「他の男にやりたくなかったから、迎えに来たんだ」
ドイルがその才能を広く知らしめる回。
読み放題だと1~3巻が対象なんですが、正道を往くと誓った彼の行いが認められる一つの区切りが描かれるので、施策として正しいくくりですね。
……そもそも2巻までだと、合宿途中も途中ですからね! あそこで終わってたら生殺しも良い所ですよ。
魔獣の数が多いなど、異変を感じ取っていたドイル達。
深部に近づいているからかと思っていた所、他の魔獣を従える魔王と称される存在を察知して。
非戦闘員を連れて逃げ切れる状況ではなく、敵に近づくとしても、森に散らばってる教師の下へ向かう事を選んで。
結果としては最良の判断になったように思います。先生方でも協力すれば、倒すことも可能みたいですが。ドイルほど鮮やかに、手早く始末する事は出来なかったでしょうから。
その功績故に、新しい縁なんかにも恵まれてましたしね。
ドイルの祖父と同じく四英傑に数えられる魔術師、セルリー。曲者っぽいというか、彼に気に入られるとは、可哀想な……みたいな雰囲気がありますが。
正道を往くと誓ったからには、認められるに越したことはありませんからねぇ。頑張れドイル。
隣国からの干渉で、婚約者が攫われるなんて事態も起きていましたが。
即座に行動を起こして取り返しているんだから、もう……
スペック高すぎて、大抵の判定には成功するTRPGのPCを見ている気分だな……
婚約者との久しぶりの再会が、とんだ修羅場になってましたが。二人が幸せそうだったからいいんじゃないかな……