気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

★3

魔法使いの嫁11

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「自分を大事にしてもらわないと怖いからね」

 

エリアスの監視役、サイモンを解任しようという動きがあって。

ただ、サイモンの直属の上司からではなく、対抗してる内部の反抗らしくて。一枚岩ではない、というのが詳しく語られていました。

更にサイモンの過去についても語られていきましたが……重い、重いよ。

 

「エインズワース 何もかもを共有しなくたって誰かと一緒にいるということはできるんだ」。

サイモンのジンクスを聞いて、利用しないだろ? と問われて。

「利用しなきゃならない時がまだ来てない」と率直に言うあたりは流石ですが。

言わない自由を行使した部分も、ありましたが。エリアスの直截さに救われたのは本当なんだろうなぁ。

 

一方のチセは、エリアスやリンデルの師匠であるラハブに招かれて。

同行していたステラが霧に捲かれて、灰ノ眼と遭遇してる辺り、彼女も「持ってる」と言いますか。「愚かで美しい」という評価にもうなずける。

真っ直ぐすぎる彼女の姿勢が尊く見える。

 

学院で意外だったのは普通の授業もあるところ。表に出て擬態して生きる必要があるから、常識から解離しないように、という考えには納得。

学院を創設した七つの魔術の大家の事とか、過去にあったらしい出来事の名前だとか、気になる情報もどんどん出てきてます。

生徒たちと仲良くなって、チセの世界を広げていってほしいと思いますが、次回予告がなんか不穏な雰囲気しててちょっと怖い。

魔法使いの嫁 11 (BLADE COMICS)
ヤマザキコレ
マッグガーデン
2019-03-09


精霊幻想記13 対の紫水晶

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「大丈夫よ。もう、大丈夫。貴方を一人にはさせないわ」

 

クリスティーナ王女たちの前で王の剣と勇者を相手取って危なげなく勝利。

後半でレイスには覚醒した勇者クラスか、さらに上のランクになるかも、と評価してましたね。

神魔戦争期の英雄達を評価の物差しとして盛ってくるあたり、レイスの存在がさらによくわからなくなってきた、と言いますか。

 

それだけ長く生きてるのか、とか。そんな存在があちこちの国家に干渉して何を企んでいるのやら、とか。

干渉するとデメリットがあるから放置する方向でしたが……放置するデメリットの方が大きそうという事で、対処を決めたとか。面倒臭い事になりそうです。

 

本編の方は、ルイがベルトラム王国に残り軍隊を引き揚げてくれて。

シャルルとアルフレッドは捕虜としてガルアーク王国に入ることに。

国境近くで軍隊が展開していたという事で、近隣の有力者が関所に来ていたのですが……

リーゼロッテはともかく、よくよくどこにでも湧いて来るな勇者サカタトシアキ!

ここまで小物ムーブされると、いっそ清々しい。

 

リオに対抗心を抱き、増長して喧嘩(模擬戦)を吹っ掛けていましたけど、かなり余裕持ってあしらっていましたね。

レイスの発言を信じるなら覚醒すると勇者もこれぐらいは出来るみたいですが……神威の象徴である勇者を相手取って勝利したって、かなり扱いに困る存在になったのでは。

 

レストラシオンにクリスティーナ王女が合流。

フローラ王女に比べると、王族として覚悟が決まっている、と言いますか。

ユグノー公爵からフローラの方が御しやすいとか、神輿に据えやすいとか言われてますからね……

 

勇者との模擬戦を終え、レイスを追うリオと、リオに対応することを決めたレイスとで見事に入れ違った感が。

レイス達の行動であちこちの国家が本当に振り回されていて、アイツらに痛い目見て欲しいものですが、さて。

精霊幻想記 13.対の紫水晶 (HJ文庫)
北山結莉
ホビージャパン
2019-03-29


ソード・ワールド2.5リプレイ 水の都の夢みる勇者3

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『カイルバーン。改めて質問です。人生とは、何ですか?』

 

「第七話 一射必中のモーレス」、「第八話 竜の血は強すぎる」、「第九話 あなたがあなたに気づく日」の3話を収録。

第一部最終章、とあらすじには書かれていましたね。

最後の方にGMが第二部の予定もあるみたいなこと書いてましたし、彼らの今後にも期待。

 

ニコが抜けた分を補うために、新しい仲間が参戦。

神官枠かと思いきや、プリースト技能持ってるけどメインはシューター。

まぁ、GMの采配で回復アイテム渡されてたので、それを活用する前提の技能構成にしていたようですけど。

 

アイリスから依頼を持ち込まれて、彼らが倒した魔将のダイアナ。

彼女の使っていた研究所の調査に行ったら襲撃されて、犯人の捜索に出たら別の魔将と遭遇したり。

カイルバーンの秘密が明らかになり、因縁の対決をしたりしてました。

あそこで倒す以外の選択肢を探す当たりが、彼ららしいですねー。

そして最後は、最終章に相応しい総力戦。各地を巡り、これまでに出会った人々の協力をフェローという形で得ての決戦で中々見ごたえがありました。

やっぱりリプレイ読んでるとTRPGしたくなりますねー。



異世界食堂5

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「あら? 弱いと何か問題があるのですか?」

 

アニメ化もしていたシリーズの新刊。

WEBの更新頻度減少してしまって残念におもってますが、新刊出てくれたのは嬉しいですね。

おまけに巻末にBD特典の短編が収録されてるのもラッキー。最近こうやって特典の再録してくれるので、円盤買った方々には申し訳ない気持ちもあるけど、正直有難いですねー。

全部は追い切れないので……

 

ドヨウの営業日。

扉の看板を、あちら側の文字に変えてました。

それによって新しいお客様が来たりしてました。

開店時から店主が代替わりしたように、どんどん『ねこや』も変化していくんですよね。

そういう流れに逆らわないというか、上手く乗りこなしているような雰囲気が好きです。

 

所属国家、種族ごちゃまぜの闇鍋みたいな店ですが。

諍いを起こさなければ構わない、という懐の深さもあるので料理の味を少しでも持って帰ろうとする人達とか、他国の情報収集に使う「カルボナーラ」みたいな人もいるみたいで。

……情報収集と言いつつ、リラックスできる食事楽しんでますよねー。ねこやの魔力か。

 

シャリーフの恋模様が順調に進みそうなのが何より、ですかねー。

国家間の事となると中々難しそうですが。本気度会いを占めすために貴重な魔道具を持って行ったのも功を奏したのでしょうが。



薬屋のひとりごと8

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「仕事は分配。使えるものは誰だって使う。使えないものは邪魔にならぬよう、毒にも薬にもならない違う仕事を与えてください」

 

変人軍師が、囲碁大会を開催するとか言い始めて。

性格はともかく実力はかなり高いため、注目を集めているうで。

壬氏の手伝いをしている文官が熱を上げてる様子には少し笑った。解読も難しいし文才はどうでもいいけど、あの人の棋譜は見たい! という熱を壬氏に披露できるあたりは見事。

 

変人軍師の囲碁大会という一見ネタにしか思えないイベントもかなり大仰なものになっていましたし。

そうでなくても蝗害の報告や、不思議と甘い葡萄酒の話など壬氏は毎度のことながら苦労してますね……

 

正直今回一番笑ったのは、猫猫が同僚と化粧品を買いに行って……何故か薄餅を焼いていた所ですかね。

「ねえ、二人とも。周りが呆れているわよ」と姚に言われてましたけど……しれっとツッコミ入れてる辺り、彼女も大分毒されてきてますよね……

 

とは言っても猫猫が薬を試すためにわざと怪我しようとしたら焦って止めたり、ちゃんと常識的な部分も残っているようで安心しました。

友達だから、という姚に燕燕が妬むような眼を向けてる場面も微笑ましかったですねぇ。猫猫にちゃんと友人が出来たのは何よりです。

 

玉葉妃の周囲もかなり不穏な気配があるようで、猫猫を引き込もうとしたりしてました。

人気者ですね、猫猫。毒見が出来て、頭の周りも良い女となれば使い勝手がいいんでしょうけど。

最後、壬氏がとった行動は、高位の人間としては正直ありえないものだと思いますが。いざとなったら手を選ばない辺りが彼らしいのかな……怖いわー、敵に回したくない手合いだ。



神域のカンピオーネス4 英雄界ヒューペルボレア

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「大切なのは勝つか負けるかで、上手い下手はどうでもいい気がするな」

「言いましたね。ならば、あなたが往く道の正しさを――勝利を証し立てなさい!」

 

日本での騒動を何とか乗り越えた蓮たち。

アポロンにさらわれた王女カサンドラを助けるべく、新たな神域に踏み込んで。

まぁまた新しい文明圏の中で、強かに情報を集めてましたが……

今回の一番のポイントは、なぜかひょっこり紛れ込んでいた姐さんの方なのでは。

 

いやまぁ、侯爵が死なずに好き放題していたから、どこかで他のカンピオーネも出てくるんだろうなぁ、と思ってはいましたが

予想以上に早かったし、想像通り酷いことになったからな……どこにいっても徒弟を迎える定めなのか。いや、今回は門下に加えたわけではないので、徒弟というのも憚られますけど。

 

しかしオーディオドラマの方で、護堂が登場していたとなると惜しい事をしたな……いや、ちょっと金欠で通常版買ったんですよねぇ……

四巻の後日譚、追補編として描かれているようで。5巻の冒頭ででも軽く触れて欲しい……というか、護堂まで出てくるのなら、今の彼の力量を示してほしいような気も。

アポロンを追う傍ら、順調に攻略を進めている感。護堂よりもあけすけで、いつか後ろから刺されそうな……刺されても死にませんけどね……



放課後は、異世界喫茶でコーヒーを5

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「そうかもしれませんね、本当に――そっか、これが夢なのか」

(略)

「夢って、苦しいんですね。楽しくて、まぶしくて、あまりに遠い」目を閉じて息をつく。

「わたしには、自分の夢さえ物語の中のことのようです」

 

歌姫が去り、日常を取り戻した街。

冒険者が活動を再開したり、歌姫効果で在庫品薄になったりしてすべてが元通りになるにはもう少しかかりそうですけど。

ユウの喫茶店は、営業時間を通常に戻して、穏やかな時間を取り戻していました。

季節に合わせ暖炉を稼働させたり、リナリアは試験の準備で忙しく来る頻度が下がったりと、こちらはこちらで変化もありましたけど。

 

暖炉前で丸くなってるノルトリが可愛いです。

ティセから来た手紙へ返事を書くためにアイナに字を教わり始めてましたし、こういう場面があったんだろうなぁ、と思うとちょっとほっこりする。

喫茶店の看板を書いた画家のエピソードが入って、いい感じのオチがついたりもしてましたが。

 

アイナに持ち上がった結婚話。

そして、同時期に街に広がったあるチェスセット。高名な職人の手によるもので、なぜか駒がバラバラに売り出されて。

それを求める人々が賭けチェスをする、なんて動きが街で置き、ユウも順調に巻き込まれてました。

この世界の貴族が面倒くさいのか、アイナの家族が面倒くさいのか知らないですが、回りくどい手を打つなぁ、とは思いましたね。

 

熱を出したユウが見た、地球に残した家族の描写が少し入って。

「帰っておいで」と言われて。「あなたの居場所はそこなの?」と言われて。応えられなかったユウ

おきた後、夢は夢でしかないという彼の姿がちょっと寂しいですね。

 

マスターとして生活しているユウの事も好きなので、すぐさま帰ってほしいってわけではないのですが。やはり残したものを考えると、どうしたって寂しさが募るでしょう。

歌姫たちと出会い、いなくなった、この世界に来た「誰か」の存在に触れられた後みた夢って言うのが、ちょっと気になりますねー。



ラストラウンド・アーサーズ2 聖女アーサーと赤の幼女騎士

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「そうだよな……お前はずっと頑張ってた……そろそろ肩の荷を下ろしてもいい頃だ」

(略)

「安心しろ。俺がお前を救ってやる」

 

継承戦に備えてしっかりお金も準備していた辺り、凛太朗は優秀ですね。

……問題はそれの運用を、瑠奈に一任してしまったところですね!

拠点が必要だという話になり、それなりの物件を賃貸するのかと思いきや、まさか屋敷を買ってくるとは流石に予想外ではありますが。

 

そして休む暇もなく次なるアーサー王候補が襲来。

凛太朗が諸国放浪している時に知り合い戦い方を教えた弟子で、彼のことを慕う娘。

師匠として慕う相手が、ロクでなしと評判の瑠奈の下に居る事が我慢できず、彼の所属をかけて王として競う事に。

それとは別に盤外戦術を仕掛けてくるあたり強かというか。

 

ラモラック卿もスペックが高く、難敵ではありましたが。

凛太朗が策を練り、見事に逆転。いやまぁ、トラウマを刺激するゲスな手ではありましたが。協力した相手からも最低最悪とか言われてるし、それでいいのか……

瑠奈が倒れず諦めず戦い続けたのも中々見ごたえはありました。




蒼き鋼のアルペジオ17

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「しかし仕方無いだろう」
「会いたいものは会いたいのだ」

 

思惑が重なり行われる学園祭。

学園で祭り一つ行うのすら国家事業。

停滞よりはずっとマシ、と長崎の代表は語っていましたが。

確かに、霧に海を封鎖された閉塞した状況の中で、祭りを行えるというのは大きな変化ですよね。

                                                                                            

霧側にも、釣りを趣味にする者がいたり……アカギは発電業にはまりそうになってるし。

どんどんメンタルモデルの個性が強くなっていってる感じ。

総旗艦は一体何を考えて、この状況を創り出しているのやら。

ついに第四施設の中が明らかになってましたが……むしろこれ謎が深まったというべきなんじゃ。

 

ゾルダンたちが潜り込んでるし。

一枚岩ではない霧の動きは読めそうになく。

……白鯨、401側も決して安泰ではない。

戦力的に万全じゃない状況で霧の戦艦に捕捉された401はこの後どうなるのやら。

相手側の動き次第な部分も大きいとは、思いますけどね。



ホリミヤ13

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「さぁて言ったらどうなるかな」

(略)

「レ ミ に 言 う な よ」

「言いません 死んでも言いません」

 

表紙にも登場した、井浦兄妹の出番が多め。

井浦兄に彼女が出来ないと相談を受けて「運」とばっさりいった宮村の潔さが好きです。

うるさくてふざけてて、テンション高い彼ですが。

ちゃんと「お兄ちゃん」としての顔もあるんだよなぁ、と思うとなんかほっこりしますねー。

……沢田に距離とられてて、ちょっと泣いた場面とか、表情が無になったりしてましたが。

 

あとは何だかんだ仲がいい生徒会三人組も好き。

なぜ井浦は分かっている地雷を踏みに行くのかなぁ……

夜の校舎に入りこんで肝試ししてるエピソードが好きです。

止めに来た仙石と、嬉々として怖がらせる堀さん。

その間に挟まれる宮村の図が傍から見てると笑えた。

ホリミヤ(13) (Gファンタジーコミックス)
HERO
スクウェア・エニックス
2019-02-27


プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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