気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

★3

リベリオ・マキナ―《白檀式》水無月の再起動―

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「もういい」

(略)

「……もうそんなことをしなくていいんだ」

 

25回電撃文庫大賞銀賞受賞作。

最近積読の山増えすぎてて、新規開拓は控えめにしてたんですが……試し読み企画で全文読んで、楽しませてもらったのでお布施。

今回の受賞作の中ではイラストが一番好み。

 

ファンタジー要素が混ぜ込まれた地球が舞台。

1960年に吸血鬼が人類に侵略をしかけたり、オートマタの技術が発展していたりとファンタジー要素が混ぜ込まれてます。

吸血鬼相手の戦闘用に開発された、オートマタ白檀式。

戦果は華々しかったものの、白檀式は暴走して虐殺オートマタとしてその技術ごと封印されることとなった。

 

表に出なかった、白檀式幻の六体目、水無月。

白檀式を作り上げた博士の娘、カノン。

この二人と、吸血鬼の王女リタが出会って、物語がどんどん進んでいくんですよね。

あくまでオートマタであることに拘る水無月は、現状を受け入れられずにいただけですが。

カノンが静かに、抗っていたのが良かったなぁ。

 

白檀式の暴走の真実も悲しいものでした。

禁則事項故に攻撃して来る相手を殺せなかった……なら逃げればよかったのでは、というのは現場を知らない者の繰り言ですかね。

まぁ、その白檀式も虐殺の原因となった事柄以外にもヤバい爆弾抱え込んでそうですけど。2巻以降で触れられるのかなー。



本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部 貴族院の自称図書委員I

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「ローデリヒにはこれからも期待しております。貴族院でも色々なお話を集めてくださいね」

「恐れ入ります。……必ず、ご期待に添えるよう頑張ります」

 

2年の眠りから目覚めたローゼマイン。

10歳になり、貴族院という全ての領地から子供が集まる学院に通う事に。

正式に貴族として認められるために必要な勉学を修め、他領と交流するための場所。

学生たちの成績や、お茶会で振る舞われたお菓子。服飾などなど。

これからの領地に影響する領主会議の前段階。

 

本人はかなり気乗りしない状態でしたが、シャルロッテと同じ学年になりたくないという意思でスタートして……

フェルディナンドに「国内第2位の蔵書を誇る図書館」の情報を聞き、加速。

その勢いを見たヴィルフリートの提案によって、暴走してしまう、と。

ある意味で完璧な流れですね。周囲への影響が甚大なだけで。

報告書を受け取る大人たちが大変だなぁ。掲載位置が違う関係でWEB版から微妙に変わってますねー。あちらはあちらで好きだったのでたまに読みに行ってます。

 

大人達だけじゃなくて、進学する事によってローゼマインに新たにつくことになった側近の学生たちも大いに振り回されていますけれど。

……頑張れ。色々と常識から外れた行動をとったりもする主ではあるけれど。

ローゼマインを不快にさせるようなよっぽどの悪事とかしない限りは、寛大だし影響力も大きくて成長できるよ! ただしたまに修羅場だ。

 

今回の注目は巻末の短編。

リーゼレータ視点「有意義な土の日」が新鮮でしたねぇ。

ローゼマインからは見えない側近たちの日常。彼女の虚弱さになれていないから、もっと注意しないといけないと話し合ったり。

 

中級・下級貴族が多いから、成績が低いと後々苦労するという話があったり。

レオノーレが側近たちで固まっている状況とはいえ「余計なことをしてくれた」とか言っちゃうあたり、ヴィルフリートの評価の低さが伺える……

ローゼマインの暴走はさすがに良く受け取られてないようですが。

その結果としてシュバルツとヴァイスが動くようになって、女の子たちの評価を勝ち取ってるんだから、人生万事塞翁が馬って感じですな。

上手い事問題を切り抜けている、運の良さがローゼマインは割と凄い。



血界戦線 Back 2 Back 5

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「いやあ今回も順調に危なかったな」

「ウンザリしますねそれ… 危機がデフォとか…」

 

やたら最近警部出てくるな……と思ったら後書きでぶっちゃけられてて笑った。

今回はエピソード2つのみ。

1つはドグハマー絡み。例によって応援を頼み……それが解決したところから。

収容されるための移送中に襲われて。

 

デルドロの昔の仲間たちが捕まっていない、という話がでて。……そんなフラグたてたら、そりゃあ襲ってくるでしょう。

獄長も巻き込まれて、かなりのピンチでしたけど、何とか乗り切って。

……完全に箍が外れて笑える装備を開発してました。愉快な人だな、あの獄長。

 

そしてもう一つは幻界病棟の話。

患者の治療が全てに優先するという場所。

そこに重症の犯罪者が逃げ込んで。治療するから確保はさせないという医者と警察のせめぎ合いにライブラも巻き込まれてました。

いやまぁ、確かに単身の戦闘能力で右に出る者は相違ないエースが揃ってる組織ですけどね。

「自信ではない 決断だ」というクラウスが格好良かったし……静かに切れてて奥義ぶっぱしたシーンには思わず笑ってしまった。



血界戦線 Back 2 Back  4

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「少し楽になりました そうか」

「これから得ていけばいいのか」

 

ザップと潜入捜査をすることになったツェッド。

薬物関連。それを流通させてる裏街道のネタとなれば、確かにザップは向いてそうですけど。

……そもそも性格的に、無理だろ……って言うのは、まぁ、確かに。

流れるようにもめ事に突入しそうになってて、止めに入ってる導入には笑った。

そしていつもと違う形で、まとまったのには驚いた。ツェッドの意外な一面が見れて良かったですね。

 

ザップが「手間のかかる弟弟子だ」と零してて、ちょっといいシーンだなぁ、と思った直後に女に復讐されてる話持ってくる構成は鬼だ。いいぞもっとやれ。

「ザップを動けなくした」という情報をネットに拡散して、徒党を組んで襲撃に来るあたり彼の過去の悪行が凄まじい。

止めに入ったクラウスが、行いを聞いて、34人くらいで倒れ伏してしまうレベル。

見学してるレオも「酷すぎる… 見た事のない種類の地獄だ」とか言ってましたしね。

 

そして、もう一つのエピソード。

次元怪盗ヴェネーノにまつわる話。

好きなキャラで死んでしまったのが悲しかったから、続きがあるのは嬉しい限り。

今後関わりが出てくるかはわかりませんが、あると嬉しいなぁ。



異世界魔法は遅れてる8

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「それで十分だろ? 術が効けば、無敵じゃなくなるんだ」

「そうそう。それにダメだったらまた違う手を考えればいいよ」

 

読んでたけど感想書いてなかった。

9巻、刊行予定が延期され続けてて、出るのかなぁって感じですが。

なろうの方での連載は不定期ながら続いているので、そちらを気長に待ちます。

 

序章は魔族側の会議模様。

これまでの雑兵を潰し、その力を集約した駒を作ったとか言ってて手段選ばないなぁ、ってところが怖い。

 

今回のポイントとしては、やはり勇者となった幼なじみに水明が身バレしたところでしょうか。

黎二と言いあいをしてましたが、まぁ、子供の喧嘩みたいな感じで険悪にならなかったのは何より。

途中妨害にあって遅れたものの初美たちが援軍に来て、一時的に戦力アップしてました。

息抜きの為のプールイベントで着想を得て、帰還の為の魔法陣を水明が完成させたりと、こっちはこっちで順調に進んでると思うんですがねぇ。

 

魔族たちが手を進めてるのは描写されてますし、普遍の使徒の思惑はいまだ不明なままで。

その調査の一環として勇者エリオットの救助の為にハドリアス公爵のところへ乗り込むことに。

一筋縄ではいかない相手とは思ってましたが、自ら所属を明かし、トリアの勇者すら連れ出してくるとは予想外。というか彼自身が普通に強いって情報は共有しておくべきだったのでは!?

まぁ、公爵も水明が真っ当に戦えること把握してなかったぽいので普遍の使徒側も情報共有できてませんでしたが。



ダーウィンズゲーム16

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「だけど 信用できないあのGMを」

「結局信じるしかない自分に一番腹が立つ」

 

アニメ化決定したようで目出度い。

今回はイベントに向けた準備が着々と進んでいますよ、という感じで全体的に静かな展開でしたねー。

ランキング2位のギョクトサクジが現れ、彼に対してイベン招待権を使う事に。

それにともなって7位とも協力できる形になったのは、かなり幸運な展開。

 

……そうして準備してなお、何が起こるのかが分からないのがダーウィンズゲームのイベントですけどねー。

たまに出てくるアメリカの関係者、ジスラン博士がドウメをはじめとしたDシリーズのエネミーについて解析を進めていて、少しずつ真実に迫ってる感がいいですねー。

……未だに運営に消されていないってところ見ると、余り重要視されてないようにも見えますが。

 

イベント直前、シュカがついに踏み込んで。

何だかんだで収まるところに収まった感じかなー。

カナメとイヌカイは雪蘭直々の指導を受けて、さらに戦力アップしてるので、早々遅れは取らないと思いますが……

運営側の「先生」がオオサコとシゲオを放り込んでる辺り、面倒事が起きる気しかない……




俺の彼女に何かようかい5

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「ずみ君は六華といっぱい遊んでくれるって言ったんだ」

「でもまいてきた」

 

六華がいい感じに状況を引っ掻き回してるなぁ。

大人も学生たちも意固地になってる部分とか、考えすぎてしまう部分とかがあるから、こうやって子供に振り回されてみるのもアリなのでは。

ま、六華の血筋とか知ってる外野だからこそ言える話ですけどね。

そうはいっても、北日本最強から言質を引っ張り出してるのたのはナイス。

 

無垢としのぎの母親ズの会話が面白すぎる。

温度差激しいなぁ、この二人。

そしてなんだかんだで刺客の仕事を全うするしのぎ母よ……

他所の親御さんの悪口はよくない、と言っていたジュノンが内心でとはいえ「あのクソババア」と零す辺り、距離開いてしまっているのでは……?

 

無垢の行動力がどんどん上がっているのは、笑う。

「背後で菊水が怒っておる」「怖いから振り返らない」って、「過去は振り返らない」ってそういう意味じゃないから。

美園の「怒らせて白石への怒りを忘れさせてくる」という解決案も愉快でした。

親世代の因縁について知って、状況改善されるといいんだけどなぁ。

 

俺の彼女に何かようかい(5) (ガンガンコミックス)
高津カリノ
スクウェア・エニックス
2018-09-21


本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部 領主の養女Ⅴ

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「お姉様、すごいです! わたくし、お姉様を尊敬します!」

「シャルロッテの一言で全てが報われた気がいたします」

 

プロローグでのベンノとマインの会話が、楽しくも悲しい。

隠し部屋があるから距離が近いけれど、どんどん遠くなってしまうのを思うと、惜しくなりますね。

傍から見ているだけでもそうなんだから、当人のマインの心情たるや。

……ハリセンで叩かれてふくれっ面になってる、気の抜ける部分もあるんですけどねぇ。

フリッツが有能。流石ギルやルッツに名前を上げられただけのことはある。

 

ハッセの町にこれ以上の騒動が起きないよう神官を派遣して。

イルクナーで問題がおきないようにブリギッテへ情報を渡して。

ダームエルの成長に気付いた保護者達に魔力圧縮の話をして。

妹となる、シャルロッテとの面会やお茶会をして。

……罪を犯してしまったヴィルフリートを救う助言をして。

 

洗礼式直後の身でこれだけ仕事してたら、健康体であっても体調崩すだろ……って感じがします。

マインは元々虚弱だから薬頼りになってしまってるようですが。それはそれで体に優しくなさそう。

 

挿絵も相変わらず綺麗でいいですねぇ。

シリアスな採集の戦闘シーンでマインの騎獣がぽつんと浮いてたのには笑った。

今回は襲撃があったこともあって緊迫した絵が印象に残ってますねぇ。フェルディナンドがマインを抱えている場面も、彼の焦りが見えるようでした。

 

毒を受けて眠る事になって――まさか二年も過ぎるとは。

かなり大胆な展開に初めて読んだ時も驚いたものです。

そして眠っている間にも、これまで積み上げてきたもので影響を与え続けるんだから大したものだよなぁ。



かわいいひと6

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「でも 今日 花園さんと一緒にいられて」

「すごく嬉しい ありがとう」

「俺の方こそ ありがとう」

 

日和と恋人になってから迎えるクリスマス。

贈り物需要で花屋は忙しいけれど、母の助けもありなんとかデートの時間を作りだしたあたりはほっとした。

お互いに贈り物をして。花園さん本当かわいいなぁ。日和の前で浮かべる笑顔がステキです。

 

無理に笑おうとするといつもの死神スマイルになってしまうようですけど。

まぁ、最近はかなり表情柔らかくなったというか、明るく感じられるので、これからどんどん変化していくんだろうなぁ、と思えて良い。

 

バレンタインフェアをやることになり、従妹が応援に来て、彼女の恋の相談を聞いたり

日和の家族とスキー旅行に行ったり。

今回もイベント盛りだくさんでしたけど、どこもかしこも可愛くて和みます。



保健室の影山くん3

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「私 影山くんが好き」

 

日和先輩が可愛い。

自分の思いを自覚して、その瞬間に影山くんが来て。

……どうなるかと思いきや、演技をすることになってたため流されてしまって。

お嬢様にあわれみの目向けられてるのには笑った。

そして後日普通に四宮とかに相談できるあたり日和、かなりメンタル強いですよね……

 

そんな彼女でも、過去に影山が彼女から血を吸っていた、という事実を知った時には涙を流していたんですよね……

影山に避けられて、友人の前でも泣いてしまっていた。

けど、最終的に吹っ切ってぶつかりに行けるところが見ていて爽快です。

影山くんがかなりネガティブだから、ちょうどバランスとれてる感じがしますけどね。





プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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