気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

富士見ファンタジア文庫

デート・ア・ライブ アンコール6

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「嘘だろもぉぉぉぉぉ!?」

「何なのよこれぇぇぇぇ!」

 

晴れ着を纏った精霊たちと、自作の御雑煮を食べる。

あぁ、ほのぼのするエピソードだなと思ったら、その始まった双六が中々の惨状になってて笑った。

折紙たちは本当に妥協しないねぇ。

 

二亜と士道が、難しすぎるギャルゲーのヒロイン攻略しようとする「二亜ギャルゲー」が楽しかった。

いや、よくもまぁあの鬼畜難易度のヒロイン攻略したな……

突然格ゲーになったり音ゲーになったりするとか、そりゃあ叫びたくもなる。

裏側で騒動が起きていて、琴里たちが対応に追われていたりもしましたが。

振り回されたままだれも真相を理解していないというコメディのお手本みたいなオチでしたね。

 

二亜の手引きでアフレコ見学にいったり、オンラインゲームでの悪質PKへ仕返しをしようとしたり。

今回の短編は結構エンタメよりというか、精霊たちも日常ではこうして色々と娯楽を満喫しているんだよと言うのが見れて良かった。


アサシンズプライド 暗殺教師と無能才女

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「それが私の暗殺教師の誓約(アサシンズプライド)だからだ」

 

貴族として当然持っている筈のマナ。

それを発現できず、血統を疑われている少女メリダ=アンジェル。

既に亡くなっている彼女の母が密通して出来た不義の子ではないかと、過去親しくしていた男性の動向が探られたり、メリダにプレッシャーを掛け発現を期待したり、手は色々と打っているようです。

しかしどれも目ぼしい成果は上げられず……

 

表向きは家庭教師として。しかし、その実態は暗殺者として派遣されたクーファ。

彼女の近くにいき才能を見極め、無能と判断できた場合排除する。

そのはずだったのに……クーファはメリダの中に、貴い覚悟を見た。

それ故に、自分も危ない橋を渡り彼女に戦うための力を、知識を伝授する事に。

 

多くの人から、無能と侮られ蔑まれながらも、メリダが折れなかった。

彼女の持つ輝きというものは、裏稼業のクーファにはとても眩しかった事でしょう。

教師と生徒で、良い信頼関係が築かれている作品ですね。

まだまだ発展性がありそうな始まりだと感じました。11巻まで出て、アニメ化もしてますし、上手い事料理してくれたんだろうなぁ。



デート・ア・ライブ アンコール5

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「いや、私はその闇鍋というのをやってみたいぞ!」

 

綺麗な折紙が、色々な相談へ回答する「折紙カウンセリング」。

後書きで「もう一人の私に勝てる気がしない」とある通り、うん、平常運転ですね。

平常運転で言えば「令音ホリデー」も中々。ハイスペックな彼女の休日。どんどん厄介事に遭遇して、それを「まぁ、それくらいなら」で解決してくのには笑うしかない。

 

あとは季節的に冬のエピソードが多かったですねー。

スキーやスノボを満喫して。お約束のように遭難してましたが。

折紙を筆頭に肉食系女子の中に、放り込まれた士道。

幸いにも電話がつながって……「気を付けて! 意志を強く持つのよ!?」って、狼になるなよじゃなくて、自分の身を守れよと言われる男子よ。ヒロインかな?

 

とはいえ一番楽しかったのはやはり「精霊ダークマター」でしょうか。

士道と精霊たちが、闇鍋を行う事になって。まぁ、わいわい楽しみながらやっていたはずが……

狂三がひっそりと紛れ込んで、危険食材をポンポン放り込んで、デスゲームじみた状態になっていたのには笑うしかない。他人事だと楽しいですね、えぇ。最後に狂三本人もダメージ入ってましたし。

 


デート・ア・ライブ アンコール4

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「(前略)……警察からも銀行からも我が社に苦情が入っています」

「……面目ねーです」

 

今回の短編集は、アニメ1期の円盤特典の再録だそうです。

そのため、時系列的に結構前のエピソードが多いですねー。

霊力を封印されたばかりで、人間社会に不慣れな部分が目立つ十香や四糸乃が初々しくていいですねー。

 

折紙は……士道が男友達としている会話を盗み聞きして「普通がいい」という彼の為に、普通になろうとして奇行を披露するという、ある意味いつも通りの折紙で安心しました。

アレに安心しちゃいけない気がするけど、普通モードの折紙よりは落ち着いて見れる。

いつもと違う雰囲気と言えば、狂三が迷子の猫を探す「狂三キャット」も中々。

たまたま士道たちが見つけて、どうしたものか、と裏で躍起になってる彼女がかわいかったでです。

 

でもまぁ、今回収録のエピソードで一番好きなの「真那ミッション」ですかねぇ。

DEM時代の彼女が描かれています。プレイベートで銀行に行ったら、そのタイミングで銀行強盗に遭遇。

しかもそれがDEM絡みということで、上から解決の指示まで来て……最後の派手な解決っぷりに笑いました。コミカルでいいですねぇ。爆発はロマン。


デート・ア・ライブ17 狂三ラグナロク

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「やろう。それしか方法がないなら。むしろ……この上なく俺たちらしいやり方じゃないか」

 

DEMの魔の手から、幾度となく士道を救っていた狂三。

同時に失敗も積み重ねて来て、かなりの負荷がかかっている状況ではあるようですけど。

その事情を知ったからには、彼女を救わずにはいられない。

狂三が妨害している手段に気付いたDEMも、総力を挙げて叩き潰しに動くことを決めて。

 

全知の能力で事前に打ち合わせをしていたら、読まれる可能性がある。

未来と、人の心だけは読めないから、それぞれが出来る事を信じ対策を練っているという流れが好きですねー。

その結果、実施される事になった「ニベルコル」対策には笑ってしまった。通るんだ、それが。

敵の物量に負けず、中々いい戦いをしていた所に、邪魔が入るんだからままならないと言いますか。

 

祟宮澪。名前だけは出ていた彼女の正体、というか秘めていた過去の一端が描かれていたのが不穏だったんですよね。

実際その結末は中々悲惨なものでしたし。結末を変える為に、考え付いた手法が怖い。精霊なんだなぁ、という価値観の違いを見せつけられた感じ。

あとはヤバそうなので言えば、ウッドマンさんがヤバそう。カレンさんの冗談が悲しくて笑えない……


デート・ア・ライブ16 狂三リフレイン

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「今度は……俺がおまえを、救う番だ……ッ」

 

再び士道たちの前に現れた狂三。

彼女の力を封印いしたい士道たちと、士道がため込んだ霊力が欲しい狂三。

「相手をデレさせた方が勝ち」というゲームをすることに。

 

折しもバレンタインデーも近く、他の精霊たちもチョコレート作りとかに精を出してました。材料調達に行った店で狂三と遭遇し、なんかなし崩しで一緒に作ってたのにはつい笑ってしまった。

士道もこれまで多くの精霊をデレさせてきたこともあって、いい勝負になってましたが……

 

DEMが大人しく見守ってくれるはずもなく。

エレンと言う戦力や、全知の魔王など手札が既に揃っているのに油断は無く、更に戦力増強して来るとか容赦ない……

これまで以上に手段を選ばなくなった敵。その裏側で動いていた狂三が秘めていた事情。

全く持って素直じゃないというか。彼女は彼女で色々抱えてるのが示されてもう……

過去の事。今、士道との戦いの為に手を尽くしていた事。

そして、彼女の前に現れたファントムと、その正体。情報量が、情報量が多い……!

狂三の献身を知った士道の、「今度は俺がお前を救う」発言。これは熱い。


ロクでなし魔術講師と追想日誌5

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「てめぇが、何を目指しているのかはさっぱりだが……いつの日か、てめぇが俺の前に立ちはだかったその時は……俺が必ず、てめぇを必ずぶっ倒す。肝に銘じておけ」

 

相変わらず短編集はコミカルに全振りって感じですね。

オーウェルとセリカが便利と後書きに書いてありましたが。

えぇ、スペック高くてノリが良いから、イベント発生させて良し、オチつけさせて良しと美味しいキャラですよね。

振り回される周囲はたまったものじゃないでしょうけど。

 

オーウェル謹製の惚れ薬によって、ルミアに迫る教師と生徒。なぜか効果を発揮しなかったグレンが、彼女を守るべく奮闘し……

事態を収拾させたのもオーウェルの開発品でしたが、もうちょっと手段選べ……最後囲まれてボコボコにされてましたが、うん、それは仕方ない……

グレンに十分な効果を発揮しなかった原因は、まぁわかりやすかったですが…もう早く付き合ってしまえ。 

あとは虫歯の治療を嫌がって逃げる『リィエル捕獲大作戦』や、魔術の失敗で猫になったシスティーナを描く『猫になった白猫』。

この二つも笑えましたが、室長時代のイヴを描いた『室長サマの憂鬱』が好きですねー。

 

室長時代はかなり高飛車というか、笠に着た言動が多かったですが……特務分室って、切り札ではあれど、それ故に良い用に使われてる感じありますよね。

人手不足なのに補充要員は来ず、任務ばかりが増えていく。

それ故に、即戦力とは言わずとも育てれば使い物になる人材を探そうとしたわけですが……えーっと、お疲れ様です。ちょっと同情しちゃった。

 

書き下ろしで収録された『THE JUSTICE』でも、イヴ頭抱えてましたしね……。

分室在籍時の、グレンとジャティスのエピソード。

独断専行してグレンは単独で戦果を挙げ、ジャティスは敵対した組織を殲滅した。

不始末を成果でプラスマイナスゼロにしている問題児たち。不始末がなければ、表彰されていておかしくないだけに、放り投げるわけにもいかないという爆弾。

彼ら二人が、初めて一緒に受けた任務。ジャティスがグレンに執着するきっかけを生んだエピソードです。なんなんだコイツは……描写が増えて更に怖くなったんですが。

 


デート・ア・ライブ15 六喰ファミリー

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「……どこに行くの?」

(略)

「――俺の手を待ってる子の、ところに」

 

宇宙にいる六喰のところへ踏み込み、封印した精霊たちの力を借りながらも彼女に迫る士道。

DEM側が派遣してきた魔術師2人も難敵でしたが、フラクナシスや折紙も奮闘し今回はラタトスク陣営優勢で決着。

六喰の心を開くことにも成功してましたが……

心を開いた彼女は、自分を大切にしろと士道に迫ってきて。

 

自分と契る以上は他の女子たちと、金輪際会うなと言い出して。

士道がその条件をのめないと言ったら、裏で動いてる辺り怖い。

彼女の工作は中々効果的でしたけど、綺麗な折紙が見れたのはちょっと嬉しい。

上手いこと融合した状態も好きですけどね。

いつも通りの支援が望めない状態で、更には十香が反転する事態まで起きて。

よくもまぁ、事態を解決出来たものだと感心してしまう。

あと、ウッドマンとウェストコットの、描かれなかった戦いが怖い。え、どうしてあの状態で引き分けになるんだ……

 


デート・ア・ライブ14 六喰プラネット

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『左様。――むくの幸福を、うぬが勝手に決めるでない』


積んでましたー。3年モノに驚かなくなってきたな……

年明け。士道は精霊たちと初詣に行って。

お祈りしたり絵馬を奉納したりと、楽しそうに過ごしています。

しかし、新学期開始早々学校に隕石が落ちてくると言うトラブルが発生。

 

日常の裏で動き回っていた、DEMの仕業……というか、彼らがちょっかいを出した精霊から反撃を食らった形。

宇宙に居て、能力を活用しDEMの先遣隊を軽くあしらう精霊、六喰。

士道は、通信によって彼女と接触。封印を試みるも……その力で心を封じていた彼女は動じず。

 

むしろ、敵がいる状態で、精霊の力を封じる事の危うさを指摘されて士道の方がちょっと揺れてましたからね。

でも、あそこで揺れてくれて良かったというか。改めて、悩み答えを出してくれるような、彼だからこそ、これまでの精霊たちにも慕われてるんだよなぁ、と思えるエピソードでした。


ソード・ワールド・ノベル ダークエルフの口づけⅣ

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「大切な人を守るのに、復讐のための刃は必要ありませんから」

(略)

「だから、あのときの言葉といっしょにお返しします」

 

ダーク・ファンタジー、完結巻。

アマデオは本当に、腕が足りなくてでも運だけはあって。

秘されていた事実だけ見れば、主役にもなれそうな要素詰まってるのに…

あくまでも彼は、舞台要素としての一員でしかなかった。

 

彼は最後、守るためにファルドリアを去り……戦いの結末を、知らないのだ。

遂にベラの秘密を知り、それでも戦う道を選ばず、さりとて忘れるでもない彼の愚直さが好きですよ。

ベラに結構影響与えてるようにも思いますし。しかし、死を偽装して、てっきり里に帰るのかと思いきや任務を果たそうとは。意識が高いというかなんというか。

3巻の時のように、ベラほどの腕があっても捕まることはあるし……同時に、彼女を捕えた相手であろうと一つの油断で躓く辺り、平等だとは感じました。

 

今回プロローグが「夜の終わり」、第1章が「夜のはじまりは静かに」ということで、プロローグも全部終わった後のエピソードで、読み終わった後見に来るとまた美味しい感じですね。

最初読んだ時は、あれどこか飛ばしてしまったかなと思いましたが。

ベラとアマデオが、それぞれの道を行く結末で。いずれ交わる約束の時を想像すると、どんな結末になるにしろ、ニヤニヤしてしまいそう。
ベラが一貫してアマデオを切り捨てても良いし、情によってわずかに刃が鈍りアマデオが「俺の腕で主任に勝てるはずがない!」って叫んでも良いですし…どう転んでも尊いですよね……
妄想はさておき、ダークな魅力を描き切ってくれた素敵な作品でした。


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