気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

感想(ライトノベル)

ワールドエンドの探索指南2

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『そういうことを考えてる時点でもう進めてないんだよ。頭を空っぽにして、ひたすら動く、以上』

 

学園から旅立ったタイキとヤヒロ。

しかし当然ながら二人では持てる物資にも限りがあり、協力しつつミサキを撃退し進んでいっても、中々思うようには行かず。

食糧に弾薬等を調達したい……そんな話をしていた所、タイキがかつて学園が建設したという前線基地「工場」が近くにあるかも、と気が付いて。

 

実際に足を運んでみたら、そこには学園とは別勢力である「教会」の遠征隊メンバー、ツクシが立てこもっていて。

様子を窺っている中で、他の戦力もいないことに気づいて、彼女を確保。情報交換をしつつ交流をしていますが……ヤヒロはツクシに対して不信感を隠そうとせず。

 

なんとか交流を続け、物資を探し工場探索なんかもしていましたが……

その中で、この前線基地がなぜ放棄されたのかという秘密も明らかになって。

限られた情報の中から、真相を推察できるタイキが凄いですね。

しかし、真実が明かされた所でタイキの恐ろしさも増したというか。ヤヒロが不審に思ったのも無理はないじゃないか……よく交渉しようと思ったな。

他勢力の存在が明らかになって、残されていたデータから更に情報も獲得できてましたが……謎が増えましたね。


クール・エール3

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「どうすれば、あなたは笑ってくれる?」

(略)

「どうすれば、あなたは幸せになれる?」

 

チョーカとの戦争から一年と少し。

その間にソーマ達が何をしていたのか、一部が描写されました。

2巻でちょっと話に出てた、はぐれ竜の縄張りに踏み込んで、確保。

当代の水竜として認め、ウォルの守りを任せることに。

 

そして、ソーマはアリスの故郷である別大陸に渡って。

1つは、水の大精霊として木の大精霊と盟約を結ぶため。

そしてアリスとの結婚を、彼女の家族に認めてもらうため。

しかし実はアリス、家出してきたというのが明らかになって、全くもう……って感じでしたが。

 

大精霊同士、割とさくさく話が進んでましたね。

海王戦がWEB版より凄まじい事になってるかなー、と言う感じでもありました。

ウォルの発展も目覚ましく、これからが楽しみな終わり。

……ではありますが、元の単行本も確か3巻で止まってたはずなので、ここまでかなー。加筆分もあって楽しかったので、そだとするとちょい残念。



カンピオーネⅩ 槍の戦神

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『さすがは己と同じく最源流の《鋼》よ。左様、剣たる存在がこざかしき策で逃げを打つなどあってはならぬ!』

「理屈はわかるけど、つきあわされる方はたまったもんじゃないぞ!」

 

再読のついでに記事作成。

アテナと護堂が戦っている裏側で、カンピオーネ、アレクサンドル・ガスコインが動いていて。

かなりフットワークが軽く、気になった物があれば拝借して、場合によっては返さない。

これまでのカンピオーネ諸氏とはまた違った方向に面倒なタイプです。

「盗み」という一点に限れば、彼は飛び抜けている。

 

彼ばかりを気にしているわけにも行かず、護堂たちはランスロット関連の情報収集を開始。

護堂が日本を離れたタイミングで、アレクは日本で実験を開始して。

いやまぁ、神様とか神殺しなんて計算をひっくり返す存在が居ないタイミングで動きたいのは分かりますけど。そりゃ、地元で変なことやられたら飛んで帰ってくるでしょう。

リリアナが提案した協定を速攻で蹴ってる辺り、似た者同士だとは思いますけどねー。

少女たちの二人の評価が、的確過ぎて笑った。

そしてまたしてもうっかり敵の術にかかる護堂よ……その後の暴走っぷりが、いっそ清々しくて好きですよ。



学園キノ6

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「私、主役にはなれなかったけど……」

「けど」

「格好いい脇役にはなれたかな?」

 

8年ぶりの新刊。正直前の巻の記憶薄れて来てるんですが、問題なく楽しめましたね。

頭空っぽにして楽しむ系パロディ。

というか、キャラ紹介のところで「忘れている人は読み直してください。読み直さない人のために記しておくと~」とか書かれてて笑いました。

 

学園キノ世界でも写真を撮っている、フォト……じゃなくて帆戸が『謎の美少女ガン・ファイターライダー・キノ』の返信場面をたまたま写真に収めて。

スクープを求めて、木乃を追い求める帆戸。盗撮用の器具を買い求め、実際に盗撮しまくってるのがヤバい。

 

キノの名前は本名から取ったんだな、と気付いた時「とても難しい謎が解けた」と零し、地の文で「あら凄い。賢いわね貴方」って書かれている下りが最高でしたね。

難しくもなんともないよ……読んでいると知能指数が下がる音が聞こえる……

帆戸の隣にも喋るキーホルダーのソウがいて。変身能力を授けてましたが……温度差が凄かった。挿絵のインパクトもあって、腹筋痛かったです。

後半にあった「学園編第九話」の見開きがまた凄い。これ見よがしに紙幅を割いたのに、しれっと何事もなかったかのように会話を続けるんじゃないよ……

ツッコミが追い付かない。

学園キノ(6) (電撃文庫)
時雨沢 恵一
KADOKAWA
2019-10-10

デート・ア・ライブ14 六喰プラネット

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『左様。――むくの幸福を、うぬが勝手に決めるでない』


積んでましたー。3年モノに驚かなくなってきたな……

年明け。士道は精霊たちと初詣に行って。

お祈りしたり絵馬を奉納したりと、楽しそうに過ごしています。

しかし、新学期開始早々学校に隕石が落ちてくると言うトラブルが発生。

 

日常の裏で動き回っていた、DEMの仕業……というか、彼らがちょっかいを出した精霊から反撃を食らった形。

宇宙に居て、能力を活用しDEMの先遣隊を軽くあしらう精霊、六喰。

士道は、通信によって彼女と接触。封印を試みるも……その力で心を封じていた彼女は動じず。

 

むしろ、敵がいる状態で、精霊の力を封じる事の危うさを指摘されて士道の方がちょっと揺れてましたからね。

でも、あそこで揺れてくれて良かったというか。改めて、悩み答えを出してくれるような、彼だからこそ、これまでの精霊たちにも慕われてるんだよなぁ、と思えるエピソードでした。


小戸森さんは魔法で僕をしもべにしたがる

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「でもね、これがわたしなの。真剣だから、臆病になるの」

 

カクヨムからの書籍化。ラノベ好きVtuberの本山らのさんが帯コメントを掲載。そもそも書籍化に当たって彼女の推薦があったとかなんとか。

ポルタ文庫は表紙だけイラストがある、キャラ文庫の系統ですねー。
ライトノベルコーナーに素直においてないかもしれないので、探すときは注意。

 

高嶺の花と噂の美少女、小戸森さん。

彼女はいつも『笑顔』でいたけれど、それがどうにも気になっていたクラスメイト園生くん。二人の恋のお話です。

タイトルやあらすじに在る通り、実は小戸森は魔女で、魔法によって園生くんをしもべにして告白してもらおうと画策。

 

しかし、園生くんは園生くんで、しもべではなく恋人になりたいからと必死で抵抗。

好きな人の近くにいるからか、小戸森さんの魔法はほとんどの場合失敗して、二人の関係は変化せず、その場で足踏みを続ける形。

「早く付き合ってしまえ」と思う事間違いなし。小戸森さんが園生君絡みでポンコツになるのは確かですけど、園生君の鈍さも筋金入りだから、じれったいことこの上ないです。

 

「儀式をしてたの。園生くんを呪おうと思って」

「二言目ですでに弁解失敗してない?」

「弁解はここから」

「ええ……? 盛りかえせる? ここから」

 

みたいなやり取りがあちこちにあって笑えます。単巻でまとまっているので、ラブコメ読みたい人にはオススメ。


天才王子の赤字国家再生術5 ~そうだ、売国しよう~

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「こんな交渉があってたまるか! 貴様は、民を何だと思っている!?」

「もちろん大切に思っているし、信頼しているとも。彼らはどこにあろうと、自らの力で未来を切り開くだろう。それが民というものだ」

 

ミールタースで、ウェインとフラーニャの知名度が上がったこと。

マーデンを併合し、大陸西側への窓口が出来たこと。

そうした積み重ねで、ナトラは稀に見る好景気に恵まれていた。

しかし西の交易に頼り切った発展は、元より王国であったマーデン領とナトラ王国との間で不均衡を生じる事となって。

 

今はまだいいが、この調子で力を蓄えればいずれ徒となるかもしれない。真っ当に発展したからこその悩みに頭を抱えてるウェインがちょっと新鮮。

好景気に調子に乗ってましたしね。掌返しも早かったのは流石ウェインって感じでしたけど。

 

これまで何度かウェインと邂逅した、グリュエール王。

ウェインは彼を評価し、手を組もうとしていましたが……グリュエール王の方は、ウェインを格好の獲物と定めて喰らおうとしていた。

グリュエール王からの正体を受け、彼の国にウェインたちは足を運び、結果として争いが勃発。

かなり追い込まれてましたね。これまで華々しい戦績を上げて来ては居ても、ナトラが小国というのがよくわかる。

 

というか、今回はソルジェストが強すぎるんですけどね……

不凍港を持ち、交易が盛ん。グリュエール王は肥え太り神輿で移動するような御仁ですが、それを為し得るだけの成果を上げ続けてきた訳ですから。

特に力を入れているらしい料理に、ウェインが言葉を失っているのには驚きました。交渉忘れるなよ……。

 

けれど、そんな大国の仕掛けて来た策謀を乗り越えて、窮地を脱する辺り相変わらず凄まじい才気ですね。彼の抱えているもの。今回明かされなかった獣の本音。

グリュエール王の決断を変えさせるほどのソレが、表舞台に上がる時を楽しみに待ちたい。

 


本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集1

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「わたしも先日ジルヴェスター様から聞いたところです。神々の寵愛がないと嘆いていましたが、貴女はローゼマインの寵愛を受けていますよ」

 

香月先生は、なろうで「本好き」本編と、設定集、SS置き場、本編後日談となるハンネローレスピンオフと書かれています。

本編でも閑話があったりしますが、書籍化に際して収録できていなかったSS置き場の作品などを収録。さらに、特典SSなども収録してくれています。

好きな作品の書籍化で、追いかけてはいますが、巻数が多くなるのが分かっていたので電子で購入してるんですよねぇ。

時間経ってから、こうして再録してくれるのが最近は増えてきていて、本当にありがたいです。

 

平民時代~ヴィルフリートとの婚約が決まるまでの短編が混ざっているので、椎名先生はイラスト大変だったみたいですけど。

口絵の14人も凄かったですし、かなり1冊の中で時間が経過しているので、子どもたちの成長が見られるのが、良かったですねー。

しかも、本編は基本的にローゼマイン視点なので、彼女の目に移ることの無い部分が描写されたのも嬉しい限りです。

 

一番印象に残っているのは、オズヴァルトですねぇ。

ランプレヒト視点のSSでは、ヴィルフリートの側に置く人材を吟味する、筆頭側仕えらしい姿がありましたが……後半の、シャルロッテ視点での暗躍はなぁ。

主人にとって、良いことないでしょう。

 

とは言え、ヴィルフリートにも問題がないわけではないんですよねぇ。

「弟妹との時間」で、「ローゼマインに勝て」というのを「あまりにも無茶な要求」と側近に訴え、勉強時間減らしてますしね。

それを受け入れてしまう辺り、側近たちも甘い。エルヴィーラの「本来ならば、感謝して協力を仰ぐべき」と言う言葉を、彼らの耳に叩き込みたい……

貴族は、公的な場でそんなストレートな物言いしないから、伝わらないでしょうけど。

 

コルネリウスがハルトムートに嵌められて、昼食を一緒に取ることになっていたり、オズヴァルトの暗躍しかり。貴族社会の、交渉のやりとりが怖いなぁ。

よくマインは、領主候補生としての外面を取り繕えるものだ、と改めて感じました。



ソードアート・オンライン22 キス・アンド・フライ

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「え、いや、その、ただの思いつきで」

「だから、嬉しいの。キリトくんが、そこまで考えて、一生懸命お家を探してくれたんだもん」

 

21巻飛ばして、読んでしまった。

ユナイタル・リングが続き物なのに対して、今作が短編集だったもので。

これも最近見受けられるようになってきた、アニメ円盤特典として書かれたSSをまとめたものだそうです。

 

SAOの、キリトとアスナが《結婚》する直前。

あのコテージを購入する前にあった、クエスト絡みの騒動についてを描く『ザ・デイ・ビフォア』。

ALOにログインしたアスナが悩まされる、怪奇現象について描かれる『ザ・デイ・アフター』。

ALOでのクエストに挑むキリト達の冒険譚『虹の橋』。

そして、SAO事件の裏側で起きていた、ユウキの物語『Sister’s Prayer』。

 

どの作品も楽しかったですけど、『ザ・デイ・ビフォア』が一番好きですかね。

キリトが迷いながらもアスナに近づいていく部分と、ドタバタクエストに巻き込まれてる部分とで二度おいしかった。

『虹の橋』での無茶苦茶な潜入っぷりも笑えましたけどね。

ユウキの新しいエピソードが見られたのも嬉しかったし、良質な短編集でした。



りゅうおうのおしごと

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「いくら汚い棋譜を残そうとも、負けるよりはいいと思い直しました。もう誰にも負けたくない。それが全てです」

 

なにやら11巻の評判がやたら良くて、気になったので購入。

将棋をテーマにしたライトノベルですねー。

16歳の若さで棋士のタイトルの1つ、「竜王」を獲得した九頭竜八一。

しかしタイトル獲得後にスランプになって連敗記録を更新。

そんな彼の下に、「弟子にしてくれ」と言う小学生女子が押しかけて来て。

 

顔文字とかが台詞の末尾についてたり、ラノベらしいラノベ。

同時に、この上なく熱い物語でもありました。
最初の挿絵のあいちゃんの変化が凄くて引き込まれましたね。

プロ棋士として戦い続けるという事。研究し、実践し、何時間もうち続ける日々。

八一は、押しかけ弟子志願のあいとの出会いによって、将棋の楽しさを再認識して。

 

タイトルの重さに潰れそうになっていた、彼が再出発を決められたのは良かったですねぇ。

まぁ、小学生女子を弟子にとり、彼女の友人を招いた研究会を開き、順調にロリコン呼ばわりが広まってる辺りは、もう、なんというかかける言葉が見つからない。

周囲の評価に負けず、強く生きて欲しい。


りゅうおうのおしごと! (GA文庫)
白鳥 士郎
SBクリエイティブ
2015-09-25


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ちゃか

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