気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

その他

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部 神殿の巫女見習いⅣ

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「なるほど。これは強力なお守りになるな」

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「だが、強力なお守りになるのは君達が覚悟を決めればの話だ」

 

第二部、神殿の巫女見習い編完結巻。

兵士の娘から巫女見習いになったように、色々と状況が変わる事になります。

そのため、今回はエピローグ後の別視点が多めな印象。

 

マイン視点だと影が薄かった神殿長、しっかりと裏側で色々と動いていたようで。

プロローグから貴族たちと会合を開いて、不穏な会話をしていました。

マインがカミルを可愛がって、下町で家族と一緒に過ごしている心温まる場面が、このプロローグの影響もあって、少しハラハラしましたね……

 

貴族が既得権益になる、文字が多い本は造れないから、絵本に走ろうとベンノと交渉してまた新しい職人と知り合ったり。

一緒に準備をしたりと、マインとルッツが並んで商人やっている場面はやっぱり和みますねぇ。

けれど、そんな平穏な時間は長く続かず、マインが襲撃を受けることに。

ジルヴェスターがマインに渡していたお守りもあり、一先ず命の危機は脱したものの……その代償として、マインは予定よりも早く貴族に取り込まれることに。

 

マインは死に、ローゼマインという名の貴族になる。それによって事情を知っている面々もまた対応を迫られるわけですが。

ベンノの胃が心配になりますねぇ……

 

挿絵が今回も良かったです。神官長がビンデバルト伯爵にタクトを突きつけてる場面とか、ジルヴェスターが神殿長と向き合うシーンとか。

決別での家族の絵とか、今回は状況的にもシリアスな場面が多かったですが、絵が上手くかみ合っていました。



本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部 神殿の巫女見習いⅢ

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「玩具の方が面白くて売れそうなのに、何故、紙と絵本が最優先なのだ?」

「わたくしが欲しいからです」

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「……何というか、やりたい放題しているな、お前」

 

プロローグは、カルステッドとフェルディナンドの会話。

マインの記憶を読み、その価値を認めた事で、マインをカルステッドの養女にしないかと相談を持ち掛けたりしています。

魔力量を見せつけた事で、否応なく状況が変わって行きそうな始まりですが……

 

マインはルッツやベンノと本の販路についての話をしたり、いつも通りの日々を過ごしていましたが。

鍛冶見習いのヨハンに金属活字の依頼を出したりと、本に関する事には情熱を燃やすなぁ。

まぁ、色々と状況が上手く作用したという感じですけど。

 

細かい仕事が得意で、マインの依頼についてこられるヨハンが居なかったら、マインの暴走も多少はマシだったのだろうか。

……進む速度が遅くなるだけで、最終的にはどうにかしただろうな、と思ってしまったからダメだな。

ヨハンのパトロンになった時のマインは本当にいい笑顔してたからな……

 

絵本作りの時にインクの情報がインク協会に漏れて。

そこから厄介事がズルズルとやって来たりしてましたが。ベンノが色々気を回してくれたおかげで、マインは守られてました。

けれど、危険が完全に去ったわけではない、という事で。

トロンべ退治の時、マインの護衛についていたダームエルが、神殿においてもマインの護衛をすることに。

あの時の失態で見習いに降格になったことや、マインの身柄の事とか加味した上でのことですが。平民の護衛に貴族がつくという、この世界では中々歪な状況で、傍から見るとちょっと笑える。

 

神殿の儀式の関係で領地を巡る事に。青色神官のジルヴェスターに振り回されたり、途中で襲撃を受けたりと散々な状況でしたが。

そこでマインのしてきたことに興味を持たれて。神官長も一緒に、様変わりした孤児院の見学にも来てました。

状況がどんどんと進んでいってますが……エピローグが不穏なんだよなぁ。




オーバーロード13 聖王国の聖騎士・下

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「本当に滑稽なことを書いて来るものだ。お前は魔導王陛下が亡くなられたということをどう思う?」

「まず間違いなく、絶対に、それ以外ないというぐらいの確率で超大嘘ですな」

 

かなり厚くなった大作ですねぇ。楽しく読みました。

帯の「遂に、アインズ死す」って文句を見た時は「うっそだー」と笑いましたが。

ジルクニフやリユロと言った、アインズを良く知る被害者達にも全く信じられてないことにさらに笑った。

八本指の面々が、バカに振り回されて苦悩し、連帯責任を恐れるがゆえに、仕事が滞っていればフォローし、体調を、精神状態を気遣うようになっている辺りも、必死さがうかがえますな……

 

とまぁ、アインズを知る面々は死ぬなどありえない、と思っても。

聖王国の人々からすればそれは分かりえない状況なわけで。

大群に包囲された状況下、アインズはヤルダバオトに備えるという名目で様子を見ていたが、途中から参戦し、亜人を蹴散らして評判を上げてましたが。

その後現れたヤルダバオトとメイド悪魔のチームとの激戦の果てに消息不明に。

 

……裏側知ってると茶番にもほどがありますが。

他国の王を招き、共倒れを狙ったとはいえ、ヤルダバオトが生きてる状況で、アインズに脱落されて、悩みが尽きない状況。

アインズとの戦いでヤルダバオトが負傷したタイミングで、北部の都市を奪還したい、という流れになり、アインズから弓を託されていたネイアがシズと潜入作戦をしたりしてましたが。

このネイア……防衛戦の中で、アインズこそが正義だという芯を自らの中に確率してしまって。

潜入作戦によってネイア自身も英雄の如く名を上げて。

 

……感銘を受けたアインズの生き様を語り、同志を増やし、シズが非公認ファンクラブとか零してましたが、そんな感じの団体を設立してるのには、感嘆の溜息しか出ないと言いますか。

……このエピソードの間で、ここまで変わろうとは予想できなかったな……あまりにキャラが変わりすぎたからって、巻末に二回目の紹介乗ってましたからね。

聖王国はかなりヤルダバオトに蹂躙されましたが、最後はアインズによって『魔皇ヤルダバオト』役の悪魔を撃破。

聖王国はひとまず目の前の危機からは脱したものの……中枢に毒が残ってるからなぁ。この後が、また大変なことになりそうな予感しかしませんが、どうなるやら。

 



オーバーロード12 聖王国の聖騎士・上

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「私だって弱ければ奪われる立場となる。だからこそ強さを求めるという事を忘れてはいけないのだ。自分と同程度の力を持つ存在はいるに違いない、と心に留めておかなくてはな」

 

聖王国というこれまでナザリックが手を出してこなかった国家が描かれていましたが。

それがノリノリのデミウルゴス……否、魔皇ヤルダバオトによる蹂躙になろうとは……これは、なんというか、もう本当にご愁傷様というか。

蹂躙される側の日常をしっかり描いて、持ち上げてから、叩き落すんだからもうただ蹴散らすよりも凄い迫力があるというか……

 

ジェットコースター的みたいな感じで、決して聖王国の人々は無能なわけではなく、しっかり自分達にできるだけの対策を練っていた。

けれど、ナザリックの戦力を相手取るには、全く足りないもので。

まぁ、初期からナザリックが過剰戦力なのは分かっていたことですが、それにしたって。

いい武器がある、とまさかあんな攻撃をしてくるとは予想していなかった、と言いますか。

 

これで心折れずに、他国に応援を求めに行ける強さはあるんですよね。

守るべきものを守れなかった聖騎士長ははかなり心が荒んで、危うい雰囲気になっていましたけど。

個人的に今回一番面白かったのは、アンデッドを忌み嫌う聖騎士たちが、アインズの支配下にあるエ=ランテルを訪れた辺りですかね。

 

「一日この都市で生活すれば危機感も麻痺して気にならなくなるとは思うが、まぁ、最初の一日が問題じゃな」とか入国管理官に言わしめる辺りは吹いた。

というか大森林のナーガだろ、アレ。予想外のところで再登場しててました。

アインズの恐怖を知っている、茶飲み友達の未亡人殿って、この間ドワーフのところで拾ってきたドラゴンなのでは……? とか思いましたが、どーなんだろう。

ドラゴンとナーガが茶飲み友達だったら笑えるというか、魔導国カオスすぎるな……

 

ヤルダバオトを退けたモモンの力を借りたい、と彼らはアインズの元にやって来たわけですが。

治安維持に尽力しているモモンは貸せない……だから私が行こう、とアインズが、単身乗り込むことに。アルベド達の脚本のようですが、単身他国に乗り込む王とは……

上下巻という事もあって、今回はアインズ無双は抑えめで、聖王国の描写が多めでしたね。

アインズの従者としてつけられた、ネイアが勘違いでどんどんアインズの評価を上げていく様子には笑えましたが……どこまで行くのかなぁ、彼女。



本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部 神殿の巫女見習いⅡ

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「マイン、話せ。全てを正確に、嘘偽りなく、神に誓って述べろ」

「かしこまりました。カルステッド様。神に誓って嘘は申しません」

 

神殿に入ったことで、貴族からは逃れられなくなった。

その時に教養を身に着けているのといないのとでは大きな違いが出る、という事で。

側仕えを増員して、神官長から色々と教わったりしています。

ロジーナが久しぶりの楽器に感動して演奏し続け、周囲から不満が出たり、側仕えの仕事が出来ていないと齟齬があったりしましたが。

しっかりと言葉を交わし、ロジーナが意識を切り替えてくれて良かった。

 

少しはマインも成長しているのかなぁ、と思いきや。絵本を作ろうと、色々と動き始めて。

本に関わると暴走するのは、マインだからもうしょうがないんだろうなぁ。

まぁ、暴走するばっかりじゃなくて、ちゃんと周囲に利益も提供できているから、ついてきてくれる子も多いですけど。

孤児院の子供たちも、マインが料理の知識を提供したことで、彼女に対して好印象を持っているようですしねぇ。

 

神の恵みという神殿の習慣があるとはいえ、利益を出して、孤児院を救済したのは確かですし。……マイン自身は、「実のところマイン工房はかなり低賃金で子供まで労働をさせているブラック工房なのである」とか考えてましたが。

理不尽に虐げられていた彼らに救いの手を差し伸べたのはマインだけなんだから、そこはもうちょっと誇っても良いような……たとえ罪悪感にかられたくない、という始まりだとしても。

 

順調に進んでいるかと思いきや、神殿長はマインを敵視したままだし……

神殿に来た、騎士団からの協力依頼にマインが神官長と赴けば、平民の青色巫女見習いが気に食わない騎士から嫌がらせを受けてましたし。

貴族社会怖いな……青色としての扱いで、本当に良かった。ベンノに足向けて寝れないのでは。……今さらか。

 

エピローグでは、マインの魔力量に驚愕した神官長が、本来犯罪者に用いる記憶を覗く魔術具を使う場面が描かれていましたが。

現時点で、領主を上回る量の魔力とか。身食いとしてはありえない量とはこれまでも描かれてましたが、具体的に比較対象が出てきて。これは確かに貴族からは逃げられないだろうなぁ、という感じ。

 

マインの記憶に振り回された神官長が、頭痛の種を増やしながらもマインの価値を認めてくれて色々考え出したのでほっとしました。

少なくとも切り捨てられないだろうと、ここで描かれたのは大きい。貴族の横暴で振り回された後ですからね……

同調後のイラストで、神官長が固まっている感じがまたいい味出してました。



本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部 神殿の巫女見習いⅠ

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「君は……予想以上の馬鹿者だ」

「よく言われます」

 

青色巫女見習いとして神殿に入ることになったマイン。

元々この世界の常識に疎い所があったのに、下町とはまた違う、貴族の常識が混じった神殿の世界で過ごすことになって、穏やかに済むはずもなく。

いやまぁ、そもそも神殿長がアレの時点でなぁ……神官長も煩わしくは思っているようですが、コネとかの問題もあってトップの座に居るとかで。

 

とりあえず、魔力を扱う青色巫女見習いであること、そして神殿の常識に疎い事から、マインに側仕えがつくことに。

神殿長からの監視役、神官長からの補佐役、そして特別扱いではないと示すために問題児を1人ずつつけられて、3人体制。

まぁ、監視役は仕事する気ないし、問題児は文句ばっかり言うしで側仕えらしい所が最初はないですけどねぇ。

 

マインの方が主として相応しい態度を取れていないなかったという問題もありましたけど。

それでも上手く状況を活かしてフランやギルとの距離を縮めていくのは流石というか。

なんだかんだ上手く生き延びているよなぁ、という感じがします。

警戒心皆無なので、周囲の胃痛はマッハですけどね! 神官長は本当にお疲れ様です……隠し部屋で密談している時の頭の痛そうな感じが、うん……

 

職人の子だったルッツが商人見習いになる事には色々と課題が多くて。

親の理解が得られにくい、というのも中々の難題で。こじれかけていた家族間の問題を、マインが横やりを入れて、神官長がとりなしたことで何とか丸く収まってほっとしました。

いや、本当マインは何を言い出すか、やり始めるか予想できん。



本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 兵士の娘Ⅲ

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「マイン、今度は何だ?」

「コリンナさんは髪飾りの権利が欲しいそうです。ベンノさん、いくらで買っていただけます?」

 

髪に艶を出す液――こちらの世界での商品名、リンシャンになってましたが。

それの権利をベンノに売り払った事で、マインはひとまず延命できるだけのお金を手にしていました。

しかしまぁ、ギルド長め。金額を低く伝えておいて、「用意できないならこっちで引き取ろう」と考えていたとか、あくどい。

けど、ルッツとかから切り離したらマイン即座に死にそうですけどねぇ。ギルド長の管理下にあったら多分すぐ死ぬ。

 

とはいえ、身食いについて問題が解決していない以上、貴族に買われる未来を選ばなければ、あと一年くらいしか保たないだろうという予想もあって。

覚悟を決めて、判断を下さなくてはならない、と選択を突きつけられていました。

 

それはそれとして、ギルド長の家で数日療養する事になったマインが、多少マシになったからとギルド長の家で料理人と一緒にお菓子作りしたりしているのには、笑ったというか……

ベンノでなくても頭が痛くなると思いますけどね。緊張感が長続きしないよな、マイン……

 

貴族に飼い殺しにされるか、家族と朽ちるか。

その家族会議の場面は、マイン達の絆が伺えて、涙が浮かびましたね……

マインの体力の問題から、ベンノの店の見習いになるのも難があるのでは、とマインが生活する環境について色々話し合いをしていましたが……

洗礼式で神殿に入ったマインが、本を見つけてしまい、暴走。まさかの、神殿入りコースに。マイン、もうちょっと冷静に動こうぜ……

神殿にかなりの魔力がある身食いとバレて、取り込まれそうになりましたが、ベンノからの助言と……マインの暴走、神官長のフォローなどが噛み合って、交渉が進んだのは、幸いでした。


うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。7

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「あんな輩で本当に良かったのか、プラティナ」

「私は、デイルだから良いんだよ」

 

後日談が文字数膨らみすぎて、7巻で完結の予定が、もう1冊出るようです。

まぁ、平和な彼らの日常を見ると心が和むので、楽しみが長続きして嬉しい限り。

 

無事にクロイツに戻ってきたラティナ。

親バカっぷりを披露しているデイルは、まぁ、相変わらず残念勇者ですが。

どこまでもラティナ好きだなコイツはもう……

 

魔人族が実はメシマズ種族だという事が発覚。

久しぶりのケニスのご飯にラティナが感極まって涙すらしてました。

いや、周辺環境的に厳しい土地柄で、魔人族が少ない栄養でも生きていけるという性質から、食事を美味しくしようという文化が育たなかったようでけど。

幼少期からケニスのご飯で育ったラティナには耐えがたい環境だったようです。美味しいご飯を食べて幸せそうな彼女が本当可愛い。

 

フリソスが王でありながらフットワーク軽いというか。

交流の為の使節団を派遣する事になって、その中に潜り込んでたりして……可愛い妹と会う機会は逃さないな……というか自ら作り出してるよな、この王様。

ラティナと一緒に過ごしている風景が、平和でデイルが世界中駆けまわった甲斐があったなぁ、と。この光景が戻ってきて本当に良かったと思います。

災厄の魔王以外の魔王たちの後釜がどうなるのかとか、ちょっと気になりますけどね……



平兵士は過去を夢見る9

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「……ファレーナ」

「なあに?」

「ありがとう」

 

なんというかかなりダイジェスト版みたいな感じでしたねぇ。

エルフの国を訪れ、過去の記憶で見た英雄の一人、精霊王に助力を請いに来たジョン達。

ジョンはかつて勇者が、精霊王を仲間に入れた時のエピソードを頼りに、彼と交流していましたが……

精霊王はジョンのお願いを最初は断って。

 

しかし、その後エルフの国に魔族の襲撃があり。

戦闘時のジョン達の姿を見た事、ジョンに憑いているファレーナを目撃した事……色々と事情が重なり、協力を約束してくれました。

襲撃時に高位の魔神がいたことから、勇者が魂を得ることにも成功し、聖剣を抜いて。

 

準備は着実に進み、魔族による各国への同時襲撃が発生しても、備えていたジョン達と勇者の活躍により見事撃退。

魔族の拠点へ攻め入り、進軍の邪魔になっている結界を解除しようとしますが……対策軍の中に潜り込んでいたナルが魔王として覚醒して戦闘にもつれ込んで。

まぁ、何とか綺麗に話がまとまっていたような状況ではありましたけど……なんというか、イベント詰め込み過ぎて一個一個が薄味な感じがして、これで最終章なのかと思うと、ちょっと物足りなさがあって残念。

平兵士は過去を夢見る〈9〉
丘野 優
アルファポリス
2018-01-01


本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 兵士の娘Ⅱ

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「……だから、オレのマインはお前でいいよ」

 

マインの母と姉は、ルッツを連れて行った面接に落ちてくると思ったようですが。

見事条件付き採用を勝ち取ってきて驚かされることに。

そしてマインは意気揚々と植物紙づくりを始めるわけですが。

 

まぁ、一緒に作業をしている中で「知らない筈の事を知っている」という事を隠し通せるはずもなく。

ただでさえ怪しいのに、「やったことがある」とかマインが口を滑らせまくってるのもなぁ……

植物紙を作り上げた所で、ルッツから「お前は誰だ」と問われることに。ルッツとマインがそれぞれ胸の内をぶつけ合って……ルッツが、変わってしまったマインを、認めてくれたのが、良かったなぁと思います。

ここでルッツという理解者を得られなかったら、マイン死んでたでしょうしね……

 

しっかり紙を作り上げた事で、ベンノに認めてもらえた二人。

紙の完成報告ついでにマインが姉のトゥーリに作った髪飾りをベンノに見せた事で、さらにマインの行動範囲が広がることに。

トゥーリの洗礼式で髪飾りを見た商業ギルド長が、探し求めていたとかで、新しく髪飾りを作る事になったりしてました。

 

ギルド長のところの娘との縁も出来て、そこからマインの病気が身食いであることが確定して。

体内で魔力が増加し、その魔力に食われて死ぬ症状。魔力を扱うための道具があれば、増加した魔力を放出できるが……それ自体が高価なために、魔力を扱えるのはほぼ貴族のみ。

金があれば、延命は出来るが……症状が出るたびに、ポンと出せるような額ではなくて。

最後、マインが身食いの熱の暴走によって倒れていましたが……ベンノの前で、迅速に対応できる状況で、何よりでした。




プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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