気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

HJ文庫

インフィニット・デンドログラム11 栄光の選別者

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「君にとって、彼との約束はあれこれ考えてやめてしまうようなものか!!」

 

アニメ化も決定し、好調の作品。

今回は、かつてアルター王国で起こった災害。

SUBM【三極竜 グローリア】編が描かれました。

WEB版では、過去編やユーゴ編などレイが絡まないエピソードも結構あるんですが、その中でも屈指のお気に入りです。

 

レイ以外のマスターも、それぞれに積み上げて来たものがあるのだ、と。

クラン第2位のバビロニア戦闘団。自分たちがホームにしている街へ災害が迫り、戦い抜いた彼らの姿が、鮮やかでした。

彼らが残した情報が、後の挑戦者たちの勝利につながったというのもにくい演出ですよね。

……そこに至るまでに、数多屍を積み上げて、惨状を生み出している辺り容赦ないですけど。

 

管理AI達の行動を想えば、絶対にこの世界ただのゲームじゃないわけですが。

……ゲームとして考えれば、1度しか登場しないレアエネミー相手にやすやすと共闘出来ないというのも分かるんですよねぇ。

AIにもそれぞれモットーがあって、フィガロをチェシャが焚き付ける場面とか熱くて好きです。

三本の首を持つ強大な竜を相手取って、フィガロが、月夜が、シュウが。それぞれ死力を尽くして戦う展開は必見です。

あの戦いぶり見ると超級凄いというか、大賢者の葛藤も少しは分からなくもないけど……フラグマンはフラグマンで事故案件だからなぁ……


覇逆のドラグーン 落伍竜機士は運命の姫と、暁の極光世界を翔け上がる1

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「是非、私達の姫様――いえ、女王になっていただけないかと」

 

年に二度、極光が空を覆う世界。

それは瑞兆とされており、妊婦たちが極光を浴びることで生まれる子ども達も祝福を得ると考えられていた。

しかし、火山の噴火によって空が灰に覆われ、極光の祝福を浴びられなかった世代が居た。

彼らは「祝福されざる者」として、蔑まれる事が多かった。もちろん、血を分けた子をちゃんと愛してくれる親も居たそうですが……

 

全ては、遠い昔の話。

「祝福されざる者」たちが16歳になった年の極光祭で、世界は変貌した。

大人たちが突然「祝福されざる者」を虐殺し始める、という狂気で覆われてしまったのだ。

軍学校に通っていた主人公クロウ達は、混乱の中で殺されかけていた王国の姫を助け……いったい何が起きたのかを、探り始める。

 

今回は完全に序章って感じですねー。これから面白くなっていく感じ。

クロウ達と同じで、何が起きてるのかがわからないまま状況がどんどん進んでいくので、ちょい困惑した。

学友が亡くなったりしている彼らの方が、衝撃は大きかったでしょうけど。

それでもただ逃げるのではなく、少しでも情報を得る為に行動できる彼らは強い。 


後半、明かされた変人の研究成果は、いろんな意味でおっかなかったですけど。

研究の為に許可を得たとはいえ何やってるんだとか。

その結果明らかになった事実も、規模が大きすぎておっかない。

マウスかなんかと思ってるのかよ……是非彼らには、首謀者をぶん殴って欲しい所です。



魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?9

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「では行くぞ。最期くらい、ちゃんと目を開けておけ」
 

ドラマCD付き特装版の発売が決定したそうで、今から楽しみですねー。

魔王シアカーンによる襲撃があったため、情報を集めるザガン。

オリアスに会いに行ったものの不在で、教会の総本部、聖都へ足を運ぶことに。

あらすじに「衝突を避けるため、二人は新婚夫婦に成りすます」と書いてありますが、いや「成りすます」も何も、そのものでしょう。

既に義理とはいえ娘もいるのに、何を今さら。じれったい二人が可愛くて素敵。

 

クリスマス回を入れたと思ったら、今回タピオカ出て来てて笑った。そしてそれ目当てに交易始めようとしてる所がさらに笑える。お前本当に魔王かよ……

基本的に観光のつもりだから、空気が緩いわぁ。のんびり。

まぁ、きっかけがあれば教会の深部に踏み込んでいく辺りは、流石というか。

 

ラーファエルの聖剣がザガンの手に落ちた、という情報が入り、聖都には十一人の聖騎士長が集結していて。

一年ほど前の騒動で、何人かが入れ替わって、まだまだひよこな聖剣の持ち主もいるようですね。

シャスティルがかつて枢機卿に殺されかけた事もありますし、教会も一枚岩ではないというのが改めて描かれて。大変そうですなぁ。

そんな中現れたザガン。ミヒャエルに話しかけた場面が最高でした。凄い笑えた。

まだ若い聖騎士団長が、実力に差がある中で、ザガンに一つ気づきを与えたというのが面白い。魔王として実力をめきめき伸ばしていった影響で、弱者の視点に気づかなかった。

それを自覚して、技を自発的に使って、また先へ進んだようです。

ついにオリアスとネフィが対面したところで、ザガンの両親についてネフィがどんな人だったのかと考えてましたが。

 

確かに、アルシエラに銀眼の王と呼ばれる彼がなぜ孤児になったのか。そこで出会ったのがマルクとステラって言うのも意味深ではあります。特にマルク。

キャラが増えて来たのもあってページがさらに増してます。これでも色々割愛したらしいんですが。

読者的には好きな作品を大ボリュームで読めるのは嬉しいですねー。フォルの成長や、シャスティルとバルバロスのやり取りとかも良かったですし。次回も楽しみです。



精霊幻想記14 復讐の抒情詩

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「帰ろう」

 

帝国に赴き、ルキウスの情報を得たリオ。

それを頼りにパラディア王国へと単身向かう事に。

一方リオを誘導したレイス達も、あちこちで工作を続けていて。

冒険者をやっていた勇者レンジを釣って、挑発して、配下に引き込んでました。

 

いやまぁ、彼もヒロアキよりの考え浅いタイプで、危うい所が目立ってましたけどね。

聖域とされる森の中の湖に出現して、王侯貴族からの情報共有とかが無い状態で異世界に放り出されたのは同情しますけど。

その後の行動判定で随時ファンブル出してる感じというか。悪い方向に転がって行ってましたねぇ。

レイスに戦力として補足された勇者。今後も道行きが暗そう……

 

今回はレイス達の動き、勇者レンジの行動。

転移させられた姫様二人の描写が中心になっていて、リオの行動は少な目の印象ですね。

とはいえ、その少ない登場シーンで、パラディア王国の王子と接触して、ルシウスとの決闘を制する活躍っぷり。

おまけに精霊術で、サカタの使ったヤマタノオロチ再現したりしてたし、本当出来ない事ないんじゃってくらいスペック高いな……

人質がいた事もあって、途中苦戦もしてましたが、最後は圧倒してましたし。

 

あとは勇者レンジが見た神装の夢「時が来るその日まで生きろ」と言う気になる発言があったり、「死ねない」力とか気になる情報が増えました。

姫様たちに素性がばれた事が、今後にどう影響するやら。姫が所在不明になったことでヒロアキがまた変な動きしそうだし、どーなるかなぁ。

精霊幻想記 14.復讐の叙情詩 (HJ文庫)
北山結莉
ホビージャパン
2019-07-31


インフィニット・デンドログラム10 嵐の後、嵐の前

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「レイ君、そのうち『みたらし罪』で“監獄”行きになるのでは?」

 

カルチェラタンでの騒動を何とか生き延び、しばらく現地でのクエストを受けたりしていたレイ。

アズライトとビースリーの対面というちょっとひやっとする場面があったりもしましたが、概ね彼の周囲は今回平穏ですね。

タイトル通り、嵐の前の静けさともいえますが。

11巻も過去編っぽいから出番は基本無いですしねー。加筆されてたらプロローグなりエピローグなりに出てくるかもですが。

 

レイ視点の日常描写が合間に挟まってはいますが、基本的には他のキャラを主人公とした短編集って感じですねー。

レイの大学でできた友人が受けた天地でのクエスト。もっともエンブリオの特性ゆえに同行しただけで活躍するのは他の超級、準超級とかでしたが。

略奪が横行してる、となるとレイがここ選んでたら大変だったろうなぁ。理不尽の宝庫ですぜ。

 

監獄内でガーベラがパイを焼いてゼクスを驚かせる話と、超級と戦わせられる話も入ってましたね。

ゼクスが的確に育てたというか、心を折った影響で凄い強くなってるんですけど。

認識されない暗殺者とか、いやマジどうやってコレ倒せばいいんだ。

それはそれとしてガーベラのアバターが可愛くてびっくりした。あと盛り方もすごいな……

 

魔将軍が決闘に敗れるエピソードも入ってましたが……全体的に今回のエピソード、クラン〈IF〉の暗躍が凄いな。いつもの事ではありますが。

指名手配された超級で構成されているという驚異のクラン。何か目的があるのは間違いなさそう。いつ明らかになりますかねぇ。

キャラが多くて誰もが魅力的ではあるんですが。その分描きたいエピソードが多すぎてストック溜まり続けている感じがありますからね……

ユーゴがカルディナでフランクリンの友人である超級に振り回されているのにはちょっと笑った。頑張れ……



精霊幻想記13 対の紫水晶

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「大丈夫よ。もう、大丈夫。貴方を一人にはさせないわ」

 

クリスティーナ王女たちの前で王の剣と勇者を相手取って危なげなく勝利。

後半でレイスには覚醒した勇者クラスか、さらに上のランクになるかも、と評価してましたね。

神魔戦争期の英雄達を評価の物差しとして盛ってくるあたり、レイスの存在がさらによくわからなくなってきた、と言いますか。

 

それだけ長く生きてるのか、とか。そんな存在があちこちの国家に干渉して何を企んでいるのやら、とか。

干渉するとデメリットがあるから放置する方向でしたが……放置するデメリットの方が大きそうという事で、対処を決めたとか。面倒臭い事になりそうです。

 

本編の方は、ルイがベルトラム王国に残り軍隊を引き揚げてくれて。

シャルルとアルフレッドは捕虜としてガルアーク王国に入ることに。

国境近くで軍隊が展開していたという事で、近隣の有力者が関所に来ていたのですが……

リーゼロッテはともかく、よくよくどこにでも湧いて来るな勇者サカタトシアキ!

ここまで小物ムーブされると、いっそ清々しい。

 

リオに対抗心を抱き、増長して喧嘩(模擬戦)を吹っ掛けていましたけど、かなり余裕持ってあしらっていましたね。

レイスの発言を信じるなら覚醒すると勇者もこれぐらいは出来るみたいですが……神威の象徴である勇者を相手取って勝利したって、かなり扱いに困る存在になったのでは。

 

レストラシオンにクリスティーナ王女が合流。

フローラ王女に比べると、王族として覚悟が決まっている、と言いますか。

ユグノー公爵からフローラの方が御しやすいとか、神輿に据えやすいとか言われてますからね……

 

勇者との模擬戦を終え、レイスを追うリオと、リオに対応することを決めたレイスとで見事に入れ違った感が。

レイス達の行動であちこちの国家が本当に振り回されていて、アイツらに痛い目見て欲しいものですが、さて。

精霊幻想記 13.対の紫水晶 (HJ文庫)
北山結莉
ホビージャパン
2019-03-29


魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?8

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「獅子の牙は己の力を誇示するためにあるわけではありません」

(略)

「友のため、弱者のため、あるいは己が王と認めた強者のため、獅子はそのために牙を揮うんです」

 

4月刊行だけどクリスマス回だよ! という日常イベント回かと思いきや、それもちゃんとやるけれど、シリアスもしっかり入ってました。

まぁ、ファンタジー世界なので名称は「アーシエル・イルメーラ」となってましたが。

教会由来の、親しい間柄で贈り物をする日。

裏路地の孤児たちすら知っていた催しを知らない安定のザガンの不憫っぷりに涙が出そうになりました。

ちゃんとその後情報を得てプレゼント用意してましたけどね。ネフィをちゃんとデートに誘ったりとか、そういうイベント逃さないよな、ザガン。

 

フォルはザガン配下の魔術師達と、ザガンへのサプライズパーティを準備して。

ネフィやネフテロス、シャスティル達三人娘も贈り物の為にちょっとしたバイトをしてたり。

女性陣は準備に抜かりなく。ゴメリが愛で力が溢れてるとまたテンション上げてましたね。ぶれないな、あのお婆ちゃん。

 

サプライズを成功させるために、ザガンの注意を逸らすべく無茶をしたりもしてて……そこまで愛でる為に力を注げるなら、本物だよ。尊敬しそうになった。

……でも、師匠のオリアスの御仕置から女の子愛でるために逃げてきてるんだよなこの人……

あとさらっとキメリエスとの出会いの片鱗が描かれてましたが、え、昔はキメリエスあんな感じだったの?! 衝撃的だ……

 

そして今回初めて名前が出た、教会に派遣されているザガン配下の魔術師、シャックス。

治癒魔術が得意で……かつては別の魔王の下にいた過去を持っていて。

彼も中々いい性格してましたねー。ザガンから医療魔術の使い手としてネフィやネフテロスを例外とすれば「この世界でも五指に入る」とかなり高評価されてました。

 

表紙にも登場した黒花が、彼と出会い、祝祭の日に起きた騒動を経験し目を治そうと思えたのが何よりです。

ラーファエルが親バカ披露して、それを見たザガンがフォルの時に同じようにならない自信がない的な事を言ってて、聖騎士長や魔王の親バカは冗談にならんぞ……とは思いましたけど。

 

魔王シアカーン。

昔起こした騒動のせいでほぼ再起不能状態のようですが、ザガンの継承の時にはちゃんと来てたんですよね。アンドレアルフスみたいに影武者でもいるんでしょうか。

……あと魔王や魔王候補は名前を72柱の魔神から取ってると思ったのでちょっと意外。ゴメリみたいな例外もいますし、バルバトス、キメリエスみたいに魔神の名ついてても魔王じゃない例もありますが。

その弟子が72柱由来のシャックスって名前なのにはちょっと皮肉を感じると言いますか。

なんか厄介な同盟が結ばれていたので、シアカーン張り倒した後、シャックスが刻印継いだりしたら燃える展開かなーとは思いました。戦闘力ないから無理かなー。

 

シアカーンが何を望んで過去の事件を起こしたのか。望まれぬと分かっている願い、その結果世界が滅ぶかもしれない、という気になる部分が多いので、シアカーン絡みのエピソードはまたいつか掘り下げて欲しいですねー。


インフィニット・デンドログラム9 双姫乱舞

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「――御覚悟はよろしくて?」

 

アニメ化おめでとうございます。割と楽しみ。

……実家の方が地方局移るから録画交渉とかしないとかな……

 

この世界に対するスタンス、それと選択した視界。

まぁ、あとは本人の性格などなどが噛み合った結果、カルチェラタンで暴虐を振るう魔将軍。

スペックとして見れば相手が上であろうとも、一歩も引かずに立ち向かうレイは本当にヒーローですね。

……たとえ防衛する市街戦でガスをまき散らそうと、悪魔にかじりつこうと、聖騎士だもんな……

 

そして、UBMにまつわるアレコレの情報。

逸話級や伝説級についての設定。成長していくものも居るという話。

MVPにアジャストされる性質の話が出てきて。隠されていた第三スキルが披露されることに。

デメリットを抱え込むことで、効果が上がっている部分もありますが……デメリットガチャで燃焼する可能性もあったのに躊躇わない辺り、覚悟の決まり方が怖い。

魔将軍は散々な目にあってましたが、まぁ、うん。やったことは許せないけど、嫌いじゃないよ。強く生きろ。

 

アズライトが倒れているレイに薬を飲ませてるシーンが挿絵になってましたねー。やはり彼女がヒロインなのではって感じですが。

仮面を取り、隠していた能力を発揮。遺跡から現れた連動した兵器を、レイと協力して破壊する展開は熱かった。

管理AIたちの秘密や、フラグマンの謎など世界に対する疑問がどんどん増えていくので、レイでも他のマスターでも良いので、どんどん真実に迫っていってほしいものです。



精霊幻想記12 戦場の交響曲

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「できれば、貴方とは違う形で再会したかった……」

 

クリスティーナ達に同行しているハルト達の前に現れ、「リオ」という彼の名を呼んだレイス。

その後も、追手を手配したり罠に懸けてきたりとかなり鬱陶しいです。

随分と前から仕込みをして、暗躍しているようで。何がしかの計画を進行中というのはうかがえます。

 

ハルトが干渉してなければ、成功していた企みも多いわけで。

今回、レイスに焚き付けられたとはいえ、シャルルがハルトの怒りを買ってましたし、ルシウスとのつながりもある。

……やはりレイスとその一派の行動をどうにか止める、禍根の根を断たないことには西方諸国落ち着かなそうですなー。

 

そして、因縁のあるリオの名を聞いたクリスティーナ。

一体彼女がどう動くのか、と少し心配でしたが。冤罪を着せた過去を自覚しているが故、踏み込まない、という打算を働かせて。

まぁ、忸怩たるものはあるようで迷いも感じられますが。直接本人に尋ねたりしない辺り妹よりは冷静なのかな、と。

 

王国でもトップクラスの実力者アルフレッドと、勇者のコンビと真っ向から戦って危なげなく勝利してしまう辺り、凄まじいの一言。

ハルトが勝てない相手、もうほとんどいないのでは。

 

その力を少数の前ではなく、集団相手に行使してしまった以上、これまで以上に厄介な立出来事に巻き込まれそうな気が。

人の口には戸が立てられない、と言いますし。

こうなるといち早く名誉騎士に就任させたガルアーク王国の国王、札が思った以上に高騰して喜んでいるような。

危険だ、と言ってくる輩も現れて面倒さが増す、という問題もはらんでますが。あの狸なら上手いこと活用しそうだしなぁ……

 

精霊幻想記 12.戦場の交響曲 (HJ文庫)
北山結莉
ホビージャパン
2018-11-30

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?7

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「え、ちょっと待って。それって聖遺物とか聖剣級の道具ってことじゃ……」「竜とエルフと〈魔王〉がなんで釣り竿なんて作るの?」「こんな魔力と技術の無駄遣い初めて見た」

 

刊行は12月だけど、水着回だよ! という割り切り方が頼もしい。

個人的に一番の見どころは魔王一家が魔力と技術を駆使してアホみたいに高性能な釣竿を作っていた部分。何してんの。

 

フォルの療養もかねて、未だ海の都に滞在しているザガン達。

とはいえ、慣れぬ地慣れぬ環境。フォルは療養中でろくに動けなかった事もあり息抜きに出かけることに。

近隣の無人島に行って、水着姿で遊んだり釣りをしたりと満喫しています。

 

好きな子の水着姿にドギマギして挙動不審になってるザガンが微笑ましい。

というか、好きな子を直視できない→映像記録を残しそれで慣れよう→新しい魔術を作ろう(魔術を改良しよう)とか、何してるんだあの魔王と魔王候補ども…

ザガン謹製の釣り竿にツッコミ入ってましたが、あの「封書」の魔術も中々のものでは……

 

アザゼル絡みでかなり気になる情報……というか、それに至るためのヒントが出て来たり。

過去の巻の伏線が回収されたりと中々に読み応えがありました。

けっこう長く続けられそうなので、今後の為の伏線を仕込んだ、と後書きで触れられていましたし。今後がますます楽しみですねぇ。



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