気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

富士見ファンタジア文庫

RE;SET>学園シミュレーション 1万4327度目のボクは、1度目のキミに恋をする。

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「未来が暗くてわからなかったら、私が手をつないで歩いてあげるから」

(略)

「今野君と同じ速度で、私を未来に連れていって」

 

正直絵師買い。その割には楽しめたのは思わぬ誤算。

教師のセクハラとか、生徒のドラッグ問題とか学校の暗部を告発する謎の存在――ジャック。

生徒たちは正義の味方的存在にかなり注目していたみたいですが……

とある一件を期に、ジャックの正体が主人公――今野だとバレてしまって。

 

それ以来今野は、腫物を扱うように距離を取られている、と。

悪を追放するために動いていたってことですが……飲酒は暴いたのに、タバコは暴かなかったというあたりは問題じゃないかなぁ。

結局彼自身が正義であろうとして、自分自身を基準に置くと独善的なものになってしまいますしねー。

 

今野がジャックとして活動出来ていたのは、学園のシステムの中にあった、使用されている形跡のない学校内のデータを管理する統合システムという怪しいものに手を出していたからで。

ただまぁ、正体を諭されないように細心の注意を払っていたし、そんなシステムを使っている物だから暴こうとする動きがあれば、分かったはず。

 

それなのに暴かれたのは何故なのか、と。今野は調査をはじめ、ジャックの正体を暴くと謳っていた科学情報部に接触。

彼が使っていた統合システムの作成者はこの部の初代部長だったとかで、色々と調査をしていますが。

 

そのシステムを活用して疑似的な未来を観測できるようなっていましたが……その未来の世界で今野は殺される、という結末を迎え。

死の運命を回避するために、色々と策を練る方向にシフトしていきます。

試行錯誤しつつ、まぁ、なんとか死亡のバッドエンドからベターエンドくらいまでは浮上で来たのは良かったのでは。

 



放課後は、異世界喫茶でコーヒーを

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「これってもう、手遅れじゃない?」

「知りません。あなた次第です。もっとも、諦めるならそれまででしょうけど」

 

魔法が実在する世界、そして魔法のアイテムなどが産出される『迷宮』を中心に発展した迷宮都市。

その外れには一軒の喫茶店があり、この世界で唯一コーヒーが飲むことの出来る店となっていた。

異世界召喚もの。剣と魔法の世界で、迷宮なんてそれっぽいものもありますが、そんなものには関わらず、ただ喫茶店を営むだけのお話。

 

訪れるお客様も、近隣にある魔術学園の少女とか、迷宮に潜る冒険者とか、変わった料理を出すという噂を聞いてやってきた美食家とか色々。

高校生で、実家の喫茶店を手伝っていた経験があるとはいえ、ただ一人で店を構えて、経営を続けるって言うのは並大抵じゃないと思いますがね……

まぁ、彼が店を営んでいるのは、彼なりの理由があるわけですが。

 

気が付いたら迷宮の中にいて、どうしてここにいるのかが分からなかった。

当然変える方法も判らず、保護してくれた人に助けてもらいながら喫茶店を営むことにして、実家の見慣れた喫茶店を可能な限り再現した。

そうして心を落ち着かせる場所を得て……今度はそこから動けなくなってしまった。

 

居場所を得て、そこから外に踏み出すことをしてこなかったので、この世界の常識を把握しきれておらず失敗もしてましたが。

彼が、これまで積み重ねてきた時間のすべてが無駄だったわけではない、と。

お客様の伝手を使ったりして、何とか最後は丸く収まったようで何よりでした。

ノルトリがダラーっとしてる場面が一番和んだので、あんな感じで穏やかな時間が過ごせるといいのですが。



ワールド・イズ・コンティニュー2

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「だからね、三矢塚くん。あなたは希望になりなさい。わたしたち皆が『自壊死』しないために。皆が前に進むために」

 

1巻でレベル100という頂点に達して、その後どう続けるのやらと思っていたのですが。

レベル100になったことで閲覧できる情報が増える仕組みになっていたそうで。

いずこかへ消えた、と思われていた闘神の使徒たち。彼らは、レベル100になった後に新たな戦いの場へと赴いたそうで。

 

浩史たちが、その新たな地に踏み込むためには戦力が足りない。

という事で、仲間探しを行う事になったわけですが。

闘神マクナの領域には、浩史とハイシェンの二人発見できず、他の領域に探しに行ったりすることになるわけですが。

レベル100に到達してなお、浩史たちが探せるエリアに居る相手というのはそれぞれに訳ありだったりするんですよね。

そりゃあ、既に到達している人は先に進んでますよね……

 

新キャラが登場したりして、また騒がしく盛り上がっていましたが。

……俺達の旅はこれからだ、エンド。まぁ、一気にレベル100になったりと駆け足な感じはありましたが。残念。



ロクでなし魔術講師と禁忌教典8

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「俺の見立てじゃ、お前ら三人が、このクラスで一番強いからだよ」

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「だから、最初に纏めてコテンパンに叩いとけば、後が楽だろ?」

 

派閥争いの煽りを受けて、「成績不振のため退学」という通知が来たリィエル。

それを回避するための実績を作るために、ある女学院へ短期留学する事になって。

システィやルミアも同行し、グレンも臨時講師として派遣されることになりました。

ただし、男子禁制の学園の為、グレンは魔術で女に変身するというひと手間が加えられていましたが……

セリカが嬉々としてグレンに魔術をかけていて、人生楽しそうだなこの人と思いましたね……

 

そして何とか潜り込んだ女学院ですが、そこはお嬢様同士が派閥を作り内部で抗争が起きているような状況で。

グレンは、今まで講師としてやってきたように、彼女たちのこれまでの積み重ねてきた常識を打破し「魔術師」にしてやると断言。

普段がかなりロクデナシですけど、こうやって真面目にやっている時は格好いいですよねーグレン。

 

まぁ、今回は始まりからしてリィエルの退学回避が目的だったわけですが。

そうやってリィエルを動かしたことが敵の狙いの一つでもあったようで。

女学院にもまた変な輩が入り込んでいたようですけれど、この国裏で蠢いている闇、深すぎませんかね……

敵の尻尾を掴むことはできませんでしたが、リィエルが新しい友人を得たようですし、そこは良かったですねー。

途中でリィエルがやっていた「縄抜けの魔術(物理)」と「鍵開けの魔術(物理)」にはひたすら笑いましたけど。それでいいのか魔術師……!




銀の河のガーディアン3

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「君があの人の娘に相応しくないなんていう人がいるなら、僕がそれを消し飛ばして見せる。邪魔する者もだ」

 

前回、銀河中に演説をぶって帝国批判をした叛乱の首謀者が居ましたが。

皇帝がその場に乗り込んで「じゃあ私の進退を議題に会議開いて、臣民の意志を問おうじゃないか!」と乗ってくるとはだれも思うまい……

それを考え付いた辺りセーヤってやっぱりどこか頭のネジ外れてるんじゃないのかな……

 

まぁそんな会議が行われるとなれば、当然妨害を企む勢力もいるわけで。

皇帝の養女という立場があるラリエナに、会議に出席してもらえないかという依頼が持ってこられて。

任務、じゃない辺りが肝ですよねぇ。そしてその護衛としてセーヤも参加する事に。立場なりに、皇帝いいお母さんやってると思いましたがねぇ。

どちらも不器用で距離感間違ってる感じはありましたが。

 

警戒していた通り、大会議においてトラブル……そこを襲撃してくる勢力が居て。なんとか追い払う事には成功していましたが、黒幕の姿は拝めず。

この3巻で一つの区切りという事だそうですが。

今回出てきたキャラクターが、これまでの敵達よりもいいキャラしてたので、もうちょっと読んでみたかった気もしますな。

 

 

銀の河のガーディアン2

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「どこに行こうが、何をしようが、目的がわかっているのなら問題ないよ」

 

1巻で起きた事件を受けて、各部署から人員を集めた部隊が新設されることに。

能力はあるんだろうけど、あちこちから個性的なメンバーが集まってきて、ラリエナはそこはとなく不安を感じているようですが。

セーヤは、目的分かってるなら大丈夫でしょ、といつも通り平然としてます。

 

部隊が新設され……メンバーが集まり切る前に、任務が告げられ。

前回の事件を受けて、旧同盟国において叛乱が起きたため対応せよ、と。

その惑星ザザは、特殊な鉱石が算出される場所で、魔術が阻害される要素が大気中にばら撒かれている状況だとか。

よって、魔術で地表に転移することはかなわず、少数を選び大気圏突入させる、という作中においても珍しい手を使う事に。

 

そうして叛乱に対処していくわけですが……

事を荒立てるからには、それなりの目的があるわけで。と言っても、今回の相手は、何とも言えない小物感が、どうしても好きになれない。

理想にひたむきに走って、自滅するタイプと見た。周囲巻き込んで自爆するんだよなぁ。まぁ、引っ掻き回そうとして、最後皇帝に利用される結果となってましたが、やり方含め色々拙かったからしょうがないわな……

 

銀の河のガーディアン

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「助けられる命なら、助けるに越したことはないだろう?」

 

銀河を統治する魔術帝国がある世界。

かつては帝国としのぎを削る「同盟」と呼ばれる敵対国家もあったものの、十年前に帝国によって滅ぼされたとか。

まだ十年前、ってことで禍根もあちこちに残ってる状況。

 

元同盟の中でも辺境にあった惑星出身のセーヤ。

帝国の版図に加えられたのも最後の最後、ということで。

魔術師の才能があると認められたセーヤは帝国に招かれることに。

最も、その容姿と魔力量から、忌まれてあちこちたらいまわしにされたそうですけど。

 

魔術があり、それによって動く機械の人型……「機甲杖」なる兵器があって。

直属軍、蒼衣衛に加わることになったセーヤは、ラリエナという少女とコンビを組むことになり。

セーヤがかなり頑固というか、周囲への興味に薄いため、ラリエナという常識人が隣にいることで、何とか回ってる感じですねぇ。

ラリエナが振り回され続けて大変そうですが……うまく使いこなせれば、君の相棒はかなり強力だよ、多分……

 

 

この旅の果ては、約束と救済と嘘の場所

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「世界を救おうって割りには、お前は少し、甘すぎる――自分の犠牲は厭わないくせに、他人に犠牲を求めるのは極端に苦手なんだな」

(略)

「俺に言わせれば、今のお前の心はミステルにも劣る。そんなんでこの先、お前はやっていけるのか?」

 

「凍り付く灼熱の砂漠」、「自分の影が勝手に歩き回る国」のように物理法則や魔術の法則から外れた、「本当ならありえない事情」が発生するようになった世界。

それらは「逆理」と呼ばれ、どうしようもない物として、世界にあふれかえっていた。

逆理が生まれると同時に世界中の人は、それまでのやり方とは違う魔術を扱えるようになる、という変化も生じていて。

 

そんな世界を旅する、元盗賊のグレイブと記憶喪失の少女ミステル。

ミステルの故郷を探す旅の途上で二人は、逆理をどうにかする手段を持った少女ディアと遭遇して。

それぞれの事情があり、ディアと道を共にして、逆理を収集して回る事にした一行の物語。

グレイブの抱えている物に関しては、今回おおよそ情報出ていますが。続刊するとして、盗賊時代に知り合った相手とか、因縁つけてくる手合いも出てくるんだろうなぁ。

 

そうでなくてもミステルの記憶の件とか、ディアの父親の事とか、明らかになっていない部分もあるので、ぜひ続きでこの伏線を回収して欲しいものです。

変化した世界、特に「逆理」に脅かされる人々は不便な思いを抱いてますが。人の身でどうにかできるものではない、と諦めていて。

或いは、変化した世界で使えるようになった「反霊術」の便利さに、「逆理」発生後の世界を許容する人も出てましたが。

グレイブたちの道中に立ちはだかりそうですが……ミステルの願った「みんな幸せになる」道に辿り着くのは大変だろうなぁ、と思います。どういう答えを出すのかは気になりますねー。

 

はじめまして世界。 天使と悪魔と始める、終わらない旅

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「他の人間は知らないけれど、僕には僕の矜持がある。それは時に悪魔のような考えかも知れないし、天使のような考えかもしれないけど、根幹があるから、そう簡単には揺らがないよ」 

 

アークレイという世界。

ここには寄り添うように悪魔たちの住む地界、天使たちの住む天界と言う世界があって。

かつて力ある悪魔たちによって、アークレイは制圧されかけて。

人間たちの四つの国、エルフやフェアリィ、ドワーフといった亜種族の奮闘もあって、悪魔たちは退けられたものの……

 

世界を騒がせていた元凶の悪魔が消え、それに対処するためにやってきていた亜種族・幻獣も彼らの世界に戻り、今度は、人と人の争いが発生してしまった。

最後には、争いにつかれた民衆たちによって、王が殺され国が崩壊したというんだから、本当に何をやっているのか、という感じですが。

その名残で、今も国家という大規模な集団は形成されず、村落・街単位で細々と生き延びているようです。

もう何百年かしたら、この歴史を忘れた人々が集って国家が形成された気もしますがね。

 

こんな世界でも、定住せず旅に生きる人は一定数居て。

そうした人々を呼び込むことで、村や町はどうにか収入を得て生き延びている。

人を呼ぶためには何か目玉が必要だ、ということで「世界遺産」なるものが各地で認定されているようで。

よくもまぁ、戦乱の中で壊れなかったな……

主人公のデュートは、「世界遺産保護機構」に所属して、各地を巡り世界遺産の状態を確認したりしています。本人が旅と世界遺産をこよなく愛しているので天職でしょうね……

 

その中で、彼は既にこの世界からいなくなったはずの天使と悪魔と遭遇し。

それぞれと縁を結ぶ事となっていましたが。そもそもの話彼自身にも秘密がありそうですし、彼らの旅路がどうなっていくのかは気になるところです。

全体的にあっさりしていて、かなり読みやすかったので、次回に期待。

 



ロクでなし魔術講師と禁忌教典7 

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「私は先生を信じています。その先生が他でもないクリストフさん達を頼って信じているんです。どうして、私があまたたちを信じられないことがあるでしょうか?」

 

学院でのイベント「社交舞踏会」。

生徒同士の交流を目的としているが、来賓として女王陛下などもいらっしゃる、意外と大がかりな物で。

その中にはダンスコンペなんかもあり、優勝者には魔法のドレスの着用権が与えられる。

それはよくある、そのダンスを勝ち取った男女は将来幸せになる、という曰くで。

 

ルミアが方々からモテモテでしたが……

このイベントの裏側で、彼女を害する目的で天の智慧研究会の過激派が動きを見せて。

特務分室がそれに対抗するために出張ってきて……グレンも巻き込まれていましたね。

室長、『魔術師』のイヴ。

特務分室にはやはりそこを立ち去ったグレンに思う所があり、あしざまに言う人もいるようで。彼女はそっち側。

アルベルトや、今回登場した「隠者」、「法王」みたいに変わらずグレンと接してくれる相手の方が貴重なんですな……

 

しかしまぁ、イヴは手柄を求めるあまり、ルミアを囮にして相手を捕えようと画策して……見事に失敗。

いや、初登場から失敗までの速度はいっそ見事なぐらいでしたよ。

彼女は彼女で色々と背負っているものがあって暴走してしまったみたいですが……

これでグレンたちの奮闘がなければ、取り返しのつかない失態になりえたかもしれないと思うと、彼女はちょっと不用意なんじゃないかなぁ。

 

研究会側も、一枚岩ではないのが今回明らかになりましたが。

上層部の怪しさとかヤバさはいまだ明らかにならず。全てを見通している大導師とやらは本当に何がしたいのやら。

一方でルミアは今回の事件で結構追い込まれてる、というか。自分がいることで事件が起きている。今回は凌げたけど次はどうなるか分からない。

ここにいてはいけないのではないか、とトラウマスパイラル。一人書き置き残して消えてしまいそうな雰囲気すら感じますが、どうなるかなぁ。

 
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