気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

感想(漫画)

本好きの下刻上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 本がないなら作ればいい! Ⅴ

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「マイン お前は何者だ?」
「秘密です これは小金貨なんかじゃ売りませんからね」

 

ギルド長の孫娘、フリーダの洗礼式用の髪飾りを売る事になったマイン。

2個作る事になり、その分割引してベンノに雷落とされたりしてましたが。

評判は上々のものを作り上げて。
フリーダと友達になったりもしていました。

甘い誘惑に速攻で負けてるマインが、もう…ちょろいなコイツ。
ちゃんと交渉してる場面もあるんですけどねぇ。
今回の顔芸レパートリーだと、契約に関する木札を呼んでる2コマが好きです。かわいい。
色々と順調に進んでいるかと思いきや、マインが倒れた……と言う所で今回終わってるのがまた、上手い展開ですねぇ。

本編もかなり動いていますが……描き下ろし短編「大店の会議と髪飾り」も良かったですねぇ。

収穫量が落ちている中で、商業ギルド所属の大店たちがどうするか、という会議をしてましたが。

西も厳しい状況で、南には変化がない。取引先を変えるか悩みもあるようですが。

ベンノが、ちゃんと負け組の西が落ちるのは分かるが、勝ち組の南が増えてないのは何故だ、と疑問を抱けているのがすごい。

ちゃんとあちこちから情報を得て、領地の事や貴族の事を把握しているからこそ、だよなぁ。

 

あと、巻末の「マインは変」が笑えました。

姉のトゥーリからの評価と、ベンノの話を聞いたコリンナとオットーの評価が、いい感じに笑いを誘う。


本好きの下刻上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 本がないなら作ればいい! Ⅳ

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「その顔… 聞いてるふりしていう事聞く気ないだろ?」

「…バレたっ!?」

 

これまでのマインだったらできなかったこと。

麗乃の記憶を取り戻したからこそできるようになったこと。

そこの差をルッツが感じ取り、微妙な感じになったところからスタート。

まぁ、マイン目的のために暴走するし、詰めが甘いからどこかしらでボロは出たでしょうけど。

 

一人で行動し、マルクの前で倒れ、方々に怒られてへこんでるマインの姿は他人事なのでちょっと笑ってしまった。

目の前で倒れられた人々はたまったもんじゃないでしょうけど。

そして、マイン一人での来店を禁じられ、ルッツがマイン係として任命されることに。

いう事聞く気ない時のマインの表情がツボ。こういう細かい所で笑えるのもコミカライズの利点だよなぁ。

 

紙づくりの最後に、ルッツに秘密を打ち明けて。

それでも受け入れてくれたから、マインはまだ生き続ける気力を持ち続けられた。

ここで拒絶されたら、本当に死んでたろうし、ルッツもマインのサポート抜きじゃ商人見習い続けるのも大変だったろうなぁ……

見事試験に合格し、金銭のやり取りをするために、商業ギルドに登録に行ったりもしてました。

そこでギルド長やその孫娘と接点が出来たわけですが。ここで縁が出来なかったら、それはそれで死んでたのよなぁ。マインの生存ルートって割と綱渡り。



本好きの下刻上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 本がないなら作ればいい! Ⅲ

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「ルッツ わたしの紙…ルッツが作る?」

 

トーゥリの7歳を祝う洗礼式。

その当日に会議が入ってしょぼくれているギュンターは本当親バカだよなぁ。

マインはそんな父親を連れて門で仕事のお手伝い。

親バカギュンターに振り回されるオットーが大変です。

そして門で順調に文字を覚えている者の、本づくりが停滞中のマイン。

 

ルッツから相談を受けて、それをオットーに伝えて。

旅商人になりたいという、この世界ではかなり無謀な夢。

それを諦めさせるため、あるいは普通の商人に変えるため会合を持つことに。

ここで大店のベンノと伝手があるオットーを頼れた、というのがマインの転機のひとつだよなぁ。

まぁ、そもそもあの家族の下で暮らし、ルッツに出会えなければ、とっくに死んでいたでしょうけど。

 

コリンナ愛を語るオットーがどこまでもオットーで、凄いな……

最初は興味津々で聞いてたマインが頭抱えるくらいですしね。

商人見習いになるために、紙づくりをすることになったマインとルッツ。

場面ごとに表情がちゃんと描かれていて、見ていて楽しい。

 

巻末には描き下ろし短編「洗礼式と髪飾り」が収録。

マインがトゥーリの為に作った髪飾りをギルド長とその孫娘が目撃して。

いったいどこで売り始めたのか、と探し始める顛末が描かれています。

コミカライズ途中から短編が乗るようになって、コレがまた面白いんですよねぇ。少しずつ世界が広がっていく感じが良いです。



ロード・エルメロイⅡ世の事件簿1

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「――あなたの師匠は最悪の魔術師ですわ」

「……否定はしません」

 

三田先生の引き込まれる文体で描かれた、あの世界を見事に描いていると言いますか。

Ⅱ世がグレイに魔術講義をする場面。ライネスと会話をしている場面。

それぞれの場面で違う表情が描かれていて。シリアスなところとギャグな場面とでメリハリが効いてる。

 

現代の魔術師の扱う「天使」。

それが多く展示された、剥離城アドラ。そこの城主が死んだことで遺言が公開され、遺産を目当てに、癖の強い魔術師が集まったわけですが。

戦闘になったら誰と戦っても負けるのは私だ、と言いながらもⅡ世が言葉によってちゃんと渡り合っているのが彼らしい、と言いますか。

彼なりの戦い方を身に着けてるんだなぁ、と変化が好ましいやら寂しいやら。

 

この城に来た面子はそれぞれに事情があって、それの説明を入れるのがかなりややこしくなるんじゃないかと思ってましたが。

いい感じにはめ込んでいて良質なコミカライズだと思いますね。


食戟のソーマ30

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「……それで? お父様」

「お味はいかがかしら」

 

開始直前にじゃんけんで前菜とメインのどちらを出すか決める幸平達。

おいおい相手の方が格上なのに大丈夫かよ……と心配になるスタート。

このコース対決の決着までを30巻でまとめてくれたのは良かった。

これで、皿を出したところで決着は次回となったらまたモヤモヤしたでしょうし。

 

正直現時点で司に勝てるビジョンが浮かばなかったので、どう処理するのかは気になっていたんですが。

幸平がえりなに味見させて、それによって皿の完成度を上げるというのには驚いた。

「神の舌」を使って良しあしを選別するというのはセントラル側の思想ですが……それによって皿をより面白い方向に変えていくあたり幸平、転んでもただでは起きない男です。

 

結果として、薊政権の思惑を打破する一品をえりなが出してくれて。

学園祭の時の恐怖に震える彼女ではなく、しっかりと啖呵を切って、成長した姿が確かにありました。

……とはいえ、ここに至るまでの道のりが長かったというか、薊政権が非常に鬱陶しかったので、ここから浮上していってくれれば良いんですけど。



本好きの下刻上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 本がないなら作ればいい! Ⅱ

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「オレがマインを手伝ってやるよ」

 

冬が来てろうそく一本使って、籠作りの手仕事を手伝って。

知識を活かしてするする作ったマインに、トゥーリがしゅんと落ち込んでるコマが可愛かった。

その後の寝ぼけて「春になった?」とか言ってるマインも可愛いですしねぇ。

キャラが生き生きしてる感じがして楽しいです。

 

パピルスを失敗したから、次は粘土板を作ろうとしてます。

折れませんねぇ、マイン。そこまで情熱を傾けられるのは感心してしまう。

冬の晴れ間にしか取れない不思議な果実パルゥ。

果汁は甘く、実からは油が取れ、搾りかすは家畜の餌になる。かなり競争率の高い実だそうで。

搾りかすがオカラみたいな感じになったから、とマインが工夫して料理を作ったりしてましたが。

 

それによってルッツを餌付けして。

力も体力もないマインだけど、ルッツはその知識で助けられたから、マインのフォローをしてくれることに。

この後も長く続き、色々と関係が変化する二人ですが、その始まりだと思うと感慨深い。

 

トーゥリの洗礼式のために、髪飾りを作ったり。

門でオットーの手伝いをしたり。少しずつ出来る事を増やしていってるマインですが……

本を読みたいという目的に近づいているような、遠ざかっているような。

 



本好きの下刻上~司書になるためには手段を選んでいられません~ Ⅰ 本がないなら作ればいい!

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「もうダメかも…と心配しているよりはちょっと変でも元気なほうがいいわ」

「トゥーリも大変だけど面倒をみてあげて」

 

本好きの下剋上本編コミカライズの1巻。

かなり丁寧に描いてくれていて、何度も読み返してます。

現代日本で本好きだった本須麗乃。不幸な事故で無くなった彼女は……気がついたら、マインという虚弱な少女になっていた。

しかも、その世界、地球ではないようで……よくある異世界転生モノなんですけど、元々の作品の設定が作り込まれていて、好きなシリーズです。

 

本が好きなマインは、この世界でも本を読みたいと願いけれど……

マインは貧しい家の子どもで、おまけのまだ製紙・印刷技術が発展せず、本が高級品であることも相まって、彼女が本を読みたいと願っても、到底かなわない。

生活環境も良くはなく、色々と苦労が多いですが……

 

多くの本を読んでいた事。また、母親が多趣味というか、色々と興味がうつろいやすい人で巻き込まれていたから知識があった事。

それらが幸いし、簡易シャンプーを作ったり、パピルス作ろうとしたり知識を有効活用してますが。

成功したり失敗したり。虚弱な体、物資も乏しい。そんな環境でも諦めずに試行錯誤し続けるマインの強かさが結構好きです。

あまりに本好き過ぎて暴走するのはどうなんだ、と思わなくはないですけど。そのエネルギーがなかったらまいんじゃないから難しい所です。

変わった言動をするようになったマインを叱りつつ、なんだかんだ付き合ってくれる家族がいいですよねぇ。



赤髪の白雪姫19

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「君は 最も大切な思いが自身の全てである事と 芯であること」

「どちらが強いと思う?」

 

扉絵の「たとえば」シリーズ。

今回は「たとえば北風と太陽」。迫力がある太陽(ゼン)と、静かに負けを受け入れる北風(オビ)の温度差が笑えた。楽しそうで何よりです。

 

リリアスに向かうゼン、白雪、オビの三人。

こちらは白雪と一緒に馬に乗れるかと思っていたゼンがショックを受ける一幕があったりしましたが、おおむね平穏。

ちょっと前の騒動が無事に落ち着いて、取り戻した光景で。やっぱりこのメンバーがそろっているとほっとしますね。

 

一方緊迫感があるのは木々とミツヒデの方で。

命の危機というわけではないけれど、木々の婚約者騒動に関して。

木々の故郷で行われる祭りの場には、暫定婚約者のヒサメが居たりして。

告白と返事。それによって若干いつもとは違う雰囲気になっていましたが……

 

ミツヒデが断るととは思わなかった。そしてそれを受けれ入れる木々の度量の広さよ……いやいや、本当木々の方が男らしいと言いますか。

大切なのは間違いないのに、振るんだもんなぁ。ここで木々捕まえないと、ゼン大事すぎるミツヒデの隣に居てくれる相手なんてそう見つからないと思うけどなぁ。



ホリミヤ12

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「石川ぁ もっと優しい言葉かけろよー」

「やさ…しい…?」

「どうしてポンコツっぽくなってんの」

 

どんどんメンバーが仲良くなっていて、見ていて和む。

バスが遅れているって話を聞いて、バス通学の柳の様子を見に行ったり。

……レミがグラサンかけて柳をナンパしてましたが。楽しそうだね、君ら。

 

仙石からのメールがテンション振りきれておかしい時があるってメール晒したり。

廊下でだべったり、家に遊びに行ったり。

繋がりが増えて、変化していって。若い彼らの変化を、成長と呼ぶんでしょう。

宮村が堀さんの笑顔を見る方法とか、所々吹っ切ってるところもありますが。

……進藤に焚き付けられて「好きだ―」って叫ぶ場面は男前でした。

 

今の時点だと石川と吉川の、二人の関係が好きですねー。

石川が他の女子とは違う距離感で吉川と接しているあたりは、見ていてちょっと微笑ましいというか。

見守っていたい感じがします。

ホリミヤ(12) (Gファンタジーコミックス)
HERO
スクウェア・エニックス
2018-05-26


魔法使いの印刷所

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「あなたにしかできない魔法なんです」

「あなたの魔法見せてください」

 

コミケからの帰り道、魔法が盛んな異世界に迷い込んだミカ。

作中で転生って書いてる部分ありましたが……転生だと生まれ変わっちゃうからな……

元の世界に変えるため、異世界への異動魔法を探そうとして……魔導書の即売会「マジックマーケット」を実施する事に。

 

自分の足で探し回るのではなくて、向こうから盛ってくる仕組みを作る、って言うのはなるほど合理的です。

異世界来てから半年で実施にこぎつけているあたり、実はミカかなり優秀なのでは?

魔術師の集まる派閥、スガク、とケーダン、スエイ、カドカ……どこかで聞いた覚えしかない雰囲気が……

情欲の精を召喚する術師アネナルモとか、ザイラップの減量魔法とか。小ネタが結構仕込まれてて笑えます。

 

イベントの開幕ダッシュ、徹夜組対策……

ファンタジー要素とコミケが融合してかなりカオスですが。

新刊かえなかった勢がキレた時、それも魔術師なものだからゴーレム召喚して暴れそうになって、騎士が鎮圧に行って……あちこちで笑える良作でした。


プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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