気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ14 六喰プラネット

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『左様。――むくの幸福を、うぬが勝手に決めるでない』


積んでましたー。3年モノに驚かなくなってきたな……

年明け。士道は精霊たちと初詣に行って。

お祈りしたり絵馬を奉納したりと、楽しそうに過ごしています。

しかし、新学期開始早々学校に隕石が落ちてくると言うトラブルが発生。

 

日常の裏で動き回っていた、DEMの仕業……というか、彼らがちょっかいを出した精霊から反撃を食らった形。

宇宙に居て、能力を活用しDEMの先遣隊を軽くあしらう精霊、六喰。

士道は、通信によって彼女と接触。封印を試みるも……その力で心を封じていた彼女は動じず。

 

むしろ、敵がいる状態で、精霊の力を封じる事の危うさを指摘されて士道の方がちょっと揺れてましたからね。

でも、あそこで揺れてくれて良かったというか。改めて、悩み答えを出してくれるような、彼だからこそ、これまでの精霊たちにも慕われてるんだよなぁ、と思えるエピソードでした。


ソード・ワールド・ノベル ダークエルフの口づけⅣ

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「大切な人を守るのに、復讐のための刃は必要ありませんから」

(略)

「だから、あのときの言葉といっしょにお返しします」

 

ダーク・ファンタジー、完結巻。

アマデオは本当に、腕が足りなくてでも運だけはあって。

秘されていた事実だけ見れば、主役にもなれそうな要素詰まってるのに…

あくまでも彼は、舞台要素としての一員でしかなかった。

 

彼は最後、守るためにファルドリアを去り……戦いの結末を、知らないのだ。

遂にベラの秘密を知り、それでも戦う道を選ばず、さりとて忘れるでもない彼の愚直さが好きですよ。

ベラに結構影響与えてるようにも思いますし。しかし、死を偽装して、てっきり里に帰るのかと思いきや任務を果たそうとは。意識が高いというかなんというか。

3巻の時のように、ベラほどの腕があっても捕まることはあるし……同時に、彼女を捕えた相手であろうと一つの油断で躓く辺り、平等だとは感じました。

 

今回プロローグが「夜の終わり」、第1章が「夜のはじまりは静かに」ということで、プロローグも全部終わった後のエピソードで、読み終わった後見に来るとまた美味しい感じですね。

最初読んだ時は、あれどこか飛ばしてしまったかなと思いましたが。

ベラとアマデオが、それぞれの道を行く結末で。いずれ交わる約束の時を想像すると、どんな結末になるにしろ、ニヤニヤしてしまいそう。
ベラが一貫してアマデオを切り捨てても良いし、情によってわずかに刃が鈍りアマデオが「俺の腕で主任に勝てるはずがない!」って叫んでも良いですし…どう転んでも尊いですよね……
妄想はさておき、ダークな魅力を描き切ってくれた素敵な作品でした。


ソード・ワールド・ノベル ダークエルフの口づけⅢ

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「復讐は、だれかのためにするものではない。私がそれを望むからするのだ」

 

ララサベル公爵。

アマデオの故郷の村が属する地域の領主。エビータの父君。

そして――20年前、刺客として訪れたベラに手傷を負わせ、逃走を選ばせた猛者。

今になって彼の家にあった魔剣が盗まれたという話がベラのもとまで届いて。

 

その情報を齎し、これまでの貸しの対価として、サンク・べラスタというファンドリアの闇の1つ。政争に敗れた者達の監獄にいる男を殺してほしいというもので。

公爵家にまつわる陰謀が明かされていくわけですが……

アマデオの過去についても、掘り下げがあって読み応えがありました。

しかしまぁ、本当に闇が深い。

わりとあっさり人が死んでいきますしね。これを見ると、本当に良くアマデオこれまで無事だったなという思いが強まります。


ソード・ワールド・ノベル ダークエルフの口づけⅡ

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「人を殺せば、その者の血を浴びます。その者の願いも悲しみも憎しみもいっしょに。そうやって血にまみれていくのが、わたしたちの仕事です。」

 

かつて荒廃した村。再建の為に頑張っていたが……

幼馴染の少女は病に倒れ、死の間際にいた。それを救ってくれた神官様が居た、という話。

会館の警備兵となったアマデオは、ベラと共に、故郷へ帰る事に。

賓客の館が近くにあって、館の主との交渉の結果として派遣された形ですが。

 

故郷の村も属する、ララサベル公爵領。

そこの姫であるエビータは、1巻でも登場しアマデオが庇った事で懐いている感じ。

彼女の姉であり他家へ嫁いだ姉であるクララは、ベラと仲が良いというか渡り合える傑物で、もうバチバチ火花散ってる感じで怖い。

 

アマデオ、返事は良いんですよね、毎回。

衝撃を受けて、自分の思い出が壊されようと、ちゃんと返事をする。

ただ、如何せん我を通しきる腕が無いのが悲しい所。

彼は今回、故郷に救う敵を討ったつもりでも……その裏では新しい陰謀が渦巻いてましたしね。おっかないわ、ファンドリア……


ソード・ワールド・ノベル ダークエルフの口づけ

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「…………それは、君の痛みだよ。大切な人たちを失った、君の憎しみだ」

 

ソード・ワールド無印時代のノベルですねー。

「混沌の王国」ファンドリアが舞台。ここは、傀儡の王を立て、貿易商ギルド、盗賊ギルド、暗黒神神殿などの組織に実験が握られ、対立しあう闇の都。

 

少年アマデオは、そんなファンドリアの片隅の小さな村で育った善良な子どもだったが……村がダークエルフに襲われ、親類を殺された。

彼を助けたのが、エルフの女性ベラで。アマデオは彼女に憧れて、村を飛び出て彼女の下で働くことになった。

しかし、ベラは魔法の道具で姿を変えているダークエルフの密偵で……!

 

主人公はあくまでベラで、アマデオは実力が足りず何度も死にかける甘い青年なんですが。

彼の善良さ、嫌いじゃないですよ。ただ、悪徳に満ちたファンドリアで良く生き残って来られたなとは思いますが。

貿易者ギルドの会館に潜入しているベラと、彼女を高く買っている盗賊ギルドの幹部のラミア。二人の腹の探り合いと言うか、事情を分かってる同士のやり取りが、もう楽しかったですね。



ラストラウンド・アーサーズ4 最弱の騎士と最も優れた騎士

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『そうでしょうか? 私は、貴女みたいな騎士がいても、いいと思います』

 

学園では生徒会長選挙が始まり、アーサー王継承戦も順調に進行。

瑠奈陣営だけでも4陣営を撃破あるいは撃退させていて。

十一人いた王たちがそれぞれに動いているわけで、他のところで脱落している者も。

そろそろ王の数が半数を切り、継承戦が次の段階へと進もうとしている。

 

そんなタイミングで、凜太郎に味方したために、那雪は世界から消されてしまった。

それを知った凜太郎が、即座に仕返しに動いていたのは痛快でした。

消失した彼女を救うためには、アーサー王ですら手にできなかった『聖杯』を得る必要があるという情報を得て。

 

凜太郎の迷いを笑い飛ばし、聖杯探索に行くと決めた瑠奈の姿は、確かに王に近しい可能性の塊って感じでしたね。

冒頭の生徒会長選挙では、かなりぶっ飛ばしてライバル候補の粗探しとかしてたのが信じられないくらい。

とはいえ、彼女だったからこそ、探索時に真相に気づくことが出来たのでしょう。

後書きによれば、勝手に動き回って作者様は大変だったようですけど!

ヴィヴィアンがまた面倒な手を打ってきてますし、ここまで派手にやって来たからには、瑠奈たちに派手にやり返して欲しい所です。



ロクでなし魔術講師と禁忌教典15

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「ああ、わかった! 俺も信じるぜ!」

 

魔術祭典の開催が近づき、各国の代表が集う。

そんな中でグレンは、これまでの実績が評価され、帝国代表の監督を務める羽目に。

本人はまた悲鳴を上げてますけど……サポートスタッフにルミアが居て、新キャラの1年生に「やっぱりお付き合いされてるんですか?」とか聞かれてますし。

 

グレン、ルミアが成長したことを認めて「ルミアを娶るヤツを呪い殺したい」とか言ってますが……今、一番近いのアナタですからね!?

呪ってやりたい、爆ぜろとか言いたくなりますが。毎度のように死線を潜り抜けているグレンの姿を見てると、幸せになって欲しいとも思うんですよねぇ。

口絵にもなってるルミアと女王のやりとりとか、終盤の内面の描写とかルミアが可愛かったので大変楽しかった。

 

とはいえ現状だと、グレンの安寧はかーなーり遠そうですけど。

王国との諸問題、帝国内に潜む奸臣。天の智慧研究会などなど、思惑が入り乱れているようですし。

新キャラも一気に登場しましたが、トーナメントは結構巻きで進行してましたね。流石にシスティーナの活躍はしっかり描かれてましたが。

なんか彼女また成長してるというか、感覚が敏感になっているようで末恐ろしい。

そして女王の護衛としてアルベルトも来ていて、グレンに今回の件が終わったら話をしたいって言ってましたけど。なんか不穏な気配がして怖い。

トラブルを一回乗り越えたものの、根本が解決できたわけじゃなく。まだまだ序章って感じなので、みんな生きて帰ってほしい……

 



お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか

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「お付き合いしてください!」

 

秘密結社が暴れまわる街。

そこには彼らに敵対する魔光少女が居て、日々戦っていた。

世界政府推進機構という組織の名前の割に、活動はしょぼいものの。

魔光少女のかわいさに惹かれて観衆が居る事もしばしば。

……いや、そんな奇行をとってる集団がいたら、とりあえず逃げよう? とファンタジー台無しな感想を抱きましたけど。

 

で、主人公はひょんなことから、魔光少女の正体がクラスメイトだと気がついて。

バレると罰則があるらしいので、秘密裏にサポートしようとするものの……彼女かなりのうっかりさんで……よく今までばれずにいたな。

もう正体発覚させて、引退させた方が彼女のためなのでは……みたいな気すらする。

 

で、もっと親密になって補佐しようとして……「付き合ってください」と言ったものだから誤解が加速。

誰も彼もが一言足りないというか、自分の中で補完してしまって、勘違いしたまま突っ走るラブコメ。アクセル全開って感じの作品でした。

 


放課後は、異世界喫茶でコーヒーを6

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「胸を張れ。お前は誇って良いのだ。お前ほど孤独に耐え、日々を重ね、強く生きたものはいない。お前のこの世界での行いは、全く素晴らしいものだった」

 

シリーズ完結巻。

好きなシリーズの終わりは、いつも寂しい。特にこの作品の、和やかな喫茶店での時間は癒しになっていたので、尚更に。

ただ、ユウがなぜこの世界に来たのか。歌姫騒動で触れられた「かつてこの世界に来て、消えた先人」の事。帰還する方法など。

そうした設定を回収しながら、喫茶店マスターとしてだけではなく、黒沢夕としての想いの決着を描き切ってくれたので満足いくエンディングでした。

 

「この世界に一軒だけの、喫茶店です」。

ユウが、この世界に来て。お客さんたちと交流して来た時間が無駄ではなかったんだ、というのが良いですね。

コーヒー豆を仕入れていた船長であったり、深夜営業の時に縁が出来たボニーさんや、コーヒー好きのファルーバさんであったり。

 

伝承に残る竜であり、同時に恐妻家らしいファルーバさんが最初は何してるんですか…って感じだったのが、終盤柔軟さも見せてくれて。

悩みの中にいるユウをアイナが叱咤する場面も、痺れましたね。

最後まで読んでから、表紙を見ると悶えます。保証付きです。あぁ、良い物語を読んだ。ホッとするお話でした。




ソード・ワールド・ノベル 混沌の夜明けⅣ

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「あの男が戦ったのなら、俺も戦おう。あの男がしたことを無駄にはできん」

 

混沌の地を描くノベライズ、完結巻。

現地の氏族エリアラの協力により、安全な土地を確保する事が出来たプライア達。

けれど、平穏な日々は遠く――「混沌」と呼ばれるこの地の災いが降りかかって。

 

手から酸を出す、など人間離れした能力を発揮する彼らによって騎士にも犠牲者が出て。

「混沌」によって村を滅ぼされ、彼らの奴隷のように使役されている者もいて。

様々な理由で氏族を追われた「はぐれ者」故に、氏族に助けは求められない。

けれど、そうした柵がないプライア達ならば、と助けを求められたりもしていましたが。

 

巡り合わせによって、殺し殺される展開。

エイクが混沌に落ちた相手とした「そうだよな。あんんた、俺を殺したいか?」「殺したくはない」という会話が切ない。

スタート地点からは想像できなかったところに連れてきてくれた、良いストーリーだったと思います。



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