気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

★3.5

はたらく魔王さま! SP2

ico_grade6_3h

「心を鍛えるには、身体も強くないといけないと思ったんです」

 

アニメ特典小説を書籍化したSPシリーズの2巻。

書き下ろしも加わっているそうですよ。

特典時は「2.8」だったそうで。そのナンバリングの通り、2巻と3巻の間。アラス・ラムスが現れる前のエピソードです。

 

化粧をしたことがなかったという鈴乃がその辺りを教え込まれてたり。

魔王の散髪を芦屋がしたり。いや、本当に多芸な芦屋……

でもそうした生活様式、文化を通じてエンテイスラとの差に触れられる辺り、油断ならない。

最初は化粧やこちらの世界について知らなかった鈴乃が、終盤は出かけるにあたって化粧をしたり、漆原を言い負かすときの例えにゲームを持ち出したりと成長していて、なんか感慨深かった。何目線だ。

 

Gが苦手なちーちゃんとそれを知った佐々木母のやり取りなんかもちょっとわらっちゃいました。

まぁ、嫌いな人は本当に嫌いですよねぇ。

私も対処は出来ますけど、決して得意ではないし、あまり見たくもない。

あと漆原は本当に漆原というか、安定のポンコツだなぁ……こいつも能力がないではないだろうに、なぜこうもポンコツなのか……


GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンXI(上)

ico_grade6_3h

「道はつきました。――ならば皆さんと、共に行きましょう

 その道の向こう。今の正純様ならば、多くの夢を見られるでしょう」

 

帯に最終話開幕! 末世解決を巡る本編はいよいよクライマックスへ!

とあるんですが……いやまぁ、確かにこれまでの壁であった羽柴勢との講和・合流が決まり、知識・戦力も拡充されて、かなり良い環境になったとは思うんですが……

武蔵側、割と勢いで障害乗り越えてきてるから、末世対策って結局どうなるのみたいな感じががが。

 

自分達で、

『……何故、この勢力に三征西班牙が負けたのか、非常に疑問に思います』

『馬鹿だけど戦争に持ち込むと強いからじゃないかな』

と評価しているあたり冷静ですけど、違うそうじゃない、って言いたい。

 

未来で生まれた武蔵勢の子供だ、と明らかになった十本槍の面々。

抱えていた物を下ろせたからか、かなり雰囲気柔らかくなったというか、リラックスしたように見えますね。

後半、歴史再現で水泳対決をしている時、横でちょっといじけて母を想っている糟屋とか可愛かった。

彼女たちの親が、しっかりと彼女たちの名前を当てる事が出来た、というのも大きいでしょうけど。

そんな彼女らがこれから、武蔵勢の無茶に振り回されるのかと思うと……頑張れ、それが君らの父母だ。

 

歴史再現を無血で終え、これからに向けた動きは進んでいますが。

他国も黙ってみてまいないでしょうし、ヴェストファーレン会議はどう転がっていきますかねぇ。



GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン ガールズトーク 緑と花

ico_grade6_3h

「安心しましたとも。だってこれから、――貴女のやろうとする歴史再現の足を引っ張ってぼろぼろにしてなかった事にして一緒に咎めを食らういやがらせを全力で開始するのに、貴女は庇護してくれると言うのだから、最高です」

()

「貴様らあ――!!」

 

読み損ねていたガールズトークを消化。

メアリが合流してからIZUMOに入るまで……つまり、2巻と3巻の間あたりのエピソード。

何やら、IZUMOに入る前にも色々と横やりが入っていたようで。

 

唐突にやって来た前教皇相手の正純の交渉が、凄かった。

いやぁ、相変わらず酷いな武蔵勢。

チャット内で『……うちを庇護下に入れるって、うちを知ってたら絶対言わないよね』と自分達で言ってしまってる辺り、流石すぎる。いいぞ、もっとやれ。

臆病者故即座に判断できません、だったら指示あるまで動くな! と返されて、武蔵を停止させるとか。どういう思考回路してるんだ。

 

二重襲名者。元教皇ウルバヌス八世並びに以心崇伝。

武家諸法度を制定した、という経歴を持つ襲名者。ここで、正純に接触しに来た目的があって、それは最終的に果たされていたようですけど。

道中が散々だなぁ……武家諸法度を制定するときの、神罰の話の部分とかもまたひどかったですけど。

この世界、わりと悪ノリと勢いだけでできているんじゃないのか……?



本好きの下刻上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 本がないなら作ればいい! Ⅴ

ico_grade6_3h
「マイン お前は何者だ?」
「秘密です これは小金貨なんかじゃ売りませんからね」

 

ギルド長の孫娘、フリーダの洗礼式用の髪飾りを売る事になったマイン。

2個作る事になり、その分割引してベンノに雷落とされたりしてましたが。

評判は上々のものを作り上げて。
フリーダと友達になったりもしていました。

甘い誘惑に速攻で負けてるマインが、もう…ちょろいなコイツ。
ちゃんと交渉してる場面もあるんですけどねぇ。
今回の顔芸レパートリーだと、契約に関する木札を呼んでる2コマが好きです。かわいい。
色々と順調に進んでいるかと思いきや、マインが倒れた……と言う所で今回終わってるのがまた、上手い展開ですねぇ。

本編もかなり動いていますが……描き下ろし短編「大店の会議と髪飾り」も良かったですねぇ。

収穫量が落ちている中で、商業ギルド所属の大店たちがどうするか、という会議をしてましたが。

西も厳しい状況で、南には変化がない。取引先を変えるか悩みもあるようですが。

ベンノが、ちゃんと負け組の西が落ちるのは分かるが、勝ち組の南が増えてないのは何故だ、と疑問を抱けているのがすごい。

ちゃんとあちこちから情報を得て、領地の事や貴族の事を把握しているからこそ、だよなぁ。

 

あと、巻末の「マインは変」が笑えました。

姉のトゥーリからの評価と、ベンノの話を聞いたコリンナとオットーの評価が、いい感じに笑いを誘う。


本好きの下刻上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 本がないなら作ればいい! Ⅳ

ico_grade6_3h

「その顔… 聞いてるふりしていう事聞く気ないだろ?」

「…バレたっ!?」

 

これまでのマインだったらできなかったこと。

麗乃の記憶を取り戻したからこそできるようになったこと。

そこの差をルッツが感じ取り、微妙な感じになったところからスタート。

まぁ、マイン目的のために暴走するし、詰めが甘いからどこかしらでボロは出たでしょうけど。

 

一人で行動し、マルクの前で倒れ、方々に怒られてへこんでるマインの姿は他人事なのでちょっと笑ってしまった。

目の前で倒れられた人々はたまったもんじゃないでしょうけど。

そして、マイン一人での来店を禁じられ、ルッツがマイン係として任命されることに。

いう事聞く気ない時のマインの表情がツボ。こういう細かい所で笑えるのもコミカライズの利点だよなぁ。

 

紙づくりの最後に、ルッツに秘密を打ち明けて。

それでも受け入れてくれたから、マインはまだ生き続ける気力を持ち続けられた。

ここで拒絶されたら、本当に死んでたろうし、ルッツもマインのサポート抜きじゃ商人見習い続けるのも大変だったろうなぁ……

見事試験に合格し、金銭のやり取りをするために、商業ギルドに登録に行ったりもしてました。

そこでギルド長やその孫娘と接点が出来たわけですが。ここで縁が出来なかったら、それはそれで死んでたのよなぁ。マインの生存ルートって割と綱渡り。



なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?4 神罰の獣

 ico_grade6_3h

『平気そうだよ、地平線に何も見えないし』

「おっ、ホントかリンネちゃん」

『でも幻獣族は走るのが速いから、地平線に見えてから逃げても遅いけど』

「容赦ねぇなっ!?」

 

一番怪しい行動をとっている幻獣族の英雄、ラースイーエを打破するべく行動を開始したジャンヌ達。

聖霊族と、幻獣族を倒すために共闘する事にはなりましたが。先日まで戦っていた相手、家族の仇の場合もあったりして、そうやすやすと信用できる相手でもなく。

人間と聖霊とでは、戦い方も違うし連携も取りにくいというのもありますが。

故に、お互いが幻獣族を優先目標とし、お互いは争わない、というスタンスに。

 

相手の本気度を試すために、西に向かう時に最短距離だからと聖霊族の巣を突っ切る案を出すあたりバルムンクはかなり肝が据わってる。

向かう途中、どの種族の領土でもない『無主地』なんかも通っていましたが……その領域はカイが知っているよりも広大になっていて。

判らないことばかりが増えていきますねぇ。

 

そして、カイは傭兵シドと遭遇。

彼自身は他種族を滅ぼして大戦を終わらせる心積りのようですが……何かを知ってもいる様子。

深く話をする前に状況が動き出して、ラースイーエと戦う事になったりもしてました。

カイは本当に、運命のいたずらでコードホルダーを持っているだけで、事情には詳しくないんですよねぇ。

振り回されながらも、諦めず戦い続けてはいますが……事情を知りながら手を打っていた相手に翻弄されてしまった、という感じ。

 

この世界に居る二人のシド。祈子アスラソラカ以外の予言神なんていうのまでいて。

大始祖、機鋼種といった新出の要素まで出てくると。

世界輪廻の段階が進もうとしていて、中々に切羽詰まった状況で。とはいえここからどういう手を打ってもいいか判然としませんが、さて。

預言者シドを改めて調べるといっても、上書きされた世界で、どうすれば彼を調べられるんでしょうねぇ。


GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅩ(下)

ico_grade6_3h
「感謝しますわ。貴女と、貴女を送った未来の私に……!」

己は告げた。

「私が貴方を送り、貴女が私の目の前に来てくれたことで、幸いは失われずに済みましたもの!」

 
まとめて読みたくて、下巻が出るまで溜めていたんですが、溜めている間に積読の山に埋まり、そして11巻まで出てしまって慌てて発掘したという裏事情があったり。

閑話休題。

トーリを復活させるために黄泉に向かった浅間とミトツダイラ。

武蔵を失っても、武蔵勢力が衰えたわけではなく。総長連合とかは健在ですからね。

他国がそれを封じ込めに来るというのもおかしくはない。

復活までのタイムリミットがあり、追い詰められた状況であっても動き出すんだから、相変わらずとしか言いようがない。 

 

今回個人的な見どころは、佐々と前田のOda対決。

「俺達を、半端者ではなかったと、そう証明するのに付き合え、――前田・利家」。

意地を通しきった彼の姿は、本当に格好良かった。

ホライゾンの「武蔵もう一丁」では割と真面目な場面のはずなのに笑っちゃいました。

あとは、武蔵の魔女二人が落ちた先の村で聞いた、彼女たちの両親の話とかも良かったなぁ……

 

「何処にもない教導院」の過去なんかも明らかになりましたが……ミリアムが思った以上に重要キャラだったというか、そこから絡んでいたのか、みたいな。

東が出会った幽霊少女についてもネタが明かされましたが、1巻からここまでネタ仕込んであるんだから流石。

 

親子対決、衝撃の事実に押されて一度は追い込まれましたが。

この短期間でちゃんと向き合って、対策して、成長まで超えてみせるというのは親の貫録と言っていいのかなぁ。



GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅩ(中)

ico_grade6_3h

副会長:『うーん、やっぱり向井こういう場面で凄いなあ。勝率百パーだろう』

黒竹:『コラぁ――! ちょっと武蔵副会長! 何て卑怯な人選を!』

 

そして明かされる十本槍の秘密。

武蔵の特務級と似た戦闘スタイルのキャラが多かったから、まぁ、ミラーマッチがあるんだろうなぁ、とは思っていましたが。

まさかそこまで踏み込んでくるとは、という様な感じ。

未来からの否定、というあまりにも強い札に、それでも抗っていく辺りは武蔵らしい、と言いますか。

 

……帯に、めっちゃ『撃沈』って書いてあって、ある程度のオチは見えてるんですけどね!

想った以上にちゃんと撃沈したなって。解釈で誤魔化し入るかと思いましたけど、そういう事もなく。え、武蔵という移動能力なくして、この後どーすんのみたいな感じが。

 

鈴がやはり強いなぁ……

役職なしで交渉に駆り出されて、成果を上げている辺りもそうですけど。

的確に状況を呼んでるし、頼りになる相手です。トーリは大好きだけど、大奥へは踏み込まない、という判断を下してました。

鈴が好きだから、彼女の恋が報われるといいなぁ、とも思っていたので少しそこは残念。ただ、その辺りは流されるちゃんとキャラが判断してる、という感じがするので納得は出来る。作り込みがすごいなぁ、ホント。

 

追い込まれた状況で、トーリの契約、哀しむと死ぬというソレがついに成立する事となり。

……ただまぁ、黙って死なせるほど素直な連中じゃないですよね。

方法はちょっと予想の斜め上行ってましたけど。おいおい大丈夫なのか。



GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅩ(上)

ico_grade6_3h

「いえ、無理ではありません!」

立花・誾が応じた。こちらに届く声で、

「並ぶものなし! 無双の名において、無理などという限界は存在しないのです!」

『よくぞ言った!』

 

信長が本能寺の変を断行。

それでもトーリたちは、創世計画を止めて、末世を救うという目標を崩さず。

武蔵勢と羽柴勢との戦いは避け得ない状況となり。

歴史再現『伊賀越え』によって、明智勢と評されている武蔵を松平に戻そうとしてましたが。

 

歴史を動かす最終局面だって言うのに、その内実が中々ひどい(褒めてる)。

流石武蔵というか。ネシンバラの不良在庫とかをゴミとして、敵の前にばら撒くとか。

魔女たちの同人誌ばら撒くとか、確かに時間稼ぎにはなっているけど、なぜその手を選んだ、というのを普通にやってくるからな……

『ごみを捨てる大義名分を作った文書を送れ』と無茶ぶりされる大久保と、その怪文書を読まされた安土達の反応が愉快。

 

あと通神で言質を取られらくないからと役職ではなく「武蔵の八百屋」と「安土の肉屋」を名乗り交渉してる辺りはおかしすぎた。

何をしているんだお前等は……!

いい感じに温まっている武蔵勢に振り回されている竹中の言動も怪しくなってくるあたり、武蔵勢の感染力すごいよな……

あと「武蔵副会長のパターンとしては、宣戦布告が来る可能性がかなり高い」とか見込まれている正純のウォーモンガ―っぷりよ。否定できないけど。


本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部 領主の養女Ⅰ

 ico_grade6_3h

「確かに。どちらにもいかなければ争いになりませんね」

なんていい考え、と手を打った時、フェルディナンドの肩にジルヴェスターとカルステッドの手が両方からポンと置かれた。

「フェルディナンド、抜け駆けはいかんな」

 

領主の養女となる事が決まったマイン。

名をローゼマインと改め、カルステッドの娘として養育されることに。

カルステッドの妻エルヴィーラに、フェルディナンド達が事情を明かし協力を仰いでいました。

貴族らしい振る舞いが出来ていなかったマインが、図書館の鍵という褒美の為に奮起してるのは笑った。

 

本当に本が好きすぎて……けど、目的がはっきりしていた事もありますが、マインなんだかんだでスペックは優秀ですよね。

ちゃんと上級貴族らしい振る舞いを身に着けているし、仕事を割り振らればちゃんとこなすし。

本や身内が関わるとブレーキ壊れて、常識がずれているから周囲が振り回さえますけど。

 

この巻で好きなエピソードはやっぱりイタリアンレストラン辺り。

食が関わると面倒くさいエーレンフェスト首脳陣のやり取りは見ていて楽しいです。

……無茶ぶりされたベンノとギルド長は大変そうでしたけどね!

あと、フェシュピール演奏会も外せませんね。

引き受けざるを得なくなったフェルディナンドからの意趣返しと、それを受けてのマインの暴走と……この二人のやり取りが好きですねぇ。

最終的にマインが痛い目見るあたり、フェルディナンドの方がまだ上手、というか。マインの詰めが甘いですけど。




プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

アーカイブ
カテゴリー
最新コメント
記事検索