気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

★3.5

ヲタクに恋は難しい9

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「や 違うでしょ」

「許してるんでしょ? いつも」

 

表紙からしておめでたい!

合間合間に他のエピソードを挟みつつ、樺倉と小柳の結婚回が今回のメインと言ってよいでしょう。

結婚式をやることになって、その打ち合わせをしたけれど。

新婦がコスプレを披露したいと言ってひと悶着。男子組・女子組で愚痴をこぼしてましたが。「音楽性の違いで解散しそう」と言い出してる辺りは、そっくりだよなぁ……

 

愚痴ったことで落ち着いた部分もあるでしょうけど、結果的に盛り上がる、悔いのない式になったと思うので、祝福したい。おめでとうございます。

……結婚してからもまぁ、バチバチ喧嘩してましたけど。それが彼らのいつも通りなんだろうぁ……

 

どうすれば布教できるか……いいや、沼に引きずりこめるかの話とか。

樺倉・二藤の初対面回とか、こーちゃんと尚哉のすれ違いとか。

他のキャラの話も楽しかったです。


ストライク・ザ・ブラッド22 暁の凱旋

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「だけど、そのときは姫柊が俺を止めてくれるんだろ?」

(略)

「はい。わたしはそのための監視役ですから」

 

シリーズ、ついに完結。

9年以上続いた長編の終わりはちょっともの悲しいですねー。

まぁ、元々明かされずに終わる想定だった裏設定まで吐き出しての完結なので、大団円と言っていいのでは。

古城陣営の面々も(ほぼ)フルキャストで出演してますし。ページ数の問題でカットされた場面もあるようですが。それでも400P越えてる、普通に厚いラノベになってます。

 

異境を制圧したシャフリヤル・レンは、封じられていた眷獣弾頭という兵器を手に入れて。

全てを使えば地球を三度滅ぼして余りある、なんて敵側は謳っていましたが。

真祖クラスの眷獣を封じた弾丸とか、災厄にも程がある。実際、聖域条約機構軍も一度は壊滅状態に追い込んで撤退させてましたしね……

 

おっかないにも程がある平気でしたが、敵が忘れてはいけなかったのは、それが咎神カインの遺産であったこと。

封じただけであったら、絶対に探す者は現れる。ならば、それすらも踏まえた対処を考えておかねばならない。

そこまで考えて実行して。現代において結実したんだから、大したものです。中々の綱渡りでもあったように思いますが。古城が第四真祖になったのも、運命的に思えるな。

 

最終巻であっちでもこっちでも吸血してて、さすが吸血鬼の真祖……って感じでした。

妹の前で、妹の親友から血を吸うのには躊躇するのに、自分が傷つく手を迷わず選ぶ辺りは彼だよなぁ、というか。うん、あそこで吸血する他なかったけれど、うん。一回と言わず殴られろ。爆ぜろ。

 

またしても絃神島が狙われそうになり、奔走しそれを回避することとなっていましたが。

「異境への門があるから狙われるんだから、要石破壊しちゃおう」を味方側がやろうとするのには吹いた。

最終巻でまで内ゲバすんなや。なんとか解決してましたけど。

雪菜がまた色々と悩んでいましたけど、いくらか吹っ切れたように見えるのは良かった。

 

古城は「こんな時でもないと言えないから」とか言わず、もうちょっと積極的になっても良いと思う。

……が、夏音や結瞳が頑張ってくれたお礼に大人のデートする約束させられてる辺り、もうしばらくヘタレでもいいよみたいな気分もある。

 

あと、戦場が異境になった時点である程度は予想出来てましたが。

やっぱり出てきましたね、戦闘狂。来そうな気はしていたよ。

解決後にとった行動も、そこから派生した未来予想も全部こなしてきそうな変な信頼がある。

最初から最後まで、シリーズの空気が一貫していて楽しい作品でした。

完結お疲れ様でした。新作も楽しみにしています。

イスカリオテ4

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「イザヤ様が悪いんです! 絶対にイザヤ様が悪いんです! いつもいつも、どうしてイザヤ様は私を伴ってくださらないのです!」

 

再読。

電撃文庫MAGAZINEに掲載した短編「銀のノウェム」・「黒のラーフラ」と書き下ろしの中編「紅衣の娘」で構成されている巻。

それぞれのタイトルに入っているキャラ(紅衣は変則ですが、玻璃たちの話)に焦点を当てつつ、巻を通した敵対者の存在もあって満足度は高め。

 

「銀のノウェム」は、ノウェムが生徒の一人と交流する話。

子犬に真面目に説得をする辺り彼女らしいなぁ、といいますか。「私に触られるのは不快だと思った」と言う自己評価には思う所ありましたが。

終わりには、犬を撫でられるようになったんだから、進展してますよ。

そこに至るまでにあった喪失を想うと、胸が痛みますが。イザヤが隣にいるなら大丈夫かな、と思える。

 

「黒のラーフラ」。ある事件を通して、彼の出生が明かされる話。

いやはや、何とも救いがないというか。だからこそ、彼はああなったんだろうな、と思うと寂しくもある。

ただ、事件が終わった後イザヤに問いかけられて「分かりません」と言える辺り、人間味があって良き。

 

「紅衣の娘」。

2編で起きていた事件で浮上した、怪しい存在。

精神を再構築され〈獣〉の信者と化して、イザヤ達の前に立ちふさがった連中の組織は、根絶やしに出来たわけではなく。

索敵はしているものの、〈獣〉と戦うために監視網を敷いてるこの都市で信仰を広めていた事もあり、簡単には見つからず。

 

怪しい噂の広まっている奉仕活動に参加したり、地道に調査をすることに。

その過程でちゃんと当たりを引くんだからついてるというかなんというか。イザヤに苦言を呈するノウェムが可愛かったです。

事件解決して一件落着かと思いきや、巻末で爆弾放り投げてくるあたりは流石。先生の掌の上で弄ばれている……

イスカリオテ2

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「覚悟ができてなかったのは……俺の方だ」

 

再読。

応援として新しい断罪衣の使い手が到着。

どこも戦力が厳しい状況で人手を割いてくれて嬉しいな……で終わらないのが組織の、政治の難しさと言うか。

2年の沈黙を経て、復活した英雄の存在はやはり疑われているというか。情報を得るための手駒を潜り込ませてきたというのが正しい。

 

まぁ、戦力になるのも間違いはないので、受け入れざるを得ないわけですけど。下手に断っても疑いを強めるだけですし。

……カルロはそういった事情抜きにしても受け入れてた気がしますが。「困った」と言いつつ、結構この状況楽しんでるでしょう。

 

イザヤを悩ませる要因は他にもあって。

玻璃と〈獣〉の均衡が崩れたのか、彼女とは思えない素振りをする「玻璃」との遭遇は最たるものでしょう。

見るからに怪しい妖女から持ち掛けられた、ある取引。

偽物を、本物にしてあげるというソレを、打ち明けられずに抱えていたわけですが。

条件次第でちゃんと手を貸してくれる辺りが、嫌いに慣れない絶妙な距離感だなぁ。

 

距離と言えば、イザヤへの対応に戸惑っているノウェムが可愛いんですよね。

終盤「ずっと間違えている」という、彼女の心情の吐露を経ての最後の挿絵が、安らかでいい。

立て続けに厄介な〈獣〉が現れて、状況がひっ迫してる分、日常パートが癒しですね。

イスカリオテ

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「でしたら、この僕が、あなたの敵です」


再読ついでに記事作成。

初版2008年ですって。もう12年前か……信じられないくらい時の流れが早い。

確か去年あたりに電子書籍化されたとかの情報を見て、読み直したいなぁと思ってたんです。時間が取れたので、紙の本引っ張り出してきました。

 

七つの大罪を具現する〈獣〉、ベスティアと呼ばれる化生が存在する世界。

人々は信仰を武器に戦っていた。もっとも、〈獣〉には喪神現象という精神汚染を引き起こす現象があって、人類一丸となって協力するという訳にもいかず。

2年前に聖都が堕ちたこともあって、かなりジリ貧な環境に想えます。

 

久瀬イザヤは、その戦いの最前線。〈獣〉と戦うために作られた街にやって来た。

それは本人が望んだわけではなく、追いやられた状況で、手を取るしかない悪魔のような取引の末でしたが。

聖都で英雄と慕われていた、亡き兄の代わりをしてほしい。

 

双子の弟がゆえに、外見は問題なく。記憶喪失という体裁で、過去の話は乗り切る。

報酬が約束されているからとはいえ、四か月の準備期間で神父の真似事が出来るくらい知識を叩き込んだイザヤ自身も結構能力高いですよね……

実戦を経験していない彼は、窮地で内心ぶつくさ言ってましたけど。

それでも。追い込まれた状況で、逃げを選ばなかった彼の選択を尊びたい。

仮面神父と、彼の剣として戦う人形のような少女のやり取りも楽しい作品。なにかと胡散くさいカルロの事も好きですけどね。


三角の距離は限りないゼロ5

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「もう少し――矢野君はぼんやりしてみてもいいんじゃないかってこと。決めるべきときがくれば自然にそういう風になると思うし――それまでは、あまり焦らない方がいいんじゃないかな」

 

二重人格の入れ替わり時間。

段々と短くなるはずのそれが、近ごろは固定されていて。

二人はそれを、自分を同じだけ肯定できているからじゃないかと推測。

矢野が、それぞれに惹かれているのが分かるのが大きいとか。

 

それゆえに矢野は「二人に同じだけ恋をする」と言う約束を交わして、片方とキスをしたならもう片方とも……とバランスよく交際していくわけですが。

彼女たちが、矢野に対しておねだりするのが上手いというか、ガンガンアピールしてくるからな……

 

二人とも可愛いんですが、少し落ち着いて欲しいというか。

ちょっと前まで不調を期待していたように、矢野君あまり器用なタイプじゃないというか。

悩み始めたらどんどん墓穴を掘って行くように見えるというか。

まーた矢野君のメンタル耐久テストが始まってるよ……みたいな考えが読んでる最中頭の中グルグルしてた。矢野君のライフはほぼゼロよ……

 

想い人との関係だけでも悩みはつきないのに、進路希望調査まで始まって。

他の友人たちはそれぞれ目指すものがあって、自分のままならさばかりが目について。

なかなか悪い循環に入っていましたけれど。

職場体験で縁が出来たある人物にアドバイスを貰ったりして、少し前向きに慣れたのは良かった。

 

それが野々宮さんだっていうんだから、岬先生の他作品も読んでる人にはたまらない演出になってるんだろうなぁ。

失恋探偵、1巻だけ読んだ後積んでたような……あ、ちゃんと3巻までは買ってるんです……読まなきゃ……


異世界、襲来02 王の帰還

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「刻一刻と変わる状況の中で、どれだけ早く相手の戦術をつぶして、離れた仲間と連動できるかが勝利の鍵――。僕たちは勝つべくして勝った」

 

気絶したユウとアインを保護したのは、『魔法使い』こと旋風のクアルダルド。

二人を捕えて何をするつもりかと思いきや……1巻最後で、「気まぐれこそが旋風の本領」とありましたが、割とその場のノリで行動してるな……?

アスラフレームとその装着者は、適正に扱う限りにおいて、侵略者たちに抗しうる鍵となる。そんな重要人物を押さえたんなら、とっとと排除した方が障害なくなると思うんですが。

 

……まぁそれを言ったらパワーバランスからして、装着者が不在だった期間に人類滅んでておかしくない筈なので、気にも留められてないってのが正解な気がします。

そんな中から、自分たちに届き得る可能性持った存在が出てきたら、ちょっとちょっかいかけるぐらいはするのか。

中盤、水上租界が襲撃を受けるようになったのも、ポータルの主に認識されたから、って書かれてましたしね……

 

クアルダルドは、ユウとアスラフレームの力に興味をもって、自分が力を注いだ使い魔とどちらが強いのか競わせてみたい、と思っただけ。

満身創痍ではつまらないと回復までしてくれのは、ありがたかったですけど。価値感の違いを突き付けてくる場面でもあって、怖かったですねぇ。

異世界、恐ろしい所だわ……そりゃ賢人も逃げてくるよ、と思わなくもない。

いや、その後出て来た賢人たちも、中々癖があったので、それなりに適応していた疑惑はありますが。

 

賢人達の齎した技術によって、電力の確保が出来ている水上租界・那由他。

しかし、住む場所を負われた避難者が流れ着いて、簡易住宅の街が出来るようになって。

設備を維持するために、中央部に優先的に電力を回したりしている事情もあるようですが……

エルフの賢人たちと、この世界の人類との間には、深い溝が出来ていた様子。

そもそも、賢人たちの技術がなければ、抗うことすらできていなかっただろうに……とは思いますけど、緊急事態に理性的であれる人ばかりじゃないですからね……

 

追い込まれて暴言を吐いたり、内乱が勃発したりする有様。

中学生のユウは、そうした人々の醜い面もみたこともあって、色々と迷いを得ているようでした。

オマケに三号フレームの性能が良いもんだから、ユウのメンタルとリンクして、装着出来たり出来なかったりする不調まで起きて。

それでも、いざという時に行動を起こせる彼にはヒーローの素質があるように見える。

支えてくれる仲間がいるから平気だとは思いますが、今後も潰れずに頑張ってほしいですね……

 

伊集院やアリヤ、なつきにもナノマシン適合者として活躍シーンがあって良かったですねー。

特になつきの活躍する場面での挿絵は格好良かった。
あと某怪獣映画でみたことある、「爆弾」が出て来た時には正直笑った。

しかし、修理のためとはいえ他国に貸与されていたはずのフレームまであるって、人類の戦線本当にヤバいのでは……?

終盤、また別の装着者の存在が描かれていましたし、この後の戦いも激しくなりそう……


ぼんくら陰陽師の鬼嫁6

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「わ、わいろには、まもりは……ちょっとしかくっしません! でも、うちでのおゆうしょく、たのしみにするのに、やぶさかではない、です」

 

一年と二か月ぶりくらいの新刊。

前回の終わりが気になる感じだったので、刊行されて嬉しいです。

廃園となった遊園地に踏み込んだ芹たち。

しかし、そこで芹たちは不審なミステリ作家かつ陰陽師である鷹雄光弦に出会う。

「北御門を、此処から出す気はない」。

それだけを告げると、彼は芹たちの前から姿を消して。

 

外に出ようにも、正門の外は八城曰く「ダイナミック握手会」と化しているので無理。

本間さんと笑ちゃんも残っていたのが、今回は良い方向に左右した感じですねぇ。

とりあえず、腹ごしらえをして方針を決めよう、と提案してくれた本間さんはナイス。

その後、園内を探索する事になってましたが、その際も廃墟探索の経験などを活かして色々とフォローしてくれてましたし。

 

ヘタレだけど優良物件だと思うんだけどなぁ。笑ちゃんに色々言われてたけど。色々言ってたのも、場の空気に呑まれて気落ちしない為って効果もあったし、いいんじゃないですかね……険悪になったわけでもないし。

 

あとは、「や、です」「いじわるー」みたいな玄武たちの会話がかわいくて和みました。

わいろにちょっと屈してる護里も可愛かった。アレをみて小さく噴き出すにとどめた芹の忍耐が凄い。

皇臥が連絡を受けて駆けつけてくれたのも良かったですね。愛されてるねぇ、芹。

自分には陰陽師の妻としての知識が不足しているのでは、と勉強する決意を決めたようですし。覚悟を決めた彼女は強いぞー。

 

廃遊園地と、そこにいた陰陽師。

その真意が明らかになった時は、正直ちょっと脱力しましたね……

口下手にも程があるというか、これだけの仕込みをしたのに、終わりはコレか。骨折り損のくたびれ儲け、という言葉を贈ればいいのかな。

 

まぁ「北御門への呪詛」は本物で、それを為した怪しい存在が居るわけで。式神がら逃げおおせたっぽいし、何者なんだ……

芹の父親のこと。芹自身のこと。不審者と、先生の名前。などなど、気になる情報があったので続きが楽しみ。続刊を祈っております。


ソードアート・オンラインオルタナティブ クローバーズ・リグレット2

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「……わ、わかってねええ……! 伝わってねえー!」

「……コヨミ、後は任せた。書類もまとめ終わったし、私はログアウトして寝る」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

SAOサバイバーだった、探偵のクレーヴェル。

彼の事務所には、以前の縁からナユタとコヨミの少女が入り浸っていて。

コヨミはナユタと探偵の仲について警戒しているようですけれど、まぁ、それはそれとして彼のコネは頼って居たり強かですよね……

温泉に行きたいとコヨミが言い出して、クレーヴェルの心当たりを追及して同行する事に。

 

アスカ・エンパイア運営の不良社員たちの手によってつくられた、VR内の保養施設。

みんな面白がっていじった結果クオリティが上がったので、一般に公開してしまおうってなった下りは正直笑った。なにしてるんですか、運営の皆さま。

事案を懸念しているクレーヴェルの悩みも分かりますけど。ナユタも色々と無頓着だからな……正面からそれを指摘されても、表情に意識が行くあたりは凄い。

 

訪れた施設は営業しているようだったが、なぜかNPCの姿が見当たらず……不審に思って調べたオチが愉快で良かった。

まぁ、深く追及するとAIの反乱に繋がりかねない、自由度の高さが怖くもあるようですが。その辺りは、クレーヴェルみたいに問題に気付ける人が、どうにかするんじゃないですかね……

 

108の怪異」を中心にイベントを実装している、アスカ・エンパイア。

そこで新しく実装されたのが、宝探し要素を盛り込んだ、『元禄化秘祓絵巻』って。カピバラの中に紛れたウォンバットを探すクエストのようですが……

VRの中だからって、カピバラの海つくるのは思い切り良すぎじゃないですかね。

でも、モフモフの中に埋まる体験は正直興味あるな……本物よりも柔らかい、動くぬいぐるみみたいな状態で、獣臭さもなし。いいなー、楽しそう。

 

そんなゆるーいカピバラ絵巻があったかと思えば、行方不明になった父親を捜してほしいなんて話がクレーヴェルのリアルに持ちかけられたりもして。

探偵業はVR専門ではあるものの、手がかりがゲーム内に在りそうだという事で調査をしてみて。中々に闇が深いネタでしたが、終わり方はあっさりしてましたね……

そこは好み分かれそうでしたけど、メインキャラがナユタやクレーヴェルだし、個人的にはそんな気になりませんでしたね。

ソードアート・オンラインオルタナティブ クローバーズ・リグレット

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「弱さじゃないよ。別に悪いことじゃないし、会いたいなら会えばいい。それを本物だと思いこんじゃうと良くないけれど、動いて話せるだけの“アルバム”だと思えば、別に何もおかしくないでしょ? 技術の進歩って、そういうものだと思う、(後略)」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

渡瀬先生による、SAOのスピンオフ。

『ザ・シード』が広まった後の、『アスカ・エンパイア』という和風ゲームがメインの舞台。本編のマザーズ・ロザリオで登場した、ユウキが最初に活動していたゲームですね。

舞台がそこってだけで、別にユウキ達は登場しませんが。

 

ゲーム内で知り合い仲良くなったナユタとコヨミ。

二人の少女が甘味処で休んでいたところ、新人プレイヤーのヤナギと出会って。

目的地が分からないというヤナギを連れて行った先は、ゲーム内で探偵を名乗る奇妙な青年の事務所で。

ヤナギは青年に、あるクエストを1週間以内にクリアしたいと、依頼を出して。

妙な縁からその解決にナユタ達も協力する事になって……

 

アスカ・エンパイアではちょうど、大掛かりなイベントをやっていて。

108の怪異」。新しく実装したエリアを起点に、一年間で108のクエストを実装するというもの。その大半を占める『百物語』は、ユーザーの投稿作品から構成されているとか。精査するのも大変そうですけどね……実際対応している部署の人とかも出てきましたし。

 

ヤナギが攻略したいのも、ユーザー投稿企画の一つ。

未だ攻略者がいない『幽霊囃子』。餅シリーズの解法にはびっくり。何にでも抜け道ってあるんですね……

 

ヤナギが抱えている事情、なぜクエストをクリアしたいのかについては、読者視点だと描写がそこそこあるので、何となくは察する事が出来ましたが。

情報少ないのに真実に辿り着いてるナユタが凄い。探偵さんも驚くよ、そりゃ。

 

いくらかトラブルはあったものの、無事にクエストをクリアする事も出来て。

ゲームを楽しんでいる人々もいるんだよなぁ、とちょっと嬉しくなった。いや、キリト君が事件の最前線にばっかりいくから……

とは言え、ただ楽しいだけではなく。SAOのスピンオフらしい要素も盛り込んでいて、ドラマティックだったとでも言えば良いかな。結構好きな雰囲気で良かった。

プロフィール

ちゃか

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