気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

★3.5

僕らはみんな河合荘 エンディングメモリアルブック

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今年の夏コミで刊行されてたみたいですねー。

情報把握できてなかった。たまたま立ち寄ったアニメイトで見つけたので購入。

グッズで使用されたイラストを掲載したり、読者プレゼントで書かれた色紙などが乗っていて中々豪華です。

画集にうっかりいれそびれていたらしい、10巻目次絵も収録されています。……気づかなかった……

 

ワークスペースや、選抜名シーン。没ラフなども乗ってます。

便利に活用されている麻弓さんが、なんといかもう流石としか言えないなぁ。

完結記念イベントで配布された「お土産ペーパー」が良かったです。

林ちゃん、椎名と佐久間のその後を少し垣間見ることが出来ます。いやぁ、彼ら彼女らもそれぞれに青春してるなぁ。

いいエンディングでした。

異世界居酒屋のぶ7

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「本当にやりたい事ってのは」

「どんなに心にフタをしていても溢れ出てしまうものなんですよ」

 

魔女を探しているという噂のある大司教。

彼にすりよる、これまで何度ものぶにちょっかいを出して来たダミアン。

またしてものぶに踏み込んで来て……大司教の目的は、あくまで「魔女探し」であって魔女狩りではない、と。

あそこで薬師のイングリドが居たのも、縁ですよねぇ。

 

いやぁ、いい最終回だった(続きます)。

という冗談を言いたくなるくらいには最終回っぽい雰囲気でした。

これまでも高貴な方々がひっそりと足を運んだりしてましたが、古都で行われる大市に、多くの人が足を運んで。

新侯爵の事前お披露目があるとは言え、のぶに押し寄せてるのには笑ってしまった。



異世界居酒屋のぶ6

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「店主に注文します」

「今あなたが最も自身のある料理を食べさせて下さい」

「分かりました」

 

実は古都周辺では、きのこがタブー視されてるとか。

百年くらい前にきのこが流通して、食中毒が広まったため魔女狩りにまで発展したとか。

それらの過去の自戒やらを込めてきのこを食べない習慣がついた、と。

きのこ断ちの習慣も薄れて来てはいるそうですが。

……トリアエズナマの時と言い、異文化交流してるとこういう話題は出るよなぁ。

のぶ、いつも割と危ない橋を渡っている感じもする。

 

アルヌに勧められてのぶを訪れた料理人。

のぶのこだわりの料理にかなりの衝撃を受けていました。

うん、確かに居酒屋で三日煮込んだ品を出されたら驚くでしょうねぇ。古都の常識で考えればなおさらに。

こんにゃくの味・触感に驚いてるのには、笑った。いや、うん。こんにゃくの製法調べると、なんでコレ食用になってるんだ? って感じますけどね。先人の知恵凄い……

 

以前から名前だけは出ていた、詩人クローヴィンケルまで来訪。

名が広まっているだけのことはあって、大将の迷いを言い当てたのは流石。

その後、わがままに応えてくれた事にお礼を言って、出来ることなら一つ願いを聞こうというあたり彼なりの筋が感じられて好きですよ。


異世界居酒屋のぶ3

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「客を放っといて賄いか たいした店だ」

「皆さん肴もお酒もあまり召し上がらないようですので」

「ム…」

 

どの店でも断られた果てに、のぶで開催される事になった、水産ギルドの会議。

険悪な空気に他の客が逃げ出すほど。

料理も酒も出しはしたが、全く手を付けない状態で、開き直って自分たちの賄いを作りだす辺り強い。

会議の話題でウナギの名前が出て、古都の市場で買ってきたという流れで、結果として良いフォローになってまとまってましたが。

 

イカ嫌いだったベルトホルトさん、結婚の話は上手いことまとまった様でめでたいですね。

ただ、不測の事態があってすぐに新居に移れなくなって。お嫁さんを一時のぶで働かせてほしいと提案されて。

うなぎが話題になって大忙しだったため、人手が増えて助かったようですねー。彼女のアイデアのおかげで混雑も上手いこと解消できてましたし。

 

このまま順調にいけるかと思いきや、のぶで提供している「トリアエズナマ」が流通を禁じられている品だと絡んでくる客がいて。

ちょっと不穏な空気が漂ってましたが、早期解決して良かった。古都の人々と培ってきた絆が生きて、多くの人が手を尽くしてくれて。そうしてもらえるくらい良い店なんだな、と改めて実感しました。



異世界魔法は遅れてる!9

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「行くんだ。君の理想を示すために。それがひいては、ぼくたちの正しさを証明することになる。自分の我が儘でしか動いていない神格なんて、全部吹っ飛ばしてきちゃいなさい」

 
2年ぶりの新刊。WEBの方では該当部分アップし終わってましたし、随分刊行まで間空いたなぁ、という印象。正直もうでないかと思ってた……ので、続いてくれたのは素直にうれしいですねー。

プロローグでは、瑞樹に憑依していた中身とアルシュナの会話。

当然のように使命を刷り込むとか書いてあって怖いなぁ。

水明の存在も能力もアルシュナが知り、警戒しているのがどう影響をするのか。

 

話題にあがっていた水明は、初美や異世界の女子たちと帰還。

消えた彼を探し回っていた弟子に叱られてましたが。それもまた少女だったわけで。

連れて帰ってきたのは全員女子だろう、と初美の父親に見抜かれてましたし。その時にぽろっと出てきた水明父のエピソードもまた凄まじいというか。

えーっと、八鍵家の宿命なんですかね、アレ。

 

水明に対する周囲からの評価には笑いますねぇ。

あれだけの事できるのに、中の下とか言ってやがったのか……

まぁ、彼の周囲を見ると彼以上の化け物がボロボロ出てくるので、物差し歪むのも無理はないとも思いますけど。

異世界組は地球の文化を満喫していて楽しそうでしたし、わりと息抜き回だった感じ。

水明の弟子も異世界に向かう事になって、戦力増強できましたしね。

……なんか最後、面倒そうなのに目を付けられて、厄介事も一緒に持って帰る事になりそうですけど。


ヴァニタスの手記7

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「オレは!! 信じますよ!!!」

 

最初のノエが、アストルフォ相手に健闘してる場面が好き。

「相手を子供と侮り 自分の力を驕った だから負けた」。という自己分析をしてるのが良い。直前の「次は勝ちます」発言の本気度が伺えるといいますか。

それだけ覚悟をしてなお、ただ邪魔する敵を打ち払うのではなく、知りたいと思い、話しかける辺りがノエですけどね。

 

ジャン・ジャックは“獣”になった。

――では、彼が獣になる前に発生していた被害は、一体誰の手によるものだ?

そこから紡がれるジェヴォーダンの過去が、重くのしかかる。

暗い話に、それでも読ませる引力を持たせるのが上手い作家さんだなぁ、と改めて思いました。

 

獣の事を除外して考えると、死体の状況は「吸血鬼狩り」のものに見えてくる。

教会が、その始まりだったのではないかと言う事実。異端を畏れる人々の、もう止まれない狂気が怖くてたまらない。

坂道を転がる石のように、一度勢いがついたものはそう簡単に止まれない。

守るべきの人々に弾圧されたクロエが、今この地でやろうとしていた事は、復讐だったのかと思えば、更に隠されていたものがあって。

 

いやはや、大切なものを汚された人の執念は凄まじいものがありますね。

そこからネーニアの秘密が明かされるとは思ってませんでしたが、アレ思った以上の爆弾ですね!?

その後の、ヴァニタスとノエのやり取りがまた楽しかった。慌ただしい時の清涼剤ですね彼らは。是非いつまでもそのままでいてほしいものですが。

ヴァニタスの手記(7) (ガンガンコミックスJOKER)
望月 淳
スクウェア・エニックス
2019-10-21

りゅうおうのおしごと!8

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「だからこそ勝ちたいんだ。誰よりも。もっとも親しいからこそ」

 

今回は、表紙にもいる二人が主役。

女流タイトル山城桜花戦のエピソードです。

対局風景の合間に、ドラマCDやネット公開の短編を織り込んだいつもとは違った構成でしたね。

 

八一たちとはまた違う、女流棋士の在り方。

見世物としての色が強い、特殊なタイトル戦を八一とあいが見学にいって。

プロとしてタイトル戦の場に言ったからには、解説の仕事を振られたりもするようですが。

そこで、あいはプロの真剣勝負の心得を解かれる事に。

「覚えておきなさい。自分の隣に立つ者こそ、最初に叩いておかなきゃならない相手だっていうことを」。

勝負の世界の厳しさをしっかり描いてきますよねぇ。弟子との観光を満喫していたとは思えない。その辺りの切り替えが凄い。

 

しかし供御飯さんが強い。

盤外戦術がお上手というか、銀子やあいの目を上手く掻い潜って外堀を埋めてるというか。

え、便利な女発言どこまで本気…? 将棋界から離れられなくなった下りからすると、結構な割合でマジだと思いますけど。八一は本当、その内女に刺されるぞ……

 

りゅうおうのおしごと!8 (GA文庫)
白鳥 士郎
SBクリエイティブ
2018-03-16

カンピオーネXV 女神の息子

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「しかし、彼の地にはいてはならぬ蛮王どもが三人も集うておる――。どうせ今回も修正、修正、修正に次ぐ修正じゃ! 嗚呼、なんたる嘆かわしき仕事か!」

 

過去に送り込まれたカンピオーネが三人。

元凶たるアイーシャ夫人、好き勝手暴れているドニ、エリカと恵那を携えた護堂。

そして、現世に残されたリリアナ、祐理はジョン・プルートー・スミスに招かれて……

「歴史の修正力」を司る御仁の下へと連れて行かれることに。

 

しかしまぁ、これほど悲鳴を上げている「修正力」も珍しい。カンピオーネが好き勝手暴れていると、そりゃあ影響は甚大ですよね! と言うほかない感じでした……

解決の為に、私も送ってくれるのか? とスミスが聞いた時とか四人目を送り込んだら更にかき乱されるに決まってる的な事を修正力の御仁も言ってましたし。

 

アイーシャ夫人の権能もいくつか明かされてましたが、基本的に制御不能な部分あるとか怖いな。

というか本当に戦闘力ないのに、どうしてそんないくつも権能持ってるの……

ドニが女神に体を奪われて、そののちに「主導権取り返せそうだったから」で取り返してその上で護堂と戦う事を選ぶ辺り戦闘狂が過ぎる。

完全に取り返せないなら、せっかくだからと楽しめる選択をする辺り流石。



カンピオーネXIV 八人目の神殺し

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「それだけだったら、全然マシだよ。そうじゃないところにも行けちまうから、アイーシャの姐さんは七人の誰よりも傍迷惑なカンピオーネなのさ」

 
再読。

ついに、この巻で姿を現すのは妖しき洞穴の女王、アイーシャ夫人、

存在だけは前々から示されてましたが、登場は遅かったですね。……その権能の傍迷惑さを思うと、そう簡単に出せる人でもありませんが。

別の場所へ移動できる通廊の権能。それだけ聞くと便利そうですが……制御は出来ず発動はランダム。

 

その上生じたら逃れようもない力で引き込まれる、と。

生と不死の境界はおろか、遠い過去にだって行けてしまう。しかも、同じ通廊を用いれば同じ場所に行けるものの、時期については運が絡むとか。

そして過去に何度も飛ばされる中で、その力を気儘に振るっている。歴史には修正力があって、王が死んでも影武者が立つし、死すべき人を救っても別の場所で死ぬ。

 

……それを実感できるくらいの事を、積み重ねてるってことですよね。えぇ。そりゃあ、アイーシャ夫人を知ってる人は口が重くなりますわ。

知ったところでどうしようも出来ない爆弾がある、なんて誰も知りたくはないだろうし。

ドニの遊びに巻き込まれて、護堂たちも過去に飛ばされ、この時代の神殺しに遭遇して、戦う事になって。なんだかんだ上手いこと適応してる辺り凄まじいですね。

護堂以上に好き勝手やってるドニってヤツも居るわけですが。何やってんだ……


ロクでなし魔術講師と追想日誌5

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「てめぇが、何を目指しているのかはさっぱりだが……いつの日か、てめぇが俺の前に立ちはだかったその時は……俺が必ず、てめぇを必ずぶっ倒す。肝に銘じておけ」

 

相変わらず短編集はコミカルに全振りって感じですね。

オーウェルとセリカが便利と後書きに書いてありましたが。

えぇ、スペック高くてノリが良いから、イベント発生させて良し、オチつけさせて良しと美味しいキャラですよね。

振り回される周囲はたまったものじゃないでしょうけど。

 

オーウェル謹製の惚れ薬によって、ルミアに迫る教師と生徒。なぜか効果を発揮しなかったグレンが、彼女を守るべく奮闘し……

事態を収拾させたのもオーウェルの開発品でしたが、もうちょっと手段選べ……最後囲まれてボコボコにされてましたが、うん、それは仕方ない……

グレンに十分な効果を発揮しなかった原因は、まぁわかりやすかったですが…もう早く付き合ってしまえ。 

あとは虫歯の治療を嫌がって逃げる『リィエル捕獲大作戦』や、魔術の失敗で猫になったシスティーナを描く『猫になった白猫』。

この二つも笑えましたが、室長時代のイヴを描いた『室長サマの憂鬱』が好きですねー。

 

室長時代はかなり高飛車というか、笠に着た言動が多かったですが……特務分室って、切り札ではあれど、それ故に良い用に使われてる感じありますよね。

人手不足なのに補充要員は来ず、任務ばかりが増えていく。

それ故に、即戦力とは言わずとも育てれば使い物になる人材を探そうとしたわけですが……えーっと、お疲れ様です。ちょっと同情しちゃった。

 

書き下ろしで収録された『THE JUSTICE』でも、イヴ頭抱えてましたしね……。

分室在籍時の、グレンとジャティスのエピソード。

独断専行してグレンは単独で戦果を挙げ、ジャティスは敵対した組織を殲滅した。

不始末を成果でプラスマイナスゼロにしている問題児たち。不始末がなければ、表彰されていておかしくないだけに、放り投げるわけにもいかないという爆弾。

彼ら二人が、初めて一緒に受けた任務。ジャティスがグレンに執着するきっかけを生んだエピソードです。なんなんだコイツは……描写が増えて更に怖くなったんですが。

 


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