気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

角川スニーカー文庫

横浜ダンジョン 大魔術師の記憶

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「強くなるため。おいしいものを食べるため。身一つで出世するため……。それってすごく人間らしいことだよ。彩、きみはこれまで、いろいろなひとから呆れられたのかもしれないけど、それは違うとおれは思う。きみは、自分をもっと誇っていい」


ファンタジア文庫でスカイ・ワールドが完結した瀬尾さんの新作。
世界各地にダンジョンが現れ、ダンジョンに挑む探索者という存在が生まれた。
魔術を扱う魔物と対抗できるのは、同じ力を扱える才能のある人だけだった。
主人公は、10歳のころの適性検査で、適性がないと診断されたが。
ある日、前世で賢者と呼ばれた記憶を取り戻し、力を操れるようになる。

「賢者」として生きた世界と、現在の世界は別の世界に想えるが、何やら気になる共通項とかもあって。
基本的には主人公は前世の記憶と能力を隠しつつ、今の自分と家族を大事にしてるんですよね。
ただ、優しい少年ではあるので、見捨てることができず、クラスメイトを助けたりして、そのままずるずると師匠役をやることになってましたが。
……賢者と呼ばれていた割には、色々と抜けているのは、ご愛嬌というかなんというか。
きっと仲間が優秀でうまく支えていてくれたんじゃないかなぁ、という感じで微笑ましくなります。
でも、賢者の記憶を取り戻した彼がいなかったら、後半起きた災害はより危険なものになっていたでしょうし、そういう意味では望まれる成果は出してるんですよねぇ。

前世で賢者が約束を交わした相手。
その存在が示唆されたことで、行動を起こしていましたが。
ヒロインたちが自分のやりたい事がそれぞれあって、努力しているのはいいですね。
ドラゴンを食べたいという目的で強くなろうとする女子って言うのは中々いないような。シンプルでわかりやすいからいいと思うんですが。
想い人のところへ行くために、少女たちを鍛えるって言うのは恨まれても仕方ないような気がしますが、それしきで離れるような生半な相手でもなくて。
ナーシャに会うまでに周囲の少女たちとどうなっているかが少し気になるところ。
この作者さんの「スカイ・ワールド」はハーレムエンドに到達してましたしねぇ……


天空監獄の魔術画廊2

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「リオン・ハイレインという絵描きの魂を満たすことができるのはあたしです。でもリオン・ハイレインという男の子が恋に落ちるのは、きっとキリカさんなんです――」


魔王の絵画を宿した囚人と、看守やってる絵描きの脱獄譚第2巻。
レオナの絵をリオンが書き換えたため、前回使った手法は使えない。
その為、脱獄のための方策を改めて寝ることになっていますが。
脱獄不可能とまで言われた他の地域にある監獄から、脱走しまくった『伝説の脱獄王』と呼ばれる囚人がこの島にいるという情報を得て。

リオンは彼女に接触するわけですが。
いやまぁ、一筋縄ではいかない相手ですよね、そりゃあ。
脱獄王の方も、リオンの手元にいるキリカにようがあるようで、今回は脱獄するしないの駆け引きではなく、リオンと脱獄王ヴァレリアのバトルが主となる展開でしたねぇ。
1巻の最後でリオンの預かりとなった淫乱シスターの絵は癒しの能力で、脱獄の役に立つものでもなく。
手持ちの札で何とかしようと、諦めずあがき続けているのは結構好みではあります。

あとは、サンサギこと看守食いという新たな異名を得たレオナ。
嘘吐きな彼女の恋路を応援していたんですが、レオナの教授を受けてキリカの告白を受けるとは。
そりゃあ思わずレオナも泥棒猫と叫びたくはなるわなぁ。
塔の管理者とヴァレリアが何やら最後に気になる会話をしていましたが。
ヴァレリアの野望とハイレインの願い。どういう結末になるのかが今から楽しみです。
脱獄できるまで続いてくれるといいんですけどねぇ……



CtG ─ゼロから育てる電脳少女─3

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「だから、良いんです。現実の役に立たないからいいんですよ。ゲームというのは、くだらなくてナンボです」
「……その心は?」
(略)
「実利があったら遊びじゃなくなりますから。生活やプライドを外に確保して、その上の『どうでもいい部分』だけを使ってこそ、純粋な遊戯です」

前回冬風が、遊を見事に刺激してくれて。
最後には新キャラ登場で、状況がさらに掻き回されるのかなぁ、と楽しみにしていたんですが。
……確かに掻き回していってはくれましたが。
美遥が思ったよりも挽回できなかったといいますか、冬風と遊の関係が強固すぎてびくともしませんな。
二人で連携してタイミングがシビアなバグ技を使って相手を嵌めたりしてますし。
打ちあわせなしでそれができるとか、本当反則だろう……

結構気に入っていたシリーズだったのですが、ここで完結になってしまうようで。
後書きで描かれていましたが、大きな問題は解決していません。
けど、結局前回の「泣き方を想いだした」って言うのが一番のポイントだったんですかね。
主人公は彼で、世界は救うわけでもなく、彼なりの理由で日々を過ごしていく話だった、と。
だからここで終わるというような事が書かれていましたが……うーん、やっぱり惜しい。

前回最後に登場した、ハルハの本当の母親。
遊が彼女に対しては随分と厳しい態度をとっていたのが印象的です。
2巻で、色々と思いだしたことがあったから、成長できたんですかねぇ。
ハルハの事情だったり、遊の抱えていたものだったりは、とりあえずの説明がされた感じではありますかね。
恋愛模様に決着がつかなかったのは少し残念ではありますが。
次回作も完全に未定ということで、先が読めませんが、何か出る様だったら買います。


東京浸域:クローズドエデン01 Enemy of Mankind 上

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「弓家叶方は、弓家奏汰を取り戻すために」
(略)
「秋月蓮次は、大郷夢衣を取り戻すために」


ある日突然、東京は変貌した。
東京一帯を紫色の霧が包み込み、遮断され、その中を異形の敵が蠢くようになっていて。
ま、中の様子については一般には秘匿されているんですが。
首都がそんな災害に見舞われて、2年がたった今も、行方不明者の数が数え終わっていない。
日本がこのまま崩壊するんじゃないかとまで言われた災害。
救務庁という対策室が作られて対策にあたって、なんとか霧の外では日常が戻ってきていますが。

主人公は、たまたま都内に遊びに行った折、その災害に巻き込まれ、一緒にいた想い人を喪失した。
いなくなった大事な相手を助けるために。
違法とされている、霧の中に踏み込み探索を行う侵入者として活動していた。
相棒の少女も、同じように弟を霧の中に飲みこまれてしまっていて。
2年という時間が経ち、正直生存は絶望的だと思うんですが。
それでも諦められない程大切だったから。二人は、霧の中で探索を続けている。

蓮次の兄が救務庁に入って、色々と情報を探っていたり。
救務庁の探索班からして、裏側の事情がありそうな雰囲気です。
今のところ蓮次の妹が必要だったのか疑問なんですが。
日常描写用にしても、なんかテンポ悪くなっただけな気がします。

しかしまぁ、新シリーズでいきなり上下巻とか、チャレンジャーだよなぁ……
この作者の作品は好きなんですが、刊行がまばらになりやすいのが欠点というか。
ムシウタは何とか着地させた、という印象なので、このシリーズがどこまで行けるのか正直不安があります。


ラストエンブリオ1 問題児の帰還

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「……テメェ。人の弟に何しやがる」


問題児シリーズの第2幕。
タイトルが変わっての新展開が始まります。
十六夜に振り回されていた、焔と鈴華がついに箱庭に呼び出されて。
まぁ、女王の意向と太陽主権戦争のアレコレが混じっていて、通常とは違う形になっているみたいですが。
それにしても十六夜の弟妹がかなりまともだ。
十六夜に影響受けてるなぁ、と思うところもあるんですけど、常識人っぽい要素もあるし。
てっきり、焔たちの様子をちょっと描いてから満を持して十六夜たちは出てくるのかと思ったんですが、意外と登場早かったですね。

焔と鈴華の恩恵については、大枠での情報が開示されてますね。
どうしてそれを持つに至ったかという背景が謎ですけど。
そして一緒にいる彩鳥お嬢様。前作最終巻で描かれていた通りのあの人なわけですが。
箱庭の世界に帰ってきて、記憶を持っていながら人間として生きてきたため腕が鈍り守れないことに憤りを感じたりしています。
顔を出すようになったことと、外界で人として生きてきたこと。
焔たちと交流するようになったことも併せてでしょうけど、大分柔らかくなってましたね。

そしてついにクイーン・ハロウィンも登場してましたが、なるほど問題児だ……
自分の思うままに行動しているのが、短い場面でよくわかる。
外界で帝天が行動しているのは描かれていましたが、なんか他にも降天しているのがいるみたいで。
色々と状況が動いている感じがしますねぇ。
十六夜の主観時間で箱庭では3年が過ぎたようですし、それまでにどれだけの功績を残し、問題児として暴れまわったのか気になりますなー。
焔たち新キャラの紹介という面が強くて、耀たち前回からいる主要キャラクターは次回以降のお楽しみ。
彼ら彼女らの成長・変化が今から楽しみでならない。
とくに耀はダメダメスタートからどれだけ変わっているんだろうか。精霊列車が実用に至っていたりと、六本傷主導とはいえ、順調に成果は出てると思うんですが。

今回は出題編と解答編ということで、続くんですよ! 
新作~と意気揚々と読んで続くときの衝撃といったら……
いや、途中で残りページからして終わらないなって察してはいましたが。
黒ウサギがロリ兎になっていたり、アンダーウッドが様子変わっていたり、そもそも第二次太陽主権戦争の幕が上がっていたりと気になる点が多いので、続きはよ。


問題児たちが異世界から来るそうですよ? 軍神の進路相談です!

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「しかし――どんな英傑であれ、魔王退治とは古来幸運が絡むもの。手にした勝利を疑う必要はないかと思われますよ、十六夜様」


アジ・ダカーハを倒した「ノーネーム」たち。
それから三か月がたち、事後処理なども色々と進んでいるようです。
連盟は無事に締結できたようで、例の金剛鉄の鉱床のある回想で、六本傷が主導となってゲームを開始して。
今回の事件も影響して、ポロロは大きな計画を実行しようと企んでいる様子。

ただ、十六夜は、未だにあの戦争時の口惜しさから脱しきれておらず。
当主であるジンが、ウロボロスの元から戻らなかったため、組織としても停滞していて。
飛鳥も、己の為すべきことを見定め行動することとなり。
春日部は、自分の能力のペナルティについての研究をして、参加者としての実力を伸ばす。
第一部完結ということでのまとめのエピソード。

十六夜や飛鳥の経歴についての考察も進んだり、状況は変化していっている様子。
コウメイとクロアが話していたクロアが話していた「箱庭に戻ってきた本当の方法」だとか、十六夜と約束していた明かすと言っていた事柄とか、その辺があまり出てきてなかったのは残念。
第二部がすぐに控えているから、数年後~とか先に持っていくネタもありましたしね。
しかしまぁ、ジンは自分でウロボロスについていったようですけれども。なにを考えているんですかね。
ペストが登場しなくて、遊興屋がまた暗躍しているようで、何を唆しやがった、と気が気でない。

気になっていたアレコレ。
サラは鷲龍の角を取り戻したようで、療養しているみたいですが、動けていたので一安心。
マンドラたちが覚悟を決めたことが、混世魔王のゲームに影響を与えて、サンドラも解放されたようですし。
……今回登場していなかったけれど。火竜の先代と交渉したとか言ってましたが、引退した癖に暗躍しやがって……
混世魔王が、初登場時の小物っぷりから信じられないほど、魔王としての格を上げてきていてびっくり。
「魔王は不退転」と啖呵を切ったときから思っていましたが、覚悟を決めてるその姿には、こちらが圧倒されるほどの熱量と迫力があった。

最強の軍神(笑)さんがさすが黒ウサギの系列だ、と納得できる。
締める時は締めてくれてましたけど、こりゃあ七天の覚えもよくないというか「動けばろくなことしない」とか評されるのも納得できますな……
いやぁ、それにしても今回のゲームのオチは耀がかわいそうだった。
ルイオスが負けながらも、男気を見せて、初期のボンボン御曹司から成長していたというのに。
耀は成長していても、オチがアレか。荒々しく伝説を打ち立てて、しょっぱなから負け負けとか……つら。
頑張れ、耀。実力はついているんだから、先は明るい……はず。

十六夜と七日七晩戦えるほどの実力がついているとは少し驚きました。
彼も、消沈していたから「勝てないかも」とか言ってましたが「足元並」とは認めてましたし。
「ジン・ラッセルのノーネーム」として十六夜が作戦を建てた時、「俺並とはいわないが俺の足元並は欲しい」と言っていましたが。それだけ広かった差を、耀と飛鳥が埋めてきた。
今回十六夜は迷ってましたから、それを支えてくれる同士がいることは本当良い事だと思いました。

そして、今回のもう一人の主人公はフェイスレスでしょう。
まさか彼女の仮面の下にある秘密が、あんなものだったとは。
あれほどの実力を身に着けるのに、どれだけの時間を懸けただろうか。
それだけの努力をしてつかみ取ろうとした夢の果て。
アレは、反則だろう。飛鳥の成長があった事もそうですが、決闘の場面は本当に見ごたえがあった。

第二部のプロローグが語られていましたが。
ここで焔たちが出てくるのか。あと、意外な人物が関係してきたというか。
あの二人いったい何をしているのさ……いや、片方は予期せぬ幸運というか奇跡のような出来事、のようですけど。
今から第二部が楽しみ。6月に発売予定だという事で、短期間で出てくれるのはありがたいですねー。


CtG ゼロから育てる電脳少女 2

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「要するに……何が言いたいかって言うと……」
(略)
「ウソをつくことを禁じるとか、一〇〇パーセント解り合わないといけないとか――そんな風に縛りあわなきゃ成立しないような関係は、くそくらえ、ってことよ」

後書きで書かれていましたけど、今回は遊がわりと自業自得な胃痛に悩まされる話だったってことでいいんじゃないでしょうか。
ハルハの母親役である、ミーファこと美遥が、遊の通う高校に転校してきて。
冬風とバチバチやっている場面は、作者さんがすごく楽しんで書いているんだろうなと思いました。

美遥が、クラスの女子に一目置かれる展開になったり。
遊が冬風に追及されたり、励まされたり。
上手くバランスをとって描かれていたんじゃないでしょうか。
ハルハもゲーセンで新しい友達を造ったりと成長しているようですし。
桜が結構いいキャラしてました。
格闘ゲームで遊に負けたことが悔しくて、その時負けたキャラを解析して、いざ再戦だと思ったら実は持ちキャラ違うんだよねと言われて衝撃受けるとか。
三か月無駄にしたとなると叫びたくもなるよね……頑張れ。

ただ、そういった日常の暖かいエピソードだけでは終われないわけで。
今回もメメントのような、異質な存在が起こした事件に踏み込んでいくことに。
異質であることを嫌い、均一化して、嘘のない世界を造ろうとする、心を読むハダリーズ、イクィ。
イコールのEQなんだと思いますけど。

思考を読まれるという事で、結構追い込まれてましたが。
幼馴染の少女が手を貸してくれたことで、見事勝利。
心が読まれるなら、「混乱させて、混乱しているうちに倒す」なんてのは、中々無謀で、そりゃあ実行できるなら見てみたくもなってしまうか。
遊と冬風の信頼関係は中々得難い、貴重なものであると思いますよ。
それだけに、美遥という存在が現れて、動き出した今、どう変化していくのかが気になるところです。
最後新キャラ出てきましたし、また引っ掻き回されそうですね……そしてまた少女か。遊、その内刺されないだろうか。



CtG ゼロから育てる電脳少女

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「なぁメメント。お前、俺がなんでスカラベと呼ばれるか、判るか?」
「? いいえ。それが何か?」
「そうか――だったら俺の勝ちだ」

VRMMOのゲーム「CtG」。
クレイドル・トゥー・ザ・グレイヴ。
限りなくリアルな仮想世界を舞台にした、体感型オンライン・ロールプレイングゲーム。
それぞれの特色を持った10のエリアから構成される、人気のゲーム。

母がこのゲームの開発に関わっていた少年が主人公。
昔からゲーム開発に専念していて、約束が守られたことは少なかった。
母に対して厳しいことを言ったりもした。けれど、母が作るゲームは、つながりとして楽しみにしていた。
だから、遺作となってしまった「CtG」でも、母が開発に関わっただろう時期のクエストの全制覇を目標にゲームにのめり込んでいた。

そして、或る日ゲームの中で一人の少女と出会う。
それがきっかけとなり、かなりレアな「結婚イベント」が発生。
なんでも、各プレイヤーの行動やログからみて相性が最高と判断されたプレイヤーが接触したときにのみ発生っする。イベントを発生させたペアがまだ二桁に満たないらしい、レア中のレアイベント。
少女の同意を得て、そのイベントを実行した事が、全ての始まりだった。

結婚した二人の元に、ゲーム中で唐突に子供が与えられ。
保育用のサポートNPCまで出てきて、ただのゲームとは思えない、ドタバタに巻き込まれていくわけですが。
本編のゲームとか、ハルハとかをめぐるいざこざよりも、美遙と冬風のピリピリした雰囲気の方が印象に残ってます。
流石、玩具堂さん、というようなヒロインの対立構造といいますか、うまくキャラを建ててくるなぁ、という感じで。
幼馴染キャラの冬風は、今回ゲーム側の事情には絡んできませんが、次回以降出てくる流れ。
これで遊が冬風のキャラクターとも結婚イベント発生させると混沌とさせて面白いと思うんだけど、そこまではいかないかなぁ……


この素晴らしい世界に祝福を! 3 呼んでますよ、ダクネスさん

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「毎度毎度、どうしてお前は、一つ役に立つ度に何かやらかすんだよ。アレか? 活躍の差し引きをプラスマイナスゼロにしないとどうにかなる病気なのか?」
今のところは差し引きでマイナスだが。


小説家になろうで連載していた作品の書籍化。
まぁ、なろうの方はもう作品下げてるんで読めませんが。
色々と変わってるなぁ、という印象。

前回引き起こした騒動の責任を取って、カズマは裁判にかけられることに。
ロクデナシしか周囲にいないから、そりゃあ優位に進むはずもないですよね……
わりとさっくり死刑を言い渡されて。
ダクネスの支援で、なんとか猶予をもらえたものの、潔白を証明するために行動しているはずが、例によって身内の起こした騒動の後始末に奔走していて。

貧乏くじにもほどがあるというかなんというか。
カズマ自信が色々とダメというかクズな部分あるから、自業自得な部分もあると思いますが。
……アクアの駄女神っぷりに磨きかかっていて、本当にどうしようもないからなぁ。この駄女神、クーリングオフとかできないんだろうか。

見通す悪魔、バニルが登場。
相変わらずのウザったさ。
何でも見通して的確に嫌がらせをして、その悪感情を食べるという、悪魔らしい嫌味な性格をしてます。
幸いそのバニルを撃退したことで、カズマの嫌疑は晴れるんですが……
復活したバニルが街の中で活動していて、コレ見つかるとまた厄介なことになるんじゃないのかなぁ。


問題児たちが異世界から来るそうですよ? 撃て、星の光より速く!

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『……短くも、鮮烈な戦いだった。箱庭の命運を決めるにはこれ以上ない戦いだった』
この魔王の心臓に彼らの牙は届くのか。
〝絶対悪”を掲げて戦い続けた永劫の時は、意味ある物だったのか。
今、その答えが出る。
『来るがいい、英傑たち。そして踏み越えよ――我が屍の上こそ正義であるッ!!!』

第一部、クライマックス。
人類最終試験の一つ、絶対悪の御旗を掲げたアジ=ダカーハとの最後の決戦について、描かれています。
作中で最後の方に触れられていましたが、一日足らずの出来事なんですよね、ここ数巻の出来事。
殿下たちが襲撃を仕掛けてきて、絶対悪の封印が解けて、潰走してそこから始まった反撃のギフトゲームに決着がつくまで。

しかし、本当に、人類最終試験というのは恐ろしいまでの強さで、これ以上ないほどラスボスな感じでしたが。
絶対悪の魔王様は、強烈で、かなりの犠牲者が生じている戦いを引き起こした魔王なんですが・・・
悪役として純粋なんですよね。「我が屍の上こそ正義である」。
これほどまで苛烈な生き方をするような敵がどれほどいるか。

戦闘を再開するまでに、あちこちで会話が行われていましたが・・・
これ結構重要な情報が出てきてるんじゃないですかね。
アルマテイアと黒ウサギが交わした「久遠飛鳥の経歴に関する推測」。
クロアや蛟劉たち主力が行っていた会議、人類最終試験とは何か。
十六夜が死神に対して放った『原典候補者』についての推測と十六夜の過去。
問題児たちの能力については大分情報が出てきた感じですかね。

一方で、かつて存在していたグリムグリモワールの関係者。ペストを招いたあの男も登場。
リンの師匠として現れた彼は、曰く『霊格を失った』存在で、『ノーフォーマ―』でもあるという。彼の存在が、耀に関わってくるのかもしれないなぁ、とか思ったり。

あと、リンの名前が出てましたね。彩里鈴。・・・十六夜の世界にいた妹分が似たような名前してましたよね。鈴香でしたっけ。確実になんか関係あるよなぁ・・・
焔の方だって、猫耳ヘッドフォンでクロア帰還したわけですし。
金糸雀の家族は、かなり重要なファクターが集まってるんじゃないだろうか。

そして今回の目玉というか、一・二を争うほど衝撃を受けたのは・・・
ジャックのシーンですよね、やっぱり。
全てを擲ってでも、罰を受ける道へとつながっていようとも、力を振り絞ったその姿は、文句抜きに格好良かった。
けれど、同時にとても悲しい覚悟を決めてしまったことが。
もうあの愉快な笑い声が響くことが無いのかと思うと、悲しくて仕方がない。

あとは、サラ。
主催者としてゲームを行い、三頭龍を縛っていた彼女ですが・・・
三頭龍の方が上手でゲームを破られてしまい、霊格を奪われてました・・・ってまた力を失う流れか。
サラ、救援に駆けつけてくれたり、いいキャラなのに、報われないよなぁ。
ゲームの報酬として奪われた恩恵って、敵打倒しましたけど戻ってくるのかなぁ。これで戻ってこないってなったらまた南側もめるんじゃないのか。

飛鳥が犠牲を強いられるチームに組み込まれていたのは、なぜなのかと思っていましたが。
決死隊の力の底上げをするために威光のギフトを発揮してもらうためだったようで。
優しく、まだ未熟だった飛鳥はかなり辛い思いをしながら指揮を執っていたと思います。
耀はクロアと父親の手によって恩恵を取り戻し戦場に。
ヒットアンドアウェイ戦法をとることによって、三頭龍を疲弊させるチーム。後半また最強種発動させてましたけど、これどうなんだろう。また動けなくなるんだろうか。

十六夜。
今回の見せ場は謎の考察と、最後の一撃を見舞うために、基本的に空中要塞で待機。
途中なんか猫耳ヘッドフォンとか見えた気がするけど。
ついでにマクスウェルが突っ込んできていた気もしますけど。
基本敵にはとどめを刺すための要因として見守っていて、実際最後の一撃を見舞いしたと思うんですが・・・なぜ、彼は最後に泣いたのか。蛟劉が見たという完全敗北とはなんだったのか。
誰かの介入によって自分でとどめを刺し損ねた・・・とかは三頭龍が見落とすはずもないですし。
速く続きでないだろうか。冬は遠いな・・・

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