気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

感想(ライトノベル)

イスカリオテ2

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「覚悟ができてなかったのは……俺の方だ」

 

再読。

応援として新しい断罪衣の使い手が到着。

どこも戦力が厳しい状況で人手を割いてくれて嬉しいな……で終わらないのが組織の、政治の難しさと言うか。

2年の沈黙を経て、復活した英雄の存在はやはり疑われているというか。情報を得るための手駒を潜り込ませてきたというのが正しい。

 

まぁ、戦力になるのも間違いはないので、受け入れざるを得ないわけですけど。下手に断っても疑いを強めるだけですし。

……カルロはそういった事情抜きにしても受け入れてた気がしますが。「困った」と言いつつ、結構この状況楽しんでるでしょう。

 

イザヤを悩ませる要因は他にもあって。

玻璃と〈獣〉の均衡が崩れたのか、彼女とは思えない素振りをする「玻璃」との遭遇は最たるものでしょう。

見るからに怪しい妖女から持ち掛けられた、ある取引。

偽物を、本物にしてあげるというソレを、打ち明けられずに抱えていたわけですが。

条件次第でちゃんと手を貸してくれる辺りが、嫌いに慣れない絶妙な距離感だなぁ。

 

距離と言えば、イザヤへの対応に戸惑っているノウェムが可愛いんですよね。

終盤「ずっと間違えている」という、彼女の心情の吐露を経ての最後の挿絵が、安らかでいい。

立て続けに厄介な〈獣〉が現れて、状況がひっ迫してる分、日常パートが癒しですね。

イスカリオテ

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「でしたら、この僕が、あなたの敵です」


再読ついでに記事作成。

初版2008年ですって。もう12年前か……信じられないくらい時の流れが早い。

確か去年あたりに電子書籍化されたとかの情報を見て、読み直したいなぁと思ってたんです。時間が取れたので、紙の本引っ張り出してきました。

 

七つの大罪を具現する〈獣〉、ベスティアと呼ばれる化生が存在する世界。

人々は信仰を武器に戦っていた。もっとも、〈獣〉には喪神現象という精神汚染を引き起こす現象があって、人類一丸となって協力するという訳にもいかず。

2年前に聖都が堕ちたこともあって、かなりジリ貧な環境に想えます。

 

久瀬イザヤは、その戦いの最前線。〈獣〉と戦うために作られた街にやって来た。

それは本人が望んだわけではなく、追いやられた状況で、手を取るしかない悪魔のような取引の末でしたが。

聖都で英雄と慕われていた、亡き兄の代わりをしてほしい。

 

双子の弟がゆえに、外見は問題なく。記憶喪失という体裁で、過去の話は乗り切る。

報酬が約束されているからとはいえ、四か月の準備期間で神父の真似事が出来るくらい知識を叩き込んだイザヤ自身も結構能力高いですよね……

実戦を経験していない彼は、窮地で内心ぶつくさ言ってましたけど。

それでも。追い込まれた状況で、逃げを選ばなかった彼の選択を尊びたい。

仮面神父と、彼の剣として戦う人形のような少女のやり取りも楽しい作品。なにかと胡散くさいカルロの事も好きですけどね。


私が大好きな小説家を殺すまで

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『憧れの相手が見る影もなく落ちぶれてしまったのを見て、「頼むから死んでくれ」と思うのが敬愛で「それでも生きてくれ」と思うのが執着だと思っていた。だから私は、遥川悠真に死んで欲しかった』

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。           

キャンペーン追加タイトルで、対象期間は7月末日まで。

 

テレビに出たり、講演会を開いたりしてる、人気小説家・遥川悠真が失踪。

連絡が取れなくなった編集から通報が入って、彼の部屋を警察が調べる事に。

その部屋には、パソコンにたった一つ残された小説のデータと、誰も知らなかった少女の影があった。

情報を求めて、残された小説のデータを読み込んでいって、出てきた情報を調べて……真相に辿り着くわけなんですが。

 

読み終えた後、残った感情を何と言えば良いだろう。

あまりにも、罪深いというべきなのか。かつて、確かに救われた子がいたのだから、多少歪んでいても幸いだったというべきなのか。

 

幕居梓は、読書が好きな小学生だった。

図書室に通い詰めていたが、家庭の事情で本を借りることはなかった。

それもそのはず。彼女は、家で虐待されていた。暴力を振るわれるわけではないが、決まったサイクルでの生活を強いられ、午後7時には押し入れに放り込まれて、外出を禁じられた。

暗闇の中では、何をすることも出来ない。だから、彼女は読んだ本の内容を思い出し、諳んじる事で時間をつぶしていた。

 

遥川悠真の新刊を、司書の人が融通して貸してくれた事もありましたが。

母親に見つかってしまって……その後の展開がまぁエグイ。毒親ってこういう事かな、と思いましたね。

梓自身も大分ショックを受けて、死のうかと思ったくらい。本を片手に駅に足を運んで……そこで、彼女は小説家・遥川悠真と出会ったのだ。

 

引き留める台詞は、中々にひどいものでしたけど。そんな言葉でも、少女一人を呼び留めることは出来て。確かに、救われたのだろう。

2人の交流はそれからも続いて、やがて彼女は中学生になり高校に進学して……

少女の憧れは変わらずにあったけれど、小説家はスランプに陥り落ちぶれていった。

 

それを見ていられずに少女は、自分が助けてもらえた事を、物語と言う形にして届けていましたが。

元より、成人男性が親戚でもない少女を部屋に入れ、交流している状態は一歩間違えば事案なわけで。初めから、どうしようもなく歪で。どうにか取り繕っていたけれど、それが破綻してしまう未来は約束されていたのでしょう。

結末はタイトルに記されている通りですが、それでも。呑み込みがたい想いが湧く、力強い小説だったな、と思いました。買わねば……

ガンズ・アンド・マジックー黒き鎧と幼き女王ー

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「我らは、女王陛下が羨むようなことを、できていますか」

(略)

「ええ、もちろんです」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。           

キャンペーン追加タイトルで、対象期間は7月末日まで。

 

突如出現する魔獣によって荒廃した世界。

レンは、魔獣に対抗するための改造を受けた、特殊な装備を纏う装甲兵アーガスとして奮闘していた。

ある作戦に従事していた所、異世界としか思えない場所に飛ばされて。

そこでは、魔獣から民を逃がすために殿に残った女王イーリスと近衛騎士のアリシアが居て。

 

周囲の状況は分からないが、魔獣は殲滅するものだ、とレンは行動して……かなりあっさり撃退してました。アーガス強い。

それぞれの事情を知るために、同行して交流してましたが。

レンとイーリスが出会ったのは、お互いに幸運でしたよね……レンが現れなければ、あそこでイーリスは死んでいたでしょうし。

そうなったら、レンは一人で常識が違う世界を放浪する羽目になったでしょうし。

 

アーガスの外見がこの世界では浮いている上に、さらに魔獣の群れに類似の人影を見たなんて証言もあったりして、イーリスがいなければトラブルは増えていた事でしょう。

……まぁ、亡国の女王なんて他国でも扱いに困る相手で、イーリスの保証も絶対ではないですが。

逃げ込んだ先で、怪しんだ王族によって罠にかけらてましたけど、平然としてるレンには正直笑った。罠にかけた相手が悪かったね、王子様。

 

自分とは異なるアーガスがこの世界に来ている可能性が浮上して……レンはそれを確かめる為に行動を始めて。

その結果、同型どころか次世代型とタイマン張る羽目になったりして。自分の積み重ねたものを信じて戦い抜いたレンが格好良かった。

あとイーリスも女王の風格があって、ただ守られるばかりではなく戦場に赴く覚悟を示すあり方が光ってて良い。

はじらいサキュバスがドヤ顔かわいい。~ふふん、私は今日からあなたの恋人ですから……!

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「翻訳行為です! 二次元語しか話せない二次元星人に、こちらの話を理解してもらうにはこれしかないでしょう!」

「お前がまず日本語をしゃべれ」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

サキュバスなのに男性が苦手なヨミ。

そのためサキュバスの本業のはずの搾精が出来ず、彼女はエッチなイラストを公開する事で性欲を刺激し、精気をかすめ取っていた。

正規のやり方ではないので、サキュバス界では落ちこぼれ扱いされている模様。

 

そんな彼女の前に現れたのが、主人公の男子高校生ヤス。

告白したわけでもない女子から振られた上に、広まった噂によってクラスで別称が広まり、トラウマとなってしまい……極端すぎるほどの二次元愛好家となってしまった。

結構重傷で、ヨミの縁で出会った他のサキュバスに全くなびかぬほど。

もはや二次元信奉者と言ってもいいくらいですよね。

 

そんな二人が、同人誌頒布会で出会い……なんやかんやあって交際をすることに。

ヨミはリアル女子に興味がなく、ある意味安全なヤスで男性に慣れるため。

ヤスは、ヨミが書く魅力的なイラストを見る為に。

お互いの打算によって成り立った関係ですけど……まぁ、見事に噛み合わないというか。

「私のイラストが一生見れなくなるってことなんですよ!」「くそっ、それは困る……」

みたいに、お約束パターンを踏襲してくれる辺りは信頼できる。

 

それでもデートをしたり、彼女の手料理を食べたり、ヨミの置かれている状況について知ったりと、順調にイベントを重ねていって。

距離が近づいているような、変わっていないような。


三角の距離は限りないゼロ5

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「もう少し――矢野君はぼんやりしてみてもいいんじゃないかってこと。決めるべきときがくれば自然にそういう風になると思うし――それまでは、あまり焦らない方がいいんじゃないかな」

 

二重人格の入れ替わり時間。

段々と短くなるはずのそれが、近ごろは固定されていて。

二人はそれを、自分を同じだけ肯定できているからじゃないかと推測。

矢野が、それぞれに惹かれているのが分かるのが大きいとか。

 

それゆえに矢野は「二人に同じだけ恋をする」と言う約束を交わして、片方とキスをしたならもう片方とも……とバランスよく交際していくわけですが。

彼女たちが、矢野に対しておねだりするのが上手いというか、ガンガンアピールしてくるからな……

 

二人とも可愛いんですが、少し落ち着いて欲しいというか。

ちょっと前まで不調を期待していたように、矢野君あまり器用なタイプじゃないというか。

悩み始めたらどんどん墓穴を掘って行くように見えるというか。

まーた矢野君のメンタル耐久テストが始まってるよ……みたいな考えが読んでる最中頭の中グルグルしてた。矢野君のライフはほぼゼロよ……

 

想い人との関係だけでも悩みはつきないのに、進路希望調査まで始まって。

他の友人たちはそれぞれ目指すものがあって、自分のままならさばかりが目について。

なかなか悪い循環に入っていましたけれど。

職場体験で縁が出来たある人物にアドバイスを貰ったりして、少し前向きに慣れたのは良かった。

 

それが野々宮さんだっていうんだから、岬先生の他作品も読んでる人にはたまらない演出になってるんだろうなぁ。

失恋探偵、1巻だけ読んだ後積んでたような……あ、ちゃんと3巻までは買ってるんです……読まなきゃ……


きみって私のこと好きなんでしょ? とりあえずお試しで付き合ってみる?

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負けも負け。

完全敗北。

なにが敗北って……負けても結構幸せになってしまってるんだから、これ以上ない負けっぷりだろう。

 

二人だけの文芸部(正確には同好会)。

陰キャを自称する黒矢は、校内でも人気の白森先輩と気ままに過ごしていた。

部費が出ない代わりに、活動義務なんかもないので、リバーシなんかやったりして自由ですねぇ。

あるある。私も学生時代文芸部でしたが、活動の合間にトランプやったり色々遊んでましたからね……

 

閑話休題。

タイトル・サブタイトルが全てを現してるタイプの作品。

先輩の方から、後輩君に「お試しで付き合ってみようか」って声をかけて。

片思いを見抜かれた黒矢くんは、先輩に押されるがまま付き合う事に。

そして、付き合ってからもパワーバランスは変わらず、先輩にからかわれまくってます。

なんというか、微笑ましいってこういうことだろうな、という感じ。

 

文芸部所属ということで、二人とも本好きなのも個人的にはポイント高い。

『買いたい本がなくても本屋に寄る』のは分かる。少し出かけたついでに本屋寄ったりしますよね……初めて行く駅とか、近くの書店行ったりするし。

「本を読む」用事があるんだけど……と思いながら、空気を読んで友人からの遊びの誘いを受けようとする白森先輩は真面目だなー。

たまたま鉢合わせて、空気を読んでフォローしに行った黒矢くんはグッジョブ。

その辺りの、共感できるネタが多かったのはいい感じでした。


アガートラムは蒼穹を撃つ 三日月学園機関甲冑部の軌跡

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「必ず届く、この蒼穹に!」

 

ラノベニュースオンラインアワード201912月アンケートで、「総合部門」、「新作部門」、「新作総合部門」、「扱った部門」の4冠達成していたのを見て購入。

……アンケート結果出た後に買って、その後積読の山に埋もれたんですが。

 

空を飛ぶ鎧「アガートラム」が開発された、近未来。

簡単に空が楽しめるようになり、アガートラムを纏って空で競い合う機関甲冑競技も存在して。

高校2年生の松原優は、幼馴染の少女・高坂凪に指示を出すヘッドクォーターとして、全国大会に挑んだものの準優勝で終わり……

 

次回以降の雪辱を誓うものの、レギュレーションが変更されて個人戦部門が廃止。

それによって、ギリギリの人数でやっていたこともあり、人数不足に陥ってしまい……

かつて選手だった遊が、選手として復帰する事に。ブランクはあるし、当時もエースと言う訳ではなかった。

そもそも。凪の才能に及ばないと、諦めてしまったから、選手の道を諦めた過去があって。

 

そんな彼が再び空に立つために。仲間たちと飛ぶために。

時に協力し時にぶつかり合い、先へ進もうとする部活もの。

すれ違う時は徹底的と言うか。遊が進むためには、凪に迫らなければと焦りまくっている辺りは、若者らしいなぁと思ってみてました。

 

試合の時とか熱くなるところもあるけれど、知識が豊富で色々と考えすぎてしまう面もあって。アクセルとブレーキを上手く切り替えられずに、どこにも進めないような状態になっていたのが、多少は改善されたかな、という感じ。

「俺は、お前を嫌いになる」みたいに、微妙にズレてるのは相変わらずでしたけど。

それでも、物語開始時点よりはマシな場所に立てたんじゃないですかね……

 

レギュレーション変更前の、最後の決勝。足りなくなった部員を確保するためのアレコレ。

特訓パートに、ライバルとのやり取りに規定変更後の大会。

1冊でかなりイベント詰め込んでて、濃度高めで熱い作品でした。


異世界、襲来02 王の帰還

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「刻一刻と変わる状況の中で、どれだけ早く相手の戦術をつぶして、離れた仲間と連動できるかが勝利の鍵――。僕たちは勝つべくして勝った」

 

気絶したユウとアインを保護したのは、『魔法使い』こと旋風のクアルダルド。

二人を捕えて何をするつもりかと思いきや……1巻最後で、「気まぐれこそが旋風の本領」とありましたが、割とその場のノリで行動してるな……?

アスラフレームとその装着者は、適正に扱う限りにおいて、侵略者たちに抗しうる鍵となる。そんな重要人物を押さえたんなら、とっとと排除した方が障害なくなると思うんですが。

 

……まぁそれを言ったらパワーバランスからして、装着者が不在だった期間に人類滅んでておかしくない筈なので、気にも留められてないってのが正解な気がします。

そんな中から、自分たちに届き得る可能性持った存在が出てきたら、ちょっとちょっかいかけるぐらいはするのか。

中盤、水上租界が襲撃を受けるようになったのも、ポータルの主に認識されたから、って書かれてましたしね……

 

クアルダルドは、ユウとアスラフレームの力に興味をもって、自分が力を注いだ使い魔とどちらが強いのか競わせてみたい、と思っただけ。

満身創痍ではつまらないと回復までしてくれのは、ありがたかったですけど。価値感の違いを突き付けてくる場面でもあって、怖かったですねぇ。

異世界、恐ろしい所だわ……そりゃ賢人も逃げてくるよ、と思わなくもない。

いや、その後出て来た賢人たちも、中々癖があったので、それなりに適応していた疑惑はありますが。

 

賢人達の齎した技術によって、電力の確保が出来ている水上租界・那由他。

しかし、住む場所を負われた避難者が流れ着いて、簡易住宅の街が出来るようになって。

設備を維持するために、中央部に優先的に電力を回したりしている事情もあるようですが……

エルフの賢人たちと、この世界の人類との間には、深い溝が出来ていた様子。

そもそも、賢人たちの技術がなければ、抗うことすらできていなかっただろうに……とは思いますけど、緊急事態に理性的であれる人ばかりじゃないですからね……

 

追い込まれて暴言を吐いたり、内乱が勃発したりする有様。

中学生のユウは、そうした人々の醜い面もみたこともあって、色々と迷いを得ているようでした。

オマケに三号フレームの性能が良いもんだから、ユウのメンタルとリンクして、装着出来たり出来なかったりする不調まで起きて。

それでも、いざという時に行動を起こせる彼にはヒーローの素質があるように見える。

支えてくれる仲間がいるから平気だとは思いますが、今後も潰れずに頑張ってほしいですね……

 

伊集院やアリヤ、なつきにもナノマシン適合者として活躍シーンがあって良かったですねー。

特になつきの活躍する場面での挿絵は格好良かった。
あと某怪獣映画でみたことある、「爆弾」が出て来た時には正直笑った。

しかし、修理のためとはいえ他国に貸与されていたはずのフレームまであるって、人類の戦線本当にヤバいのでは……?

終盤、また別の装着者の存在が描かれていましたし、この後の戦いも激しくなりそう……


ソードアート・オンラインオルタナティブ クローバーズ・リグレット3

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「そのことだけ、きちんと把握しておいていただければ十分です。月日が経つのはあっという間ですね?」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

本編に時系列が追い付いたのもあって、シリーズはいったん幕引きとなるようです。

中々面白いスピンオフだったので、ちょっと残念。BOOKWALKERだと完結タグついてないので、何かの表紙に復活したりしないかしら。

 

電撃文庫マガジンの付録に収録されていた『黒鬼灯の弓姫』を1章に、『異界の鉄路』を4章に収録し、2~3章と終章が書き下ろし。

風邪を引いて寝込んだ探偵さんを、ナユタが看病しに行く事件があったり。

その前にあった、探偵さんの会社……VRオフィスの見学をしていたのも面白かったですね。改装も自由自在だし、面白カフェも作れる。

 

……いや、面白カフェは社員の悪ふざけの産物でしょうけど。SAN値削れそうな店とか、サメばっかりの店とか、どうしてそうなったの……というネタが多かった。

アスカ・エンパイアでもなんか、インパクト抜群だったカピバラ絵巻に感化されて、カピバラを奉るギルドが現れたりとか。

猫神を祀っている運営が、ネズミに舐められるわけには……と猫大仏を建立しようとしていたりとか。

今回はネタが多めだった感じがしますね。実際に猫大仏立てて有言実行してる辺り、笑うしかない。

 

第三章の『ガッコウ(仮)』。

私立学校協賛の下実装される予定の七不思議。その体験会にナユタ達も参加してましたが。

そこでもSAOサバイバーの話が出たりして、あの事件の爪痕の大きさを突き付けられるようで、寂しくもあった。

特殊なフィールドで装備も使えない、って状況で素手で怪異を叩きのめすナユタが格好良かった。その後、姐御呼びされてたのも思わず納得。

第四章でクレーヴェルに色々と宣言した場面もそうですが、かなり強くなりましたねぇ。

列車内でのかくれんぼとか、楽しいエピソードが多かったので、シリーズの中では一番好きかも。

プロフィール

ちゃか

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