気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

★4

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?4

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「だからお前にも同じ言葉を返す」

「いつでもかかってこい」
「負けるたびお前が働く時間は長くなっていくがな」


コミカライズ4巻! 

力を求めて魔王を襲った魔術師ウォルフォレ。ザガンから魔王襲撃の罰として、ネフィの仕事補助を振り分けられて。交流を通して二人を知って行くことに。

ザガンとネフィがまだまだ初々しくて、そこにフォルが加わることで良い変化が起きていて、楽しいですねー。

 

幼女な養女となったフォルがもうかわいいのなんの。

イチオシは78Pの「ちゃんと報告した」から「ザガンにほめられた」してる2コマ。

その後の「ここにいる」なんかも良いですね。

 

子どもの扱いに慣れてないザガンですが、要所で的確な言葉をかけてて、かなり真っ直ぐ主人公してるので好感が持てますし。

まぁ魔術師として、魔王として、容赦しない時はトコトンやるのでオンオフがハッキリしてますよね。

 

同じようにまっすぐでオンオフ切り替えてるのがシャスティルですが……

彼女、敵対している魔王を擁護して聖剣没収されたり、ザガン達とフォルの関係を誤解したり、絶妙にポンコツだからなぁ……

巻末オマケ、バルバロスは見た! ……じゃなくて「◆見張り」も1Pでかなり笑えたので、凄い。



わたしの知らない、先輩の100コのこと2

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「……最高でした。ありがとうございます」

「そりゃあ、よかった。こちらこそ、ありがとう」

 

いやー相変わらず後輩ちゃんが強い。

先輩の母親とLINE交換して、来訪の許可を取り付けて先輩を驚かせるとか、順調に外堀を埋めている感じ。

なんでここまで後輩ちゃんが攻めておいて、先輩の方もそれを受け入れておいて付き合ってないんでしょうね……

 

面白いくらい後輩ちゃんがグイグイ来るので、こうTwitterとかで「グイグイ来る後輩はホラー」とか言う意見が出てくるのも頷けてしまう。

でも、質問スタートしてから日記をつけてしっかり回数カウントしてたり、日記付けてるシャーペンをハートのシールでデコってたり、好きだからアクセル全開なんだなぁ、と言うのが伝わってきていいですね。

 

自転車に乗る練習をしたり、休日も頻繁に出かけている二人。

本当、早く付き合ってしまえばいいのに。

「一日一問正直に答える」以外に、お願いを聞いてもらえる権利なんかをかけたカラオケ勝負なんかもしたりしてましたしね。それで願う事が、誕生日を祝ってほしいとかなんだからもう……

ただ、校則を変えて欲しいという願いが出たり、後輩ちゃんがラブレターをもらったりと、じりじりと変わっては居るんですよね。

正直もう答えは出ているようなものだと思いますけど、このもどかしさが癖になる感じ。

男が告白するべきって風潮嫌いだ、とは言っていましたが。わざわざ猶予をもらってるんだから、こういうべきですかね。頑張れ男の子。


鬼滅の刃19

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「必ず私は鬼を弱らせるから」

「カナヲが頸を斬ってとどめを刺してね」

 

上弦の弐と相対したカナヲと伊之助。

それぞれ優れた視覚と皮膚感覚によって、氷を吸わない使い手。

最初に来た蟲柱以外、柱の応援は来ませんでしたが、しっかり対応できる相手を導いている辺り、新当主を讃えるべきなんだろうか。

誰もが血を流しながら戦っている中で、妙手を打てたからって褒めるとかそんな状況じゃないですけどね……

 

自らと同じように術を扱える分身を創り、それを残して立ち去ろうとした上弦の弐。

しかし彼は、鬼殺隊の覚悟を侮っていた。

毒使いであった蟲柱の渾身の策。毒で弱らせて、カナヲがついに首を斬って。

なんて強いんだろう。そして、なんて悲しいんだろう。

戦い終わった二人が流した涙が、どこまでも印象的でありました。

 

その後挟まった新・上弦の四こと鳴女VS恋柱&蛇柱。

予想外にコミカルで、良い息抜きになりましたね……

空間を操る血鬼術は、直接戦闘力は低くても厄介さが高くて、面倒臭いですよね。柱2人が足止めさせられてるのは痛い。

 

上弦の壱も現れて時透が遭遇していましたが……容赦なく切断とかしてきて怖い。

身体能力に秀でた鬼が、呼吸を使って斬りかかってくるのは反則でしょう本当……

ついに風柱と岩柱の戦いぶりも描かれていましたが、時透が喰らった攻撃を経験によって回避してるのが凄い。

それでも上弦の壱の方が押してる辺り、スペックの暴力と言う感じ。
本誌も追っていて結末は知っているのですが……改めて見てもどう倒すんだこれって感じですよね……


鬼人幻燈抄 江戸編残雪酔夢

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「名は聞かん。鬼を討つのは、私の役目だ」

 

あぁ、表紙がなんて寂しく美しいのだろう。

今回もまた、カバーをとるとまた違った様相を見せてくれるのですが。

あまりにもネタバレなのでくれぐれも読了後にご確認ください。

 

江戸編が終わる、第三巻。この次の章は、幕末編と言いまして。

時代が移り変わろうとしている、激動の序章でもあるのです。

2巻で培った縁は今も続き、蕎麦屋でいつもの顔ぶれと出会う日々。平和でいいですねぇ。

甚夜の下には変わらず鬼退治の依頼が来て、闇は変わらずにあり続けるんですけど。

 

夜桜の下で夜鷹と出会い、夕暮れの中陰陽師と相対する。

新しく出会った二人はどちらも食わせ物と言いますか。飄々としていて、甚夜を上手くあしらってる感じが好きです。

夜鷹の方は「あの人」の幻に取り乱したりもするし、秘密も抱えてるし、等身大の人間っぽくていいんですよねぇ。

 

三代目も好きですけど、あの人は抱えているもの多すぎて、こう一言では表し難い。

鬼を討つ技を継いだ陰陽師としての顔や、商売人の顔があって。昏く静かに「忘れたらあかん」と忠告するし、甚夜に対して手札を隠す。

けど予想外の事があると口を開けて魅入ったりもするんですよね。見ていて飽きない人だと思います。

 

甚夜も、時に斬りたくないものを斬りながら、色々な問題に対峙して。

名を聞く習慣を身に着けた彼が、名を聞かずに立ち向かった場面が、とても痛くて悲しい。

積み上げたものが壊れて、守りたいものは守れなくて。別れを突き付けてくる。

心をグサグサ刺されるような、辛くて、それでも読んでよかったと思える不思議な読後感があります。


さよなら異世界、またきて明日 旅する絵筆とバックパック30

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「もちろん、正しい質問をするんだ」

 

異世界に召喚された少年ケースケ。

しかし、既にその世界は滅びかけていた。

人が結晶となり消え、砂と散る異変に呑まれた世界で、彼は一人、蒸気自動車で旅をしていた。

その途中で、同じく一人旅をしていたハーフエルフの少女ニトと出会って。

巡り合わせによって、彼女の探し物を手伝う事となり、二人はあらゆる問いに答えをくれるという魔女の伝承がある街を目指す。

 

あぁ、なんて綺麗な物語だったんだろう。

滅び忘れ去られる一歩手前の危うい世界で、それでも生きている人々の姿が。

出会い、語らい、そして別れる。

纏めてしまえばただそれだけなはずなのに、胸に迫るものがある。

 

滅びかけの世界で変わらず仕事をする、修理工のおじさんがいた。

連れ立って旅をする老夫婦がいた。最後に家族に会おうとした人がいた。

あるかも知れない場所を探そうとした少女がいて、人探しと嘯いて放浪していた少年がいた。

退廃した世界で、分かりやすい救いなんてなくて。だからこそ、他愛無い会話が愛おしいのだ。ニトとケースケが、あの駅で出会えて本当に良かった。

旅の中で絆を育み、足を止めた時に相手に言葉をかけてあげられる二人の関係が、とても好き。P275P305の挿絵と、その前後の会話とかいいですよね。



境界線上のホライゾンNEXT BOX 序章編

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「死を悲しめ。ただ、哀れむな。そして落ち着いたならば、その人が生き切ったことを誇れ。――そういうことだと私は思っている」

 

『境界線上のホライゾン』本編完結後の物語です。

じゃあ、本編を読んでいないと楽しめないのか、と言うとそれも違う。

冒頭に「世界観説明」、「メインキャラクター説明」、「シリーズ各巻ダイジェスト」が収録されていて、最低限の情報は把握できます。

本編では、過去の幻が浮かび上がる怪異が生じています。

そこに至るまでどんな出来事があったのか。それを振り返りながら異変を解決しようとしていくので、『ホライゾン』の入り口としてかなり適している印象。

実際コンセプトは「これから始めるホライゾン」だったみたいですしね。

……ここからホライゾン本編に戻ると、まだ弾けてないノリキとかウォーモンガーじゃない正純とかを見られるのか。それはそれで楽しそうだな……

 

それに本編は『神々のいない星で』のようにチャットノベルのような、アイコン付の会話主体で進んでいくので、読みやすいです。

電子版を購入したのですが、アイコンに色がついていて分かりやすかったですしね。

気になる方はカクヨムの方でも連載していたはずなので、そちらを確認してみるのも手です。……実はカクヨム版未読なんですよね。読みそびれている。その内読みたい。

 

過去の幻影は、ターニングポイントとなった所を繰り返し再生していて。

かつて、力を合わせ乗り越えて来た。けれど、幻影は不完全で、その時に居た人材が欠けているために、事態を解決できない。

例えば、二代と相対するときに賢姉がいない、みたいな形。

 

故に現在の彼ら彼女らが介入して、沈静化を図るわけですが。公式のIFストーリーと言いますか、ある意味強くてニューゲームと言うか。

武蔵勢が味方を増やしたり、地力を上げて来た成長の様子をしっかり見せてくれて、楽しかったです。

 

両親と本舗組推しの豊が、一番いい空気吸っているというか。本編通して一番満喫している感じがして最高でしたね。本人も途中で「私が最高に楽しいから最高です……!」とか言ってましたし。

他の過去再現においても、点蔵とメアリのやり取りが健在……というかメアリの破壊力が増してるようで、そりゃあ通神帯も盛り上がるよなぁとか。

 

まさかの世話子様のレギュラー化。しかも、割と武蔵に馴染んでるのも笑える。

失敗したときの謎のブザー音で自動人形たちがワイワイやってるのですとか、水が追い付いてこなかった二代とか。

気に入った場面を挙げて行くとキリがないくらい、変わらずのネタの宝庫で充実した一冊でありました。

 


時の夢Ⅱ no-seen flower短編総集編 感想5

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2020年2月コミティアで頒布された『時の夢Ⅱ』感想、第5弾。完結ですよ!
今回は現代パロディ「学園Babel」時空の『月の白さを知りてまどろむ』。
そして『監獄学校にて門番を』と『Unnamed Memory』のおまけと書き下ろしについてですー。
長い戦いもついに終わる……私は何と戦っていたんでしょうね……自分か。
感想は下記。続きを読む

時の夢Ⅱ no-seen flower短編総集編 感想4

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分割第四弾でーす。今回は現代パロディの『学園Babel』時空の『Unnamed Memory』、『Babel』、『Rotted-S』の感想。

そして、なんとなんと四分割してなお収まらなかったので、第五弾がありますー。なにをしているんだ。楽しかったです。

ネタバレ注意―。まぁ、パロディ時空なんでそこまで気にしなくてもって範囲ではありますが。

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賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求痛~愛弟子サヨナと今回はこのくらいで勘弁しといたるわ~

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「ご冗談を。自由には必ず責任が付き纏います。それを理解できない者に明日はありません」

 

昨今珍しいギャグを極めたライトノベル、まさかまさかの第二弾。

1巻を笑い飛ばすようなメタ・エロ・汚れ満載で、今回もキレッキレです。

酒飲める人は、アルコール入れながらゲラゲラ笑うといいと思います。

 

パターンとしては相変わらず、賢勇者の下に一癖も二癖もあるというか百癖くらいありそうな依頼人が来て、悩みを解決していく感じです。

サヨナが随分遠いところまで行ってしまったというか、あの場所に適応しきった、電撃屈指の汚れヒロインなのでは。体張りすぎサヨナちゃん。

同じくらい体張ってるのはアーデルモーデル君でしょうか。倍震の餌食になってましたし。十四話では恥も外聞もかなぐり捨ててましたが。そこまで出来るならもっと外に出よう……

 

賢勇者の住み家は危険な場所にあるので、実力者しか来れないという設定を死に設定になりますと言ったり復活させたり自由自在。

カクヨ村ナロ村も健在でしたり、かれい先生になにを書かせているんだという挿絵まで。

魔法軍の面接でも、作者さんの前作キャラが来たり葉書そのまま載せたり。

別の話では、許可取って写真まで引っ張ってきていて……P288の唐突な降臨はあまりにも卑怯。担当さん良く許可取れましたね……? 

全方位の権利とか限界とかに喧嘩を売りつつ、どっちが先に逃げるかのチキンレースでもしておいでで? 

これは惨巻を期待したい。例によって予定は未定かつ、今回で完結と言い切っておられますけれど。

魔王軍に作者含みとはいえ8通も応募が集まるんですから、えぇ、多分求めてる読者はいますよきっと。



魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 10

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「では、やるぞ。あれは俺たちの命を懸けて倒すべき敵だ」

 

大きい風呂が欲しい、というリリスからの要望と、部下の慰労、直近の配下たちの状況等を踏まえて、大浴場を建設する事を決めたザガン。

いやぁ、相変わらずの行動力と言いますか。なんで魔王が風呂工事してんの……? ザガン自身は生まれもあって、あまりそう言った生活習慣に興味がなく、リリス筆頭に配下たちから意見を聞いて、できるだけいいものを作ろうとしてる辺りは凄い。

生活に直結している分、以前の釣り竿よりは活用できる範囲広いよ! いや、あの釣り竿も使えはするんだろうけど、ザガンの拠点森の中じゃないですか……

 

黒花とラーファエル、ネフィとオリアスの事情。黒花とシャックス、ネフィとザガンの関係。そうした、ちょっとこじれかけていた問題を、見事に溶かしたといいますか。

先を見ればきりはないんでしょうけど、ザガン達の陣営がまた一つ幸せに近づいたような気がして、心温まるエピソードが多かったですね。

 

ただ、穏やかなばかりで済むはずもなく。

ビフロンスとシアカーンの同盟は、更なる一手を打つために、もう一つ魔王の刻印を求め始めるし。

ザガンが探し求めていた、マルク絡みの情報やザガンの両親に纏わる話なんかも漏れ聞こえて来て。まだまだ断片的で、全体像は見えませんが……

 

最長老と呼ばれた、前魔王のマルコシアスが関与した戦いの規模の大きさに震える。

ついに姿を現した敵の姿と、ザガンの領地に懲りずに踏み込んできたビフロンスが残した言葉が、不穏で仕方がない。

一番衝撃を受けたのは最後の挿絵があった場面ですけどね。正直途中から怪しいとは思っていましたけど、本当にやるとは……容赦ないですね。

『この先の戦い』とは何を意味するのか。ザガンは、配下たちを守れるのか。彼の活躍に期待したい。

 


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ちゃか

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