気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

ガガガ文庫

ほま高登山部ダイアリー

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「約束しようじゃないか。キミが想像もしたことのない最高の青春がココにある」

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「ようこそ、ほま高登山部へ」

 

高校入学を機に、意中の相手に好きだと告げた少年、冬馬。

けれど、シチュエーションが悪かったというか、相手が鈍かったというか……

少女は登山が好きで、登山部に入ろうとしていて……その道中だったモノで「登山が好きだ」と言う意味にとられてしまって。

おまけにそれを登山部の部長に目撃されていて、登山部に勧誘されて、とりあえず体験入部する事に。

 

月に一回登山に行くとかなんとか。冬馬は割と少ないと思ったみたいですが、私は割と登ってるんだなーと思いました。

費用とかその辺の問題もあるだろうし、そう頻繁に行けるもんじゃないのでは、と思ってたので。作中の例としては、月に二回行く学校もあるとかありましたが。実際のところどうなんだろう。ちょっと気になるところ。

ただ、作者さんも高校で登山部だったそうですから、ある程度はリアルに即してるのかなぁ。

海のレジャーは経験ありますが、本格的な登山はしたことがないのでちょっと興味あります。体力無いので、登り切る自信とかさっぱりありませんけど。

 

ある高校の登山部の活動を追う、本当にそれだけの作品。

ただまぁ、先輩方は優しかったり、変態でフェチで変わり種だけど頼りになる人達で。

登山を楽しむ、部活内でのいい関係が築かれているなぁと、青春模様に和みました。

私自身、先日高校時代の友人と遊ぶ機会があったので、なおさら。部活の仲間と集まってバカ話で盛り上がったりするのって、やっぱり楽しいんですよねぇ。

それが今も続いている事を有難く感じているところなんですが。

冬馬が、登山の楽しさを知り、正式に部活に入る決意を決めたところで終わっていましたが、彼の青春がこの後も楽しく続いてほしいものです。



どうでもいい世界なんて クオリディア・コード

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「その……、なんて言えばいいのかしら。……言葉に困るけどあんたってシンプルに外道ね」

「言葉に困ってなさそうだなぁ……」

 

シェアワールド「クオリディア・コード」の千葉編。

ここでも描かれているのは戦闘科の他の科にある温度差で。

戦闘科がアンノウン1体倒して得られるポイントが、生産科では新規取引先10件開拓と評価にも結構違いが。

 

最も戦闘科でも中に序列は出来ているようですけど。

現状、最前線につっこむ戦闘科の面子でアンノウンは大体処理で来ていて。

狙撃班に所属していると、群れからはぐれた相手をチマチマ狩ることになって、ポイントが上がりにくいとか。

実際千種霞も、狙撃手だったけれど成績が低迷していたため、生産科に出向という形で厄介払いされてますしねぇ。

 

生産科の様子も描かれていましたが、こっちにはこっちの問題がありそうですけどね……

よくもこんなチグハグな状態で運営出来てるな、防衛都市。

さてはて、現状だと全体的に噛み合ってない感じですが。ここからどうやってアニメの状態まで変化していくんですかね。

ちょっと楽しみですが、次でるのはいつになるやら……

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11

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 こんなの正しくないってわかってる。楽しいと、そう言えるならそれでよかったのかもしれない。ありえた未来や綺麗な可能性を想って過ごせたなら、誰も苦しくなんかならないだろう。
 それでも、俺は理想を押しつけたい。微睡みの中で生きていけるほどに強くはないから。自分を疑った末に、大切に思う誰かに嘘を吐きたくはないから。
 だから、ちゃんとした答えを。ごまかしのない、俺の望む答えを、手にしたいのだ。


今回のイベントは、バレンタインデー。
一色いろはが話を持ってきたことで、生徒会主導のイベントになるあたりはさすがの行動力。
しかし、生徒会こうホイホイ身内感溢れるイベント実施していていいんだろうか。
後は予算の関係とかもあるだろうに、突発でやってること多くて、少し不安になります。
しかし一色は毎回のように八幡を振っていますが、「よく考えて出直してください」とか万一出直して来たらどうするんだ、とか思ったりします。
彼女は彼女で、八幡に影響を受けているから、悪い気しないのかもしれませんが。
八幡と葉山が、お互い嫌いだと明言しているのに、逢ったら会話しているあたりは中々好きです。
あの二人の独特な距離感とかがいい味出してると思うんですがね。

雪乃にお菓子の相談に来る女子が多かったですけど、なんでまた。
いや、雪乃が美味いのは、奉仕部で何度かふるまっていたりするから、知っていますが。
彼女たちがどうしてそれを知って、相談までしに来るのか。
三浦とかが、葉山と付き合っているという噂が流れたこともある、昔から知っている相手に聞くって言うのは冒険なんじゃないかと思うんですが。

例によって陽乃さんが登場して、いい感じにひっかき増してくれてますが。
何なの、あの人妹大好きすぎるし、時間持て余しすぎでしょう。
母親も干渉してきて、雪乃が割とボロボロになっていました。
そんな中でも、由比ヶ浜が変わらずにいたのは、ちょっとした驚きがありました。
雪乃も八幡も、ずっと一人でいたから、大体の事は一人でできてしまうし、鋭いけど、同時に脆いんですよね。
八幡の方は、クリスマスイベントの時に、求めるモノを打ち明けたから、まだマシになってきていますが。

雪乃の抱えている問題は、ほとんど解決していませんからねぇ。
由比ヶ浜は、八幡の視点で見る以上に強い女の子で。
だから彼女は、今が大事だから、例の勝負の約束まで引っ張ってきて守ろうとしてましたが。
八幡が相談に来た時、雪乃が言ったこと。自分の問題なら自分で解決するべきだ。
それを、意趣返しという訳ではなく、言い返す展開。
本当に八幡は、理想が高くて、自分に厳しすぎる。
雪乃の問題に踏み込んでいくことで、これが「最後の依頼」になってしまうんでしょうか。
どちらにせよ、終わりが見えてきてる感じがしますねぇ。次はいつ出るだろうか……


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10.5

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「めんどくさくない女の子なんていませんよ」
ああ、その答えはびっくりするほど腑に落ちる。軽く肩を竦めると、俺もまた、歩調を早め一色においついた。
「……そうだろうな、めんどくさくない人間がそもそもいないし」


今回は全体的にいろはが持って行った感じがします。
いろはす、あざと可愛い。
冒頭に材木座がいたような気がしましたがきっと気のせいでしょう……
就活サイトを見たり、またしても締切に追われたり、八幡はいったい何をしているのかと。
途中で後輩と一緒にお出かけしているのは、1巻の時からは想像もできませんでしたね。

彼女も、八幡に影響されて中々変わってきたといいますか。
八幡が後輩の少女と一緒に出掛けるのも想像しにくいものですが。
出会った当初であれば、いろはも彼と二人で出かけようとはしなかったはずですし。
葉山がかつて評価した通り、周囲の人を変えていっているんですよね
ぼっちであったはずの彼が。

最後は、一色いろはが奉仕部に依頼を持ってくる話……
って、それでいいのか生徒会長。準レギュラーになっているじゃないですか。
割と奉仕部に出没していますよね、彼女。
サッカー部のマネージャーだったり、生徒会長だったりしたような気がするんですが。
八幡、わりとあちこちで締め切りに追われていて、いつも通りな感じと思ってしまった時点で色々と間違っている。
普通高校生は締切にそうそう追われないと思うんですが……
本編では、シリアス要素が入ってきたりするので、こういう日常のエピソードはいいですねー、安心して読めます。


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10

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「それしか選びようがなかったものを選んでも、それを自分の選択とは言わないだろ」


冬休み。
合格祈願の初詣に出かけて、小町の策略で雪ノ下たちと出会ったり。
由比ヶ浜と雪ノ下の誕生日プレゼントを買いに行ったりしています。
いやぁ、ギスギスしていたのもあって、まだ微妙にぎこちなさが残っているようですが。
こうやって、そろって出かけているのを見るのは和みます。

ま、相変わらず陽乃さんと遭遇した時には、引っ掻き回されているんですが。
この人は本当にぶれないなぁ。
平塚先生の結婚したい願望ぐらい、完璧な外面が崩れてないんじゃないだろうか。
雪ノ下の母親と接触があったりして、何とも面倒な様子が透けて見えましたが。
葉山と雪ノ下姉妹の関係というか距離感というのも独特なものがあるような。
雪乃と葉山の過去にあった何かがいつか語られたりはするんだろうか。

今回の学校ネタは、進路選択……の前の文理選択。
結構悩んでいるようですけれど、ここまで悩むようなことなのかなぁ。
葉山が言っていましたが、それぐらいでリセットされるものでもないと思いますが。
まぁ、リセットするとか距離を作るのではなく、近づこうとするんだったら、少しでも共通項を増やしておきたいという心理は分からないでもないですが。

やっぱり葉山と比企谷の、仲良くは出来ないけれど、微妙に噛み合っている感じが好きです。
比企谷の数少ない男子の会話相手だからかなぁ。
戸塚は…戸塚だし。材木座はネタ要因過ぎて、真面目な会話している場面少ないし。
ちゃんと会話してる相手となると、中々少ないですしねー。

2期でアニメ化もされていましたが、かなりまとめられちゃっているので、そこは少し残念ですね。
葉山というキャラクターに踏み込んでいった感じの展開は好みではありました。
八幡が本物を求めていることに対し、陽乃さんは「本物なんてあるのかな」と零していましたが。
いつか、それを八幡が得ることはできるんですかね。今はまだ、八幡自身わかっていない理想ではありますが。
そうなったときがエンディングになると綺麗なような気がしていますが、さて。


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5

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「おお、先回りしてちゃんと考えてる……。由比ヶ浜の成長が見られるな」
「というより、比企谷くんの成長が見られないのだけれど……。どの道行くことになるのだから、諦めたら? 学習しない人ね」


時期的には、6巻の文化祭の後がメインです。
1期のアニメで作者が脚本を書いた番外編「だから彼らの祭りは終わらない。」を元にした体育祭のエピソード。
……しかしまぁ、この学校あちこちに反抗勢力ありすぎじゃないだろうか。
というよりは、順調に進んで大過なく終わったイベントが今のところ見当たらないんですが。
あー、修学旅行は八幡たちの関係が壊れただけで、学校的には問題は起きてないか。

生徒会長から体育祭を盛り上げたい、という依頼を受けたものの、体育祭実行委員も決まっていないとか。
目玉になる競技もこれから考えよう、とか。
問題を起こした文化祭実行委員長、相模を担ぎ上げて委員長に据えて。
奉仕部が協力しながら話し合いが行われていました。

色々と行き当たりばったりな感じがありますが、高校の体育祭の準備なんてこんなもんだろうか。
まぁ、でも地域のイベントみたいなものの準備を手伝ったことならありますが、アレもかなりグダグダだったからなぁ……大人が参加してアレだと思うと、彼らのトラブルは微笑ましく見えます。
当事者からすればたまったものではないでしょうけど。

そして、後半はボーナストラック。
9巻の後のエピソード「そのクリスマスキャンドルの灯が揺れる時……。」が収録されています。
由比ヶ浜がイベント好きですから、奉仕部の二人が連れまわされることに。
八幡は相変わらずひねくれていて、回避できないかとしてますが、雪ノ下の方はすっかりあきらめの境地。……学習って言うよりは調教されているだけとか言われてましたが。
久しぶりに材木座見た気がします。彼、真面目なエピソードの時にはとんと登場しないからなぁ……
戸塚や材木座、小町とかも交えたいつものメンバーで楽しく過ごしてましたね。
ちょっと前までの奉仕部の冷め切った状況を想えば、快挙と呼べるような、充実した時間で。
ギスギスして、気落ちする展開が多かったので、こういう穏やかなエピソードは落ち着きますねー。


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9

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「だが、考えるべきはそこじゃない。この場合、なぜ傷つけたくないかこそを考えるべきなんだ。そして、その答えはすぐに出る。――大切なものだから、傷つけたくない」
(略)
「けれど、どうでもいい相手なら傷つけたことにすら気づかない。必要なのは自覚だ。大切に思うからこそ、傷つけてしまったと感じるんだ」
(略)
「誰かを大切に思うということは、その人を傷つける覚悟をすることだよ」


確かにあったはずのものは失われ、奉仕部の関係は冷め切ってしまった。
全員集まっていても、これまでとは違っていて。
八幡も由比ヶ浜も、表面を撫でるような、取り繕った会話ばかりをしている。
そんなところに、八幡の策略で生徒会長に就任した一色が依頼を持ってきて。

他校との合同イベントについての協力を要請された八幡は、一人でそれを手伝うことに。
小町との交流で鍛えられた対妹スキルが発動したりしてましたが、しかしまぁ、会議は踊り遅々として進まず。
八幡が先送りにしてきていたツケが一気にやってきたような状況に。
小町にも気分転換が必要じゃないかなんて言われてましたね。
戸塚はやたらと八幡と距離が近いですけど「辛くても大変でも、泣き言いわないで一人で頑張ってる。そういうの、かっこいいって思う…」と彼の心境が少し明かされてもいました。

でも、結局葛藤する八幡を焚き付けたのは、例によって平塚先生で。
……この人、本当いい先生だと思うんですが、なんで結婚できないんでしょうかね。
地道に八幡攻略してきそうなんですが。もしもっと早く生まれていたら、なんて仮定を彼が考える程度には。
人の心理を読むのに長けているが、感情は理解していない。
平塚先生は八幡をそう評して、それは、修学旅行のあの時由比ヶ浜に言われたのと同じことで。

ヒントをもらい、八幡は思考を巡らせてました。
本物を欲したはずなのに、それを失ってしまった。間違えてしまった原因は何だったのか。
自分に甘えを許さず、遡って、原因を考えられる彼は、なるほど理性、あるいは自意識の化け物と称されるのも納得できるような。
そうして、間違えたから、問い直して、自分の心と向き合って。

踏み出して、失敗しそうになって、お互いに解りあったわけではなくて。
けれど、間違いではないものを一つ得たから。
一度壊れてしまって、それでも対峙したから。
まだぎこちなさは残っていますが、守ろうとした場所にしっかり中身が入ったようで、安心できました。


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8

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俺は気づくべきだったのだ。
俺が欲したのは、慣れ合いなんかじゃない。
きっと本物が欲しくて、それ以外はいらなかった。
何も言わなくても通じて、何もしなくても理解できて、何があっても壊れない。
そんな現実とかけ離れた、愚かしくも綺麗な幻想を。
そんな本物を、俺も彼女も求めていた。


修学旅行を終えて、その後。
八幡の解決方法に納得できない二人と、微妙にすれ違っていますね。
そんな状態でも、依頼は持ち込まれるわけで。
事情により後回しにされていたという、生徒会の選挙の話。

立候補者が一人だけいるが、彼女は自分で名乗り出たのではなく、いつの間にか立候補させられていた。
一色いろは。サッカー部のマネージャーをしている一年生。
柔道部でイベントやった時に少しだけ登場はしていた少女。
悪ノリで持ち上げられてしまったから、どうにか会長職を辞退したいという依頼。
これまでは三人で協力していましたが、方針の違いで八幡は別行動をとることに。

イベントを順調に超えて、距離が縮まったかと思ったとたんにこれですよ……
陽乃さんが登場していつも通り引っ掻きまわしたり、小町が八幡を焚き付けたりと、変わっていない部分もありますけど。
まぁ、小町は一回八幡の駄目っぷりに怒って、その後甘やかしているんですが。
兄に比べてできた妹や……まぁ、家族としての慣れとかもあるんでしょうね。

自己犠牲だなんて呼ばせない。
数少ない手札を切り、効率化を極め、最善を尽くした人間を犠牲だなんて呼ばせない。それは何物にも勝るほどの屈辱だ。必死で生きた人間への冒涜だ。


作中で八幡は、心の中で叫んでいますが。
これまでに平塚先生が言っていたように、彼は潔癖で、誰かを救う時に傷ついている。
ぼっちな八幡は、自分の事を考えているんですよね。「俺の目の前で起こることは俺の出来事だ」と世界は俺の主観だ、と自分自身を肯定している。
だからこそ、ボロボロで、それでも高潔なんですよね、彼。

八幡がとった解決策には正直、そこまでの力はあるものかと疑問符が残りますが。
その辺差っ引いても、八幡の行動や思考って言うのは中々興味深く、大した事件が起きているわけじゃないのに、読んでいて引き込まれる。
そして、彼は間違えた。形にこだわりすぎたんじゃないかと思いますが。
どうにか形を整えることはできた。けれど、そこに入れるはずの中身が零れ落ちてしまった、そんな印象。
まさか修学旅行後からさらに落とす余地があったとは、驚くばかりで続きが気になりますなー。

最後に、特典のイラスト集について。
最初の描き下ろしイラストギャラリーが結構いい感じですねー。
あとは、単行本未収録のあちこちの特典とかのイラストも収録。
こういう風にまとめてくれると、シリーズ後追いしている身としては嬉しい限り。
キャラクターギャラリーは、川なんとかさんと陽乃さん。そして戸部。川なんとかさんと戸部の座右の銘はそれでいいのか、本当に……


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7.5

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ふと、俺にもいつか。
戻りたいと、そう思う場所ができるのだろうかと。
そんなことを想った。

短編集。
「こちらとしても彼ら彼女らの行く末に幸多からんことを願わざるを得ない。」
えーっと……誰か平塚先生貰ってやれよ、ホント……
この人結婚願望強すぎて怖いよ……
平塚先生が寝かせてしまっていた、タウン誌の企画に巻き込まれることになった奉仕部。
文化祭の後、八幡にお説教をしていたりと、格好いい先生だとは思いますが、こういう所はダメだよなぁ……

「ぼーなすとらっく 比企谷小町の計略」
イベント限定のスペシャルドラマCDの内容だとか。
3巻本編&ぼーなすとらっく「たとえばこんなバースデーソング」の後の話。
この作品でも、強かさでいえば小町はかなり上位に入ると思うんですが。
兄がぼっちを極めているのを反面教師に、随分と器用に生きている気がします。

「未だ、彼らは帰るべき場所を知らない。」
柔道部から持ち掛けられた依頼の話。
卒業した先輩が頻繁に顔を出して、活動に参加していく。その厳しさに部員が減っているので、どうにかしたい……という依頼なんですが。
現状の解決ではなくて、対症療法を求めているあたり救いがないといいますか。

先輩が来てから部員が離れているなら、その先輩をどうにかするべきじゃないのか。
部員が減っているから、新しい部員を招きたいとか、今更集められる程度の部員にどれだけの価値があると思っているんだろうか……
だって、7月中旬とかもう部活入る意欲のある人材はもうどこかしらに属しているし、属していないのは何かしらの理由があるか、部活に入るほどの意欲がないだけでしょう。
そんな部員を集めたところで、破綻するだけだと思いますがね。
まぁ、八幡がいつも通りのやり口で、その先輩に言いたい事言ってくれたので、そこでスカッとしましたけど。

メールで持ち掛けられる簡単な相談とかも挟まってましたが。
……どこまでも材木座が材木座でしかなかったといいますか。
彼は本当シリアスシーンで出れないからって、ネタの時は出張ってくるなぁ……


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7

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大事だから、失いたくないから。
隠して、装って。
だからこそ、きっと失ってしまう。
そして、失ってから嘆くのだ。失うことが分かっているなら手にしない方がマシだったと。手放して死ぬほど悔やむくらいなら諦めた方が良かったと。

今回のイベントは、修学旅行。定番の京都コースですが。
奉仕部に持ち込まれた依頼は、葉山の友人、戸部からのもので。
文化祭で評判が落ちた八幡に相談することにためらってましたが。その態度をみて、由比ヶ浜と雪乃が厳しく当たってくれたのは、うれしかった。
で、戸部が改めて持ち掛けてきた依頼は、気になる相手に告白したいから協力してほしいというもので。
由比ヶ浜なんかは結構乗り気でしたね。恋愛沙汰好きだよなぁ……

一方で八幡は同じように持ち込まれた「もう一つの依頼」に頭を抱えたりしてます。
葉山の態度にも引っかかるものを感じながら、それでも活動をやっていたわけですが。
八幡と葉山は、仲がいいわけではないのに、なんだかんだ理解しているような雰囲気がありますね。
お互いを認められないという点が共通している、ような印象。

八幡も奉仕部に入って、大分変ってきたと思っていましたが。
そうして変わった結果、導いた答えがアレか、と少し悲しくなってしまいました。
ベターっていうかビターな結末になっているじゃないですか……
依頼は確かに果たされた。けれど、誰も報われていない。これまでは八幡自身が「こういう自分が嫌いじゃない」と自分を肯定できる手段をとってましたが。
今回彼は、自分が行動を起こした結果、自分が最も嫌っていた欺瞞に満ちた言い訳を口にする羽目になっていたじゃないですか。

八幡がここまでする必要はなかったんじゃないだろうか、と思ってしまう。彼らの関係なのだから、彼らに答えを任せた方が良かったように思うんですが。
失いたくないためについた嘘で、壊してしまっていたら、意味がないだろうに。

そんな苦い終わりをした後に、6巻の後夜祭に誘われた場面のその後が描かれているというのは、酷い話です。
この時は、三人の関係が安定してきて、八幡を認めてくれていた二人がいたのに。最新の状況ではヒビ入ってますからね……


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