気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

★1.5

鑑定能力で調合師になります 1

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「行ってらっしゃい。楽しい異世界旅を」

 

神様の力によって、異世界に転移することになった、というなろうのテンプレですね。

例によって、転移の時に神様から能力をもらったりしているんですが。

それが物品の情報が見られる「鑑定」能力で。

 

本人の希望でもらった能力とはいえ、なろうの異世界モノとしてはかなり弱いスキルですね。

人の鑑定もできるけど、主観が入るから信用できるものじゃない。

この世界の住人が知らない情報が出てくることもあるけど、本人がそれを把握していないから火種になりかねない危うさがあるし。

鑑定能力を活かして素材集めして、調合を楽しんでいるので、主人公のツカサ自身は文句ないんでしょうが。

 

途中からは安定して作れるものが増えて、余裕が出てきてはいましたけど……今後もこの調子でいくとなると、どっかしらでつまずきそうですけどね、ツカサ。

本人のスペックも低いし、能力もピーキーすぎるし、活用の幅が割と狭い。

すぐさま危険視される存在ではないですけど、権力者に嫌われた瞬間に詰むような気が。無双するでもなく、主人公が試行錯誤して、失敗も交えながら調合を行っている描写が続くのは読んでいて疲れる。
もうちょっと山と谷があるといいかなぁ、という感じがします。平坦過ぎるとさすがに物足りない。 

次の巻は、多分買わない。

 

無属性魔法の救世主 1

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この無属性魔法でのし上がって、おれを勘当したフォンタリウス家を見返してやる。

小説家になろうの書籍化作品。
えーっと、絵は好みでした、って感想が最初に来る作品ですね。
るろおさんの絵は好きです。

内容に関しては、微妙。
よくある異世界転生もの。
貴族に生まれたけど、妾の子で、才能がなかったために放逐されて。
救世主と呼ばれるまでの物語なので、今のところできないことが多いし、あちこち青臭いしで、精神力を試されている気がしました。

書籍版を読んでから、ざーっとWEBの方を流し読みしてみたんですが。
わりと展開変わってるんですね。母親の事とかいろいろ。
しかし、ここの設定を変えるっていう事は後々の流れも結構変わってくると思うんですが、どうするのやら。
若干気になるような気もしますが、多分次は買わないだろうなぁ。


放課後のゲームフレンド、君のいた季節

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「わたしに希望をください」
「あ……」
「痛くても、苦しくても、怖くても! わたしがしがみつきたくなる、希望をください!」


学校で親しくなった少女は廃ゲーマーでした。
自身もそのゲームをやっていて、上位喰いという異名を持つ主人公は、ゲームを通じて彼女と親しくなり。
展開がまぁ、予想できるので読みやすくはあるんですけど。
それだけといいますか。絵は好みではありました。

彼女の抱えていた秘密。
病弱で、手術をしなければ先が分からない身であるという事。
少年との交流を得て勇気をもらった少女は、手術を受ける決意をする、と。
失敗して号泣オチかなぁ、と思っていたんですが、あっさり成功したのには拍子抜け。
その後の展開がまた微妙ではありましたけど。

これで単巻ものだっていうんだから、何とも言えない。
とりあえず、ここで終わってしまっている以上、彼らは別の救いを見つけたんだ、と願うしかないですけど。
なーんか、モヤモヤする終わりでしたね。
後半の展開がちょっと急転直下すぎて目を疑った。

放課後のゲームフレンド、君のいた季節 (MF文庫J)
むらさき ゆきや
KADOKAWA/メディアファクトリー
2015-07-24

コートボニー教授の永続魔石

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「……なんすか、その残念なイケメンを見るような目は」
「確かにお前は残念な奴だが、さほどイケメンでもないな」


絵は、よかったですよ?
内容はあまり好みではなかったかなぁ。
勢いと情熱で書き上げた、という感じで。
後半は畳みかけるように状況が変わっていくのでちょっとわかりにくかったというか、ついていけない感じがした。
それでも最後まで目は通したんですけどねー。

魔法とか魔力を持った道具である魔道具とかが存在する世界。
主人公スービは、大学10年生。数多くの不名誉なあだ名で呼ばれている変人。
後に、アイテムボックスやら何やらを造り上げる、魔工機開発のプロフェッショナルになるみたいですけど。
要するに、骨の髄まで魔工機オタクで、ダメ人間。
魔道具を作る技術を教える場所があって、スービみたいな学生でもいろいろ作れてるっていうのに、発展度合が遅れてないかなぁ、っていう印象。
一番楽しめたのは、収監されたとき、あの手この手で楽をしようとしているスービのところが一番才能の無駄遣い感があってよかったんじゃないかと。

で、そんな彼が、ある夢をもったわがままな教授とあって、それに振り回されていくという始まり。
設定やキャラをそれぞれ作りこんでいる様子はありましたけど、ちょっとごった煮風になりすぎていた。
タイトルに教授がいるんだから、もう少し教授出てもよかったんじゃないかなぁ、とか。
スービがあまり好きになれなかったとか。色々ありますが。次は買わないでしょう。


電子魔法使いのトロニカ

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「出来るか出来ないかの話じゃない。やるかやらないかの話だ。
 まあやらないって選択肢なんてないんだけどね。つまり、やるしかない。そうだろ?
 出来るからやるんじゃない。やるから、出来るんだ。」
――『電王の後悔。』より


タイトルで『電子魔法使いのトロニカ』って言っているのに・・・トロニカ、電子魔法使えてないじゃないですかー。
いや、帯には落ちこぼれってあるし、あらすじでは電子魔法のデバイスを壊してしまうってありましたけど。
それにしたってもう少し何かなかったのか。

ハッキリ言って軽い。
設定を詰め込んでいる上に、展開が予想できるっていうか。
事件が起きているはずなのに、驚きがない。
山も谷もないというかメリハリがないという感じで。
フラットなまま進んでいって、いつの間にか終わっていた、みたいな雰囲気があります。

スクールライフとか言っている割にいきなり、演習やっているところから始まるし。
問題もそこで発生して終始そこで展開していくし。
トロニカがどうして、デバイスを壊してしまうのか。アナログオタクっていうトロニカの個性が生かせてなかったというか。ふつうああいう、逆転の場面ってもっと光って見えるものじゃないのかなぁ。
あっさりしすぎてて笑える。
戦い方がひどく美しかった、と評されているけど、見ているこっちとしては、美しいように感じられなかったのは相当痛いと思いますが。

設定は面白そうなにおいを感じたんですけどね。
素材はよくても調理法間違えると食えたものじゃないっていう好例というか。
作者のネームバリューで買うのも善し悪しか。
お奨めはしないし、万一続きが出たとして買わない。

電子魔法使いのトロニカ。 (電撃文庫)
ハセガワ ケイスケ
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-07-10

召喚獣になる! 1

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「アンナの勇気を知ったからな」
(略)
「・・・なりたくはねーからな ここで力を貸せない男にはよ!」


…微妙ー。2巻は買わない。
異世界に召喚されて、召喚主には逆らえない。
うっかり人間を召喚してしまった……っていうのはよくありますが。
狙って人間を召喚するのはなんなんだろうか。
しかも、その目的もよくわからないというか、召喚主が魅力的に見えないし、展開に惹かれないし、パッとしないことこの上ない。

一人が寂しいから人間を召喚した…のかと思いきや。
普通の人間だと知っていて、バトルトーナメントに参加するとか言い出すし。
これへたしたら死ぬコースだろうに。
魔力で身体強化ができるとはいってもなぁ。
勝手気ままな主人に振り回される話っていうのはどうにも。
テンプレから脱却できていない感じがあちこちからします。


インディフィニット・リンケージ1 《不敗の王剣》の帰還

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「幸福が完全じゃないのなら」
(略)
「そんな世界は完全じゃない。そして世界が完全じゃないのなら、そこに存在する神は万能でもなんでもない。――ただの独裁者だ」


絵は好きです。
……最初に絵の話をするあたりで察してくださいと言いますか。
絵師買いしたんですが、正直失敗したかなぁ、という感じ。

技術が発展した近未来の話で、VRゲームとかもあったりするんですが……
それが現実にまで影響を及ぼす、という流れになってきて。
記憶改編まで行えるとなってくると、場面の切り替わりが色々出てくるんですが。
……どうにも癇に障るといいますか。楽しめなかった。

1巻に色々と詰め込みすぎなんですよね。
かつて幼馴染を失ったことがきっかけでゲームから離れていた少年が主人公。
そのゲームで不敗を誇っていたが、大分離れていた彼は、現実離れした事態に遭遇する。
現実世界のはずなのに、ゲームと同じようにバトルが行われている場面に。
で、その「ゲームの裏側で展開している事実」を知り、行動を起こすことに。
男女でバトルを行っていて、女子の方と組むことになるんですが。
男子は通っている高校の副会長で、色々と仕掛けをしてくる。
それだけではなく、別の幼馴染もゲームの裏側に関与していることが発覚し。
更には「喪った幼馴染」すらなにがしか行っているらしい事実に直面したり。

自分で書いていて何を言っているのかわからない。
ゲームの裏側を知って、副会長と対峙する、ぐらいがちょうどいい塩梅だったんじゃないのかなぁ。
で、一段落してから「喪った幼馴染」が登場とかそんな感じ。
記憶改編が可能ってことで、切り替わりが多くなって、それで物語を動かしていくから、説明があちこち足りていないというか、全体的に物足りない。
2巻はおそらく手を出さないでしょう。


飴色紅茶館歓談 1

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「――今は」
「さらさちゃんがいてくれるから 平気なの」


表紙の二人のふんわりとして付き合い方というか、交流の仕方はいい感じです。
そういうキャラ単位でみると悪くないんですが。
ストーリーとしてどうなのかというと、正直微妙。
最後のお店の騒動のこととかちょっと唐突にすぎる感じがして、なんだかなぁ、と。

閑静で緑多い町の一角、小洒落た店が立ち並ぶ森の入り口、その更に端にひっそりとある、「飴色紅茶館」。
そこのオーナーと、そこで働く少女の話。 
ちょっとうっかりというかゆるーいオーナーとしっかり者の店員といってもいいかもしれないですが。
店員少女の友人がたまり場にしていたりと、のんびりできる店ではあるようです。

修学旅行に行った先で、店のことが気になって仕方がないところとか。
オーナーが心配だから、いろいろと準備していったところとか。
キャラ同士のやり取りは、嫌いじゃないんですけどねー。

表紙の雰囲気が気になって手に取ったんですが。
合わなかった感じがしますね。
まぁ、そういうこともある。

 

感想まとめ

各レーベルごとのまとめ記事に飛ぶための記事。
続きを読む、でリンク一覧表示。
とりあえず枠だけ作ってある記事もあります。
一応まだ枠だけなリンクには (仮) をつけてあるので、ご注意ください。 

最近の読書傾向が偏っているので、どうにも(仮)が取れない場所がありますが、そのうち書きます。
枠創った以上、記事を書くつもりはあるんですよー。一応。 

2019年8月24日更新
感想一覧に「富士見L文庫」、「LINE文庫/LINE文庫エッジ」、「感想(その他ジャンル)」を追加。
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異世界トリップの現実

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「生きてるのはもう私たちだけ。私は死にたくないの、あなただってそうでしょ?」
「あたりまえだろ」


トリップ先は、異世界の小さな村だった。
暗いよ! 鬱になるよ! という感じの作品になる予定だったそうですが、あまあまラブコメになった、とは作者談。
完結済みで、33部。本編が27話でおまけが6話。

人物名とかは無くて、私とか彼とか奥さんとかで描写されています。
そういうところも手伝って、やたらキャラが機械的に見えないでもない。

トリップ特典か、なぜか言葉だけは通じる。
しかし、神様に特殊な能力をもらったわけでも、選ばれた勇者ってわけでもない。
本当にただの高校生たちが小さな村に現れ、そこで生活している日常のお話。
実際に異世界に召喚されたら、こんなもんじゃないですかねぇ。
心優しい人に保護されたのは何よりで、運が悪けりゃ奴隷まっしぐらとかありそう。

女子の「私」の視点で進んでいきますね。
1話からもう「私」は、死ぬまでこの村から出ない、という決意をしています。
で、一緒にきた「彼」にも付き合ってもらう、と。
まぁ、この二人が、距離を縮めていくお話ですな。

他にも4人ほど一緒に来た人もいたけれど、彼らは、村の外へ飛び出していった。
商人さんに同行させてもらったそうですが、本来おとなしい野性動物にちょっかいだして亡くなったとか。
自分たちが物語の主人公にでもなったつもりだったのだろうか、と「私」は分析していますが。
友人と呼称している割に、かなり冷淡というか、淡泊に過ぎるんじゃないか、という感じ。

文章がどうにも合わないのと、「私」の視点も結構微妙。
分かりにくい文章ではありますね。
ただ、最終的にくっついて、イチャイチャする場面は、それなりには糖度ありましたかね。
「私」がオーバーヒートして、ベタベタしているのは不安だったことも影響しているのかなーとか思ったりして。

異世界召喚モノ読みたいって人がいたら、他の作品勧めるでしょう。
一緒に召喚されたモブことA君とかが、前述のとおり動物にちょっかい出したせいで、あっさり死んでしまうあたり現実的で、その辺は好きなんですがねー。
全体の流れも、嫌いじゃないです。ただ、文章が好かん、という話で。 
プロフィール

ちゃか

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