気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

★3.5

佐伯さんとひとつ屋根の下 I‘ll have a Sherbet! 1

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「おもしろくなってきたわ」

「……」

おそらく彼女は僕の問題定義に耳を貸すことはないだろう。

 

小説家になろうの書籍化作品。

書籍の副題になってる『Ill have a Sherbet!』の方がなろうのタイトルですなー。

カクヨムの方でも連載して、そっちで特別賞を受賞したそうですけど。

WEB既読で絵もいい感じだったの購入。

 

高校二年生の春、一人暮らしを始めるはずだった男子学生弓月恭嗣。

不動産屋の手違いで、同じ部屋の契約をしてしまったという少女佐伯貴理華と同居を始めることに。

 

不動産屋は、手違いなので責任を以て別の部屋を探すと言って、この部屋にどちらが入居するか当事者同士で相談してほしいとは言っていたみたいですが。

新生活を始めるシーズンにまともな部屋が残っている保証もなく。佐伯さんの方が、「いいことを想いついた」とルームシェアを提案してきて、お互いに実家に頼れない状況もあってなし崩し的に同居が始まるわけですが。

 

自由気ままな佐伯さんに弓月君がかなり振り回されてますが。

何だかんだでいいコンビな感じもしますがねー。

弓月君の元カノ、宝龍さんの独特の感じも好きです。


 

ソード・ワールド2.0リプレイウィアードテイルズ 消えゆく街の異界譚

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カトランズ 罪は功績によって許されるものではない。――贖って許されるものだぞ。

 

第四話『墓守の願いとその答え』、第五話『偽りと企みと真実と』、第六話『願いは、自らの手に』の三話収録。

増殖都市ネスカザラの物語の完結巻です。

冒頭の四話からしてレインの「一人では死にたくない」という願いを叶えるために魔神が動くエピソードなので不穏ですな……

 

途中で事故ってかなりドタバタしてましたが。

それを即物的な願いで解決しようとして、ネタかぶりを気にした魔神がさらっと解決するというコントじみた一面が。

……ネタ被り気にする割に、直接現金郵送パターンは経験してなかったのか……

いや、後のエピソードで別のところで痛い目見てる御仁いましたが。まぁ、アレはなぁ……

 

魔神の願いに振り回される内に、ネスカザラの成り立ちやあの魔神はいったい何者なのか、と言った情報も出てきて。

当代の領主も、手を打っていないわけではなく色々動いているようですが……三百回目のネスカザラの創立祭で何かが起きそう、とPCは調べに回ってます。

……メタなこと言えば、シナリオ中でそうホイホイ関係ないイベント起こしてられませんしね……

 

最終的に、何とか領主と連携し、魔神という強大な相手と戦うことになっていましたが……

負けてはいけない上に、環境が特殊なため、完膚なきまでに打ち負かすことも出来ないという状況で。

何とかうまく着地させたんじゃないかなぁ、という感じです。ネスカザラの今後はかなり大変な事になりそうではありますが。PCたちが連携していけば、乗り越え……られるといいなぁ。……途中で事故ってた辺り多少の不安は残りますが。

ま、なんとかなると信じましょう。えぇ。

 

魔術師たちの就職戦線2

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「……そういうのは、ずっとまじめに勉強してきたヤツが出るもんだ。おれみたいな素人同然の人間が出たんじゃ相手にも失礼だし、クラスにも迷惑かけるだろ」

「キミ、妙なところで真面目だよね」

「妙なところじゃなく、基本的に真面目なんだよ、おれは」

 

前回はあまり出番がなかった少女、佐原閑丸。

彼女がユキナリに興味を持って距離を縮めてきます。

現状、一番ヒロインっぽい立ち回りをしているんじゃなかろうか……

将来を見据えて、自分の手札を隠しながら過ごしている点とか、状況を見極める目とか結構安定しているので、見ていて安心できる。

コレが香織里だと、ユキナリ絡みのネタですぐに視界狭くなるから不安になるんだよなぁ。

 

そして今回は、対抗戦というイベントがメイン。

年二回、夏と冬に行われているというクラス対抗戦。

クラスの代表として三人選出し、他の組の代表と戦うというイベント。

朱雀組は実力的に、香織里、ミオ、マルコが選ばれるところですが……マルコは手札を晒したくないと辞退して、ヤマザキがノリノリで推薦したこともあって、ユキナリが参戦する事に。

 

ヤマザキに特訓をつけてもらい……昨年香織里が去年引き分けた相手、金剛寺と戦う事になったユキナリ。

体格に優れ、術で防御力を上げている相手。対しユキナリはまだ術の引き出しが少なく、自分の身体を鍛える程度しかできない。

そもそも霊力の総量が少ないので、強化すると言っても限りがある。普通なら勝ち目があない感じですが……

 

一か所に攻撃を集中させ、少しずつダメージを蓄積させて倒す、という何とも泥臭い戦法で勝利。

いや、けどスペックで上回っている相手、一撃でも相手の本気の攻撃を食らったらアウト、って言う状況で地道に攻撃を当て続けられるユキナリの精神的なタフさは相当なものですよ。

これで、霊力の扱いにもっと慣れて行ったら相応の術師になれるんじゃないだろうか。

まぁ、それ以前に彼の場合、何やら秘めた力があってそれ絡みの騒動に巻き込まれる予感しかしませんし、相応の力量を身につけなければ死ぬんじゃなかろうか。



教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー

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(だからこの問いかけの答えは言葉ではなく 

きっと態度で返さなければならないものだ)

(いつか逃げられない時が来ると これはそういう戦い何だと

 お伽噺の彼らの 曲がりくねった優しい忠告)

 

FGOのマスターの数だけ存在するカルデアのIF……

歴史がさっぱり出来ない(社会の成績が5段階で2)マスターぐだ男が、英霊本人やマシュ達に、「一体あなたはどんな英霊ですか」と教えてもらうエピソードがまとめられています。

今回収録されているのは「アーラシュ」、「清姫」、「マルタ」、「坂田金時」、「レオニダス」、「アン・ボニー&メアリー・リード」、「アステリオス」、「カーミラ」の8人。

 

中々わかりやすい感じでまとまっていますので、この調子で他のサーヴァントたちの特集もしていってほしいものです。

……が、続刊が出たとして、1巻で8人ってことは現状居る鯖だけでも20巻分近くいくんだよな……掲載中に鯖増えるだろうから、エンドレスだよな……

 

まったく知識が無いぐだ男に対して教えていく、という形なのでかなり説明も簡易だったり、マシュの独特なイラストが交えられたりしてますが、所々でネタも挟まっていて、読んでいて退屈はしませんでした。

アンとメアリーのエピソードの最後の4コマが結構好きです。

 

赤髪の白雪姫17

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「だったらそれは枷ではない 進むためのものだ」

「前を見ろタリガどの 二人何かを変えたいのなら」

「望みは守り抜け 何がなんでもな」

 

木々の縁談相手候補が次々と襲われて、ベルガットからの話まであって。

ヒサメが、木々に求婚するというのが、その状況を変える札になっているのがいいですねぇ。

「足を掛けたくない踏み台というのもあるんですよ」というヒサメが結構好きです。

まぁ、そのあと「婿になるのもいい とは まぁ 本気で思っていますけどね」という辺り食えませんが。

 

木々に縁談という形で手を出して来たと思ったら……

それを画策したのがミツヒデだ、という情報を流れるようにしてる辺り周到ですね。

身内に手を出されたゼンが久しぶりに本気で怒ってました。

「よくもそこに手を出したものだ」というゼンの顔が怖い。

 

ミツヒデが疑いを晴らすという名目で、剣を取り上げられて軟禁状態になったところで、双子が動き。

ゼンと木々が探っているところにオビが合流するんだからもう……やっぱりゼンたち好きだなぁ。こういう阿吽の呼吸というか、フォローが行き届く、解りあってる辺りとか。

 

そしてベルガット家の事情が描かれたり、当主のトウカが現れたりしましたが……

結構珍しいほどの悪役というか、行き着くところまで行ってる感じはありますね。

かつての権威を取り戻すために、という妄執だろうか。それでここまで動けるって言うのは凄いと思いますが。

双子がウィラント城であった式典でイザナ達王家に光を見たように、別の方向に進めなかったものなのだろうか。

 

 

世界の終わりの世界録9

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「その終焉を超えてこそ英勇なんだろうが……!」

 

神聖都市の入り口に辿り着いたレンたち。

最も、そこでトラブルがあって、別の場所へ飛ばされてしまったわけですが。

その飛ばされた先が、天使や悪魔を捕えた監獄で。まだ見つかっていないフィアがここにいるのではないか、と探索しています。

転移した先で、シオンの仲間であるガブリエと合流し、エルメキア・ダスクの連中と一戦交えた末に、ついにフィアと合流。

 

そして、その足で今度こそ神聖都市に足を踏み入れることとなったわけですが……

神聖都市には未だに、三起源が救っていて。エリエスやシオン、そのパーティーやレンと三大姫など、強力なメンバーがそろっていますが、容易く撃退できる手合いでもなく。

分断されたり、それ以外の勢力……沈黙機関やエルメキア・ダスクも入り込んで、かなり混沌とした状況になっております。

 

その中で、レンたちはまだ生きていた施設から、世界録が作られた目的などの情報を得たりもしています。

『黄金の夜明け』の面々も、この神聖都市に入り込んでいて、戦力的には場違いな彼らですが……沈黙機関のミスティと培った絆は本物で。

オマケに、悪魔まで引き込んでいる辺り、団長の勧誘能力凄いな……

5月発売予定の10巻で完結の想定だそうで、盛り上がってきてますね。

一人で大陸放浪しているゼルブライトも都市に到着してるようですし、それぞれの決着がどんな形になるのか今から楽しみなんですが……これ本当に後1冊でまとまるのだろうか……

 

ノーゲーム・ノーライフ8 ゲーマー兄妹たちは布石を継いでいくそうです

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「約束したんだよ……二度と、この手を放さないし――」

「……後悔して、死ぬのも……もう……いや、って……」

 

神霊種との双六ゲーム、決着。

最後の難関は、かの大戦を再現したジブリールの提示するゲームで。

早々にゲーム盤から脱落したプラムが全盛期の吸血種として、いの、クラミ―、フィールを圧倒していますが……

十の盟約の制限が無い世界で戦争して、よくもまぁ、この世界原型保っていたもんだな、と改めて思いました。えぇ。

 

さて、ジブリールがなぜこんなゲームを始めたのか、という理由も描かれてましたが。

サイコロを使用すると、質量存在時間を失う。

他の面々は、肉体年齢が減少する形で表れていましたが……ジブリールは、魔法生命であるが故事情が異なって。

 

想像を絶する恐怖を体験する羽目になり……それ故に、空と白に挑む決心をしたようですが。

テトの降臨という強制終了イベントがない大戦を、制限時間の関係で恐ろしい速度で進んでいく戦略ゲームを乗り切り、時間終了までしのぎ切ってしまうんだから流石空白というか。

 

今回のゲームは壮大だった割に得たモノは多くない……というか、次回以降に向けたネタを仕込んだ感じでしょうか。

神霊種のゲームを無事にクリアし、神霊種の少女を連れ出して仲間にして。

おまけとばかりに、今回の出来事をきっかけにクラミ―とフィールを戻れなくして、無理やり陣営に巻き込んでいく辺り、空も白も容赦ないな……

これをゲーム開始前に予測して、事前に準備してきたって言うんだから化け物かよ……

さて、このゲームの決着を観測した他種族がまた動きそうですが。どう接触してくるのやら。

 

聖剣使いの禁呪詠唱19

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「諸君らには言わずもがなだろうが、敢えて言う。僕たちは日本支部に所属しているが、日本支部の犬ではない。そう――」

彼の言葉に続いて、一同全員で唱和した。

「「「我ら救世の剣なり!」」」

 

黒幕だった駿河安東が動き始めて。

サツキを手に入れる為に、彼こそが六翼の巫女であるという見解を示し、日本支部の精鋭を動員、亜鐘学園に攻め入るという荒っぽい手段に打って出ます。

これまで六翼とかを上手く使い隠れていたことを想えば、随分と派手に出たなぁ、という感じですが。

 

戦力の逐次投入をせず、ここで仕留める心積りで人員を動かしている、という点では理にかなっています。

まぁ、サツキを探すために裏に潜んでいた部分もあるから、見つかった以上仮面も必要ないってことですかねぇ。

なお天木虚穂の正体は貝利の操る宝具で、貝利や駿河が中に入り操っていたそうです。

 

各地の分局長が学園に攻め込んできますが……石動が居るとやっぱり締まるなぁ。

上手い事人員を動かし、相性も上手くハマったこともあり、分局長達は結構余裕もって撃退していましたね。

ただその後に、騎士級異端者(ブラックナイト)を自称する……魔神級のような叫びではなく、明確な意思を持ち会話する異端者なんてものもあらわれて。

 

第一波は辛くも凌ぎましたが……間髪入れずに第二波が攻めてきて、中々厳しい状況ですねぇ。応援も駆けつけてくれてるのが何よりですが。

読者的には知ってたとしか言えない不可視の正体も明らかになったりとイベント盛りだくさんで、次回が待ち遠しい感じでした。

聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク> 19 (GA文庫)
あわむら 赤光
SBクリエイティブ
2017-02-14
 

霊感少女は箱の中

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「《道具》として、擦り切れて終わるまで《道具》として生きる。霊と人とに望まれるまま自分の力を使って、死なせた人間の存在を全部背負って、それに押しつぶされるまで。それしか報いる手段がない」

 

甲田学人さんの新作、となれば買うしかない。

発売日に買っていたんですが、ドタバタしててやっと読めました。

さすが甲田さんって感じで、適度に暗く重い感じでしたが……他の作品と比べれば、読みやすい部類に入るかと。

 

転校生の少女瞳佳は、前の学校で心霊事件に巻き込まれ退学になっていて。

受け入れを表明してくれた学校に転がり込んだが、転入早々クラスメイトにおまじないに誘われ……そして、そこでも新たな騒動が起きて。

五人で行い写真を撮ったはずが……いないはずの六人目が移りこんでいて。おまけに、おまじないに参加していた一人が姿を消す事態にまでなり。

 

心霊案件の相談を有料で請け負っているクラスの男子、守屋真央に相談して。

その中で瞳佳は、色々と心霊関係の知識や、巻き込まれてきた自分の体質についてなど知識を得て。

守屋は見事、消えた少女の行方を突き止め、依頼を完遂していましたが……

 

いやはや、何事も一見しただけでは分からないものだと言いますか。

おまじないを行った4人の友人たちの隠していた物。学校で行われていた、陰惨な交流等。

イジメていた少女たちに報いがあったのは、正直すっとしましたが……一方で、救いもなかったなぁ、という感じ。

守屋のサークルの仲間たちにも色々事情ありそうですし、刊行続いてくれると嬉しいんですが。



天賀井さんは案外ふつう3

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「あの子がいないとできなかった経験がたくさんあるし」

「第一」

「子は親から離れるものです 何も特別なことはありませんよ」

 

二人の化け物の扱いについて、蓬莱で和解が成立したため、ひとまず状況は落ち着いたようですが。

全ての真実が即座に明らかになるわけではなく……待機状態で夏休みが終了してしまって天賀井さんがちょっとテンションおかしくなってますねぇ。

まぁ、急転直下の状況で真木が落ち着きすぎって言う話でもあるんですが。

 

10年前の真相が明らかになり、真木が巻き込まれた理由なんかも判明しましたが……

真木は本当昔からあぁだったんだな……

変に落ち着いているというか、トラブルが発生しても出来る範囲で対応してのける辺り、かなり柔軟な精神をしてます。

 

真木の両親の特殊性が光っていましたが……血がつながらずとも、あの二人は立派に両親だったんだなぁ。

変人であるのにも間違いがない、って言うあたり、色々振り切った人達だと思いますが。

後書きで蓬莱側の事情については明らかにならない可能性もあったとか書かれていましたが、モヤモヤが残るよりはこうして解説が入った方が分かりやすくて好きですねー。

次回で完結となってしまうようですが、まぁ、10年前の謎も残ったらあとはエピローグだからなぁ。真木がいつどんな形で帰ってくるのか、結末が今から楽しみです。

 
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