気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

★2.5

カゲロウデイズ9

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「…行くの?」

「――妹を心配すんのが兄貴の仕事だろ」

 

カゲロウデイズ、コミック版。

小説版とはまたかなり異なるルートを突っ走ってますねぇ。

アヤノがヒビヤ達に色々と事情を話して、過去の出来事が明らかになりましたが。

彼女は、アザミと接触し弟妹を守るために、マリーを消そうと試みて。

キド達はマリーを守ろうとしたために、道が分かれてしまったとか。

 

アヤノの父母が生きていた時。

キド達が迎え入れられて仲良くなっていく、過去の団欒のひと時が本当に楽しそうだから、それが失われてしまっているのは残念。

……そして、キドの死によって取り返すことすらできなくなった、というのがまた残酷な話で。

 

ヒビヤとヒヨリの事で、驚きの事実が明らかになったりしましたが。

BADENDルートまっしぐらって感じで、どんどん欠けていきますねぇ。

今の状況だと、次に危ないのはシンタローですかねぇ。

事情を知ってしまったし、犯人の近くに居るわけですし。



どうでもいい世界なんて2 クオリディア・コード

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「次席はあんた! あんた以外に、誰があの野良猫に首輪つけんのよ。いいから行きなさい」

 

アニメ「クオリディア・コード」の前日譚、千葉組の二人がいかにして主席と次席になったのか。

戦闘科優位の状況を改革しようと生産科トップの朝顔は画策していたわけですが。

それが戦闘科にバレて、窮地に。

完全に対立して潰されるよりは、退いてでも協調を取ろうとするとか色々案も出てましたが。

 

かなり溝は深く、状況はあまりよくないですね……

生産科のメンバーが状況を打開しようと行動したら戦闘科に潰されたりしてましたし。

朝顔が選挙で順当にトップに立とうとしていたのに、クーデーターじみた騒動起こす奴まで現れるし。

状況がかなり引っ掻き回されて、それを鎮圧したことで千種兄妹が首席・次席に収まった、と。まぁ、あの状況じゃマシなオチに到達したのでは。

 

エピローグで新たな首席が立って新体制の運営執行部が動き出してましたが。

先代執行部は契約書もまともに書けてなかったとか、印鑑がどっか言ってたとか。短いページで問題がかなり出てましたし。

……よくもまぁ、コレで都市運営出来てたな。生産科とかのブラック労働によるバックアップで何とかなってしまっていたというのが問題だよなぁ。

千種兄妹の距離感はわりかし好みではありましたが、そこに至るまでの道筋は……まぁ、微妙なものに思えてしまって残念でもありました。



神託学園の超越者

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「でも逃げたらクズなのか? 負けたらクズなのか? 一度だって逃げないで……負けないで生きることが出来る奴なんて、いない筈だ!」

 

友人から借りた本―。読んではいたものの感想書いていなかったので。

突如下された神託。

それによって美景原学園の生徒たちには、様々な異能が与えられ、超越者として君臨することとなった。

神様は、変革をもたらすために生徒たちに力を分け与え……最強の座を勝ち得た者の能力を、人類に与えるという壮大なもので。

 

……人類が統一された異能を持たされても、大惨事が引き起こされる未来しか見えないけどなぁ。

爆発物を発生させる能力なんかを人類が皆統一してもったら、テロとか悪化しますよねぇ。全員が能力持ちだから、誰もが容疑者になるわけで、捜査も手間取りそうです。

医療系が能力研究の恩恵を受けてる、みたいな描写もありましたし……

生徒たちは馬鹿正直に異能バトルに励むのではなく、大人たち相手に「この能力、皆さんも欲しくありませんか? で、コイツを勝ち上がらせたければ、分かるな?」みたいな交渉に走るという手もあったのではないかなぁ。

飽きたと宣う神様にとってみれば程よい刺激なのかもしれませんが。

 

主人公は、他の生徒たちとは少し変わった能力を与えられたため、このバトルへ積極的に参加するつもりが無く逃げ回り「不戦敗」と揶揄されていた。

そんな彼が「無能」である少女と出会い、上位者としての地位を確立していた生徒会へ喧嘩を売り最強を目指す、というそんな流れなわけですが。

 

主人公が、一年逃げ続けていた割には割とあっさり、「無能」の少女の口車に乗せられていたなぁ、と言いましょうか。

微妙に立ち位置がぶれてる感じがしてならない。先の展開も割かし予想できてしまうのが何とも。

1巻で上手い事まとめていた感じはありますが……結構戦闘シーンがあるので、一回の戦闘の密度が薄くなっていた感じはありますねぇ。

これで倒されてしまう連中に、他の生徒は負けたのか……って考えてしまうともういけない。力に溺れず、もうちょっと工夫しましょう、と成績表に書いてやりたくなりますな……

神託学園の超越者<トランセンダー> (GA文庫)
秋堂 カオル
SBクリエイティブ
2013-11-14


新宿コネクティブ1

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「違いますよ」

「……何が違うというのだ?」

「本当にすごいのは――佐蛹君のほうです」

 

混沌とした街、新宿。

その街に広がる都市伝説のひとつ――『掃除屋』。

依頼したことを、なんであろうと必ず遂行する、とそんな噂話のひとつ。

要するに何でも屋ですね。主人公の慶介は、そんな何でも屋のところに下宿していて、家主と共に、依頼解決に動いている、と。

 

ただまぁ、彼の周りにいる人物って言うのが、誰も彼も一癖も二癖もある連中で。

家主の蔵祭もテンションの上下が激しいし、何でも屋の実態にしても彼の趣味で、興味を持ったものにしか関与しないという様な状況だとか。

慶介はそれに振り回されているようで……上手い事順応している感じもしますね。

 

依頼を通じて、あちこちに知り合いを作っているようで。

いざとなったらその人脈を武器に、立ち回れるって言うのは確かにすごい事だと思うんですが……

彼がアレだけ多くの人に手を貸してもらえるだけのモノを持っているように見えなかった、というか。

 

それだけの魅力を感じられなかったのが、ちょっと残念。

いやまぁ、主水くんやルドルフの件のように彼の行動によって助けられた人たちが、恩を返そうとしてるってのは分かるんですが……

何というか、肌に合わなかった感じがしますね。

新宿コネクティブ1 (HJ文庫)
内堀優一
ホビージャパン
2017-04-28
 

造られしイノチとキレイなセカイ

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「――この子には、幸せになってほしいって思うよ」

「……ええ。そうね」

 

聖殿騎士として、有数の実力者である青年カリアス。

彼は、幼なじみで精霊術を巧みに使う少女フィアナと共に、遺跡の調査を行っていた。

私的にも親しくしている上司からの命令で赴いたその遺跡で、彼らは古の技術で作られたホムンクルスの女の子を保護して。

 

造られた命であるため、神の祝福を得ていない。

祝福が少ない事が差別を受けることもある世界において、全く受けずに生まれたという事はどれだけの苦難があるか想像も出来ない程だとか。

だけど、カリアスとフィアナはホムンクルスの少女――イリスを保護し、いつくしむことを決めた。

少女に「おとうさん」と呼ばれ、カリアスは着実に親バカの道を邁進しておりましたが。

後にフィアナもイリスとは違うホムンクルスの少女を保護し、その子から「おかあさん」と呼ばれ、疑似家族を構築していくわけですが。

                                                                                                     

ホムンクルスってことでどうなるか……と心配していたけれど、割とあっさり受け入れられて。

まぁこれは、カリアス達の社会的立ち位置とか組織のトップとツーカーだとか、状況が幸いして、上手い方に話が運んだ感じですけれど。

何というか、上手くいきすぎてて怖いというか。悪い方でのギャップが感じられたといいますか。「これはヤバい」→「なんとかなった」って言う展開の見せ方が好みではなかったですね。残念。

 

銀の河のガーディアン

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「助けられる命なら、助けるに越したことはないだろう?」

 

銀河を統治する魔術帝国がある世界。

かつては帝国としのぎを削る「同盟」と呼ばれる敵対国家もあったものの、十年前に帝国によって滅ぼされたとか。

まだ十年前、ってことで禍根もあちこちに残ってる状況。

 

元同盟の中でも辺境にあった惑星出身のセーヤ。

帝国の版図に加えられたのも最後の最後、ということで。

魔術師の才能があると認められたセーヤは帝国に招かれることに。

最も、その容姿と魔力量から、忌まれてあちこちたらいまわしにされたそうですけど。

 

魔術があり、それによって動く機械の人型……「機甲杖」なる兵器があって。

直属軍、蒼衣衛に加わることになったセーヤは、ラリエナという少女とコンビを組むことになり。

セーヤがかなり頑固というか、周囲への興味に薄いため、ラリエナという常識人が隣にいることで、何とか回ってる感じですねぇ。

ラリエナが振り回され続けて大変そうですが……うまく使いこなせれば、君の相棒はかなり強力だよ、多分……

 

 

ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件

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「いいか、一つだけ教えてやる! 真実は与えられるものではない。自分で掴み取るものだ! 自分で考え、自分で悩み、自分で受け入れるものだ! 考えるから人間なんだ。悩むから人間なんだ。 何も考えない人間など、二本足で歩くだけの家畜に過ぎない!!」

 

魔女と魔法が存在する世界。

最も世界に溶け込んでいるわけではなく、異端であると認定し、裁く対象として存在が認められている、って感じですが。

その魔法も、血統によって継がれるモノである上、自由度は高くないモノも混ざって入るんですが。

 

作中で一年前、魔女が魔法を使って連続殺人事件を引き起こした例もあって。

『リーパー事件』。触れただけで相手を殺す、なんて反則級の魔法ですが。

それは既に、現時点で世界唯一の魔法研究者である「魔女狩り女伯」によって解決していて。

新人騎士のウェルナーは、その女伯――ルドヴィカの調査に同行する護衛として、彼女と対面を果たしました。

……かなりの曲者で、振り回されてましたがね。

 

ある遺跡の調査に赴いたところで、思ってもなかった事件に巻き込まれ。

……ルドヴィカがその犯人だろうと、疑いをかけられることに。

流れるように異端認定されて、処刑を待つだけ……となったところで、ウェルナーが暴走して。

まぁ、結果として真祖に辿り着いたんだからファインプレーと言うべきなんでしょうが、綱渡りにもほどがある展開ではありました。

明らかになった真相には、多少驚きましたし、キャラも嫌いでは無いんですが……うーん、なんかモヤモヤしたものが残りますな。

 

グリモアコートの乙女たち

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「……なにを選んだって、後悔が残るときってあるんだなぁ」

 

魔法やそれを扱う魔女がいる世界。

日本で誕生したのはグリモアコートという道具を扱う、大和魔女という在り方で。

女性のみにしか使えないけれど、魔法の道具としての完成度が高いグリモアコートの秘密を欲しがる外の組織なんていうのもいるようで。

 

主人公の織音は、ある目的の為に大和魔女を育成する学校に潜入した男子で。

生来の容姿もあって、女装して潜入した彼を疑う者は全くいない状況。

なぜ男子なのにグリモアコートを使えるのか等の疑問を彼も抱いているようですが……それは二の次。

この学院に潜入した理由は、彼にとって敵である人物を探すことで。

 

学院は特殊な空間におかれていて、色々と制限はありますが。

学生の中にも外の様子を知る人はいて。学長にしても一筋縄ではいかない感じがしますが。

学長は、組織の長として覚悟決めてる感じしますけどね。

下手に外の魔女に指示を出して方針を固めてしまうと、戦争の発端になるかもしれないわけですし。大の為に小を諦めている感じ。

 

最もそれで切り捨てられた小の側からするとたまったものではないんでしょうけど。

織音の目的を果たすことは出来るのか。最も彼は彼で復讐にとらわれ過ぎているきらいがありますので、もうちょっと学友たちにほだされてくれればいいんですが。

 

勇者だった俺は幼なじみの執事になりました。

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「あぁ。だから俺は、自分の心に従って戦った。自分が望む未来を守るために戦った。俺はお前が泣き虫だったから戦ったんじゃない。俺は……俺自身がお前と一緒にいたいって思ったから戦ったんだ」

 

えんため大賞東放学園の特別賞受賞者デビュー作、らしいですよ。

魔族との戦争があった世界。勇者は戦いの果てに魔王を倒し……今は、幼馴染の家で執事をしていた。

もっとも、戦闘に全能力割り振ったのか、日常生活てんでダメですけどね、彼。

幼なじみの少女の寛大さがなかったら、一日で五回くらいクビになるんじゃないだろうか。

 

全体的に、平坦というか驚きは少ない感じですかねぇ。

戦争が終わって多少の時間が流れただけなら、そりゃあ反感を抱く輩も多いでしょうし。

そんな中で、『勇者』って言う旗頭が、貧乏貴族の家で執事をやっているなんてしったら引っ張り出そうとする人もいるでしょう。

で、勇者だって一人で全てを出来るわけではないから旅の仲間だっているでしょうよ。

……だからって、それら全てを一度に登場させることは、ないんじゃないかなぁ。

 

キャラクターが多いから、場面が切り替わって新キャラ出てきて、そいつがどういうヤツなのかって言う説明が入って。

そこからイベントに派生したりもするんですが、いかんせんキャラが多いので一回のネタが短くて。一応最後の事件につながりは持たせてるんですが……なんというか、粗が目について仕方ない。

要素としては面白くなりそうなんで、もうちょっとキャラを絞って一つのイベントの尺を長くするとか出来てたら、面白さ増したような気がするんですが。

あーでも、最後の女王さまがいい感じに歪んでて、そこは個性を感じられたかなぁ。

 

 

クロックワーク・プラネットⅤ

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「無限の暴力を手にするならそれを行使しない意思を持たねばならない」

「…それがYのメッセージです」

「ナオトさまなら アンクルを適切に扱えると信じていましたから」

 

まさかのアニメ化決定なシリーズ。

この作品映像化するの結構手間だと思うんですけどねぇ。

全てが歯車に置き換えられて。何万何億という歯車が使われている世界なわけですし。

原作1巻の修理シーンとか、かなり大変そうな未来が見える。

 

閑話休題。

本編は、アンクルと相対したリューズの戦闘場面からスタート。

とはいえ、従者であるリューズと兵器であるアンクルは、作り手が同じでもコンセプトが違うため、劣勢に違いはなく。

最終的に、アンクルのマスター認証も含めて何とかしていますが。ナオトの作戦がなかったら危なかった。

規格外のYシリーズ同士の戦闘は、人知を超えた領域になるため……まぁ、率直に言って勢いはあったけど、ちょっと読みにくい部分があったのは残念です。

 

しかしリューズの時にも思いましたが。

自由意志をもつオートマタを作るとか、Yは本当頭おかしかったんじゃないのかなぁ……

歯車化した世界においては、全てがそれに置き換えられて。故に、歯車に悪影響を及ぼす技術なんかは封印されていったわけですが。

政治はいつも綺麗事で済まないわけで。秘密裏に研究されていた、歯車世界に対する切り札。それを切ってきた復讐者たち。

あちこちの思惑が絡まって、かなり混沌とした状況になってますが。収拾つけるの大変そうですな……

 
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