気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

感想(ライトノベル)

武に身を捧げて百と余年。エルフでやり直す武者修行7

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「強さとは、なんだろうな」

(略)

「自分を騙さずに最後に笑ってること、だな」

 

BOOK☆WALKER読み放題にて読了。
かつての弟子に、これ以上ない敗北を喫したスラヴァと一行。

より強くなるために、荒事を中心にギルドで依頼を熟したりしてました。

年齢的には若い子が多いのもあって、最初は受付にすげなくあしらわれてましたけど。

 

実力を認めた後は、直接依頼を持ってくるあたり融通が利きますね。まぁ、受付の人は善性の人で、若い子に厄介事持ってくの申し訳なさそうにしてましたけど。

 

……大丈夫ですよ、その一行わりと戦闘ジャンキーだから。荒事大歓迎タイプだから。

スラヴァと女子三人だけでもその傾向が強いのに、そこにダグラスまで加わったら終わりですよ。

タリスベルグなんて反則がそうそう出てくるはずもなく。銃とか言う、この世界では新しい武器が出て来てもあっさり対応してのけてるからなぁ……。

 

そしてスラヴァ達は、かつての師であるイワオの墓に参り……彼の親族に出会ったわけですが。ここでもまた、あの暗い結晶に牙をむかれることに。

今回の相手は、自ら手を染めたわけではなく敵に埋め込まれたとかで。じわじわと蝕まれて、最後には飲み込まれてしまったとか。

ガルトを許せない理由が増えましたねぇ。そして、イワオとその末が遺した手紙を託されてましたが……スラヴァの師匠、どこまで事情を知ってたんだ……。


転職の神殿を開きました5

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「(前略)……この神殿が、皆様が幸せに生きるための一助となることを祈っております」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

様々な思惑からカナメにジョブ持ちの刺客がさらに送られてくることになって。

あっけなく撃退されて、裏に居た貴族たちは多くが当主が変わったり領地を削られたりと散々な目に遭った模様。自業自得ですけどね。

そしてそれにかこつけて、クルシス本神殿での転職事業を一時的に停止。

 

カナメ達は、神殿長の指示を受けて辺境に神殿を建立するべく度に出る事に。

とは言っても、普通に向かっては時間がかかるから、と空を飛べるモンスターに乗って飛んでいくというのは驚き。

魔獣使いというジョブ持ちが関わっているそうで、上手い商売やってるなーとは思った。一回でもトラブル起きると、その後が大変そうではありますけど。

 

そして懐かしの辺境へ。周辺の情勢から住人が増えて、価値観の違いから微妙に溝が出来たりと火種がくすぶっている感じはありましたが。

そんな状況だからこそ、神殿が出来てくれるのは歓迎と言う意見もあるようで。

そのア半紙を持ってきたんが、辺境出身のカナメ達というのも大きかったみたいですけどね。

 

神殿を建立する事になった辺境内での雇用も創出してましたし、希望の光が差し込んだ感じ。

タイトル通り「転職の神殿を開きました」という所に、ようやくたどり着いた。

……ところで、書籍は刊行止まっちゃったみたいなんですよねぇ。堀泉インコ先生のイラスト好きなので、続いて行ってほしかったけど、読み放題で読んでる身としては何も言えないか……。

WEB版では、神殿を開いた後のアレコレや、辺境の未来に関して。そして、この世界のジョブ真実とかも明かされていくので、気になる方は後半の物語も読んでみて欲しい。


転職の神殿を開きました4

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「――辺境に神殿を建立したいという君の志は、今も変わっていないかね?」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

警備を集中させるために、「転職の神子」であることを公開することになったカナメ。

最も、大衆に交付するのではなく関係者に向けて明かすという形にはなっていましたが。

それはつまりある程度の権力があれば探れるということにもなって……貴族のパーティーなんかにも招かれるように。

そこでジョブ持ちに襲撃を受けたりもしてましたが、護衛もいるしカナメ自身も自己転職で短時間なら戦闘をこなせるしで刺客の方が分が悪かったですね。合掌。

 

そんな日々を過ごす中で、ついにカナメをこの世界に呼び込んだ魔術師・マクシミリアンと対面する事になって。

クルネ達にカナメが異世界からやってきたことがばれる事に。

偏屈な性格してるマクシミリアンは、要が望んだ能力を持っていなかった為興味を失っていましたが。彼の魔術師としての才能自体は確かなようで。

 

ミルティ曰く、その理論を解析することが出来れば、カナメが帰還する事も叶うかもしれないとは言ってましたね。

こちら側の世界で出来た縁と、向こう側に置いてきた縁。どちらかの世界を選べば、片方とは絶縁する事になる。その天秤がどちらに傾くか、と言う話でカナメが決断を迫られるわけですが。……バレたあと、思ったよりも早く結論出したなという気はしますが。

カナメが納得してるなら、良いかなぁと言うスタンスで読んだ。

 

王国と帝国の間で戦闘が勃発したり、かと思えば王都の方でモンスターが溢れかえる事件が起きたりと騒動に事欠かないなこの世界……。

まぁ、今回の件で精力的に動いていた輩の権力を削ぐことには成功していますし、落ち着いてくれればいんですが。

転職の神殿を開きました3

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「ありがとう、クルネ。またよろしくな」

「うん! またよろしくね」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

クルシス神殿へ所属する事を決めたカナメ。

彼はついに神殿長へと「転職能力」の事を打ち明けて。神学校に来る前にリカルドという王子にも情報は知られてましたけど。彼十二番目の王子で立場下の方でしたからね……。

それなりに権力がある相手に打ち明けたのは初と言えるんじゃないでしょうか。

 

即座に虚言と断じる事もせず、さりとて信じ切るでもなく、しっかりとカナメの話を聞いてくれてる神殿長はいい人ですねぇ。

カナメも色々と状況とかから見込んで打ち明けてるわけで、当然ともいえますけど。

神殿長会議の場でも「転職能力の持ち主の扱い」について、他神殿から無茶ぶりされた時も毅然と対応してくれましたし、彼の予想以上に優良物件だった感じはします。

 

転職の奇跡を独占していた教会派とのひと悶着があったり、合同の祭りの場で能力のお披露目をしようとしたら妨害工作でゴーレム差し向けられたりと、トラブルはありましたが。

ついに、転職事業を開始できるようになったのは何よりでした。

実際に村人から転職した人の視点を間に挟むことで、この世界におけるジョブの重要性を改めて見せてくれたのもいい感じだと思いますね。

 

まぁ、上手くやりすぎたからか、転職能力者と思しい神官が狙われる羽目にもなってましたけど。カナメの護衛としてクルネがつくことになって、元鞘感はある……べつに別れてたわけでもないけど。ひとまず良かったね。

 

転職の神殿を開きました2

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「たしかに名誉なことだと思うよ。……けど、名誉なことでも、大変なことに変わりはないんじゃないか? むしろ、大変な役だからこそ、名誉が与えられるんだと思う。大変だと思うことが悪いわけじゃない」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

神学校に通い始めたカナメ。宗教の関連施設ではあるものの、戦闘訓練や経営学の授業の授業なんかもあるようで。

まぁ、この世界の情勢とか考えると戦闘力があって困る事ないだろうし、施設を運営する以上経営の観点は必要になるのは間違いないか。

 

そうやって授業を受けて、級友と親交を深めたりそれぞれに進路を定めたりしています。

カナメが微妙に距離があったシュミットと「評価を下げられないために、手を組もう」なんて取引をしてるのは彼らしいかな、と思いましたが。

その前の場面であった、キャロを抱きかかえながら不満そうにしているミュスカのイラストが可愛かったです。堀泉インコ先生の絵、好きだなぁ。

 

冒険者になって王都までカナメを追ってきたクルネは強い。

腕利きの仲間を手、討伐実績を上げたりもしてましたしね。それで目を付けられて、厄介な調査依頼を持ち込まれて、それにカナメが巻き込まれたりなんかもしてましたけど。

カナメの運勢、両極端だよなぁとは思う。

麗しい女性陣と仲良くなったり、初期にリカルドと出会ったりと人の縁に関しては、概ね良好だけれど事件には巻き込まれがちだよなぁ……。さすが主人公。

口絵でばれてるんで言っちゃうと、今回はついに地位のある相手へと「転職能力」の事を打ち明けるシーンが入ってて、これから状況が動いていくんだろうなぁ、という所で引き。



処刑少女の生きる道5 約束の地

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「たった一度の人生でしょ。迷ってばっかりじゃ、後悔するわよ」

 

アニメ化も決定した好調なシリーズ。

袖コメントでニリツさんも触れられていますが、表紙絵のメノウがシリーズ1巻から徐々に体勢が変わり、5巻でついに立ち上がったのは感慨深いですねぇ。

導師「陽炎」に連れ去れたアカリを助ける為に、メノウが奮闘するのがメインだったのでアカリの描写は抑えめだった印象。

 

陽炎が釘を刺して、アカリの行動を制していたともいえますが。それを解き放つのがメノウだって言うのが良いですよね。

最も、そこに至るまでの道は決して平坦ではなく、一度はメノウも逃げの手を打つ羽目になったりもしてました。

……ただまぁ、メノウも処刑人としての腕はあるけれど、迷う心を持った一人の少女だというのが改めて明示されたのはいい感じでしたねぇ。

 

モモがメノウ一筋過ぎて、サハラの事微塵も覚えてないのは正直笑ってしまった。

巻頭の口絵の部分で、メノウ・モモ・サハラの幼少期イラストがある事も踏まえるとより味わい深いですよね。あのイラスト、三人と陽炎の距離感が良くわかる感じがして好きです。

そして、メノウの前では猫を被っている姿しか知らない為、メノウがモモに化けようとしたとき周囲の印象とズレるのには笑ってしまった。

シリアス寄りだと思ったのになんで突然コントが始まってるんですか!?(ああいうの好き)。

 

「聖地」とだけ呼ばれる、特殊な街の存在。そこに封じられていたもの。

蠢いている【使徒】達の思惑なんかも気になるところではありますが……最後の描写には驚きましたね。

いや、彼女の過去に秘密があるだろうとは思っていましたけど、思った以上の爆弾が埋まっていたというか。新しく覚悟を決めた異世界人と処刑人の少女達はどんな未来を描くんだろうか。続きが更に楽しみになりました。

薬屋のひとりごと10

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「母に教えられました。どんな状況であっても自分を見失ってはいけないと」

(略)

「気が狂いたくなるときほど、冷静になれとの遺言です」

 

西都へと到着した猫猫たち。

玉一族のテリトリーなわけで、月の君であっても横車を押すわけにはいかず。

情報収集したり、調査に人を派遣したり。農作物の様子を窺ったりと、動いてはいますが……

まだその真意が読めないキャラが多いので、どうにも手足に重しがついているような感覚で読んでいましたね。

 

調査の傍らで出会った、過去に起きた大蝗害の生き残りの老人の証言。

与えられた別邸で流れた怪談とその正体などなど。色々な情報が合わさって、過去に起きた変事の断片的な情報を猫猫たちは獲得していきますが。

政治ってややこしいな……という想いが強くなりますね。

 

できる範囲で対処している猫猫たちは偉い。雀さんもいい性格していて好きです。

いくら問題なさそうだからって、囮にするとか中々強い。まぁ、実際相手を誘導で来てるんだから有効な策なんですけどね。

調査して事前に対策が出来ないかと動いていようと、神ならぬ身では手が届かない場所も出てくる、と言うのは非情な話ですが。

それでも彼女達が居たからこそ、マシになった部分があるとは思いたい。

現状だと玉鶯さんの印象がイマイチ良くないんですが、どうして民からは慕われてるんでしょうね。その辺りの背景も今後明かされるんだろうか。

武に身を捧げて百と余年。エルフでやり直す武者修行6

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「強くなろう。世にいる誰よりも、ここにいる誰よりも――あの怪物よりも。私達には、それが出来る時間があるのだから」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

アルマを加えて4人で人間の国へと旅をすることになった一行。

タリスベルグの心配はあるものの、チェスターが気にかけてくれるならある程度は安心していいのでしょうかね。

 

目的はいつもの武者修行の他に、スラヴァの師匠であるイワオの墓参り。……スラヴァ自身の墓参りもそれに加わってましたけど。

転生モノで自分の墓を参るのは、あまり見ない展開ですかね? 異世界転生多いし。同世界であっても、数百年~千年単位で時間たってて元の国滅んでる展開とかあるし。

 

長寿故にエルフたちの時間間隔が狂ってるせいで実感がありませんでしたが、街や景観の面影が消えるほどの時間が過ぎているんだよなぁ、というのはちょっと寂しさもあるな。

墓参りに行ったらゼツロが来て、それは結構あっさり撃退していましたけど。

スラヴァ、アルマ以外の弟子も取ってたんですねぇ。で、その破門された弟子がまだ幼いとはいえスラヴァ達を圧倒する実力を持つに至ってたのも意外ではありました。

 

これまでのスラヴァ、大体自分の必殺技の反動ダメージ喰らってる印象の方が強いからなぁ。追い込まれてたのには素直に驚き。

まぁ、いつまでも「桜花」に「試製」の文字つけてるのも何ですし、スラヴァを磨くに足る敵が現れたとみるべきなのかな。ゼツロに近い雰囲気で、なんかパッとしないように思えるのは残念ですが。一度劣勢になったら、虚勢もはれなくなるタイプと見た。

白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます

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「セバスチャンは私にレグルスくんを追い出す手伝いをさせようとした。あの野郎は、そうすれば母が目をかけるかもと、ちらつかせて! 自分より弱い者を虐めなければ、私は愛される価値もないと!? ……侮るなよ、私にだって意地くらいはあるんだ!」

 

WEB既読。BOOKWALKER読み放題にて読了。

この世に生を受けたものの、父からも母からも愛を注がれず孤立していた少年、菊乃井鳳蝶。

我儘放題な子供ではあったが流行り病に倒れ……その際に前世の記憶を獲得した。今世の放蕩ぶりや、父親が外で作った弟にいずれ殺される未来まで垣間見て。

白豚と呼ばれるような肥満体質だったのも含めて、生活全てを見直そうと奮起する話です。

 

前世と今世とで上手く融合しているみたいですけど、今世は教育も十分に受けられていなかった関係で、前世に寄ってるように感じられる。一人称とか口調は今世寄りみたいですけど。

跡取り息子ではあるものの、歌唱とか刺繍方面の芸術関連に趣味が偏ってて、スキルの発言もそっちばっかりなのは笑う。

そちらに情熱を注いだ結果として、神様に目を掛けられるボーナスもついてましたけど。

 

変わったことを受け入れてくれる使用人や、家庭教師に恵まれて両親に注がれなかった分の愛を得ているのは良かったですけど。

……彼の器はどうしようもなく歪んでいて、それらを真っ直ぐに受け取ることが出来ないでいるのは、ちょっと不安材料ですかね。

 

巻末には風の神イゴール視点の話とか、レグルスと主人公がピクニックに行こうと料理を作る話とか入ってましたね。
地の文が基本的に主人公視点で、結構癖があるので底を飲み込めれば楽しめる作品かと。

異世界で妹天使となにかする。

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「だから今回は勇気を出して頑張ってみるよ。もちろん万全を尽くすつもりだ。……ということで、二コラもついてきてくれない?」

 

WEB既読。BOOKWALKER読み放題にて読了。

死んで、そのまま輪廻転生するはずだった主人公。

しかし転生作業を新人天使が担当した結果、ミスによって上手く転生できない状態になってしまって。

天使の上役……要するに神様の思し召しによって、記憶を保持したまま異世界に転生する事に。

その時、ミスをした天使をサポート役につけて送り込んだ結果、双子として異世界で生を受けて。

 

魔法のある世界だったので、家業である宿屋の手伝いをしながら出来る事を増やしている主人公はわりと真面目な部類ではないかと。

妹天使の方は逆に、兄に寄生して好き勝手生きるつもり満々で、隙を見つけたらサボろうとしたり。幼女である自分の状況を活かし、宿に来るお姉さんに抱き付いてみたりと、欲望にみちた生活を送っています。本当に元天使かおのれ。

 

修行と称して変わった事をしても、受け入れてくれる環境なのは良かったですねー。

これで貴族とかだったらまた色々と柵が出来てそうでしたけど、冒険者の人に目を掛けられているくらいで、現状は自由に生きてますし。

そのまま才能を伸ばしつつ気ままに生きるといいと思います。

 

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ちゃか

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