気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

MF文庫J

異世界、襲来 01 プロジェクト・リバース

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『なんとかする。大丈夫、こういうの慣れてるから』

 

丈月城先生としらび先生のタッグ! どちらも好きなので買わない筈がない。

現代社会に、異世界に繋がるポータルが開き、異世界文明の侵略を受けている世界が舞台。

魔法を扱う相手に近代兵器は効果が薄く、苦戦を強いられているようです。

ただ、以前こちら側に向こう側の住人である、エルフの賢人達が移住してきたことがあったそうで。

 

彼らの持ち込んだ知識等を活用し、新しい技術が生まれ活用されてもいるようです。

その集大成が、国防の要である人型戦闘機械『アスラフレーム三号』。とは言え、それも人類が扱い切れているとは言えず、劣勢にも程がある状況ですけどね……

 

主人公の一之瀬ユウは、中学生だったがある適性の高さから軍所轄の研究所に徴用されます。

プロローグから怒涛なんですよね。研究の為に転校まですることになって、新しい出会いがあって。

そんな最中に、敵の大規模呪詛によって東京が壊滅。さらに各地でも同じな事態が続いて……

 

人々の心は、どんどんと荒んでいった。生き延びた軍人からの、弱い者への嫌がらせが目立つようになったし、ユウ達が標的になる事も多かった。

この世界には、希望がない。

敵の干渉によって通信も叶わない状況で、じりじりと沈んでいってる感じ。

 

絶望的にすぎる現状を伝えるのが1巻の中心だったので、ちょっともどかしい部分もないではないですが。

そんな世界だからこそ、アスラフレームの活躍が光るんだろうなぁ。本来ならまだ中学生という事もあって、拙いところもままありますが。今後の成長に期待したい。

状況説明に文面割いたのもあって、続きが気になる終わり方してますねー。2巻は連続刊行で来月発売予定とのこと。楽しみです。


今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。2 先輩、ふたりで楽しい思い出つくりましょう!

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「……みたいだな。そうなんだよ、こころ。僕は忘れ物をしてるんだ」

(略)

「忘れものなら、取りにいかなくてはいけませんね」

 

1巻読了後に、2巻プロローグを読んだっきりでした。

いや、発売前の宣伝で試し読み企画をやってたのは知ってたんですけど、読もう読もうと思ってるうちに発売日になってしまったんですよね。

読み始めて速攻で読了。涼暮先生の文章好きだなぁ。

ちなみに、日付変わってすぐ読む用にBOOKWALKERで購入して、特典目当てでアニメイトにも行きました。紙と電子で2冊買いだ……

 

灯火が星の涙に願った出来事が無事に解決し、戻って来た日常を謳歌できるかと思いきや。

翌朝からもう次の星の涙に遭遇するんだから、伊織もツキが凄いというかなんというか。

読み進めて行くにつれ、今回の遭遇もまた必然だったと分かるんですけどね……

 

表紙も飾った今回のヒロイン、天ヶ瀬まなつ。

1巻で灯火を探しに行った時に遭遇した、彼女の友人らしき子。

朝出くわすなり伊織は洗脳されて……「まなつは恋人だ」と思い込んでしまう。

衝撃を受けて獣性言語を喋る灯火ちゃん、ヒロイン力よりマスコット力の方が強いのでは……『自分より強い奴に会いに行く』じゃないんだよなぁ。

 

灯火ちゃんが浮かれて面白枠に寄ってるのを抜きにしても、まなつが普通に強いんですけどね。目力とか、色々と。

しかしまぁ、わざわざ名前を出していた辺り何かあるかとは思っていましたけど、予想以上の爆弾持ってたね、と言いますか。

全部読んでからサブタイトルを見ると破壊力が凄い。担当さんの仕事だそうで、お見事です。

 

新キャラの女子小学生、こころちゃんもいいキャラしてて好き。

人の心がないと言われ続けた結果、2巻で「人の心(物理)」として具現化するとは思いもしなかった。

一風変わった思考回路をしている子ですが、「忘れもの」の下りとかが特に気に入ってます。

 

あとは、1章にて伊織の毎週水曜日ある用事についても描かれましたが。

どれだけ背負ってるんだ、伊織は。あそこまで行くともう呪いの類に思えてきます。

いやまぁ、星の涙なんて存在自体、解明できないオカルトですけどね……。

謎と言えば、ナナさん一体何者なんでしょうね本当。登場してないのに存在感はバリバリにあるし、なんなら嫌いじゃないですけど、不気味ではある。

というか、まなつが星の涙を拾いに行ったことを知っている人物に心当たりしかないんですが。おいおいあのキャラも星の涙持ってるんかい。一度疑い始めると、全てが伏線に見えて来て怖い。

 

まなつが何を想って星の涙を使い、伊織に影響を及ぼしているのか。

彼が気付けていなかったこととはなにか。考えて考えて、最終的に答えに辿り着いている辺りは素晴らしい。ちょっと遠回りもしてましたけど、人間味あって良いです。

 

描写されてなかった過去回想を挟むことで、強度を増してくるのが凄いですね。

実は、かつて2人は出会っていた。

その時はまなつが偽名を使ったりしたこともあって、伊織が連想し辛くなっていたようですけど。あの時伊織に助けられたから。恩人だから。だから……星の涙に願ったのだ。

不器用にも程があるとは思いますし、星の涙なんて怪しいものに手を出したのはいただけませんが。その想いまで間違ってるとは言いたくない。

このまま、まなつちゃんがヒロインでもいいんじゃないですかね(洗脳済)。

 

どのキャラも個性的で好きと言うのが大前提なんですが。

灯火ちゃんよりまなつちゃんの方が好きですねー。BOOKWALKER特典で玲夏が見たようなクレバーな灯火ちゃんとか気に入ってるんですが。

でも、出番少ないですけど、一番好きなのは小織なんですよね。アニメイト特典が小織視点と聞いて、思わず買ってしまった。彼女の内面描写が新鮮で良かったですね。
今回のラスト的に次の巻が楽しみですけど怖くて仕方がない。



探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる

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「解りました。やるだけやらせてもらいます」

雪さんにああ言った以上……信じてみよう。不幸を呼ばない探偵をやれることを。

 

入学早々失敗をしてしまった、男子高校生戸村和。

自己紹介の時にうっかり、実家は探偵業をやっていると口走ってしまったのだ。

探偵をやっているのはあくまで父なのに、クラスメイトから浮気調査の依頼をされてしまって。

 

性格もあって、そこで断り切れずに調べる事になったのですが。クラスで両隣の席に座っている双子、活発な姉と冷静な妹に、なぜか事情を説明する事になって。

戸村君はかなり振り回されていますが、三人であーでもないこーでもないと、情報を整理していく中で、真相に迫ることが出来て……

 

それが評判になってしまい、事件が事件を呼ぶような状態に。

どこかで連鎖を着れれば良かったんですが、戸村君かなりの巻き込まれ体質で、断れないくせに引き受けたからには出来る事を尽くそうとするからなぁ。

雨恵からは、「損しかないような性格」と評されてましたが、それが全く間違ってないからなぁ。

 

素人の推理だから、報酬を受け取らないのも正しいけど、無償でやってるから人が寄ってきてる面もあるんだよなぁ。難しい。

家庭の事情もあって、戸村君自身は「探偵」に関して色々と思う所があったようですが……ネガティブ寄りだったそれに、少しでもポジティブに向き合えるようになったので、彼自身の為にもなっているのは、一つの救いでしょうか。

BOOK☆WALKER電子版には、巻末に書き下ろし短編『訊かないでほしいことほど訊かれる気がするのはたぶん、訊かないでほしいことを訊かれた時だけ記憶に残るから』。
本編終了後の一幕。双子とは別行動してる戸村君が、浮気調査を依頼してきたギャルに囲まれる話。
話題は「いったいどっちと付き合ってるの?」。
それに対する戸村君の回答よ……彼女たちが穏やかな顔になるのも分かる。
「友達の幸せ呪うようになったら本格的に負け組っぽいしさ」と言って、応援してくれるのは偉い。
まぁ、下手につつくより見守る方が楽しい三人ですよねアレ。

14歳とイラストレーター8

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「成長していると思えないのなら、それも含めて成長よ」

「……そう……でしょうか?」

「何度も言っているように、楽しみなさい。描くことを楽しみなさい。見る事を楽しみなさい。試すことを楽しみなさい。見せる事を楽しみなさい」

 

水織に告白されたが「好きになってはいないと思う」と、ユウトが断って。

鈍感な部分はあれど優良物件だとは思いますが、競争倍率も高いぞーとは言っておこうかなぁ。

仕事に熱を上げ過ぎて倒れた時なんかも、真っ先に駆け付けたの女性ばかりでしたし。人気者は辛いね(棒)。

 

ちゃんと錦も様子を見に来てくれましたけど、距離の問題ばかりはいかんともしがたい。

……いやまぁ途中で怪獣大決戦が勃発してると聞いて、「電車が混んでるからちょっと遅れるかなー」とか言ってる辺り、意図的な部分もありますが。

車じゃないんだから混んでようが、そこまで遅れないでしょ……乗車密度によっては何本か見送る羽目になるかもしれませんが。

 

さて、今回の主題はイラストを描きはじめた乃ノ香の悩み。

自分の成長を実感できずに焦り、ユウトともすれ違い、他の人との交流も最低限になってしまった。

それでも絵を描いていたあたり、向いてはいると思いますけど。ただ、楽しむことは出来ていなかった。

 

スランプはこれまでもありましたけど、プロのイラストレーターとして各々が超えて来てましたからね。初心者の迷いと言う意味では新鮮でした。しっかりそれを乗り越えましたし、一安心。

距離が縮まったように見えて、ナス先生はちょっと衝撃を受けてましたが。さて、どうなるやら。ナス先生応援したいんだけどなー。

14歳とイラストレーター8 (MF文庫J)
むらさき ゆきや
KADOKAWA
2020-03-25

わたしの知らない、先輩の100コのこと2

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「……最高でした。ありがとうございます」

「そりゃあ、よかった。こちらこそ、ありがとう」

 

いやー相変わらず後輩ちゃんが強い。

先輩の母親とLINE交換して、来訪の許可を取り付けて先輩を驚かせるとか、順調に外堀を埋めている感じ。

なんでここまで後輩ちゃんが攻めておいて、先輩の方もそれを受け入れておいて付き合ってないんでしょうね……

 

面白いくらい後輩ちゃんがグイグイ来るので、こうTwitterとかで「グイグイ来る後輩はホラー」とか言う意見が出てくるのも頷けてしまう。

でも、質問スタートしてから日記をつけてしっかり回数カウントしてたり、日記付けてるシャーペンをハートのシールでデコってたり、好きだからアクセル全開なんだなぁ、と言うのが伝わってきていいですね。

 

自転車に乗る練習をしたり、休日も頻繁に出かけている二人。

本当、早く付き合ってしまえばいいのに。

「一日一問正直に答える」以外に、お願いを聞いてもらえる権利なんかをかけたカラオケ勝負なんかもしたりしてましたしね。それで願う事が、誕生日を祝ってほしいとかなんだからもう……

ただ、校則を変えて欲しいという願いが出たり、後輩ちゃんがラブレターをもらったりと、じりじりと変わっては居るんですよね。

正直もう答えは出ているようなものだと思いますけど、このもどかしさが癖になる感じ。

男が告白するべきって風潮嫌いだ、とは言っていましたが。わざわざ猶予をもらってるんだから、こういうべきですかね。頑張れ男の子。


なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?8 久遠の魂

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「俺はリンネを信じるさ。その為にも、ここに囚われてる種族を片っ端から解放する!」

 

封印された、全ての種族を解放するべく準備を進めるカイ達。

アスラソラカの離反、イフとミスカルシェロが見いだした2人のシドの敗北があり、多少動きが鈍ったようにも思えますが。

大始祖側が打つ一手一手が容赦無くて、ハラハラするんですよねぇ。

浮いた勢力に軽度の洗脳を施して争いの種まくし。それを乗り越えて踏み込んだら、当然ですが眷属を筆頭に襲撃してきますし。

 

洗脳抜きにしても人間側からも、本当に全ての種族を解放するのか、という意見だって出てきますしね。

それでも、大戦の最中カイ達が育んできた絆は間違いではなく、この状況で希望となってくれて。心配の種は尽きませんが、覚悟を決めて、取り返すべく戦うカイの姿は格好良かったです。

 

墓所に踏み込んだ後、分断されて。カイとアルフレイヤが同じエリアに居るのは幸い、なのかなぁ。

危険視されて立て続けに襲撃されてますしね……二人だったから撃退出来たのは確かにそうです。しっかり戦果を挙げているし、目的も一部達成しているし、目下トップクラスに活躍してますが。170Pで解放されたキャラの反応が可愛らしくてとても良い。

ただ、他の場所の戦力バランスが気になるところ。容易く折れる人々でもないですけどね。

 

ラスタライザの正体とか、アスラソラカの事情とか少しずつ描写されてましたが。

望みがないのに、あんなことを仕出かしたことの方が怖くて仕方がない。何か不吉なものを招いたようですしね……

どうか勝ち抜いて、よりよい未来に辿り着いてほしいものですが。


探偵はもう、死んでいる。2

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『大丈夫。一応策は施してあるから、万に一つ助かるよ』

「万に一つしか助からないのか、俺は」

『ジョークだってば』

 

全てを見通す探偵が残した、過去からのメッセージ。

1巻ではカットされた三年間の一部。探偵と助手が一緒に行動していた時の思い出。

シェスタ、ヒロイン力高いですね……これは強い。まぁ、それ以上に主人公力の方が強くて、だからこそ誰よりも早く駆け抜けて去っていってしまったんでしょうけど。

 

助手だった君彦が忘れてしまっていた事。

かつての事件で紡がれた、未来の話。SPESは本当に手を変え品を変え事件を起こしていたんだな、と言いますか。

思った以上に厄ネタの宝庫だった感じが凄い。よくもまぁ、これと頻繁に遭遇して生き延びてたな。シェスタに振り回されながらも、彼自身も強かに育って、いいコンビだったんだなと言うのが伝わってくる過去編でありました。

このメッセージを受けて4人がこの後どう動くのか。3巻で描かれるだろう決断が、少し楽しみ。


失格世界の没落英雄

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「許さない。俺はお前達を絶対に許さない」

 

『精霊幻想記』の作者さんの新作。

MF文庫Jの系譜でいうなら、『魅了スキルでいきなり世界最強』の方をあげるべきですかね。ただ、テイストで言うなら『精霊幻想記』の方が近いですね。

大国の王子様が、拉致されて身分を無くして冒険者になろうって言うスタートですし。剣を学ぶ魔法使いと言う意味でも、ちょっと連想はしてしまう。

 

婚約者が居て、彼女の隣に相応しくあろうとした。政略結婚ではあったものの、しっかりと恋人になろうと思っていた。

けれど、彼女は失踪した。どうにか探しに行きたいが、王子という身分から叶わず。

元婚約者の妹と、新たな婚約を結ぶことになって……

だから、王城にあって、閉じ込められていた少年が、自由の空に羽ばたく話とも言えるのか。

 

シオンはモニカにであって世界が広がったように感じていて、だからでしょうけど、モニカに依存しすぎている感じがありますね…それが弱点にならないといいんですが。

拉致された先で、婚約者とよく似た容姿の少女を保護して、彼女と旅に出る展開になりそうですが……

王城から王子を騒動も起こさず連れ去って、代わりの存在を宛がっている辺り、敵組織の強大さが伺えますが……全てはこれから、って感じですかね。



今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。 せんぱい、ひとつお願いがあります

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「……せんぱい。笑えません」

 

安心安定の、涼暮皐先生のラブコメ。

つまり、心が痛いってわけですよ!! どうしてこういうことするの……

しっかり面白かったですけど、所々に人の心があるようなないような……揺さぶられる感じ。すくなくとも容赦はない。

 

舞台となる街には『星の涙』という都市伝説が存在した。

七年前に降り注いだ、七つの流れ星。

不思議な力を有したその石を使えば、無くしてしまった一番大事なものを取り戻せる。

ただし――2番目に大事なものと引き換えに。

それにあやかったアクセサリー作って売っているところもあって、結構広まっている話みたいですねー。

 

『氷点下男』の異名を持ち、学内で浮いている2年生の冬月伊織。

彼は不定期に、郊外にある公園に足を運んでいた。そこは一番星が綺麗に見える場所。

最も伊織は星を見に行っているわけでもなく……ある夜に、幼馴染の妹と再会した。

彼女の姉とは友人だったが、妹はそうでもなく。年を重ねて疎遠になっていて、同じ高校に進学していたことすら知らなかった。

 

不意の再会の翌日から、幼馴染の妹――双原灯火は、伊織に付きまとい始めた。

昼食を一緒に取ろうとしたり、デートに誘って来たり。彼女が別に自分を好きでもなく、思惑があることを承知の上で、伊織は交流を続けていますが。

致命的なまでに不器用なだけで、割と付き合いいいですよね伊織。でも、自分の過ちを知っているのもあって、ある一線からは譲らない頑固さも見えて、正道の主人公ではないけど、割と好き。

 

序盤はまだラブコメの皮をかぶっていましたけど、途中から隠す気もなくなった感。

余談ですが、今作を試し読みで2章まで読んだ時の感想は「絶対に地獄に引きずりこんでやるという気概を感じる」でした。

文章の合間から「不穏」が漂っているんですよね……三章なんかは、章のタイトルからしてアレでしたし。

 

伊織が過去にしでかしたこと。灯火が願おうとしていたこと。

さらには、Twitterでのキャラ紹介でノーコメントを通されていた伊織の友人であった「陽星」のこと。

手を変え品を変え、よくもまぁここまで厄をお出しできるなと正直震えましたよ私は。

今回起きた異変はなんとか無事に収まってましたが……陽星の問題とか、大きな爆弾にしか思えず今から先が怖い。

 

読了後にタイトルと帯文を見るに、人の心はないのでは……疑惑が募りますが。

作品としては、冒頭でも述べたようにしっかり面白かったです。

カクヨムで2巻プロローグを公開するという、面白い試みもやっていて、とりあえず続きが出る雰囲気なので楽しみではあります。

プロローグも読んだうえでの一言で、今回の感想記事を締めたいと思います。

 

「どうしてこういうことするの?」


学戦都市アスタリスク15 剣雲炎華

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「誰もあの人にはなれない。俺も、キミも」

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「同じように、アーネストさんもキミにはなれない」

 

いやぁ、凄い久しぶり。

14巻が184月刊行なので、一年半以上新刊出てなかったんですね……

トーナメントの途中で長期間空くのは正直ちょっと勘弁してほしいところです。今回、準決勝第一試合まで終わってますし、金枝篇同盟の方でも動きが加速しているようですから、続きはもうちょっと早く出てくれると……嬉しいなぁ。

まぁ、外伝のクインヴェールの翼は刊行されてましたけど。

 

閑話休題。

持ち回りで綺凛が表紙なものの、今回はトーナメントの進行がメインで出番なし。

次の巻では活躍有るそうなので期待して待ちたいところです。

そして綾斗は、武器を使いこなせるようになって、大分安定した感じがありますね。翻弄される場面もあれど、順当に勝った感じ。

一方の紗夜の戦いは、正直笑いました。あの秘密兵器はアリなのかよ……彼女らしい戦い方でした。お見事。

 

彩斗の姉に課された『枷』。それ用の対策を、遥もちょっと考えてはいたようですけど。

思わぬところから救いの手がやって来たと言いますか。ディルクや金枝篇同盟みたいな闇の側面が強く印象に残ってますけど、エリオット達みたいに救いになる出会いもあるんですよね。

……金枝篇同盟のマディアス・メサにも、朱莉という光との出会いがあって、その関係が喪われた後にヴァルダ達と遭遇したのか……この手の話、枚挙にいとまがないんだろうなぁ。闇。パーシヴァルの過去の描写も挟まってましたし、終幕が近い雰囲気がする。


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ちゃか

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