひとりごと8

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「仕事は分配。使えるものは誰だって使う。使えないものは邪魔にならぬよう、毒にも薬にもならない違う仕事を与えてください」

 

変人軍師が、囲碁大会を開催するとか言い始めて。

性格はともかく実力はかなり高いため、注目を集めているうで。

壬氏の手伝いをしている文官が熱を上げてる様子には少し笑った。解読も難しいし文才はどうでもいいけど、あの人の棋譜は見たい! という熱を壬氏に披露できるあたりは見事。

 

変人軍師の囲碁大会という一見ネタにしか思えないイベントもかなり大仰なものになっていましたし。

そうでなくても蝗害の報告や、不思議と甘い葡萄酒の話など壬氏は毎度のことながら苦労してますね……

 

正直今回一番笑ったのは、猫猫が同僚と化粧品を買いに行って……何故か薄餅を焼いていた所ですかね。

「ねえ、二人とも。周りが呆れているわよ」と姚に言われてましたけど……しれっとツッコミ入れてる辺り、彼女も大分毒されてきてますよね……

 

とは言っても猫猫が薬を試すためにわざと怪我しようとしたら焦って止めたり、ちゃんと常識的な部分も残っているようで安心しました。

友達だから、という姚に燕燕が妬むような眼を向けてる場面も微笑ましかったですねぇ。猫猫にちゃんと友人が出来たのは何よりです。

 

玉葉妃の周囲もかなり不穏な気配があるようで、猫猫を引き込もうとしたりしてました。

人気者ですね、猫猫。毒見が出来て、頭の周りも良い女となれば使い勝手がいいんでしょうけど。

最後、壬氏がとった行動は、高位の人間としては正直ありえないものだと思いますが。いざとなったら手を選ばない辺りが彼らしいのかな……怖いわー、敵に回したくない手合いだ。



ナイツ&マジック9

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「………………………………ほう、そうか。あの銀凰騎士団団長が結婚すると。それはなんというか、よきことであるな」

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「しかしあれも結婚などという『普通』なことが、できたのだな」

 

無事に王都へと帰還したエルネスティ。

とはいえ、お土産に巨人族と遠征軍の末裔についての情報を齎すんだから、国王が卒倒するのも無理はないというか。

王族を卒倒させるなよ、騎士団長。

先王なんかは、隠居の身ということもあって凄い状況を楽しんでましたけどね。

 

エルがこれまで多くの偉業を為してきたこと、それに甘えすぎていた、と周囲が気づいて。

状況が変わってきたこともあり、銀凰騎士団も形を変えることに。

第一、  第二中隊を核として新たな騎士団を創設、銀凰の傘下とすることで勢力を拡大。

エルが動くより先に、部下を動かすためとか、彼らが持ち帰った大森林の情報を受けて未来に備えるためとか事情が絡み合ってましたけど。

 

銀凰の名が周囲に広まり、その活躍が演劇になったりしてるなんて事情も描かれていました。熱心なファンとかもいて、ちょっと笑ってしまった。

部下が増え、手が空いたエルがまた色々工作初めて、振り回されていましたね。ラボから派遣されてきた人員がさっそく洗礼を受けてました。

強く生きろ……

 

騎士団絡みのあれこれをこなしつつ、オビにも書かれていた通りに、ついにエルがアディと結婚する事に。

まぁ、なんだかんだでお似合いなのでは。

振り回されていた王様は結婚の報せを受けた時に、あれも結婚できるのか……とか言ってましたが。振り回されてきた実績があるからな……

 

情勢が落ち着いていた事もあり、新婚旅行に行くことを決めたエル。わざわざ隣国に足を延ばすあたり、自由だなぁ。

オマケにイカルガ持って行こうとしてましたしね。過剰戦力にもほどがあるし、整備の問題もあると王に止められていましたが。

赴いた先で騒動起きてるっぽいし、イカルガ持ってきてても良かったのでは……

 



理想のヒモ生活11 

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「この流れ、もう止めようがないよね?」

 

ついに宰相と元帥を任命したアウラ。

女王の負担は減るものの、権力が分散する事でかじ取りが難しくなる可能性もあって難しい所。

 

血統魔法の存在もあるので、王位を追われる可能性こそないものの、頭痛の種には困らなそうな辺り、王族って大変です。

任命直後から面倒な状況を作りそうでしたしね……ただ、プジョルの妻の働きもあってうまい事決着してましたけど。

 

ビー玉製造ラインの状況、双王国の対応などから、北大陸への懸念を抱き、フレア姫の帰国に合わせてゼンジロウを送り込むことに。

更には、ゼンジロウにフレア姫の次の側室を、という可能性も提示してきて。

ここの夫婦間の問題もなかなかややこしいですよねぇ。今のところうまくまとまっては居ますけど、懸念材料も多く在るわけで。

更に北大陸問題までやってきそうなことを想うと、こっちも頭が痛くなってきそう。

 

側室問題はルクレツィアがやはり有力候補のようで。彼女の口から、自身の希望とかも明らかにされましたけど……

目下、彼女自分の事しか考えてないんですよね。ゼンジロウはあくまで、自分の目的達成のための手段として使おうとしてるわけで。

 

アウラは、ゼンジロウにばかり負担を強いていることに気付いて、関係の変化を恐れるような描写もされてましたけど……ルクレツィアにそういう可愛げ期待できるかなぁ、と言うと。

いやまぁ、アウラもゼンジロウに譲ってもらってばかりって言うのが常態化するのは良くないと思うので、丁寧に描いているからには、何かしらの変化が欲しい所ですが。

長い船旅、あるいは北大陸側の生活を通して変化があるといいんですけど。



ナイツ&マジック8

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「巨大な、人。彼らと関係を築くうえで、我々は力を示しておく必要があるということか」

「彼らに寄りかからなければ暮らせないようでは、この地に来ることもできませんから」

 

隊長の生存を信じ、大森林に戻ってきた銀凰騎士団。

初見の際は手痛い打撃を受けたものの、情報があり対策を練れれば、対処するのに問題はない、と穢れの獣を追い払っていました。

この広大な場所で、ちっこいエルをどう探すか……と考えた時に「どうせエルなら何かするだろうから、それで分かるだろう」と共通認識を得ている銀凰騎士団は逞しくなったな……

 

まぁ実際大人しくしてなかったんですけどね、エル。

味方の飛空船を見つけて、けれど通信する手段もないから、仕方ないので正面から乗り込もうとカササギを使って、飛翔騎士の包囲を掻い潜って接近する辺り、彼の選択肢には無茶ぶりしかないのかと。

 

無事に銀凰騎士団と合流したエル。

巨人族の戦いの前に、大戦力を得たわけですが……コレをまっとうに使うはずもなく。

理由があるから自分とアディは参加するけど、他の面々まで加わる必要はない、と団長として宣言。

ただ、銀凰騎士団も慣れたもので。ディーとかは「私は勝手に団長についていくから、来たい者は来ればいい」とかエルに順応してましたからね。

エルの無茶ぶりになれた騎士団の面々の対応力が上がっていて笑った。

 

巨人族と小鬼族の関係。

小鬼族の王の願いはともかく、手段を認めることが出来ず戦う事になっていましたけど。

まぁ元より何かを企んでいるのが明らかでしたから、こうなるとは思っていましたが。

なんとか巨人族たちの争いは終結したものの、問題が全て解決したわけでもないところがポイントですよねぇ。

小王はいったい何をしでかすやら。またロクでもない事仕掛けてきそうな予感しかしないんですが。

ナイツ&マジック 8 (ヒーロー文庫)
天酒之瓢
主婦の友社
2017-09-30


ナイツ&マジック7

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「小鬼族と呼ばれている者たちの、始まりを。あなたならば識っているのではありませんか? 小鬼族の王よ」

 

ボキューズ大森林へ乗り出した飛空船団は、未知の魔獣によって撤退。

皆を守るために奮戦したエルは命こそ助かったものの、取り残されてしまって。

……まぁ、ここに残ったのがエルと彼を信頼しきっているアディだったのは幸いだったことでしょう。

 

森に住まうエルたちの何倍も大きい、巨人族。

体躯が巨大なだけではなく、目がいくつもある、明らかにエルたちとは違う種族。幸いにして言葉は通じるようでしたが……

最初に見つけたのがエルたち出なかったら。もっと頭の固い誰かだったら、異形の化け物として血で血を洗う凄惨な戦いになってもおかしくなかったのでは。

 

まぁ、エルが色々と常識をぶち壊しまくったからこそ、こうして大森林へ赴くことが出来たわけですし、銀凰騎士団の面々だったら、交渉もできたのでは。

……幻晶騎士抜きで、巨人族の勇者と競り勝って交渉の卓についたエル程順調にはいかなかったでしょうけど。

 

そして巨人たちと交流を続ける中で、エルは色々とこの地の力関係やルールなどを学んでいますが……

資材が不足していようと彼のロボット狂いは止まらず。

扉絵の解説で「きあわめて物資の乏しい状態で作られたために、下半身を丸ごとなくすという狂気的な設計方針が採用された」とか書かれている辺り、もうなんというか流石としか言えない。

ナイツ&マジック 7 (ヒーロー文庫)
天酒之瓢
主婦の友社
2017-03-25

薬屋のひとりごと7

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「なにがなんでもうかってもらわねばなりません」

「そ、そういわれても」

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「なにがなんでも今度こそ受かっていただきます」

 

里樹妃の一件が解決し、市井に戻った猫猫。

そこに高順がやってきて、官女にならないか、という話をして。

以前興味がなかったためロクに学ばず、落ちた試験ですが……今回ばかりは、と方々に手を回し、逃げようがない状況を創り出すあたりやり手ですね。

 

そして状況が整ってしまえば猫猫はちゃんと出来るんですよねぇ。

興味があることとないことへの反応が極端なだけで、元々のスペックは決して悪くないのですから。

詰め込み教育で、主席を取ってしまう辺り、要領も良いというか。呑み込みが早い。

 

見事官女となり、医官の手伝い何かをする部署に回されていましたが……

どこぞの軍師がそれを嗅ぎつけて周囲をうろつき、他の官女たちから不審がられたり。

血縁を使ったコネ採用ではないか、と疑いを向けられたりしていました。

そんな状況でも気ままに仕事に打ち込める猫猫は、本当強かです。周囲に流されてここまで来ているのに、なんだかんだ生き残りそうな雰囲気がある。

……扉絵に、官女の集団の中にいる猫猫を軍師が見守っている絵がありましたが……そこでの猫猫の目がかなり死んでて、思わず笑ってしまった。

 

新たに妃として迎えられた他国の娘、愛凛。

彼女からもたらされた情報で、またも厄介な状況になっていることが明らかになりますが。

白い娘について、ここまで尾を引くのか、という感じですねぇ。

今回もまぁ、上手い着地点を見つけられていましたけれど……不穏な影はまだあるんだよなぁ。

続きが楽しみです。ちゃんと仕事していたけど、影が薄かった壬氏にももうちょっと頑張ってもらいたいところではありますが……どうなるやら。



転生者の私に挑んでくる無謀で有望な少女の話

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「私は『特別』にはなれなかった。君のような『特別』にはなれなかった」

 

タイトルであからさまに転生者と謳っているからか、裏表紙のあらすじにはさっぱり触れられていないのにちょっと笑った。

20代の若さで、病に倒れた青年。平凡な人生を送ってきて、特別になりたいと願っていた、普通の男。

それがなぜか、転生してしまい。前世の知識がある事で幼少期の勉強はかなり優位に進められて。

 

前世の記憶がある少年ジークとして、日々を過ごす。

……仕事に追われる社畜だったこともあり、退屈もそこそこ満喫しながら、幼馴染の少女との付き合いを続けていた。

ジークのように転生したわけではない、幼少期から才覚の片鱗を見せる、神童。

とはいえ、転生したジーク相手にはテストの点で負け続けていて。いつか勝ってやるんだ、とジークに噛みつくアーニャとジークが送る日々が描かれています。

 

小学生くらいから始まって大学まで行って、とかなりテンポは速いですね。

元々は短編だったので仕方のない話ではありますが。学生時代の友人キャラとかが追加されていたり、後半ほぼ描き下ろしの、エピソードが収録されたりしていました。

和遥キナさんの絵も綺麗ですし、短編読んで気に入ったなら手を出してみてもいいのでは。



プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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