気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

HJ文庫

やりなおし英雄の教育日誌2

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「大丈夫だよ。――大丈夫だ、イフリア」

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「――だって俺は、お前が強いって知ってるから。お前の強さを、俺は知ってる」

 

アキは、かつての仲間の戦いぶりを覚えている。

彼らの辿ったある程度の道筋、到達点を知っている。それを活かして、効率的な指導を続けていたわけですが。

そこに、アキの知らない救世衆としてリューリという少女が登場。

 

彼女はアキの事を知っているそぶりを見せ、アキの知らない武器を持ち、不審な行動をとって。

そしてアキの知っていた最後の救世衆は、立ち位置を変えてこの世界に存在して。

こういったやり直し系の話だと、主人公の行いによってどんどんと齟齬が生じるものですが、アキ自身は思い当たるところもなく結構混乱していた模様。

 

リューリやかつての仲間ロクサディムの事ばかり考えているわけにもいかず。

イフリアが突如昏睡状態になるトラブルが発生。

彼女が抱えていた、アキも知らなかった事情。中々に重いというか、こんなものを抱えてなお彼女は救世科にいたのか、と感嘆してしまいました。

 

アキも、一度失敗しただけではなく、今回みたいにしっかり指導してくれる環境に恵まれなかった部分もあり、かつての仲間の全てを知っているわけではないんですよね。

かつての自分のポジションにいるアミにも秘密はあるでしょうし、バッドエンド回避は中々一筋縄ではいかなそうです。

ロクサディムが存在しない筈の武器を持っている事とか、気になる情報が増えるばかりですねぇ。

今回の騒動の中でアキがイフリアに自分には秘密があると認め、知りたければ後で教えてやるとか言ってましたが、その辺の情報開示回はまだかなぁ。


やりなおし英雄の教育日誌 2 (HJ文庫)
涼暮 皐
ホビージャパン
2017-12-29

インフィニット・デンドログラム7 奇跡の盾

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「だから……俺とネメシス次第だ」

『応。任されよう』

「ああ、信じてる」

 

トルネ村に辿り着いたレイたち。

その村で語られる要約すると『すごく強いモンスターが隕石に当たって死んだ』という物語。

おそらくはUBM、そして既に死んでいただろうと思われていたソレは、地下で長い時を生き延びていて。

暴威を振るう事になり、レイが抗う決意をしてましたが。いやぁ、本当に彼は折れないなぁ。

 

到達直前に第三段階にネメシスが進化し、新しい形態を獲得していたのが大きいですねぇ。

あれがなかったらレイは、遠距離から攻撃して来る相手になす術がなかった。

対抗手段がなくても村人たちを逃がすために出来ることはしていたでしょうけど。

彼自身が、決意したとおりに【モノクローム】の笑いを止められたのは何より。

 

後は裏でこそこそ動いていたPKギルド、ソル・クライシス。

彼らはUBMが暴れる状況下で自分たちの目的を優先し、レイに攻撃を仕掛けてましたが……

彼らの行動のほとんどがビースリー先輩を怒らせる結果となり、壊滅させられてました。

いやぁ、スペックの差って怖い。こんな先輩でも超級に当たると打つ手がないんだから、超級ってチート。

……マリーはホントどうやって疫病王だかを監獄送りにしたんだ……

 

あと個人的には自分に言い訳しまくって、後始末してくれた月夜が気に入ってます。

イラストもいい感じでしたしねぇ。今回レイのイラスト後ろ姿多めで、ちょっとパッとしない感じでしたし。いやまぁ、盾という武器で、味方を守る背中、という意味で良い場面ではあるんですが。

月夜の「えー? 興ざめやろ、それ」というレイを観察していた後の台詞がまたいい味出してる。ソル・クライシスとかレイの邪魔する連中もいたからなお光ってる感じ。

……まぁ、油断ならない化生ではあるんですが。

 

そして、そのころルークは何をしていたか、という外伝も乗っていました。

彼は彼で素のスペック高くてチートだよなぁ。熊の兄貴も大概だが。

ガーベラは超級なのに色々と残念だったので、対比がすごいことになっていましたけど……監獄で強くなって脱獄して来そうで怖い。



やりなおし英雄の教育日誌

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「――だから私は、アキ先生を信じることにしました」

 

魔界から侵略を受けている世界。

アキは仲間と共に魔族との決戦に挑むも……敗北。

滅びゆく世界からアキはある魔女の協力を得て過去へ帰還。

バッドエンドを回避しようと、かつての仲間を鍛える教師となることに。

 

自分が失ってしまった、自分の事を知らない仲間たち。

寂寞を胸に抱え、癒えることない傷から血を流しながらも、一歩ずつ前に進んでいく……

そんな展開になりそうな、状況ですが。

いざ過去に戻ってみれば、かつての自分が居たポジションには謎の少女が居るし、かつての仲間たちは協調性皆無で連日騒動を起こすし。

土下座が上手くなり、給料がどんどん減り、当初の予定よりも大分別の方向で胃の痛さを覚える事になろうとは。

 

才能はある。けれど、まだ開花しきっていない蕾である彼女たち救世科。

かつての時間軸では、学院が襲撃され未熟なまま放り出されたこともあるようですが、そうした困難に対抗するべく、色々と手を打っています。

過去に戻ったことで、救世科としての資質を失おうとも、悲劇を回避したいと準備しているアキは十分救世科の一員なのでは。

教師という枠であっても、彼らに一番近いのは確かでしょう。

アキの行動により過去とは違う流れになっている部分もあり、悩みは尽きそうにありませんが、この時間軸では救世科の面々が無事に帰ってきてほしいものです。

やりなおし英雄の教育日誌 (HJ文庫)
涼暮 皐
ホビージャパン
2017-08-31


魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?5

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「いいかオリアス。貴様には経緯を払っているが、人が人を救えるなんて考えは魔術師でなくとも傲慢だ。そいつがどうなれば救われるかなど、本人でもわからないんだからな」

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「そうと知りながら手を差し伸べることを諦められない者こそ、私は救いをもたらす者になれるのではないかと思っているよ」

 

着実に関係を深めているザガンとネフィ。

色々と不器用な二人は思いが通じ合っても、手探りで一歩一歩進んでいるような状況ですが、そこがまた見ていて微笑ましくていいですねぇ。

恋愛方面ではザガンの歩みはかなり緩やかですが……魔王としてはかなり堅実に実力を伸ばしてきているようで。

 

ビフロンスの起こした騒動でできた配下たちとの関係も良好なようですし。

ゴメリやキメリエスからもかなり信頼されているようです。

「王とは忠臣に褒美を与えるものだ」というザガンのあり方が、新参者の魔王ながら誇りが確かに感じられて清々しい。

なるほど。彼のこういう資質を、他の魔王との明確な違いを感じ取ったからこそ、ゴメリ達はザガンの配下になったのか、と納得できる情景でした。

そして関係が良好だったからこそ、ザガンは彼らに力を与え、それによってまたちょっかいを出してきたビフロンスに一泡吹かせられたんだから痛快でしたね。

途中、魔王三人がそろって会話から毒気抜かれた場面も中々笑えましたけど。

 

そして、ザガンの成長が描かれた一方で見逃せないのが今回表紙の二人。

シャスティルとネフテロス。聖騎士長と魔王の側近。

性格も立ち位置も全く違うような二人でしたが、今回この二人の交流が描かれて、仲良くなっていく流れが良かったですねぇ。

シャスティル、本当に職務中は優秀なんだなぁ。……途中誤解されるような言葉を使ったせいで、あらぬ恨みを買ってましたが、うん、多少ポンコツなぐらいが彼女らしいと思うよ……

 

しかしザガン一派が順調に勢力を拡大している一方で、ここの教会の保有戦力も順調に増加してますねぇ。

力を持ちすぎると、警戒されて、ビフロンス以外の魔王とか今回も少し触れられていた教会の暗部とかが本格的に手を出して来たりしないだろうか、ちょっと心配ですが。

この戦力で対抗できない相手ってのも早々いないでしょう。



精霊幻想記10 輪廻の勿忘草

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(前略)すごく無茶なお願いをしているんだってことは分かっている。もちろん私だって一緒に協力するけど、これが私のお願い。もし、もしそれができたら――」

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「私にとっての勇者はハルト君。できるお礼ならなんだってするよ」

 

WEBとは全く異なるルートを辿った、夜会編の決着。

夜会に至る前までも大分違う道程だったので、書籍版でどういう事になるかハラハラしていたのですが、リオが一人になってしまうような道を選ばずに済んで良かったと思います。

WEB版の方は、中々イラッと来る場面もあったので、本当に良かった。

 

リオが他の面々との交流を深めているのもそうですけど、貴久側の王女リリア―ナの行動もかなり勇者から距離が出来た対応になっていたと思います。

沙月と瑠衣は上手い事、自分の心と勇者としての立ち位置を踏まえて行動できているように思いますが……

弘明と貴久に関しては、順調に転がり落ちていきそうな予感しかしないなぁ。弘明は、うん、いい感じの噛ませムーブをしてると思いますけど。

 

今回、リオの事情を明かされたアキも心のバランスを欠いて病んだ感じになってますし、あの兄妹はヤバい……

それを想えば、あの二人に囲まれていた状態で雅人は良くもああ真っ直ぐに育ってくれたものだなぁ、と。

ハルトを慕い、兄貴が馬鹿だ、と指摘できる彼は、このまま順当に育てば一角の人物になれるのではないでしょうか。

このままこの世界で生きていくことになっても、剣士として名を馳せることが可能なのではないか、とか思います。

 

リオがあくまで「天川春人」ではない、という壁を崩さずにいたけれど。

これまでの彼を見てきた美春や紗月が諦めずに、近づいてくれたのには、本当ほっとしました。

アイシアが色々と動いていたのも、上手く作用した感じですねぇ。

しかし、貴久の暴走の結果がどうなるのかは、怖いですね。アキは兄の味方をするでしょうし。あそこまで思い詰めてるとなれば、リオの秘密を口外しない、という約束を守ってくれるかも怪しいし。

そうすると、精霊の民たちに悪影響があるんじゃないかなぁ、とか心配になってきますが。
公衆の面前で、リオが空を飛べるというのを披露したのも、結構な影響がありそうです。
少なくともガルアーク王国の国王はリオにさらに価値を見出すでしょう。
と、色々悩ましいのは確かですが、WEBのイラッと来た展開に比べれば、何とかなりそうな悩みですし。あの兄妹と和解できるかが一番の難題なんじゃないかな……

精霊幻想記 10.輪廻の勿忘草 (HJ文庫)
北山結莉
ホビージャパン
2018-03-30


インフィニット・デンドログラム6 〈月夜の会〉

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「治せる、治せない、やなくてなー。なんでデスペナせーへんのー?」

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けどそれは論外だろ。

「腕治すために死んでどうするんだよ」

 

なんだかんだと王国の〈超級〉と縁がある主人公ですが。

ついにクラン1位のトップ、最後の〈超級〉扶桑月夜と対面する事に。

……いやまぁ、向こうから接触してきたというか、レイに興味を持ってしまったがためにゲーム内でレイが誘拐されることとなったんですが。

 

〈超級〉には変人しかいないのか……月夜の場合は、性格が悪いというか、歪んでるというか……

大学の知人から「頭と宗教がおかしい」と評されていましたが、本当にそんな感じですねぇ。

切り札とか、相性の問題もあって、状況が整えば決闘1位のフィガロにすら勝てるとか。

現実の宗教組織が母体になっているという事もあって、色々と敬遠されているクランでもあるようで。

 

レイは、大学が始まろうかというタイミングで捕まってしまったので、どうなるかと思いましたが。

フィガロが駆けつけてくれたのは格好良かったなぁ。以前に負けた事もあるようですけど、今回はしっかり勝ってくれたのも流石。

無事に脱出できたかと思ったら……大学でも、月夜に在ってしまう辺りレイのリアルラックのパラメーター、バグってるのでは……

 

幸い常識的な人に助けてもらってましたが。

彼女が間に合わなかったら、レイどうなってたかな……

助けてもらった人と新しくクエストを受けることになった先でもトラブルに出くわしてたり、運が極端というべきなのか。

新キャラBBB先輩とかカシミヤとかのイラストがあって今回も楽しみました。カシミヤの

「鎖」が細かくてみにくかったのはちょっと残念だったかなぁ。



インフィニット・デンドログラム5 可能性を繋ぐ者達

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「あいつの掴んだ可能性を――繋げてやるのさ」

 

フランクリンの仕掛けたテロに抗う王国のマスターたち。

ここまで粘り続けた彼らの尽力があったからこそ、最後、着ぐるみの彼がたどり着くまでもった、ともいえるわけで。

フランクリンが、レイへの意趣返しとしてRSKとか作って遊んでなければ、もっと状況悪くなっていたでしょう。

 

まぁ、レイへの意趣返しに負けてもテロを失敗する気はない、とプランいくつも用意してる辺り大人げないというか。

フランクリンはフランクリンで、真剣にこのゲームに向き合ってるよなぁ。甘さっていうのがほとんどない。……今回レイに足元掬われて、そのわずかな甘さすら捨て去る気っぽくて、今から次になにしでかすのか恐ろしいですけど。

 

正直隠しきれていなかった、着ぐるみが本気を出してましたが。

アレは、ひどい。

良い子はまねしちゃいけないビルドだ…STRに特化し、足りない戦闘技術は自分のセンスで補うという、シュウだからこそできる構成。

エンブリオの事も踏まえれば、最もふさわしいビルドではあるんですが。

他の超級と戦った余波で神造ダンジョン一つ潰してたり前科たくさんありそうだよなぁ、『破壊王』……。

 

RSKとの戦いで手札をほぼ切って、片腕も亡くした状態でありながらレイがフランクリンに迫ったりする場面もありましたが。

レイは本当に無茶しますな……まぁ、彼の意地があったからこそ、可能性が残ったわけで、流石は主人公、と言ったところでしょうか。キャラクタースペック的にはまだまだ超級は遠く、派手さはないけど、着実に進んでいる感じがいいですねー。



精霊幻想記9 月下の勇者

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「ええ、改めてよろしくね、ハルト君。亜紀ちゃんと雅人君と一緒に、君のことも美春ちゃんから色々と聞いたわ。三人を助けてくれて、美春ちゃんと会わせてくれて、本当にありがとう」
 

WEB版とはかなり違う様相を呈してきた書籍版「精霊幻想記」の夜会編。

リーゼロッテにリオが秘密を打ち明けていたり、美春も夜会に参加する事になったり。

事前に話し合った事で、手を打ってもらえ夜会前にガルアーク王国の勇者となった沙月と対面を果たすことが出来たり。

 

夜会に出席している面々にも変化が出たりしていましたねぇ。

WEB版でも、例の手紙の場面を除けば好みのエピソードではあるんですが、書籍版の方がとっつき易くて好みですかね。

それだけにあの事件が、書籍版にあたってどう変わるのか、は非常に気になるところです。

 

アイシアの手回しもあって美春が、リオが春人であることを確信しているというのもポイントのひとつでしょうか。

沙月やリーゼロッテとの関係も良好で、リオが一人になろうとしてもできそうにない状況ですがさてはて、どう転ぶやら。

 

夜会にベルトラム王国の勇者、重倉瑠衣までやって来たのには驚きましたねぇ。

襲撃があった際も、武器が弓という事もあったでしょうが、流れるように支援していましたし。

沙月と同様、覚悟を決めた上で勇者という役を全うしている雰囲気がある。

坂田と貴久はかなり状況に振り回されてしまってる感じがありますし、足元掬われないといいですけどねぇ。

 
今回の夜会においても色々と工作を仕掛けていたレイスの思惑については、気になりますねぇ。

しかしまぁ、何よりもリオが最後覚悟決めて宣言した家名が、周囲にどう受け取られるのかが気になって仕方がない。10巻は春予定とのことですが、待ち遠しいですねぇ。

 

精霊幻想記 9.月下の勇者 (HJ文庫)
北山結莉
ホビージャパン
2017-12-29


魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?4

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「私が見つけてきたんだ。なのにあなたたちはなにをやっているのだ?」

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「おかしいぜ。こいつが一番役に立ってるなんて、ここの結界は世界の法則を狂わせているじゃねえか!」

 

ビフロンスの開いた夜会、そこで起きた騒動の結果として、30人ほどの部下を迎えたザガン。

魔王となった当初からすると驚きの戦力拡大っぷり。

聖騎士長だったラーファエルが家令のようなことをしているあたりで反則という説もありますが。

 

魔術師たちも魔王ザガンの庇護下にあり、労働に応じた報酬が与えられることもあってかなり従順な様子。

それを確認したザガンは、ラーファエルに留守を任せ、ネフィやフォル達とエルフの隠れ里へ足を運ぶことに。

 

ゴメリやキメリエスがついて来たり、置いて行かれたバルバロスがシャスティル引っ張って来たりしてましたが。

ついでにバルバロスは、マントを返しに来ていたネフテロスまで連れてきてますからねぇ。まぁ彼女の知識が役に立ったり、彼女自身に影響を及ぼす秘密に迫ったりと結果的にはいい働きをしていたようですが。

幼少期の記憶がない、というネフテロスに隠されている秘密が何なのかは気になるところです。

 

普段はこの上なくポンコツなシャスティルが、聖騎士長として動くときはしっかりしているというギャップは、正直笑ってしまった。

公私はわけて考えるべき、とは言いますがここまでキッパリ切り替えられると清々しいな……どうしてもう少し、バランスを取れないのか……まぁ、その辺りが彼女らしい気もしますけど。

魔術師たちにいい感じにいじられていて、魔王ザガン一派の癒しになってる感じもありますなー。

 

ネフィが幼女化したり、結界で閉じ込められたり、他の魔王の介入があったりと騒動はありましたが。

ザガンがどんどん実力を伸ばし、魔王として相応の格を身に着けて来たようで安心して読めます。

口下手な彼が覚悟を決めてちゃんとネフィに言葉で想いを告げていましたし、本当に成長目覚ましいな彼……

この調子で進んでいってくれるなら本当に敵なしなのでは。



超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!2

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(俺が頼もしいなんて思う人間、この世にお前しかいねえよ)

そして、だからこそ恐ろしい。

(より多くを救おうとするこいつと、より多くを得ようとする俺の道は……いつか必ず、決別する)

 

異世界にやってきた超人高校生たち7人。

彼らは、異世界においてもそのスペックを存分に発揮して。

地方領主を打倒し、帝国との全面戦争に備え諸々の準備を整えております。

その為に打った手のひとつが……宗教。

 

天才マジシャン暁あらため、ゴッド暁として旗印になったりしてました。

地球に帰る手がかりを求め『七光聖教』を名乗り、市民革命の行動を勧めつつ、本物を知る相手からの接触も期待する。

1つの行動にいくつも意味を持たせたり……情報を集め、油断なく対策を打つ。

なるほど司は優秀な指導者ですねぇ、ホント。

彼らが居なくなった地球においても、いざという時の為に準備しておいたマニュアルのお蔭で、問題なく対応出来ているようですし。

 

どんどんと勢力を拡大していってますが……当然それをよく思わない相手も居るわけで。

北部四領の総督である『潔癖公』は、中々厄介な手合いのようで。

皇帝陛下に揺るがぬ忠誠を誓った統治者。「死ね」と命じられれば、嬉々として疑いも持たずに死ぬだろう……と言う、狂信者。

 

戦場に在れば、あるいは英雄となったのかもしれませんが。為政者としては、最低の存在で。民が飢えて死のうが、それで構わないと言ってのける精神はおっかなくてたまりませんね。

おまけに一発限りの切り札を、苛立ちから発動して来る短気っぷり。

あの情緒不安定な相手が心酔してる皇帝ってどんなキャラなんだ、とは思いましたねぇ。

明確な敵が居て、ゴールもはっきりしていて、それに向かって準備している段階なので、高校生たちは協力して事に当たってはいますが……

勝人が何やら不穏な思いを独白してましたし、途中で道を分かつ可能性もあったりするのかなぁ。

 



プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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