気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

電撃文庫

青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない

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「受かると思ってる?」

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「受かってほしいとは思っています」

 

12月が過ぎ、3学期。

麻衣との高校生活も残りわずかとなり……受験本番の季節。

それはつまり、三年の麻衣や同じ学校に行きたいと勉強するようになった咲太が望む大学受験だけでなく……高校受験も迫っているという事で。

 

花楓も、本調子ではないけれど、義務教育である以上卒業する事になってしまう。

故に彼女の進路問題も浮上してくるわけですが。登校を再開したばかり。

居なくなってしまった『かえで』が勉強していた分が『花楓』の中にも残っていて、全く勉強ができない、という状況にはなっていない。

故にいくらかは選択肢があるけれど、通学実績がないため内申点での評価がない等課題も多くて。

 

父親やカウンセラーがしっかり言葉を尽くして、説明会なども案内してくれて。

咲太がしっかり、花楓に対して兄として心配しつつ、応援する姿勢を取ってくれたのが、本当にいい兄だなぁ、と思いました。

本人的にはそういう自覚……というか自信はないようでしたけど。

今回のメインは花楓が前に進むために、何を選択するのか、という感じで咲太や麻衣もそれを応援し、見守るスタンスだったので、思春期症候群絡みのトラブルがあったこれまでと比べればかなり穏やかだった感じですけど……

まぁ、次に向けての伏線はしっかり引かれていましたけれど、今度はいったい何が起こるやら。



魔法科高校の劣等生22 動乱の序章編〈下〉

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強くなれば、運命なんて恐れるに足りない。

悲劇を起こさないことで、疫病神の鼻を明かしてやれる。

達也が強運を招くというなら、彼に関わった人間を、強くしてやるのだ。凶運を、笑って切り抜けられるくらいに。

 

深雪を守るために、会議で軋轢を生んだ達也。

四葉家の当主はその判断を支持するものの、警戒が必要だという点も指摘して。

文弥や亜夜子なども居ましたが……随分親しみ持たれているようだし、少し実力行使でもしてやろうか、的な意見が出てくるあたり、おっかないわー。

けど、同調圧力で意見を押し付けようとした会議の様子を見ると、四葉の方が多少マシに見えてしまう不思議。

 

あの会議の時の振る舞いについて改めて話がしたいと、十文字が達也に働きかけたりもしていましたが。

達也について話し合う場所を十文字と真由美が設けて、そこに摩利を巻き込んでいる場面には笑った。

 

時を同じくして新しい生徒会メンバー、三矢が音信不通に。

達也を試したい十山家の工作で、自分のテリトリーともいえる一校で、後輩が攫われたらどう動くか、と計画したようですけど……

深雪が絡まないとなると、達也は早々動かないよな……むしろ他の生徒たちが気に懸けて行動を起こしている辺りは、十山家の計画が甘いと言わざるを得ない。




魔法科高校の劣等生21 動乱の序章編〈上〉

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「気まぐれ……いや、ちょっとした心境の変化かな。一泡吹かせてやりたい相手がいるんだよね」

「その相手とやらも災難だな」

 

南米において、戦略級魔法が使用されて。

それにより多数の死者が出たことが明らかになり、世界中の魔法師たちが衝撃を受けていましたが。

魔法師に反発する団体も活発になってきて、全体的にきな臭い雰囲気になってきたというか、かなり危うい感じですねぇ。

 

国際情勢がピリピリしていても時間は変わらずに進み。

魔法科高校の入学式が行われて。深雪たちが三年に進学し、新しい生徒会メンバーを迎えたりしていました。

今年の総代は、十師族の三矢家の女子でしたけど。それの護衛になるはずだった、二科生の男子も新キャラで登場。

護衛の矢車は、初期から無茶をして先輩方に取り押さえられたり、えりなと出くわし指導をお願いしたりと、学校側で色々とイベントを起こしてましたが。

 

シリーズが続いていてキャラクターが増えているので、あちこちの思惑が描かれているのは面白くもあるんですが。

11つがちょっと薄味だったり、描写少ないキャラが居るのは残念。初期の「さすがお兄様」な頃の方が好みではありました。

作中の情勢が緊迫して来るにつれて、柵が増えて、行動が制限されて見えるのが少し気にかかりますが。

 

この反魔法師の流れが加速しつつある中で、二十八家の若手と意見交換したい、と七草家と十文字家が会議を開いたりしていましたけど……

深雪を広告塔にしたい、という意図が見えて達也が反発。どうにも空気が良くない者になっていました。

しかしまぁ、二十八家の中でも温度差があるというか、若手を集めたから仕方ない話でもあると思いますが……視野が狭い人が多い印象。

そんな中で十山家は、達也を溜めそうと画策してましたけど……下手に手を出すと火傷するからやめた方がいいと思うけどなぁ。



ストライク・ザ・ブラッドAPPEND2 彩昴祭の昼と夜

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「大丈夫、大丈夫。服用しても人体に害はないから」

「そ、そうか……いや、だけど……」

「で、せっかくの機会だし。薬を飲んじゃった生徒を見つけて効果を確認しようと思って!」

「罪のない一般生徒を人体実験に使うな!」

 

アニメの円盤特典として発表した連作短編の加筆修正版。

本編の5巻、6巻の間あたりに起きた出来事が描かれています。

十月に行われたフェスタの後、十一月には古城たちの通う学園では学園祭が行われることとなって。

 

古城たちの学園祭が何事もなく終わるとは思いませんでしたが。

学園祭の情報を得たラ・フォリアが見学にやって来て、それを狙った襲撃が行われたり。

お化け屋敷用に準備した幻術サーバーが暴走したり。

一番どうしようもないな、と笑ったのは古城母の職場で作られていた実験薬が誤って出荷され、学園祭の備品に混入。

それが見た目板チョコの媚薬というトンデモな代物で、事情をしった古城たちが回収に走り回っている様子は笑えました。

回収に来たとかじゃなくて、どうせだから飲んだ人を観察しよう! と出向いてきてる辺り深森も神経太いな……

 

ラ・フォリアが古城をからかってなんだかなんだ満喫していた感じはしますが……

同じくらい満喫して、周囲には甚大な被害をもたらした御仁はヴァトラーだよな……何やっているんだ、アイツ……

あそこまで好き勝手やってると人生楽しいだろうな……

 

そして学園祭を描いた番外編のほかに、那月ちゃんの過去を描いた外伝も収録されていました。

魔女の力を得た初期のころは、向こう見ずというか。那月ちゃんにも若い時はあったんだなぁ、という感じでかなり新鮮でした。

内容としては巨大な犯罪組織を一つほぼ一人で壊滅させたという、血なまぐさい感じのアレでしたが。

 

後書きによればAPPENDが続いて出てましたが次は本編が出る予定だとか。

結構気になる引きで終わっているので、本編も楽しみです。



霊感少女は箱の中3

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「それでだ、もしおれがこう言うことで柳の不安がいくらか減るなら――――俺は今までお前を見てきた結論として、はっきり言おう。お前はできる」

 

まず、この巻を読み終えて最初につぶやいたのは「続き物だったか……!」でしたよね。

目次をよく見れば最後が「終章」じゃなくて「間章」になってる時点で明白ですが。

その辺りすっ飛ばして本編読みに行ってしまったので……

 

三年総代の荻童を通じて、ロザリオ・サークルに依頼が持ち込まれて。

どの学年も総代は食わせ者って感じですが、三年のコイツが一番厄ネタなのではないかなぁ。

ロクでもないことしかしない感じがします。

 

今回彼から持ち込まれた依頼は「被服準備倉庫」の幽霊に悩まされている女子生徒のものでしたが……

調べていくとその女子生徒を追い込んでいたのも荻童自身、という質の悪さ。

まぁ、彼女自身上手く周囲と交流できなくて、孤立しがちだったって言うのもあって、荻童に従ってますけど。

 

卑屈すぎて、何とも言い難いキャラです。妹の調が快活だって言うのも姉として思う所があったんでしょうけど。

調は、姉を荻童から離したいと思っているけど、多分姉の方はそれを望まないんだろうなぁ。

その辺りのすれ違いが、次巻での肝になりそうな感じです。交霊を行った結果、柳の方に霊障が発生しているので、その辺りも気になりますが……あー、続き、早く出ないかなぁ。



ストライク・ザ・ブラッドAPPEND1 人形師の遺産

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「あなたは本っ当に仕方のない吸血鬼ですね……ばか!」

 

第二部が始まったところで、なぜか唐突に過去編というか。

本編1巻の事件後にあった出来事を収録した番外編が登場。

何故今更刊行されたのか、正直謎ですが。

それぞれのキャラクターの普段と違う一面が見れたり……いつも通りの古城や雪菜が見れたのは良かったかなぁ。

 

吸血鬼がかかるという風邪をひいた古城。

魔族特有の病気なんかもやっぱりあるんですねー。

幼少期にり患してしまえば抗体ができて、それ以降ほぼかからない病気のようですが。

特殊な事例で吸血鬼になった古城には抗体がなかった、と。真祖でも風邪は引くんだな……と何か感心してしまった。

 

シリーズ最新刊で催眠術掛けられた時と言い、我を忘れている時の方が、能力の制御できているって言うのはなんというかご愁傷さまというか……

もう、あの黒歴史を受け入れていっそ開き直った方が強いんじゃないのかなぁ。

古城が強くなりすぎると、緊急時の吸血行為という言い訳がなくなって、それはそれで大変そうですけど。



ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン13

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「……後悔なら、遅すぎるだろう……」

 

今回は、終始穏やかな雰囲気でしたね。不穏なところもありましたが。

ただまぁ……帯にも書かれていましたが、この平穏はあくまで、嵐の前の静けさでしかなく。

着々と戦争に向けた準備は進んでいるんですよねぇ。

 

爆砲の整備が帝国側でも進められて、それの脅威を実感するための演習が行われるようになったりしていました。

精霊にまつわる驚愕の真実が明らかになり、それに伴って精霊たちの機能の一部が解放されてましたし。

限定的とはいえ通信機能が解放されたのは、軍にとって大きいでしょう。

 

マシュ―とポルミが結婚する事となって。それ自体は目出度いことですが。

陸軍と海軍と畑が違うわけで。おまけに名家の娘と出世頭の息子だから、家の問題なんかも出てきて、ちょっとギスギスしてましたね。

その空気の中で平然と食事を楽しめるイクタは相変わらずだなぁ。

 

ハロが怪我から無事に復帰したり、良いイベントもありましたが。

サザルーフが過去の因縁とまさかの再会をする羽目になったりと驚きの展開もありました。いやまったく、帝国は本当にズタボロですね……シャミーユとイクタがそろって存在しなければ、形が壊れていたんじゃないかなぁ。

 

とはいえ、共和国側が安泰かといえばそうでもなく。眠れないジャンなんかは、あの時精霊から彼の長期的な不眠がもたらす悪影響について教えられたみたいですし。

捕虜の身を脱し、共和国に戻ったエルルファイはイクタとの約束を律儀に守ってくれて……その中で迷いを抱いているようですが。

さてはて、こんな状況でも共和国の宰相と帝国の佞臣は動いているようですし。

次で最終巻と予告を打っていましたが、ここからどうやって幕を引くのか、今からちょっと楽しみです。



キノの旅XXI

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「入国する前に離したじゃないか。〝ボクにとって、国に求める一番重要なことは何?“って」

(略)

「それは“のんびりできること”、だよ」

 

アニメ新作が放送されていたキノの旅。

放送局映らなかったので、ネット配信でちまちま見ました。

仕事の忙しさに追われていくつか見逃しましたが……

師匠と弟子が生き生きしてたエピソードが好きだったなぁ。

 

第一話「有名になれる国」は、国民全員がラジオを持っていて、受信だけではなく、自分が発信できることもできる、という多機能なもので。

ただまぁ、視聴回数を増やすために危険な行動をするものもいて……

第五話「満員電車が走っている国」は、ある事情から定期的に敢えて「満員電車」を走らせていて……

とこの辺りは、皮肉が聞いてていい感じでしたね。有名になれる国はSNSから着想を得たんですかね。

 

笑ったのは読書が盛んな「読書が許されない国」の話。

そう上手く運んだら苦労しない気もしますが……禁止されているからこそしてしまう、って言う人は一定数居るんでしょうねぇ。

細かい注意書きをするAIにも笑いましたが。責任逃れを計るAI……かなり優秀なのでは?

 



ストライク・ザ・ブラッド18 真説・ヴァルキュリアの王国

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「素敵な花火でした」

 

扉絵の夏音が来てる民族衣装が可愛かったー。

タイトルに「ヴァルキュリアの王国」とあるように今回はラ・フォリア回……になるのかと思いきや、確かに結構動いてはいるんですが、思っていたほどでもなかった感。

吸血シーンとか入れてくるかと思ったんですがねー。

 

アルティギア王国で行われる式典に、夏音が招かれて。

その護衛代わりに、古城を引っ張り出すあたりあの王女様容赦ないな。

曲がりなりにも真祖だぞ、ソイツ……それに便乗して浅葱や矢瀬もアルティギアに行ったりしていましたが……

戦王領域との平和条約締結記念式典、という魔族との共存を望まない勢力からすれば、潰したくてたまらない式典でしょうし、襲撃が予想されるというのも納得できる話。

 

実際、襲撃されてるわけですしね!

王女攫ったりしてましたし、古城を罠に嵌めることに成功したり、手際は良かったんですけどねぇ。

結局のところ、第四真祖の怒りを買って叩き潰されておりました。

なんでもこのエピソードはOVAになったプロットのリメイクだとか。ほぼオリジナル入った部分もあるようなので、一概に比較は出来ないみたいですけどねー。

OVAとか追い切れてなかったので、こういう再利用は個人的には嬉しい限りです。

また、次に続くような引きだったので、シリーズが続いていきそうなのはほっとしています。いい加減古城と雪菜は自覚するべきなんじゃないのかなぁ、とか。


 

霊感少女は箱の中2

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「ただ、そんな実態を、どう解釈してもいいし、想像してもいいし、同情してもいいし、できなくてもいい。ただしどれも《インストルメント》としての行動には必要ない。分からないならわからないで問題ない。俺たちはただの仲立ちに徹する」

 

守屋が主宰する「交霊会」の手伝いをすることになった瞳佳。

順調に経験を重ねていってましたが……以前、ロザリア・サークルの交霊会でトラブルを起こし、出禁になった少女からの相談が持ち込まれて。

依頼が来ようが断り続けていたようですが、ロザリア・サークルのスポンサー側の意向なども絡んできて、守屋は相談に乗ることに。

 

この学校にオカルト絡みの関係者が多いわけなんかにも触れられていました。

元々、そっち方面で有名な学校だそうで。有力者が、占いなどを信奉していて、お抱えの霊能力者とかもいるほど。

だから若い霊能力者の登竜門的な裏の顔があるとかなんとか。……つまりまぁ、トラブルの種には事欠かない学校ってことですね……

 

おどおどとした少女、的場茜から持ち掛けられたのは、ロザリア・サークルでの交霊会の後、オカルトにのめり込んだ親友について。

「一人で交霊会を行う方法」を思いついた、と怪しいことを言い出して……

それから人が変わってしまった、と。

依頼という事で彼女たちが所属する女子テニス部に視察に行ったりもしていましたが……顧問が中々にクズだったので、報いがあったのは、まぁ、良かった気はします。

しかし、「棺」に注目している人物も結構いるようですし、またトラブル持ち込まれそうな予感しかしませんね……




プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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