気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

★2.5

八男って、それはないでしょう!4

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「ヴェンデリン、パウル。ただ犠牲者が少ないことを望みます」

 

合本版を読了。

家を出た弟が、名を挙げているという噂。

それは僻地にあるヴェルの実家にも届けられて。定期的に来る商隊が意図的に情報を流しているようですけど。

ヴェルが話題の尽きない人物であるのも確かですが……まぁ、嫡男クルトの予想通り、ブライヒレーダー辺境伯の意向も踏まえた動きだろうなぁ。

 

裏を読める程度の頭はあっても、領地の発展に繋げられない辺りは残念と言うか。彼の思考回路はかなりマイナスに寄ってるといて。嫉妬やらストレスやらを抱えて大分歪んでしまった感。

とはいえ、昔からその素養は十分あって、なるべくしてなった部分も大きいとおもいますけどねー。

 

先代のブライヒレーダー辺境伯が派遣し、壊滅した遠征部隊。

アンデッド化しているのは間違いないが、その立地ゆえに今まで後回しにされていた案件。

その解決を依頼されて、ヴェルは仲間たちと実家に顔を出していましたが。

まぁ、色々と酷かった。これまで積み重なってきた鬱憤を、クルトは弟にたいしてぶつけたんでしょうけど。公的に立場を得た相手に対しての振る舞いではないよなぁ。

分かりやすい障害を排除して、発展させるんですよと言うための敵役に選ばれてしまったようで、間違っても好きにはなれませんが嫌いでもない微妙な塩梅。

護衛と言う名目で軍務卿からも嫁候補が送り込まれてきましたが。
小柄なのに身の丈を超える斧を使う少女。こういうキャラわりと好き。
候補とはいえ、相手との関係とか諸々の事情を踏まえたら、迎え入れる選択肢しかないわけですけが。
戦力になる上に、かつ食にこだわるヴェルとの相性も良いので適任ではあります。
流石に役職持ちは良い人材を抱えていますねー。いや、候補すら送り込めず陪臣の娘がなんとか絡んでるブライヒレーダー辺境伯への当てつけとかではなく。えぇ。本当ですって。



八男って、それはないでしょう!3

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「私も、ヴェンデリン様の勝利を信じています」

「ありがとう」

 

合本版を読了。

王都で暮らし始めて一年。ブライヒレーダー辺境伯の借りた屋敷で暮らしていたヴェル達ですが……

仮にも爵位を持った貴族が、長々と借り住まいというのは問題だと指摘されて。

胡散くさい不動産屋を紹介されて、間違った方向の特訓をする羽目になってましたが。物件探しが特訓になるのはなんででしょうね……悪霊憑きの事故物件だからかな……

 

さらにはエリーゼと婚約したヴェルに対して、決闘を申し込んでくる貴族まで現れて。

これ以上ないボンクラとその取り巻きって感じで、サクッと終わった上に、決闘の過程で犯した失態を追求する形でトコトン叩いてたのには、ちょっと笑ってしまった。

よっぽど鬱憤溜まってたんだな……というか。まぁ、それだけヤバい状況だったから叩くほどホコリが出たわけで、自業自得ですけどね。

 

ヴェル達が十五歳になり、正式に冒険者としての活動も始める事となって。

竜殺しとしての力量が確かであるために、いきなり難易度の高い依頼が持ち込まれて。

先んじて送ったパーティーが2つも壊滅した、というのも納得の殺意の高い遺跡でしたね……

なんとか乗り越えて、かなりの成果を挙げていましたが。一人でも欠けていたら間違いなく死んでいた危ない橋でしたよね……

 

ブランタークさんが居てくれて良かった。戦力的な意味でもそうですし、修羅場を共にした彼が、依頼を出した首脳陣とヴェル達との間に入ってくれたのは大きい。

それはそれとしてヴェルからもプレッシャーを掛けたりしてましたが。まぁ死にかけた仕返しにしては可愛い範疇だと思われます。

 

巻末には「ドラゴンバスターズBefore and After」として、幼少期と成長した後のヴェル達のイラストが掲載されています。

藤ちょこ先生や、Y.A先生のコメントもあって、中々楽しいオマケでした。15歳ヴェルの魔法使いらしい格好が結構好きです。


八男って、それはないでしょう!2

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「ブランタークさんも、何気にツイてませんよね」

「坊主の不幸体質が伝染したのかもな」

 

合本版を読了。2巻部分の感想です。

1巻の引きが国王との謁見だったのですぐ始まるかと思いきや、ルイーゼが飛行船でやっていたアルバイトからスタート。

WEBでもこの位置でしたけど、幕間だったのが本編みたいな構成になってるのはなんでなんだろう……まぁ、他にもあるので気にするほどのものでもないか。

 

アンデッドとはいえ古代竜を討伐するという実績を挙げたヴェル。

その素材は貴重で、特に魔石は有用なため王国が買い上げる事になって。更にはその褒美として、勲章を授与された上に爵位まで授与される羽目に。

いや名誉なことなので「羽目」とか言うのもアレですが。ヴェル自身が「王様と顔を合わせる羽目」とか思ってたからな……

 

領地や役職こそ与えなかったものの、実力を評価してしっかり抱え込むあたり王様は強かです。

実際、貴族家の当主としての立場を活用して、その後の軍事行動に組み込んでましたからね……相手は魔物で、領地を開拓して人の生息圏を拡張するための、意義ある戦いではありましたが。

 

予備校からつるんでいたエルやイーナ、ルイーゼも逃れようも無く巻き込まれてお疲れ様ですというか。ヴェルは将来有望ですし、苦労に見合ったリターンが見込めるのが救いでしょうか。

国王以外にも彼の価値を認めている人は多くて。自分の孫娘を婚約者として送り込んでくる人まで居ますしね。企みはあれど良縁なのも間違いなく、楽しそうだからいいんじゃないですかねー。

先んじて交流していて出し抜かれたブライヒレーダー辺境伯はご愁傷様ですが。送り込める相手がいないんじゃしょうがないね……


八男って、それはないでしょう!1

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「このまま慢心することなく努力を積み重ねていってほしい。君は……ヴェルは、必ずや歴史に名を残す魔法使いになるのだから」

 

WEB既読。1~4巻の合本版を購入したので感想執筆。

合本形式の電子書籍初めて買いましたが、これはこれでいいですねー。スペースを取らないのはありがたいし、シームレスに次の巻に移れるのはありがたい。
長くなったので感想は分割。今回は1巻部分。

 

現代日本の商社で働いていた二十五歳の青年が、異世界に転生。

五歳の時に突然記憶を取り戻した形ですね。本人の自覚としては、夢も見ず寝て起きたら、違う世界にいたというもので、その割には結構順応してるというか。落ち着いてる感じですけどね。

貧乏貴族の八男として生まれたヴェンデリンとして、この世界に適合してる。

 

なろうの異世界転生モノとしては、王道なんじゃないですかねぇ。

幸いにして魔法の才能があり、師にも恵まれ、家を継げるわけでもないので冒険者となるべく大きな街に行って。そこから、立身出世が始まるストーリー。

表現がくどすぎるきらいはあるものの、ヴェルが概ね良い子に育っていますし、彼の周囲にも慮ってくれる人が多いので、ストレスは少なく読めるタイプ。……いやヴェルの実家周りは厄ネタの宝庫ではありますけど。

 

しかし、1巻意外な所で終わってましたね。

成長して冒険者予備校に通うようになった彼が、ある実績を立てたため謁見する事になるところで終わり。

謁見イベント(イベント言うな)まで入るかと思ったので、あれここで終わるんだと最初は思った。でも、冷静になると、2巻では舞台が王都に移りますし新キャラ登場のエピソードとしても妥当な所ではあるのか。


魔法使いの印刷所4

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「会場で使えそうな本をかたっぱしから買ってきたんです」

「人手も道具も足りませんが」

「私たちにできる最善を尽くしましょう」

 

今回のネタはあまり刺さらなかったなー。

WEBで見た26話は面白かったので、継続するかちょっと悩む。

 

19話は過去編。2年前、クレアとミカの出会いの話。

研究が打ち切られて、故郷に戻り子供たちに魔法を教える教室を開いたクレア。

そこにミカが転がり込んできて。当初は魔力も上手く扱えずにかなり困っていたようで。

今は今で主人公印刷の仕事が忙しなく、大変そうですけどねー。

 

イベントの規模が大きくなって、救護エリアの問題が浮上。

参加するために徹夜だとか、体調不良を押して来たとか、そういうのはどこにもついて回る問題で厄介ですよねー。

救護の人員が足りないというのもリアルでこう胃に来る。

怪力王の本、どこ需要何だろう……マウスピースか何かかアレ。歯形着くと駄目みたいだけど。

 

聖地で開催してるマジケ。しかし、別の世界的なイベントの為に会場を分捕られて。

そんな大規模イベントなら、もっと事前に手配とかこうなんとかならんかったのか……

準備の為に動き出していて、更には前回の反省を生かして救護関係を手厚くしようと資金を使ってしまったため、参加費用の返還にあたって元手が不足して大ピンチ。今回はウルトラCな解決で乗り切ってましたけど。世知辛くて、つらかった……


お隣さんと始める節約生活。

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「今を後悔しないように過ごしてください」

 

高校進学を期に一人暮らしを始めた男子、間宮哲郎。

ひょんなことから、隣人で先輩の山野さんと交流が始まって。

生活に不自由ない程度のお金はあるが、学生として遊ぶお金も欲しい。

けれど学校は、特別の事情が無いかぎりバイトは禁止。

ということで、自炊を始めたりしてますが、不慣れなもので失敗もして。

 

学校でも学外でも知り合いという事で会話する事が増えて、からかわれる事も多く……

気がつけば、互いに相手の事が好きになっていた。

そして夏の盛り、冷房代がやはり負担が大きいということで、出された案が、二人で一部屋に居れば冷房代などが節約できるよ! というもので。

提案されて、受け入れた時点である程度の好意があると判断しても良いと思いますがね。甘々生活と帯にはありましたが、確かに甘くもあるけど、節約や交流一つ一つが手探りでじれったさの方が強かったですね。

 

あと、自炊初心者がいきなり夏場にお弁当作るのは、ちょっと勇敢過ぎたと思うな……変なにおいに気付いて食べなかったのは偉い。最近本当暑いのもありますけど、できる範囲から始めるのが大事だよ……

 

イラストも可愛くて、ラブコメ読みたい人にはオススメ出来るとは思います。

ただ……残念ながら私には合わなかった。台詞が説明的すぎるというか、ちょっと文章の癖が苦手でしたねー。



はしたない姉妹ですが、躾てもらえますか? 獣魔導士は服従の首輪にて姉妹と契る

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「黙りなさい。力のない人が囀らないで」

 

人が、強大な力をもつ幻獣に変じてしまう病。

症状が程度のうちは人の性質も残しているが、進行した場合はまさしく災害となる。

それ故に、罹患した者は隔離して管理下に置かなければならない。

両親を亡くし引き取られた親戚の家で、暖かく迎え入れてくれた姉と妹。

彼女たちは罹患し、引き離された。再び出会うために少年は手を尽くし、ついに再会する。

と、そんな話。

 

学園で学び、足場を固めて自由を勝ち取ろうと目論んでいて。

クラスメイトと交流したり、逆に喧嘩を売られたり。先輩に絡まれたりと中々散々な状況ですけど。

それでも、彼は目的の為に妥協しないし、彼の手を取った姉妹も覚悟が決まっていて良い主従関係を築いているんじゃないでしょうか。


地下室ダンジョン2~貧乏兄妹は娯楽を求めて最強へ~

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『お前たちだけでも生きろ。何が何でもだ。絶対に死ぬなよ。じゃあな』

 

ダンジョン探索を娯楽として満喫している二人。

そんなある日、二人が苦戦している飛竜リムドブムルをアメリカで討伐したというニュースが流れて。

どうやって討伐したのか知りたいから、アメリカ行こうか! と計画を立てる辺り、即断即決を地で行くなこの兄妹。

 

ただ保護者不在でパスポートも無し。おまけに英語も分かりません、でアメリカ行っても上手く情報得られなかったと思うんですよね……

しかし、目標を定めてからの行動力は目覚ましく、まずは父親の所在を探してパスポート作成しようと押しかけるとこまで行きましたしね。

そこに辿り着くまでに他のダンジョンできた都市を訪れてハズレも引いてましたけど。

 

スペックを上げてどうにかしてますけど、基本的には後衛二人ですし、味方を増やす事考えても良いと思うんですが。この二人、わりと二人で完結してるからな……

実際、成果を上げていて順調ではありました。ただ、かつてない規模のスタンピードが起きた時も、同様に影から動こうとして、最終的には痛手を負う羽目になってましたし。

…口絵や帯でネタバレしてる、左腕喪失がわりと後半のイベントだったので、もうちょっと伏せた方が衝撃的な演出だったような。

バレ踏んでるから、まだまだ元気だなーみたいな気分で読んでた。


帝国の勇者2 ―英雄は荒野に消えた―

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「わたしが保証してあげます。あなたはわたしにとって立派な勇者ですよ」

 

いやぁ、今回もまたカイムのシオンへの愛が止まらない話でしたね……

あそこまでブレないのに本人の前では、言葉を間違えるあたり何というかヘタレここに極まれりというか。

まがいものとして生み出された勇者が、蘇った英雄に奪われた仲間を取り返さんとする。

その決着を描くエピソードで、1巻のエピローグ的な感じでしたねぇ。

 

講和が成立したにも関わらず、エリーゼに従えない勢力をまとめて砦にこもって反乱軍活動に勤しんでいる辺り、レオンもぶれませんけど。

いや、だから正義を謳って「間違いを正すのが勇者の役目」とカイムを批判する割に、彼女のとる策がまぁ色々とアレというか。

当代の人を、自分の判断で殺して「残念だった」で済ませる辺りが、かつての彼女の最期を招いたと思うんですけど、どうなんですか。

 

そして好き勝手暴れた上で、自分と同じように「かつての勇者を復活させる方法」を他国に流したとか。実際それが結実してるのを見ると、戦乱加熱させてるだけじゃねーか、って言う。

いや、彼女の夢見た未来でないことに絶望して、燃え尽きてしまえとか思ってるからあながち打つ手として間違ってるわけでもないんですが。釈然としない。


リオランド 02.星紡ぎの姫と聖なる獣

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「己の魂を、強く保て。―――決して、死ぬなよ」

 

積読。

異世界からの、エチカ以外の来訪者。

彼らは、リオランド王国を標的と定め、戦争の準備を始めた。

エチカは、同郷の者が和平の使者を装い王都に侵入し、騒動を起こしたこともあって、牢におくられる事に。

それは魂の双子という術式によってつながった、ミカドも同様の扱いで。

二人はそれでも諦めず、それぞれの知識をすり合わせ、抗うための刃を研ぎ続けた。

 

科学世界の敵対勢力も、唐突に異世界に放り出されて、資源に限りがある状況なわけで。

裏技使ったりして延命を図っていますが、タイムリミットがある状態。

だからこそ、彼らは止まらずに手を打ち続ける。

侵略の手が王都に迫りそうになって、戦力としてミカド達が駆り出される事に。

そこで、ついにミカドが切り札を切っていましたが……いやはや、とんでもない爆弾を生み出したものだ、というか。よくもそんな発想に至ったな、というか。

実際役だったわけですから先見の明はあったと言えますが。

 

ハァミアの儀法使うシーンとか格好良かったですけど、戦争をしている中で被害は生じて。

しかし相手の使うのは無人兵器とあって、正直リオランド王国側も戦闘員が減ってどんどん厳しくなっていくだろう、と言うのが見えて怖い。

最後に明かされたヤバめの案件もあって、お先真っ暗感が強いんですが。それでもミカドが抗っていくんですよね。主人公、って感じだ。


 

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ちゃか

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